和田旋回橋
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和田旋回橋(わだせんかいきょう)は、兵庫県神戸市兵庫区の西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線(和田岬線)の鉄道橋である。
概要
[編集]和田岬線の兵庫駅と和田岬駅との間で兵庫運河を渡る橋長15.5 mの橋梁であり、旋回式可動橋が特徴である。
もともとは山陽鉄道が建設した、日本最古かつ最初の鉄道可動橋[1]であるが、現在は回転機構がすべて撤去され固定されている。
2021年(令和3年)9月28日に土木学会選奨土木遺産に認定された[2][3]。
諸元
[編集]- 種別 - 鋼鉄道橋
- 形式 - 上路式プレートガーダー[4]
- 橋長 - 15.5 m
- 径間数 - 2
- 支間 - 7.7 m
- 線数 - 単線
- 活荷重 -
- 竣工 - 1899年(明治32年)12月
- 施主 - 兵庫運河株式会社
- 橋梁設計 -
- 橋桁製作 -
脚注
[編集]- ^ 和田旋回橋(鋼橋技術研究会)
- ^ “令和三年度土木学会選奨土木遺産が決まりました”. 土木学会 (2021年9月28日). 2021年9月28日閲覧。
- ^ “令和三年度 土木学会選奨土木遺産 一覧”. 土木学会 (2021年9月28日). 2021年9月28日閲覧。
- ^ イギリス式プレートガーダーであり、補剛材の上下端が湾曲している。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 歴史的鋼橋 和田旋回橋(土木学会) — 橋に関する詳細なデータがある。
座標: 北緯34度39分36.9秒 東経135度10分1.6秒 / 北緯34.660250度 東経135.167111度