「林芳正」の版間の差分
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{{別人|x1=自動車エンジニアの|林義正}} |
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{{存命人物の出典明記|date=2022年3月25日 (金) 11:01 (UTC)}} |
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{{政治家 |
{{政治家 |
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| 人名 = 林 芳正 |
| 人名 = 林 芳正 |
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| 各国語表記 = はやし よしまさ |
| 各国語表記 = はやし よしまさ |
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| 画像説明 = [[内閣広報室]]より公表された肖像<br |
| 画像説明 = [[内閣広報室]]より公表された肖像<br>([[2024年]] 撮影) |
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| 国略称 = {{JPN}} |
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| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1961|1|19}} |
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| 没年月日 = |
| 没年月日 = |
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| 死没地 = |
| 死没地 = |
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| 出身校 = |
| 出身校 = [[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学法学部]]卒業<br>[[ハーバード大学]][[ケネディ・スクール]]修了 |
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| 前職 = [[三井物産]]従業員<br |
| 前職 = [[三井物産]]・[[サンデン交通]]・[[山口合同ガス]]従業員<br>[[林義郎]]衆議院議員[[国会議員政策担当秘書|政策担当秘書]] |
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| 現職 = |
| 現職 = |
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| 所属政党 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]([[宏池会|岸田派]]) |
| 所属政党 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]([[宏池会|加藤派]]→[[新財政研究会|古賀派]]→[[宏池政策研究会|岸田派]]<ref>古賀派・谷垣派の再合流後</ref>→無派閥) |
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| 称号・勲章 = [[学士(法学)|法学士]](東京大学・[[1984年]])<br>[[公共経営修士(専門職)|MPA]](ハーバード大学・[[1994年]]) |
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| 称号 = |
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| 親族(政治家) = 高祖父・[[林平四郎]](衆議院議員)<br />祖父・[[林佳介]](衆議院議員)<br />父・[[林義郎]](衆議院議員)<br />義叔父・[[広瀬勝貞]](大分県知事) |
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| 配偶者 = |
| 配偶者 = |
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| 子女 = |
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| 親族(政治家) = 高祖父・[[林平四郎]](元[[貴族院 (日本)|貴族院議員]]、元衆議院議員)<br>祖父・[[林佳介]](元衆議院議員)<br>父・[[林義郎]](元衆議院議員)<br>義叔父・[[広瀬勝貞]](元[[大分県知事一覧|大分県知事]])<br>従弟・[[広瀬建]](衆議院議員)<br>曽祖父・[[俵田明]]([[UBE (企業)|宇部興産]]創設者) |
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| ウェブサイト = http://www.yoshimasa.com/ |
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| サイン = Yoshimasa Hayashi signature.svg |
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| サイトタイトル = 林芳正 衆議院議員<平成デモクラシー> |
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| ウェブサイト = https://www.yoshimasa.com/ |
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| サイトタイトル = 林芳正 衆議院議員 |
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| 国旗 = JPN |
| 国旗 = JPN |
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| 職名 = 第 |
| 職名 = 第87-89代 [[内閣官房長官]] |
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<br>[[沖縄の米軍基地|沖縄基地負担軽減担当大臣]]<br>[[拉致問題対策本部#拉致問題担当大臣|拉致問題担当大臣]] |
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| 内閣 = [[第2次岸田内閣]]<br />[[第2次岸田内閣 (改造)|第2次岸田改造内閣]] |
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| 内閣 = [[第2次岸田内閣 (第2次改造)|第2次岸田第2次改造内閣]]<br/>[[第1次石破内閣]]<br>[[第2次石破内閣]] |
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| 就任日 = [[2021年]][[11月10日]] |
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| 就任日 = [[2023年]][[12月14日]] |
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| 退任日 = 現職 |
| 退任日 = 現職 |
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| 国旗2 = JPN |
| 国旗2 = JPN |
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| 職名2 = 第 |
| 職名2 = 第151代 [[外務大臣 (日本)|外務大臣]] |
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| 内閣2 = [[第 |
| 内閣2 = [[第2次岸田内閣]]<br>[[第2次岸田内閣 (第1次改造)|第2次岸田第1次改造内閣]] |
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| 就任日2 = [[ |
| 就任日2 = [[2021年]][[11月10日]] |
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| 退任日2 = [[ |
| 退任日2 = [[2023年]][[9月13日]] |
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| 国旗3 = JPN |
| 国旗3 = JPN |
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| 職名3 = 第 |
| 職名3 = 第22-23代 [[文部科学大臣]]<br>[[教育再生実行会議#教育再生担当大臣|教育再生担当大臣]] |
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| 内閣3 = [[第 |
| 内閣3 = [[第3次安倍内閣 (第3次改造)|第3次安倍第3次改造内閣]]<br>[[第4次安倍内閣]] |
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| 就任日3 = [[2017年]][[8月3日]]<ref name="官報号外特15">{{Cite press release|和書|title=官報 平成29年特別号外第15号1頁 人事異動 内閣|publisher=[[国立印刷局]]|date=2017-08-03}}</ref> |
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| 就任日3 = [[2012年]][[12月26日]] - [[2014年]][[9月3日]]<hr />[[2015年]][[2月23日]] |
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| 退任日3 = [[2018年]][[10月2日]]<ref name="官報号外特27">{{Cite press release|和書|title=官報 平成30年特別号外第27号1頁 人事異動 内閣|publisher=国立印刷局|date=2018-10-02}}</ref> |
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| 退任日3 = 2015年[[10月7日]] |
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| 国旗4 = JPN |
| 国旗4 = JPN |
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| 職名4 = 第54・57代 [[農林水産大臣]] |
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| 職名4 = [[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|内閣府特命担当大臣(経済財政政策)]] |
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| 内閣4 = [[ |
| 内閣4 = [[第2次安倍内閣]]<hr>[[第3次安倍内閣]] |
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| 就任日4 = [[ |
| 就任日4 = [[2012年]][[12月26日]] - [[2014年]][[9月3日]]<hr>[[2015年]][[2月23日]] |
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| 退任日4 = |
| 退任日4 = 2015年[[10月7日]] |
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| 国旗5 = JPN |
| 国旗5 = JPN |
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| 職名5 = [[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|内閣府特命担当大臣(経済財政政策)]] |
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| 職名5 = 第5代 [[防衛大臣]] |
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| 内閣5 = [[ |
| 内閣5 = [[麻生内閣]] |
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| 就任日5 = [[ |
| 就任日5 = [[2009年]][[7月2日]] |
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| 退任日5 = |
| 退任日5 = 2009年[[9月16日]] |
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| 国旗6 = JPN |
| 国旗6 = JPN |
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| その他職歴1 = 第5代 [[防衛大臣]] |
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| その他職歴1 = [[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]] <br />'''[[山口県第3区|山口3区]] <br/>当選回数 1回''' '' '' |
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| 就任日6 = [[福田康夫内閣 (改造)|福田康夫改造内閣]])<br>([[2008年]][[8月2日]] |
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| 就任日6 = 2021年[[11月3日]]<ref>令和3年11月3日山口県選挙管理委員会告示第88号(衆議院小選挙区選出議員選挙において当選人となった者の住所及び氏名並びに当該当選人となった者に係る候補者届出政党の名称)</ref> |
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| 退任日6 = |
| 退任日6 = 2008年[[9月24日]] |
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| 国旗7 = JPN |
| 国旗7 = JPN |
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| その他職歴2 = [[日本の国会議員# |
| その他職歴2 = [[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]<br>'''[[山口県第3区|山口3区]]<br>当選回数 2回''' '' '' |
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| 就任日7 = 2021年[[11月3日]]<ref>令和3年11月3日山口県選挙管理委員会告示第88号(衆議院小選挙区選出議員選挙において当選人となった者の住所及び氏名並びに当該当選人となった者に係る候補者届出政党の名称)</ref> |
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| 就任日7 = [[1995年]][[7月]] |
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| 退任日7 = |
| 退任日7 = 現職 |
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| 国旗8 = JPN |
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| その他職歴3 = [[日本の国会議員#参議院議員|参議院議員]]<br>'''[[山口県選挙区]]<br>当選回数 5回''' '' '' |
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| 就任日8 = [[1995年]][[7月]] |
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| 退任日8 = 2021年[[8月16日]] |
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'''林 芳正'''(はやし よしまさ、[[1961年]] |
'''林 芳正'''(はやし よしまさ、[[1961年]]〈[[昭和]]36年〉[[1月19日]]<ref name="外務大臣略歴">{{Cite web|和書|url=https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/gaisho/hayashi/ryakureki.html|title=林芳正外務大臣略歴|date=2022-08-10|accessdate=2022-09-10|publisher=外務省}}</ref> - )は、[[日本]]の[[政治家]]。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]所属の[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]](2期)。[[内閣官房長官]](第[[第1次石破内閣|88]]・[[第2次石破内閣|89]]代)、[[沖縄の米軍基地|沖縄基地負担軽減担当大臣]]、[[拉致問題対策本部#拉致問題担当大臣|拉致問題担当大臣]]。[[内閣総理大臣臨時代理|内閣総理大臣臨時代理就任順位]]第1位。 |
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[[文部科学大臣]](第[[第3次安倍内閣 (第3次改造)|22]]・[[第4次安倍内閣|23]]代)、[[農林水産大臣]](第[[第2次安倍内閣| |
[[内閣官房長官]]([[第2次岸田第2次改造内閣|第87代]])、[[沖縄の米軍基地|沖縄基地負担軽減担当大臣]]・[[拉致問題対策本部#拉致問題担当大臣|拉致問題担当大臣]]([[第2次岸田内閣 (第2次改造)|第2次岸田第2次改造内閣]])、[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]([[第2次岸田内閣|第151代]])、[[文部科学大臣]](第[[第3次安倍内閣 (第3次改造)|22]]・[[第4次安倍内閣|23]]代)、[[農林水産大臣]](第[[第2次安倍内閣|54]]・[[第3次安倍内閣|57]]代)、[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|内閣府特命担当大臣(経済財政政策)]]([[麻生内閣]])、[[防衛大臣]](第[[福田康夫内閣 (改造)|5]]代)、[[内閣府副大臣]]([[第1次安倍内閣]])、[[大蔵省|大蔵]][[政務次官]]([[小渕内閣 (第2次改造)|小渕第2次改造内閣]])、[[参議院#憲法審査会|参議院憲法審査会]]会長、[[参議院]][[環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会|環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員長]]、同[[外交防衛委員会|外交防衛委員長]]、[[日本の国会議員#参議院議員|参議院議員]](5期)、自由民主党知的財産戦略調査会会長、同経済成長戦略本部座長、同[[自由民主党税制調査会|税制調査会]]小委員長代理、同IT戦略特別委員会委員長、同税制調査会副会長、同[[自由民主党政務調査会|政務調査会]]会長代理、同参議院政策審議会会長、同[[自由民主党行政改革推進本部|行政改革推進本部]]事務局長、同参議院副幹事長を歴任した<ref name="外務大臣略歴"/><ref>{{Cite news|url=https://www.jiji.com/sp/giin?d=78f2b1770a6ac6397ab64cd50db9dc0a&c=san|title=国会議員情報 林 芳正(はやし よしまさ)|accessdate=2022-09-10|newspaper=時事ドットコム|publisher=[[時事通信社]]}}</ref>。 |
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[[学位]]は[[公共経営修士(専門職)|MPA]]([[ハーバード大学]]・[[1994年]])<ref>MC/MPA (Mid-Career Master in Public Administration) 1994.</ref><ref>{{Cite book|洋書|title=Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory|date=|year=1998|publisher=Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.|page=344 }}</ref>。 |
[[学位]]は[[公共経営修士(専門職)|MPA]]([[ハーバード大学]]・[[1994年]])<ref>MC/MPA (Mid-Career Master in Public Administration) 1994.</ref><ref>{{Cite book|洋書|title=Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory|date=|year=1998|publisher=Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.|page=344 }}</ref>。 |
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== 概説 == |
== 概説 == |
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{{出典の明記|date=2015年12月|section=1}} |
{{出典の明記| date = 2015年12月| section = 1}} |
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[[三井物産]]、[[サンデン交通]]、[[山口合同ガス]]を経て政治家秘書となり、[[第17回参議院議員通常選挙]]で初当選を果たし政界に入る。[[小渕第2次改造内閣]]と[[第1次森内閣]]では[[大蔵政務次官]]を務め、[[第1次安倍内閣]]では[[内閣府副大臣]]を務めたほか、[[参議院]]では[[外交防衛委員会|外交防衛委員長]]や[[政府開発援助等に関する特別委員会|政府開発援助等に関する特別委員長]]などを務めた。また、自由民主党においては、[[参議院議員団|参議院議員副会長]]、[[自由民主党政務調査会|政務調査会長代理]]、外交経済連携調査会長など要職を歴任した。[[福田康夫内閣 (改造)|福田康夫改造内閣]]においては[[防衛大臣]]、[[麻生内閣]]においては[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)]]、[[第2次安倍内閣]]では[[農林水産大臣]]を務めるなど[[国務大臣|閣僚]]を歴任し、[[第3次安倍内閣]]では[[西川公也]]の辞任により農林水産大臣に再登板することになった。[[厚生省#歴代大臣|厚生大臣]]、[[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]を務めた元[[日本の国会議員|衆議院議員]]の[[林義郎]]は父。高祖父の[[林平四郎]]、祖父の[[林佳介]]もそれぞれ[[衆議院議員]]を務めた。[[大分県知事]]の[[広瀬勝貞]]は義理の叔父にあたる。 |
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[[三井物産]]、[[サンデン交通]]、[[山口合同ガス]]を経て父親の政策担当秘書となり、[[第17回参議院議員通常選挙]]で初当選を果たす。[[小渕第2次改造内閣]]と[[第1次森内閣]]では[[大蔵政務次官]]を務め、[[第1次安倍内閣]]では[[内閣府副大臣]]を務めたほか、[[参議院]]では[[外交防衛委員会|外交防衛委員長]]や[[政府開発援助等に関する特別委員会|政府開発援助等に関する特別委員長]]などを務めた。また、自由民主党においては、[[参議院議員団|参議院議員副会長]]、[[自由民主党政務調査会|政務調査会長代理]]、外交経済連携調査会長など要職を歴任した。[[福田康夫内閣 (改造)|福田康夫改造内閣]]においては[[防衛大臣]]、[[麻生内閣]]においては[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)]]、[[第2次安倍内閣]]では[[農林水産大臣]]を務めるなど[[国務大臣|閣僚]]を歴任し、[[第3次安倍内閣]]では[[西川公也]]の辞任により農林水産大臣に再登板することになった。[[厚生省#歴代大臣|厚生大臣]]、[[財務大臣 (日本)|大蔵大臣]]を務めた元[[日本の国会議員|衆議院議員]]の[[林義郎]]は父。高祖父の[[林平四郎]]、祖父の[[林佳介]]もそれぞれ[[衆議院議員]]を務めた。[[大分県知事]]の[[広瀬勝貞]]は義理の叔父にあたる。 |
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== 来歴 == |
== 来歴 == |
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=== 生い立ち === |
=== 生い立ち === |
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[[経済産業省|通産]][[官僚]]である父・[[林義郎]](山口県下関市出身)、母・万里子(山口県[[宇部市]]出身)の長男<ref name="profile"> |
[[経済産業省|通産]][[官僚]]である父・[[林義郎]](山口県下関市出身)、母・万里子(山口県[[宇部市]]出身)の長男<ref name="profile">{{Cite web |title=プロフィール {{!}} 林芳正 衆議院議員 - 林芳正 衆議院議員 |url=https://www.yoshimasa.com/profile/ |access-date=2024-11-18 |language=ja |last=林芳正事務所}}</ref>として、東京都で生まれる。[[1969年]]、父・義郎が[[第32回衆議院議員総選挙]]に[[山口県第1区 (中選挙区)|旧山口1区]]から立候補することに伴い、一家で[[山口県]][[下関市]]へ転居し、[[下関市立文関小学校]]に転入<ref name="profile"/>。[[1973年]]に下関市立文関小学校を、[[1976年]]に[[下関市立日新中学校]]を卒業。[[1979年]]、[[山口県立下関西高等学校|県立下関西高校]]を卒業した<ref name="外務大臣略歴"/>。[[1984年]]、[[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学法学部]]第2類([[公法]]コース)<ref name="東大人名録 第2部">『東大人名録 第2部』1989年発行、688ページ</ref>を卒業<ref name="profile"/><ref name="kantei">{{Cite web |title=「内閣府特命担当大臣(経済財政政策)」『内閣府特命担当大臣(経済財政政策)』内閣官房内閣広報室 |url=https://web.archive.org/web/20090807042849/https://www.kantei.go.jp/jp/asodaijin/080924/26hayashi_y.html |website=web.archive.org |date=2009-08-07 |access-date=2024-11-18}}</ref>。 |
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1984年、[[三井物産]]に入社<ref name="外務大臣略歴"/>。[[商社]]内では、物資部[[タバコ]]課に配属された<ref>「国会議員の仕事 - 職業としての政治」中公新書</ref>。[[1989年]]に同社退社、林家のファミリー企業である[[サンデン交通]]に入社、同社社長秘書を務める<ref name="profile"/>。[[1990年]]に同社退社、[[山口合同ガス]]に入社<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[1991年]]4月、[[アメリカ合衆国]]の[[ハーバード大学]]大学院に入学(身分は「特別研究生」)<ref name="profile"/>。[[1992年]]9月、ハーバード大学[[ケネディスクール]]に入学<ref name="profile"/>。また、1991年9月より[[アメリカ合衆国下院|米下院議員]]スティーブ・ニール([[:en:Stephen L. Neal|Stephen Neal]])の銀行委員会スタッフを務めた。1991年11月に退職し、[[アメリカ合衆国上院|米上院議員]]ウィリアム・ロス([[:en:William V. Roth Jr.|William Roth]])の国際問題アシスタントを務めた |
1984年、[[三井物産]]に入社<ref name="外務大臣略歴"/>。[[商社]]内では、物資部[[タバコ]]課に配属された<ref>「国会議員の仕事 - 職業としての政治」中公新書</ref>。[[1989年]]に同社退社、林家のファミリー企業である[[サンデン交通]]に入社、同社社長秘書を務める<ref name="profile"/>。[[1990年]]に同社退社、[[山口合同ガス]]に入社<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[1991年]]4月、[[アメリカ合衆国]]の[[ハーバード大学]]大学院に入学(身分は「特別研究生」)<ref name="profile"/>。[[1992年]]9月、ハーバード大学[[ケネディ・スクール]]に入学<ref name="profile"/>。また、1991年9月より[[アメリカ合衆国下院|米下院議員]]スティーブ・ニール([[:en:Stephen L. Neal|Stephen Neal]])の銀行委員会スタッフを務めた。1991年11月に退職し、[[アメリカ合衆国上院|米上院議員]]ウィリアム・ロス([[:en:William V. Roth Jr.|William Roth]])の国際問題アシスタントを務めた<ref name="profile"/>。 |
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1992年12月、父・義郎が[[宮澤内閣 (改造)|宮澤改造内閣]]にて[[財務大臣 (日本)|大蔵大臣]]に就任したため、大学院休学。帰国し、大臣秘書官を務める<ref name="profile"/>。[[1993年]]、[[国会議員政策担当秘書]]資格試験に合格<ref name="profile"/>。同年8月、義郎は大蔵大臣を退任。 |
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=== 政治家として === |
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[[ファイル:Yoshimasa Hayashi Tom Schieffer and Edward A Rice Jr 20080812.jpg|thumb|left|200px|[[2008年]][[8月12日]]、[[駐日アメリカ合衆国大使]][[ジョン・トーマス・シーファー]](右から2人目)、[[在日米軍]][[司令官]][[:en:Edward A. Rice, Jr.|エドワード・A・ライス・ジュニア]](右から1人目)と]] |
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[[ファイル:Yoshimasa Hayashi.png|thumb|200px|[[2011年]][[5月]]、[[ザンクトガレン大学]]にて]] |
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[[ファイル:Hayashi Yoshimasa 2012.jpg|thumb|200px|[[2012年]][[9月16日]]、[[2012年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]の街頭演説にて]] |
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[[ファイル:Presidential election speech of the Liberal Democratic Party in Nagano.jpg|thumb|left|200px|[[2012年]][[9月16日]]、[[2012年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]の街頭演説にて[[石原伸晃]](左から2人目)、[[町村信孝]](左から3人目)、[[石破茂]](左から4人目)、[[安倍晋三]](左から5人目)と]] |
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[[File:Yoshimasa Hayashi 20170803.jpg|thumb|左|180px|[[内閣広報室]]より公表された肖像]] |
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[[1995年]]、[[第17回参議院議員通常選挙]]に[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]公認で[[山口県選挙区]]から立候補し、初当選<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2001年]]7月、[[第19回参議院議員通常選挙]]で再選<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2007年]]、[[第21回参議院議員通常選挙]]では、自由民主党に逆風が吹く中、山口県選挙区で[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[戸倉多香子]]を大差で破り、3選<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2012年]]8月、次期衆議院議員総選挙での[[山口県第3区|山口3区]]からの立候補を検討するも、既に現職議員である[[河村建夫]]がいるために断念<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20120827k0000m010052000c.html 自民党:林芳正氏、衆院山口3区へのくら替え断念 毎日新聞 2012年8月26日]{{リンク切れ|date=2017年10月}}</ref>。[[2013年]]、[[第23回参議院議員通常選挙]]では、現職大臣として選挙に臨み、民主党からの立候補はなく、圧倒的な得票数で4選。[[2019年]]、[[第25回参議院議員通常選挙]]では、[[国民民主党 (日本 2018)|国民民主党]]の[[大内一也]]らを大差で破り、5選。 |
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[[1994年]]2月、ケネディスクールに復学し、[[1994年]]6月に修了<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。同年8月、義郎の政策担当秘書となる<ref name="profile"/>。 |
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その間、参議院や内閣の公職を多く歴任している。[[1999年]]10月、[[小渕内閣 (第2次改造)|小渕第2次改造内閣]]で[[大蔵政務次官]](主に[[参議院]]答弁の担当<ref>[https://web.archive.org/web/19990221105439/http://www.mof.go.jp/kaiken/kaiken.htm 宮澤大蔵大臣初閣議後記者会見の概要(平成11年10月5日(火))] [[大蔵省]]ホームページ</ref>)に任命される<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2004年]]10月、参議院[[外交防衛委員会|外交防衛委員長]]に就任<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2006年]]、[[第1次安倍内閣]]では[[内閣府副大臣]]に任命された<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。 |
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=== 参議院議員に初当選 === |
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[[2008年]]8月、[[福田康夫改造内閣]]で[[防衛大臣]]に就任し初入閣を果たしたが<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>、[[福田康夫]]首相の突然の辞任に伴い、1ヶ月あまりで退任した。[[2009年]]7月には、[[麻生内閣]]で[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|内閣府特命担当大臣(経済財政政策)]]に就任。これは、[[中川昭一]]の辞任により[[財務大臣]]、[[内閣府特命担当大臣(金融担当)|内閣府特命担当大臣(金融)]]、[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|内閣府特命担当大臣(経済財政政策)]]を兼務していた[[与謝野馨]]の兼任を解くために行われた補充人事(同時に、[[鳩山邦夫]]の辞任により[[総務大臣]]、[[国家公安委員会委員長]]を兼務していた[[佐藤勉]]の兼任を解くために、[[林幹雄]]が入閣した)であった<ref name="profile"/>。[[2009年]]8月、[[第45回衆議院議員総選挙]]での自民党惨敗、[[野党]]転落に伴う[[麻生内閣]][[総辞職]]により、今度も在任期間は短命となり2ヶ月程での退任となった。 |
|||
[[1994年]]8月11日、[[衆議院議員選挙区画定審議会]]は、[[政治改革四法]]における「小選挙区300・比例代表200」の具体的な区割り案を[[村山富市]]首相に勧告<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.secj.jp/s_library/seiji_chronology_2.html | title= 政治改革の軌跡 1993年~1994年 |website=21世紀臨調オフィシャルホームページ |publisher= [[新しい日本をつくる国民会議]] | date= | accessdate = 2021-12-21 }}</ref>。旧山口1区は[[山口県第3区|山口3区]]と[[山口県第4区|山口4区]]に分けられ、3区は[[河村建夫]]、4区は安倍が公認候補となり、林義郎は[[比例中国ブロック]]への転出を余儀なくされた。 |
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これを受けて[[1995年]]7月の[[第17回参議院議員通常選挙]]に[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]公認で[[山口県選挙区]]から立候補し、無所属・現職の[[山田健一]]らを破り初当選した<ref>{{Cite web|和書|author=泉宏|authorlink=泉宏|url=https://toyokeizai.net/articles/-/442168 | title=林氏出馬で勃発、「二階vs岸田」代理戦の複雑怪奇 現職・河村建夫元官房長官と保守分裂選挙へ | publisher=東洋経済オンライン |date=2021-07-21 | accessdate=2022-12-17 }}</ref><ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2001年]]7月、[[第19回参議院議員通常選挙]]で再選<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2007年]]、[[第21回参議院議員通常選挙]]では、自由民主党に逆風が吹く中、山口県選挙区で[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[戸倉多香子]]を大差で破り、3選<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2012年]]8月、次期衆議院議員総選挙での[[山口県第3区|山口3区]]からの立候補を検討するも、既に現職議員である[[河村建夫]]がいるために断念<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20120827k0000m010052000c.html 自民党:林芳正氏、衆院山口3区へのくら替え断念 毎日新聞 2012年8月26日]{{リンク切れ|date=2017年10月}}</ref>。[[2013年]]、[[第23回参議院議員通常選挙]]では、現職大臣として選挙に臨み、民主党からの立候補はなく、圧倒的な得票数で4選。[[2019年]]、[[第25回参議院議員通常選挙]]では、[[国民民主党 (日本 2018)|国民民主党]]の[[大内一也]]らを大差で破り、5選。 |
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その間、参議院や内閣の公職を多く歴任している。[[1999年]]10月、[[小渕内閣 (第2次改造)|小渕第2次改造内閣]]で[[大蔵政務次官]](主に[[参議院]]答弁の担当<ref>{{Cite web |title=記者会見 |url=https://web.archive.org/web/19990221105439/http://www.mof.go.jp/kaiken/kaiken.htm |website=web.archive.org |date=1999-02-21 |access-date=2024-11-18}}</ref>)に任命される<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2004年]]10月、参議院[[外交防衛委員会|外交防衛委員長]]に就任<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。[[2006年]]、[[第1次安倍内閣]]では[[内閣府副大臣]]に任命された<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>。 |
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[[ファイル:Yoshimasa Hayashi 20080802.jpg|サムネイル|2008年、防衛相として入閣時の記者会見にて]] |
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[[2008年]]8月、[[福田康夫改造内閣]]で[[防衛大臣]]に就任し初入閣を果たしたが<ref name="profile"/><ref name="kantei"/>、[[福田康夫]]首相の突然の辞任に伴い、1ヶ月あまりで退任した。[[2009年]]7月には、[[麻生内閣]]で[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|内閣府特命担当大臣(経済財政政策)]]に就任。これは、[[中川昭一]]の辞任により[[財務大臣 (日本)|財務大臣]]、[[内閣府特命担当大臣(金融担当)|内閣府特命担当大臣(金融)]]、[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|内閣府特命担当大臣(経済財政政策)]]を兼務していた[[与謝野馨]]の兼任を解くために行われた補充人事(同時に、[[鳩山邦夫]]の辞任により[[総務大臣]]、[[国家公安委員会委員長]]を兼務していた[[佐藤勉]]の兼任を解くために、[[林幹雄]]が入閣した)であった<ref name="profile"/>。[[2009年]]8月、[[第45回衆議院議員総選挙]]での自民党惨敗、[[野党]]転落に伴う[[麻生内閣]][[総辞職]]により、今度も在任期間は短命となり2ヶ月程での退任となった。 |
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また、党においては、[[2009年]]9月、[[谷垣禎一]][[自由民主党総裁]]の下で[[自由民主党政務調査会|政務調査会長代理]]・参議院政策審議会長に就任<ref name="profile"/>。[[2010年]]、[[中曽根弘文]]の参議院議員会長就任に伴い、参議院議員副会長に昇格<ref name="profile"/>。同年9月、政調会長代理に留任するとともに、[[自由民主党シャドウ・キャビネット|党シャドウ・キャビネット]]では財務金融部会長として「影の財務大臣」に就任。[[2011年]][[9月21日]]、党人事に関する中曽根への不満から、参議院議員副会長の辞表を提出。中曽根は辞表を受理せず、林を慰留する方針を取った<ref>{{Cite news | url = http://www.asahi.com/politics/update/0921/TKY201109210666.html | title = 林芳正・参院自民副会長が辞表 幹事長人事めぐり反発 | newspaper = [[朝日新聞]] | date = 2011-09-21 | accessdate = 2012-05-15 }}</ref><ref>{{Cite news |
また、党においては、[[2009年]]9月、[[谷垣禎一]][[自由民主党総裁]]の下で[[自由民主党政務調査会|政務調査会長代理]]・参議院政策審議会長に就任<ref name="profile"/>。[[2010年]]、[[中曽根弘文]]の参議院議員会長就任に伴い、参議院議員副会長に昇格<ref name="profile"/>。同年9月、政調会長代理に留任するとともに、[[自由民主党シャドウ・キャビネット|党シャドウ・キャビネット]]では財務金融部会長として「影の財務大臣」に就任。[[2011年]][[9月21日]]、党人事に関する中曽根への不満から、参議院議員副会長の辞表を提出。中曽根は辞表を受理せず、林を慰留する方針を取った<ref>{{Cite news | url = http://www.asahi.com/politics/update/0921/TKY201109210666.html | title = 林芳正・参院自民副会長が辞表 幹事長人事めぐり反発 | newspaper = [[朝日新聞]] | date = 2011-09-21 | accessdate = 2012-05-15 }}</ref><ref>{{Cite news |
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| url = http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/09/22/kiji/K20110922001670690.html | title = 党運営に不満…自民・林参院副会長が辞表 | newspaper = [[スポーツニッポン]] | date = 2011-09-22 | accessdate = 2012-05-15 }}</ref>。なお、当初[[小坂憲次]]参議院幹事長、[[山本一太]]参議院政策審議会長の続投を模索していた中曽根は党内の反発を受け、一旦参議院幹事長を[[鴻池祥肇]]に交代させる人事案を諮ったが否決されたため、参議院幹事長に[[溝手顕正]]、参議院政策審議会長に[[岩城光英]]を起用する新たな人事案を提示して了承され、林も辞表を取り下げた |
| url = https://web.archive.org/web/20110926043904/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/09/22/kiji/K20110922001670690.html | title = 党運営に不満…自民・林参院副会長が辞表 | newspaper = [[スポーツニッポン]] | date = 2011-09-22 | accessdate = 2012-05-15 }}</ref>。なお、当初[[小坂憲次]]参議院幹事長、[[山本一太]]参議院政策審議会長の続投を模索していた中曽根は党内の反発を受け、一旦参議院幹事長を[[鴻池祥肇]]に交代させる人事案を諮ったが否決されたため、参議院幹事長に[[溝手顕正]]、参議院政策審議会長に[[岩城光英]]を起用する新たな人事案を提示して了承され、林も辞表を取り下げた。 |
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=== 自民党 |
=== 自民党総裁選に出馬 === |
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[[2012年]]9月、[[2012年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]に立候補した<ref>{{Cite news | url = http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091400240 | title = 自民総裁選、5氏が立候補=政権枠組み争点-決選にらみ激戦・26日投開票 | newspaper = 時事ドットコム | publisher = [[時事通信社]] | date = 2012-09-14 |accessdate = 2012-09-14 }}</ref>。[[1972年]]に総裁選挙に推薦人制度が導入されて以降、参院議員が立候補したのは初めてであった。[[2009年自由民主党総裁選挙]]に際して党内の中堅・若手議員の一部に林を擁立する動きがあった<!--が、経験不足を理由に固辞している--><ref>リンク切れ {{Cite news | url = http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0713/6p.html | title = 林氏、総裁選出馬に意欲「経験不足だが、逃げない」 | newspaper = [[山口新聞]] | publisher = [[みなと山口合同新聞社]] |date = 2011-07-13 | accessdate = 2012-09-15 }}</ref>。総裁選では1回目の投票で27票を獲得するに留まり、5名中最下位に終わった<ref>[http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012092600189 石破氏1位、党員票で圧倒=安倍氏と決選投票-自民総裁選] 時事通信 2012年9月26日</ref>。 |
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[[ファイル:Presidential election speech of the Liberal Democratic Party in Nagano.jpg|thumb|260px|[[2012年]][[9月16日]]、[[2012年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]の街頭演説にて。左から林、[[石原伸晃]]、[[町村信孝]]、[[石破茂]]、[[安倍晋三]]。]] |
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=== 農林水産大臣、文部科学大臣に就任 === |
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[[ファイル:Yoshimasa Hayashi 20121226.jpg|サムネイル|2012年、農水相として入閣時の記者会見にて]] |
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[[2012年]]12月、自民党が政権奪還後の[[第2次安倍内閣]]で[[農林水産大臣]]に任命され、[[2014年]]9月の[[内閣改造]]まで務めた。その後、後任を務めていた[[西川公也]]が[[2015年]][[2月23日]]に辞任したことで、同日に後任の農林水産大臣として再び任命された<ref>「人事異動」『[[官報]]』6480号、[[国立印刷局]]、[[2015年]][[2月26日]]、10面。</ref>。 |
[[2012年]]12月、自民党が政権奪還後の[[第2次安倍内閣]]で[[農林水産大臣]]に任命され、[[2014年]]9月の[[内閣改造]]まで務めた。その後、後任を務めていた[[西川公也]]が[[2015年]][[2月23日]]に辞任したことで、同日に後任の農林水産大臣として再び任命された<ref>「人事異動」『[[官報]]』6480号、[[国立印刷局]]、[[2015年]][[2月26日]]、10面。</ref>。 |
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[[2017年]][[8月3日]]、加計学園をめぐる問題で[[文部科学省]]のガバナンスが揺らぐ中、[[第3次安倍内閣 (第3次改造)|第3次安倍第3次改造内閣]]で[[文部科学大臣]]に就任。参議院議員としては異例となる5度目の入閣となった。2018年3月、文部科学大臣として高等学校学習指導要領を改訂<ref>{{Cite web|url=https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/084/siryo/__icsFiles/afieldfile/2019/08/08/1419962-8.pdf|title=高等学校教育の現状について|accessdate=2021 |
[[2017年]][[8月3日]]、加計学園をめぐる問題で[[文部科学省]]のガバナンスが揺らぐ中、[[第3次安倍内閣 (第3次改造)|第3次安倍第3次改造内閣]]で[[文部科学大臣]]に就任。参議院議員としては異例となる5度目の入閣となった。2018年3月、文部科学大臣として高等学校学習指導要領を改訂<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/084/siryo/__icsFiles/afieldfile/2019/08/08/1419962-8.pdf|title=高等学校教育の現状について|accessdate=2021-01-26|publisher=文部科学省}}</ref>。 2018年10月の内閣改造まで務めた。 |
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=== 衆議院議員に鞍替え === |
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2021年7月15日に記者会見を開き、近日中に参議院議員を辞職し、年内に予定される[[第49回衆議院議員総選挙]]に[[山口県第3区|山口3区]]から立候補する意向を表明した<ref>{{Cite news |title=林芳正氏が衆院くら替え表明 大物激突の保守分裂へ |newspaper=朝日新聞 |date=2021-7-15 |author= |url=https://www.asahi.com/articles/ASP7H35CJP7GTZNB00W.html |accessdate=2021-7-15}}</ref>。衆議院議員(山口3区)への転出については自由民主党総裁選挙に立候補した2012年と2017年にも地元関係者から期待する声が上がっていたが、現職の[[河村建夫]]の反発もあって、2017年には自民党山口県連が候補者を一本化できず、党本部に白紙で公認申請し、党本部が河村の公認を内定したことで沙汰止みとなり<ref name="OYT1T50023">[http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news/20171024-OYT1T50023.html?from=yartcl_outbrain1] 自民圧勝も波乱予感「鍋の様子ふたで見えない」読売新聞 2017年10月24日 16時45分(2017/10/25閲覧)</ref>、地元経済界の待望論<ref name="OYT1T50023" />を受け、今回は河村側の反発と保守分裂選挙を承知の上での出馬表明となった。前哨戦と位置付けられていた2021年の[[萩市]]長選挙では現職で林が支援した[[藤道健二]]が河村の弟で新人(前県議会議員)の[[田中文夫 (政治家)|田中文夫]]に競り負けた<ref>{{Cite news |url=https://mainichi.jp/articles/20210323/k00/00m/010/069000c |title=萩市長選 初当選の田中氏 「林芳正氏のくら替えに影響ある」|newspaper=毎日新聞|date=2021-3-23 |accessdate=2021-7-16}}</ref>ものの、出馬表明記者会見には[[篠﨑圭二]][[宇部市]]長・[[藤田剛二]][[山陽小野田市]]長・[[篠田洋司]][[美祢市]]長・[[渡辺純忠]][[山口市]]長の、田中[[萩市]]長と花田[[阿武町]]長以外の山口3区内の首長が顔を揃え、[[山口県議会]]の自民党所属全議員からの支援を取り付けるなど「地元の総意」を強調した<ref>{{Cite news|url=https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=773386&comment_sub_id=0&category_id=256|title=悲願の総理へ林氏周到 山口3区へくら替え表明 県議ら味方に「地元の総意」|newspaper=中国新聞|date=2021-07-15|accessdate=2021-07-15}}</ref>。 |
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[[ファイル:Yoshimasa Hayashi 20211118.jpg|サムネイル|外務大臣時の肖像写真]] |
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2021年7月15日に記者会見を開き、近日中に参議院議員を辞職し、年内に予定される[[第49回衆議院議員総選挙]]に[[山口県第3区|山口3区]]から立候補する意向を表明した<ref>{{Cite news |title=林芳正氏が衆院くら替え表明 大物激突の保守分裂へ |newspaper=朝日新聞 |date=2021-7-15 |author= |url=https://www.asahi.com/articles/ASP7H35CJP7GTZNB00W.html |accessdate=2021-7-15}}</ref>。衆議院議員(山口3区)への転出については自由民主党総裁選挙に立候補した2012年と2017年にも地元関係者から期待する声が上がっていたが、現職の[[河村建夫]]の反発もあって、2017年には自民党山口県連が候補者を一本化できず、党本部に白紙で公認申請し、党本部が河村の公認を内定したことで沙汰止みとなり<ref name="OYT1T50023">[http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news/20171024-OYT1T50023.html?from=yartcl_outbrain1] 自民圧勝も波乱予感「鍋の様子ふたで見えない」読売新聞 2017年10月24日 16時45分(2017/10/25閲覧)</ref>、地元経済界の待望論<ref name="OYT1T50023" />を受け、今回は河村側の反発と保守分裂選挙を承知の上での出馬表明となった。前哨戦と位置付けられていた2021年の[[萩市]]長選挙では、林が支援した現職の[[藤道健二]]が河村の弟で新人(前県議会議員)の[[田中文夫 (政治家)|田中文夫]]に競り負けた<ref>{{Cite news |url=https://mainichi.jp/articles/20210323/k00/00m/010/069000c |title=萩市長選 初当選の田中氏 「林芳正氏のくら替えに影響ある」|newspaper=毎日新聞|date=2021-3-23 |accessdate=2021-7-16}}</ref>ものの、出馬表明記者会見には[[篠﨑圭二]][[宇部市]]長・[[藤田剛二]][[山陽小野田市]]長・[[篠田洋司]][[美祢市]]長・[[渡辺純忠]][[山口市]]長の、田中[[萩市]]長と[[花田憲彦]][[阿武町]]長以外の山口3区内の首長が顔を揃え、[[山口県議会]]の自民党所属全議員からの支援を取り付けるなど、「地元の総意」を強調した<ref>{{Cite news|url=https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/112795|title=悲願の総理へ林氏周到 山口3区へくら替え表明 県議ら味方に「地元の総意」|newspaper=中国新聞|date=2021-07-15|accessdate=2021-07-15}}</ref>。 |
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[[8月16日]]、[[山東昭子]]議長宛てに参議院議員の辞職願を提出し、辞職が許可された<ref>『官報』第556号5頁 令和3年8月18日号「参議院 議員辞職」</ref><ref>{{Cite news|url= https://www.sankei.com/article/20210816-237F4PI7T5P7XPWILNPNACKW2E/ |title= 自民・林元文科相が議員辞職 衆院選くら替えで |newspaper=[[産経新聞]]|date=2021-08-16|accessdate=2021-08-16 |
同年[[8月16日]]、[[山東昭子]]議長宛てに参議院議員の辞職願を提出し、辞職が許可された<ref>『官報』第556号5頁 令和3年8月18日号「参議院 議員辞職」</ref><ref>{{Cite news|url= https://www.sankei.com/article/20210816-237F4PI7T5P7XPWILNPNACKW2E/ |title= 自民・林元文科相が議員辞職 衆院選くら替えで |newspaper=[[産経新聞]]|date=2021-08-16|accessdate=2021-08-16}}</ref>。 |
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同年9月29日、[[2021年自由民主党総裁選挙|自民党総裁選]]が行われ、[[岸田文雄]]が当選。「総裁派閥」の看板は林のものとなり、総裁選から2日後の10月1日、党山口県連は林を3区公認とするよう党本部に推薦した<ref name="asahi20211212">{{Cite web|和書|author=太田原奈都乃 |url=https://www.asahi.com/articles/ASPDC62NHPD9TZNB027.html | title=衆院山口3区 大物対決分かれた明暗 政治の非情さ映し出す権力闘争 | publisher=朝日新聞 |date=2021-12-12 | accessdate=2022-12-05 }}</ref>。 |
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=== 衆議院議員に転出・当選 === |
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10月31日の[[第49回衆議院議員総選挙]]において、山口3区にて当選<ref>{{Cite news |title=自民新顔・林芳正氏が当選確実 「将来の総理総裁」めざし、くら替え |url=https://www.asahi.com/articles/ASPBX42WZPBTTZNB008.html |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2021-10-31 |accessdate=2021-11-11}}</ref>。 |
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10月13日、自民党本部で公認候補者調整が行われ、党本部が河村に対して衆議院議員総選挙への立候補見送りを要請し、河村がこれを受諾したと報じられた<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20211013230713/https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101400222&g=pol|title=自民・河村氏、引退の意向 保守分裂を回避―衆院山口3区【21衆院選】|newspaper=時事通信|date=2021-10-14|accessdate=2021-10-15}}</ref>。[[甘利明]]幹事長と[[遠藤利明]]選対委員長は河村を党本部に呼び出し、林との差がダブルスコア以上も開き、立憲民主党の候補より劣るとする最新の情勢調査結果を示した。両者は河村に立候補見送りを迫り、その代わりとして長男で秘書の河村建一を比例中国ブロック単独で立候補させる案を提示した。河村は同日中に政界引退を決意し、党本部からの調整案をのんだ<ref name="asahi20211212"/>。10月15日、自民党は[[比例中国ブロック]]での建一の公認を発表した<ref>{{Cite news|url=https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/104661 |title=比例中国単独は自民7人、河村氏の長男追加 名簿順位に固唾のむ|newspaper=中国新聞|date=2021-10-15|accessdate=2022-12-2}}</ref>。 |
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11月10日、新たに発足した[[第2次岸田内閣]]において第151代[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]に就任<ref>{{Cite news |title=第2次岸田内閣発足 自公連立、外相に林芳氏就任 |url=https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=807935&comment_sub_id=0&category_id=256 |newspaper=[[中国新聞]] |date=2021-11-10 |accessdate=2021-11-11}}</ref>。翌11日に行われた外相就任会見で、[[日中友好議員連盟]]会長辞任を表明した<ref>{{Cite news |title=林外相、日中友好議連会長は辞職 3つの覚悟掲げる |url=https://www.sankei.com/article/20211111-G3QUG2ULMNNILP6KJWWDT6PZTU/ |newspaper=[[産経新聞]] |date=2021-11-11 |accessdate=2021-11-11}}</ref><ref name="gaishokaiken">{{Cite news |title=林外相就任会見 対中外交巡り「知中派でも毅然として主張」 |url=https://mainichi.jp/articles/20211111/k00/00m/030/309000c |newspaper=[[毎日新聞]] |date=2021-11-11 |accessdate=2021-11-11}}</ref>。 |
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同年10月31日の[[第49回衆議院議員総選挙]]において、山口3区にて当選<ref>{{Cite news |title=自民新顔・林芳正氏が当選確実 「将来の総理総裁」めざし、くら替え |url=https://www.asahi.com/articles/ASPBX42WZPBTTZNB008.html |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2021-10-31 |accessdate=2021-11-11}}</ref>。 |
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2022年3月2日の参院予算委員会で、[[ウクライナ]]情勢の緊迫を受け、ウクライナのコルスンスキー[[特命全権大使|駐日大使]]が林芳正に面会を要請していたが、約1カ月にわたり実現していなかったことが[[国民民主党 (日本 2020)|国民民主党]]の[[川合孝典]]議員による質疑で明らかになった<ref name=":0">{{Cite web |title=駐日ウクライナ大使、林外相と面会希望も1カ月実現せず |url=https://www.sankei.com/article/20220302-ZXURCTX2HZM2HCHY7LGOYPDNLA/ |website=産経ニュース |date=2022-03-02 |accessdate=2022-03-02 |language=ja |first=SANKEI DIGITAL |last=INC}}</ref>。林が「私自身は大使からの面会要望は承知していなかった」と釈明すると、川合は「外務省が勝手に止めていたとすれば。これは著しい越権行為では」と追及した<ref name=":0" /><ref name=":1">{{Cite web |title=ウクライナ駐日大使からの面会要請1カ月間ノーアクション 林芳正外相の釈明に厳しい意見相次ぐ:中日スポーツ・東京中日スポーツ |url=https://www.chunichi.co.jp/article/427700 |website=中日スポーツ・東京中日スポーツ |accessdate=2022-03-02 |language=ja}}</ref>。林とコルスンスキーは3月2日夕に面会した<ref name=":0" /><ref name=":1" />。翌3日、コルスンスキーは[[Twitter|ツイッター]]に「いいえ、林さんの反応はとても速かったです」「(コルスンスキーと)会いたくなかったのは副大臣の鈴木さんです」と投稿した(同日中に削除済み)<ref name=":2">{{Cite web |title=ウクライナ大使「(私と)会いたくなかったのは副大臣の鈴木さん」 |url=https://www.sankei.com/article/20220303-3UKKS4VX4RPJPL2WYR2JBYDDHM/ |website=産経ニュース |date=2022-03-03 |accessdate=2022-03-03 |language=ja |first=SANKEI DIGITAL |last=INC}}</ref>。[[鈴木貴子 (政治家)|鈴木貴子]]外務副大臣を指しているとみられる<ref name=":2" />。 |
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=== 外務大臣に就任 === |
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2022年4月23日、[[ラーム・エマニュエル|エマニュエル駐日米大使]]とともに[[アメリカ海軍]]の[[原子力空母]]、[[エイブラハム・リンカーン (空母)|エイブラハム・リンカーン]]を視察。厚木基地から[[V-22 (航空機)]]に乗り、太平洋上に展開する同艦を訪問したもの<ref>{{Cite web |url=https://www.sankei.com/article/20220425-N6QIWWRWSZNIDP4N6VV245WO5Y/ |title=林外相の米空母視察に同行 F35C離着艦、轟音響く |publisher=産経新聞 |date=2022-04-22 |accessdate=2022-04-24}}</ref>。 |
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11月10日、新たに発足した[[第2次岸田内閣]]において第151代[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]に就任<ref>{{Cite news |title=第2次岸田内閣発足 自公連立、外相に林芳氏就任 |url=https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/101556 |newspaper=[[中国新聞]] |date=2021-11-10 |accessdate=2021-11-11}}</ref>。翌11日に行われた外相就任会見で、[[日中友好議員連盟]]会長辞任を表明した<ref>{{Cite news |title=林外相、日中友好議連会長は辞職 3つの覚悟掲げる |url=https://www.sankei.com/article/20211111-G3QUG2ULMNNILP6KJWWDT6PZTU/ |newspaper=[[産経新聞]] |date=2021-11-11 |accessdate=2021-11-11}}</ref><ref name="gaishokaiken">{{Cite news |title=林外相就任会見 対中外交巡り「知中派でも毅然として主張」 |url=https://mainichi.jp/articles/20211111/k00/00m/030/309000c |newspaper=[[毎日新聞]] |date=2021-11-11 |accessdate=2021-11-11}}</ref>。 |
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2022年3月2日の参院予算委員会で、[[ウクライナ]]情勢の緊迫を受け、ウクライナのコルスンスキー[[特命全権大使|駐日大使]]が林芳正に面会を要請していたが、約1カ月にわたり実現していなかったことが[[国民民主党 (日本 2020)|国民民主党]]の[[川合孝典]]議員による質疑で明らかになった<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=駐日ウクライナ大使、林外相と面会希望も1カ月実現せず |url=https://www.sankei.com/article/20220302-ZXURCTX2HZM2HCHY7LGOYPDNLA/ |website=産経ニュース |date=2022-03-02 |accessdate=2022-03-02 |language=ja |first=SANKEI DIGITAL |last=INC}}</ref>。林が「私自身は大使からの面会要望は承知していなかった」と釈明すると、川合は「外務省が勝手に止めていたとすれば。これは著しい越権行為では」と追及した<ref name=":0" /><ref name=":1">{{Cite web|和書|title=ウクライナ駐日大使からの面会要請1カ月間ノーアクション 林芳正外相の釈明に厳しい意見相次ぐ:中日スポーツ・東京中日スポーツ |url=https://www.chunichi.co.jp/article/427700 |website=中日スポーツ・東京中日スポーツ |accessdate=2022-03-02 |language=ja}}</ref>。林とコルスンスキーは3月2日夕に面会した<ref name=":0" /><ref name=":1" />。翌3日、コルスンスキーは[[Twitter|ツイッター]]に「いいえ、林さんの反応はとても速かったです」「(コルスンスキーと)会いたくなかったのは副大臣の鈴木さんです」と投稿した(同日中に削除済み)<ref name=":2">{{Cite web|和書|title=ウクライナ大使「(私と)会いたくなかったのは副大臣の鈴木さん」 |url=https://www.sankei.com/article/20220303-3UKKS4VX4RPJPL2WYR2JBYDDHM/ |website=産経ニュース |date=2022-03-03 |accessdate=2022-03-03 |language=ja |first=SANKEI DIGITAL |last=INC}}</ref>。[[鈴木貴子 (政治家)|鈴木貴子]]外務副大臣を指しているとみられる<ref name=":2" />。 |
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2022年7月18日、[[安倍晋三]]元首相の弔問外交で日本を訪れた韓国の[[朴振]]と日韓外相会談を行い、[[徴用工問題]]の早期解決について一致した<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM181UY0Y2A710C2000000/ |title=日韓外相、徴用工早期解決で一致 朴氏「資産現金化前に」 |publisher=日本経済新聞 |date=2022-07-18 |accessdate=2022-07-22}}</ref>。 |
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8月にはASEAN関連外相会議出席のため[[カンボジア]]、[[プノンペン]]を訪問。[[8月4日]]、訪問先のプノンペンで前月に続き日韓外相会談に臨み、両国間の懸案等について協議を加速させることで一致した<ref>{{Cite web |url=https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page1_001256.html |title=日韓外相会談 |publisher=日本国外務省 |date=2022-08-04 |accessdate=2022-08-22}}</ref>。 |
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同年4月23日、[[ラーム・エマニュエル|エマニュエル駐日米大使]]とともに[[アメリカ海軍]]の[[原子力空母]]、[[エイブラハム・リンカーン (空母)|エイブラハム・リンカーン]]を視察。厚木基地から[[V-22 (航空機)|MV-22]]に乗り、太平洋上に展開する同艦を訪問したもの<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sankei.com/article/20220425-N6QIWWRWSZNIDP4N6VV245WO5Y/ |title=林外相の米空母視察に同行 F35C離着艦、轟音響く |publisher=産経新聞 |date=2022-04-22 |accessdate=2022-04-24}}</ref>。 |
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同年7月18日、[[安倍晋三]]元首相の弔問外交で日本を訪れた韓国の[[朴振]]と日韓外相会談を行い、[[徴用工問題]]の早期解決について一致した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM181UY0Y2A710C2000000/ |title=日韓外相、徴用工早期解決で一致 朴氏「資産現金化前に」 |publisher=日本経済新聞 |date=2022-07-18 |accessdate=2022-07-22}}</ref>。8月にはASEAN関連外相会議出席のため[[カンボジア]]、[[プノンペン]]を訪問。[[8月4日]]、訪問先のプノンペンで前月に続き日韓外相会談に臨み、両国間の懸案等について協議を加速させることで一致した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page1_001256.html |title=日韓外相会談 |publisher=日本国外務省 |date=2022-08-04 |accessdate=2022-08-22}}</ref>。 |
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外務大臣の林芳正は、2022年11月2日から6日までドイツを訪れ、二国間関係の強化を図った。滞在中、彼はドイツの[[アンナレーナ・ベアボック]]外務大臣と会談し、安全保障協力、経済的パートナーシップ、ウクライナ紛争の影響などのテーマについて議論した。林大臣は、国連やG7などの多国間フォーラムでの協力の重要性を強調し、日本とドイツの経済関係や文化交流の重要性も強調した。この訪問は、両国の規則に基づく国際秩序と持続可能な発展に対する共通の取り組みを明らかにした。 |
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[[ファイル:20240101tyoukanpress pm01.jpg|サムネイル|2024年1月1日、[[令和6年能登半島地震]]についての記者会見にて]] |
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=== 内閣官房長官に就任 === |
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2023年12月14日、[[政治資金パーティー収入の裏金問題|自民党5派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題]]で、[[岸田文雄]]首相は[[清和政策研究会]](安倍派)の閣僚4人と副大臣5人を事実上更迭。林は[[松野博一]]の後任として、[[内閣官房長官]]に就任した<ref name="nhk202312141234">{{cite web | url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231214/k10014287861000.html | title=【速報中】政治資金問題で閣僚交代へ 安倍派「5人衆」辞任へ | publisher=NHK NEWS WEB | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-14 }}</ref><ref name="ntv202312141106">{{cite web | url=https://news.ntv.co.jp/category/politics/b87f0ac82a134d3c86de2fe52a3c4917 | title=安倍派の閣僚と副大臣の9人全員が交代へ 安倍派の政務官は1人を除いて留任固まる | publisher=日テレNEWS | date=2023-12-14 | accessdate=2023-12-15 }}</ref>。 |
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=== 自民党総裁選に2度目の出馬 === |
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林が[[2024年]]9月の[[2024年自由民主党総裁選挙|自民党総裁選]]に出馬する意向を固めたことを同年8月16日に複数の党関係者が明らかにした<ref>{{cite web | url=https://www.sankei.com/article/20240816-P5LRMI6IINIM3JZ73GTO2R7MFU/ | title=岸田派の林芳正官房長官、自民党総裁選出馬へ 推薦人確保にめど 周囲に意向伝達 | website=産経ニュース | date=2024-08-16 | accessdate=2024-08-17 }}</ref>。9月3日、林は国会内で記者会見し、「自民党総裁選に立候補する」と正式に表明した<ref>{{cite web | url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA235R30T20C24A8000000/ | title=林芳正氏、自民総裁選に出馬表明 「経験すべていかす」 | website=日本経済新聞 | date=2024-09-03 | accessdate=2024-09-03 }}</ref>。出馬会見では「人に優しい『[[仁]]』の政治。慈しみ、思いやりの志で政治を行いたい」と目指す政治をこう強調し、「国民の共感を得られる政治を取り戻す」とも語った<ref>{{cite web | url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2024090300910&g=pol | title=手腕に定評も、発信力が課題 林氏出馬、対応割れる岸田派―自民総裁選 | website=時事ドットコム | date=2024-09-04 | accessdate=2024-09-04 }}</ref>。同年9月27日に行われた投開票の結果、9人中4位となり、一定の評価を集めた<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20240927-MMU25TCUQVM2NEFSGY53ZKYMJA/|title=林芳正官房長官「ポスト石破」うかがえる4位に滑り込み 「政策通」が浸透|newspaper=産経新聞|date=2024-09-27|accessdate=2024-09-28}}</ref>。 |
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=== 石破内閣の官房長官として === |
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総裁選に勝利した[[石破茂]]を首班とする[[第1次石破内閣]]が[[2024年]][[10月1日]]に発足。内閣官房長官に再任された<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20241001-QPMRGVKJ5VLVNEAJ5RPKC2S3QM/|title=石破茂新内閣が正式発足 林官房長官が閣僚名簿 皇居で首相任命式、閣僚認証式|newspaper=産経新聞|date=2024-10-01|accessdate=2024-10-02}}</ref>。同年10月31日の[[第50回衆議院議員総選挙]]において再選<ref>{{Cite web |title=衆議院選挙 山口3区 自民 林芳正氏が2回目の当選|NHK 山口県のニュース |url=https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20241028/4060021538.html |website=NHK NEWS WEB |access-date=2024-11-18 |last=日本放送協会}}</ref>。同年11月11日に発足した[[第2次石破内閣]]において内閣官房長官に留任<ref>{{Cite web |title=第2次石破内閣 閣僚等名簿 |url=https://www.kantei.go.jp/jp/103/meibo/index.html |website=首相官邸ホームページ |access-date=2024-11-18 |language=ja}}</ref>。 |
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== ギャラリー == |
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{{Gallery |
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|File:Yoshimasa Hayashi.png| <small>スイスの[[ザンクトガレン大学]]にて(2011年5月)</small> |
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|File:Yoshimasa Hayashi and Frank Bainimarama in Suva 2022 (1).jpg|<small>フィジーの[[フランク・バイニマラマ]]首相と(2022年5月7日)</small> |
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|File:Secretary Blinken Hosts a Security Dialogue with Australian Foreign Minister Penny Wong and Japanese Foreign Minister Yoshimasa Hayashi (52263223119).jpg| <small>左から米国の[[アントニー・ブリンケン]][[アメリカ合衆国国務長官|国務長官]]、オーストラリアの[[ペニー・ウォン]]外相、林(2022年8月4日)</small> |
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|File:Secretary Blinken Meets With Japanese Foreign Minister Hayashi and Republic of Korea Foreign Minister Park (52377316716).jpg| <small>左からブリンケン国務長官、林、韓国の[[朴振]][[外交部 (大韓民国)|外交部長官]](2022年9月22日)</small> |
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|File:Secretary Blinken Participates in the G7 Foreign Ministers’ Meeting Session on Iran (52476651278).jpg| <small>[[G7]]外相会合。左から[[ジョセップ・ボレル]][[欧州連合外務・安全保障政策上級代表]]、イギリスの[[ジェームズ・クレバリー]]、林、米国のアントニー・ブリンケン、ドイツの[[アンナレーナ・ベアボック]]、カナダのメラニー・ジョリー、フランスの[[カトリーヌ・コロナ]]、イタリアの[[アントニオ・タイヤーニ]](2022年11月4日)。</small> |
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|File:Secretary Blinken Co-Hosts the U.S.-Japan Security Consultative Committee With Defense Secretary Austin, Japanese Foreign Minister Hayashi, and Japanese Defense Minister Hamada (52621893390).jpg| <small>左から[[浜田靖一]]防衛相、林、ブリンケン国務長官、[[ロイド・オースティン]][[アメリカ合衆国国防長官|国防長官]](2023年1月11日)</small> |
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== 政策・主張 == |
== 政策・主張 == |
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* [[自衛隊]]の存在を憲法に明記することにやや賛成<ref name = "zero">{{Cite news|url = https://www.ntv.co.jp/election2021/research/candidate/?id=350220 |title = 2021衆院選候補者アンケート|publisher = [[日本テレビ]] |date = 2021-11-11 }}</ref>。 |
* [[自衛隊]]の存在を憲法に明記することにやや賛成<ref name = "zero">{{Cite news|url = https://www.ntv.co.jp/election2021/research/candidate/?id=350220 |title = 2021衆院選候補者アンケート|publisher = [[日本テレビ]] |date = 2021-11-11 }}</ref>。 |
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* [[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症]]が拡大する[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]について、[[国交]]がないことを理由に放っておくことは出来ないとして支援の意向を示した<ref>{{Cite news |url = https://www.sankei.com/article/20220522-7JMIFS2VHRKZBLXYOWECHNZWGI/ |title = 林外相、北朝鮮コロナに支援必要「放っておけず」 |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2022-05-22 |accessdate = 2022-05-23 }}</ref><ref>{{Cite news |url = https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2236X0S2A520C2000000/ |title = 北朝鮮コロナ「放っておけとはならない」 林外相 |newspaper = [[日本経済新聞]] |publisher = [[日本経済新聞社]] |date = 2022-05-22 |accessdate = 2022-05-23 }}</ref>。 |
* [[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症]]が拡大する[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]について、[[国交]]がないことを理由に放っておくことは出来ないとして支援の意向を示した<ref>{{Cite news |url = https://www.sankei.com/article/20220522-7JMIFS2VHRKZBLXYOWECHNZWGI/ |title = 林外相、北朝鮮コロナに支援必要「放っておけず」 |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2022-05-22 |accessdate = 2022-05-23 }}</ref><ref>{{Cite news |url = https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2236X0S2A520C2000000/ |title = 北朝鮮コロナ「放っておけとはならない」 林外相 |newspaper = [[日本経済新聞]] |publisher = [[日本経済新聞社]] |date = 2022-05-22 |accessdate = 2022-05-23 }}</ref>。 |
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* [[日中友好議員連盟]]の会長を務めるなど、一部からは「[[親中派]]」とも言われているが<ref>{{Cite news|url = https://news.1242.com/article/323925|title = 外務大臣が空白である本当の理由 ~甘利幹事長の後任に茂木外務大臣起用へ |publisher = [[ニッポン放送]] |date = 2021-11-02 |accessdate = 2021-11-04}}</ref>、当人は「知中派」を自認しており、「米国の中で知日派という言葉があるように知中派であってもいい。媚中ではいけない」と述べている<ref> |
* [[日中友好議員連盟]]の会長を務めるなど、一部からは「[[親中派]]」とも言われているが<ref>{{Cite news|url = https://news.1242.com/article/323925|title = 外務大臣が空白である本当の理由 ~甘利幹事長の後任に茂木外務大臣起用へ |publisher = [[ニッポン放送]] |date = 2021-11-02 |accessdate = 2021-11-04}}</ref>、当人は「知中派」を自認しており、「米国の中で知日派という言葉があるように知中派であってもいい。媚中ではいけない」と述べている<ref>{{Cite web |title=外相に林芳正氏、「知中派」と自認-第2次岸田内閣が発足へ |url=https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-10/R2C82WT0G1KW01 |website=Bloomberg.com |date=2021-11-10 |access-date=2024-11-18 |language=ja}}</ref>。2019年5月、日中友好議連会長として訪中した際に林は「この一年は日中関係にとって非常に画期的な一年となった。現在の日中関係はまさに『令和』という元号のように麗しく、ハーモニー、『和』があるという状況になっている。日中双方の関係者の努力の積み重ねが今の状況につながっている」と述べた<ref>{{Cite news |url = https://japanese.cri.cn/20190505/8a3a3095-493e-5836-1f82-2c3dae45a4f7.html |title = 唐家璇会長、日中友好議員連盟訪中団と会談=北京 |newspaper = [[中国国際放送|CRI]] |date = 2019-05-05 |accessdate = 2022-05-31 }}</ref>。第2次岸田内閣で外務大臣に就任するに伴い「職務遂行にあたって無用な誤解を避けるため」として日中友好議員連盟会長を辞任している<ref name="gaishokaiken" />。 |
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* 2022年5月、林は韓国の[[尹錫悦]]大統領の就任式に合わせて訪韓し[[朴振]]外相候補(その後外相に就任)と会談、厳しい地域情勢の中で早期の両国関係の改善が不可欠だとの認識で一致し、未来志向的な関係発展について協議した<ref>{{Cite news |url = https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220509006000882 |title = 韓国外相候補 林芳正氏と会談=早期の関係改善で一致|newspaper = 聯合ニュース |date = 2022-05-09 |accessdate = 2022-06-13 }}</ref>。また林は贈り物として[[ハーモニカ]]をプレゼントしていたことを朴振が6月9日に明かした<ref>{{Cite web |
* 2022年5月、林は韓国の[[尹錫悦]]大統領の就任式に合わせて訪韓し[[朴振]]外相候補(その後外相に就任)と会談、厳しい地域情勢の中で早期の両国関係の改善が不可欠だとの認識で一致し、未来志向的な関係発展について協議した<ref>{{Cite news |url = https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220509006000882 |title = 韓国外相候補 林芳正氏と会談=早期の関係改善で一致|newspaper = 聯合ニュース |date = 2022-05-09 |accessdate = 2022-06-13 }}</ref>。また林は贈り物として[[ハーモニカ]]をプレゼントしていたことを朴振が6月9日に明かした<ref>{{Cite web|和書|date=2022-06-10 |url=https://www.wowkorea.jp/news/Korea/2022/0610/10351530.html |title=ハーモニカを贈った林芳正外相に... 「韓日関係、ハーモニーを奏でるだろう」=韓国外交部長官 |publisher=ワウコリア|accessdate=2022-06-13}}</ref>。 |
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=== 経済・財政 === |
=== 経済・財政 === |
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123行目: | 166行目: | ||
* 日本経済を建て直す鍵は「モノづくり」であり、[[ベンチャー|スタートアップ企業]]が創業しやすい環境をつくることで経済の勢いを取り戻すと主張している。また、[[池田勇人]]首相が掲げた[[所得倍増計画|所得倍増]]に倣い、令和の日本が目指すべき「大きな枠組み」を示したいとしている<ref>{{Cite news|url = https://webronza.asahi.com/politics/articles/2021072500004.html?page=1 |title = 終わらない日本の経済停滞を終わらせる~鍵は起業振興とGDP至上主義の超克|publisher = [[論座]] |date = 2021-08-11 }}</ref>。 |
* 日本経済を建て直す鍵は「モノづくり」であり、[[ベンチャー|スタートアップ企業]]が創業しやすい環境をつくることで経済の勢いを取り戻すと主張している。また、[[池田勇人]]首相が掲げた[[所得倍増計画|所得倍増]]に倣い、令和の日本が目指すべき「大きな枠組み」を示したいとしている<ref>{{Cite news|url = https://webronza.asahi.com/politics/articles/2021072500004.html?page=1 |title = 終わらない日本の経済停滞を終わらせる~鍵は起業振興とGDP至上主義の超克|publisher = [[論座]] |date = 2021-08-11 }}</ref>。 |
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* [[脱炭素]]のためであれば、[[原子力発電]]への依存を容認すべきだとしている<ref name = "zero"/>。 |
* [[脱炭素]]のためであれば、[[原子力発電]]への依存を容認すべきだとしている<ref name = "zero"/>。 |
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=== 人権 === |
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* 2016年12月9日、[[第192回国会]]で[[部落差別の解消の推進に関する法律]]案(衆議院提出)に賛成票を投じた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/192/192-1209-v004.htm |title=本会議投票結果 案件名 日程第4 部落差別の解消の推進に関する法律案(衆議院提出) |website=参議院 |date=2016-12-09 |access-date=2023-12-26 }}</ref>。 |
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* 『週刊新潮』は、セネガルにある学校の陰謀を暴露<ref name=":3">{{Cite web |title=日本の有力誌がセネガルにある統一教会関連学校に対する陰謀を暴露 |url=https://bitterwinter.org/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%89%E5%8A%9B%E8%AA%8C%E3%81%8C%E3%82%BB%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A%E9%96%A2%E9%80%A3%E5%AD%A6%E6%A0%A1/ |date=2024-09-12 |access-date=2024-10-04 |language=en-US |first=Massimo |last=Introvigne}}</ref>。 |
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=== その他 === |
=== その他 === |
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129行目: | 176行目: | ||
== 人物 == |
== 人物 == |
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「背中の教育」という言葉を好む<ref name="naruto"/>。父親に会うたびに「勉強しろ、勉強しろ」とは言われていたが、具体的に「ああしろこうしろ」とはあまり言わないし割と放任だった<ref name="naruto"/>。塾が性に合わなかったので結局塾には行かずに自分の部屋で[[通信教育]]に取り組んでいた<ref name="naruto"/>。「教育は結局、子ども本人がいかにやる気になるか。そしてそこまで持っていくのが教育する側としては大切だと考えている」という<ref name="naruto"/>。 |
* 「背中の教育」という言葉を好む<ref name="naruto"/>。父親に会うたびに「勉強しろ、勉強しろ」とは言われていたが、具体的に「ああしろこうしろ」とはあまり言わないし割と放任だった<ref name="naruto"/>。塾が性に合わなかったので結局塾には行かずに自分の部屋で[[通信教育]]に取り組んでいた<ref name="naruto"/>。「教育は結局、子ども本人がいかにやる気になるか。そしてそこまで持っていくのが教育する側としては大切だと考えている」という<ref name="naruto"/>。 |
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* [[2010年]][[1月26日]]の[[参議院]][[予算委員会]]において[[菅直人]][[財務大臣 (日本)|財務大臣]]に対する質疑中、麻生内閣が編成した[[補正予算]]を凍結することのマイナス効果を容認する菅財務大臣の見解を質した林に対し、菅が「前[[政権]]の[[公共事業]]は1兆円投資して1兆円しか効果がなかったが、現政権は異なる」という趣旨の答弁を行った。これを受けて林が即座に「どうも[[乗数効果]]のことを言っておられるようですが、[[子ども手当]]の乗数効果はいくらと見積もっておられますか」さらに「[[消費性向]]と乗数効果の関係は」と事前通告のない質問をすると菅が完全に答弁に窮したため、「菅財務大臣には大学の[[経済学部]]の1年生でも習う[[経済学]]の基礎知識すらないのか」などと話題になった<ref>[[山田孝男]] 毎日新聞2010年5月24日「風知草」、参院予算委員会1月26日</ref><ref>{{Cite web |title=国会会議録検索システム |url=https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=117415261X00120100126 |website=kokkai.ndl.go.jp |access-date=2024-11-09}}</ref>。 |
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性格は理知的で周囲の信頼が厚いとされるが、思い切りの良さや突破力に欠けるとの指摘もある<ref>読売新聞2009年7月1日</ref>。 |
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* [[村上ファンド]]の[[村上世彰]]は[[東京大学]]の同期で、[[麻雀]]仲間でもある。評論家の[[宮崎哲弥]]は友人。 |
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[[2010年]][[1月26日]]の[[参議院]][[予算委員会]]において[[菅直人]][[財務大臣#日本|財務大臣]]に対する質疑中、麻生内閣が編成した[[補正予算]]を凍結することのマイナス効果を容認する菅財務大臣の見解を質した林に対し、菅が「前[[政権]]の[[公共事業]]は1兆円投資して1兆円しか効果がなかったが、現政権は異なる」という趣旨の答弁を行った。これを受けて林が即座に「どうも[[乗数効果]]のことを言っておられるようですが、[[子ども手当]]の乗数効果はいくらと見積もっておられますか」さらに「[[消費性向]]と乗数効果の関係は」と事前通告のない質問をすると菅が完全に答弁に窮したため、「菅財務大臣には大学の[[経済学部]]の1年生でも習う[[経済学]]の基礎知識すらないのか」などと話題になった<ref>[[山田孝男]] 毎日新聞2010年5月24日「風知草」、参院予算委員会1月26日</ref>。 |
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* [[2019年]][[12月3日]]、[[BS日本|BS日テレ]]の番組「[[深層NEWS]]」に[[マイケル・グリーン (政治学者)|マイケル・グリーン]]とともに出演。[[日韓秘密軍事情報保護協定]]問題を含めた東アジアの安全保障について議論した<ref>{{Cite web|和書|date=2019-12-03 |url=https://www.yomiuri.co.jp/world/20191203-OYT1T50293/ |title=[深層NEWS]GSOMIA失効回避「米は水面下でかなり介入」…グリーン氏 |publisher=読売新聞 |accessdate=2019-12-03}}</ref>。 |
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自他ともに認める宏池会のエースとして、将来の総理総裁候補と目されることも多いが、参院議員であることが最大のネックとなっていた。父親の代から安倍家とは同じ選挙区のライバル関係であり、関係は二代にわたり良好とは言いがたい。 |
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* 趣味は楽器演奏、テニス、ゴルフである<ref name="外務大臣略歴"/>。[[浜田靖一]]、[[小此木八郎]]、[[松山政司]]と共に議員バンド「Gi!nz([[ギインズ]])」を結成し、ライブも行っている<ref name="giinz">「林芳正」『[http://www.giinz.jp/ Gi!nz Official Site]』Gi!nz Records、[[2009年]][[4月1日]]。</ref>。担当は[[ボーカル]]、[[ギター]]、[[ピアノ]]であり、作曲も行う<ref name="giinz"/><ref>{{Cite news |title=ポスト岸田最有力の林芳正外相 勉強よりも音楽で目立っていた学生時代|newspaper=NEWSポストセブン|date=2022-01-17|url=https://www.news-postseven.com/archives/20220117_1719892.html?DETAIL|accessdate=2024-03-14}}</ref>。林によれば幼稚園の頃から母の意向でピアノを習わされており、小学校からは[[バイオリン]]を始めた。中学生の頃からバンド活動を始め、高校の時には[[ベース (弦楽器)|ベース]]や[[キーボード (楽器)|キーボード]]を担当。大学からはギターも始めたという<ref>{{Cite news |title=ヘルシートーク:参議院議員・林芳正さん|newspaper=日本食糧新聞|date=2016-07-01|url=https://news.nissyoku.co.jp/hyakusai/ishii20160618015155951|accessdate=2024-03-14}}</ref>。外務大臣時代は[[G7]]外相会合でピアノを即興演奏する「ピアノ外交」で注目を集めた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/general/news/202112120000344.html|title=林芳正外相、G7外相会合夕食会でピアノ演奏 「イマジン」披露に拍手|publisher=日刊スポーツ|date=2021-12-12|accessdate=2021-12-12}}</ref>が、最も得意なのはギターだという<ref>{{Cite news |title=異色のバンドマン外相、即興演奏も 林芳正氏は日本外交を変えるか|newspaper=毎日新聞|date=2021-12-31|url=https://mainichi.jp/articles/20211230/k00/00m/010/153000c|accessdate=2024-03-14}}</ref>。2016年に放送されたテレビ番組「[[十八番で勝負!!新春!オールスター対抗歌合戦]]」では、[[ビートルズ]]の「[[レット・イット・ビー (曲)]]」のピアノ弾き語りを行った。 |
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[[村上ファンド]]の[[村上世彰]]は[[東京大学]]の同期で、[[麻雀]]仲間でもある。評論家の[[宮崎哲弥]]は友人。[[浜田靖一]]、[[小此木八郎]]、[[松山政司]]、[[松浪健太]]と共に議員バンド「Gi!nz([[ギインズ]])」を結成し、ライブも行っている<ref name="giinz">「林芳正」『[http://www.giinz.jp/ Gi!nz Official Site]』Gi!nz Records、[[2009年]][[4月1日]]。</ref>。担当は主に[[ボーカル]]、[[ギター]]、[[ピアノ]]&バックボーカルである<ref name="giinz"/>。 |
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==選挙歴== |
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[[2019年]][[12月3日]]、[[BS日テレ]]の番組「[[深層NEWS]]」に[[マイケル・グリーン (政治学者)|マイケル・グリーン]]とともに出演。[[日韓秘密軍事情報保護協定]]問題を含めた東アジアの安全保障について議論した<ref>{{Cite web |date=2019-12-03 |url=https://www.yomiuri.co.jp/world/20191203-OYT1T50293/ |title=[深層NEWS]GSOMIA失効回避「米は水面下でかなり介入」…グリーン氏 |publisher=読売新聞 |accessdate=2019-12-03}}</ref>。 |
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{{選挙歴 |
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|参|当落1=当|選挙名1=17|選挙区1=[[山口県選挙区]]|政党名1=[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]|得票数1=287,099|得票率1=46.03%|定数1=1|得票順1=1|候補者1=4|年齢1=34 |
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|参|当落2=当|選挙名2=19|選挙区2=山口県選挙区|政党名2=自由民主党|得票数2=428,122|得票率2=61.39%|定数2=1|得票順2=1|候補者2=5|年齢2=40 |
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|参|当落3=当|選挙名3=21|選挙区3=山口県選挙区|政党名3=自由民主党|得票数3=419,947|得票率3=56.73%|定数3=1|得票順3=1|候補者3=3|年齢3=46 |
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|参|当落4=当|選挙名4=23|選挙区4=山口県選挙区|政党名4=自由民主党|得票数4=455,546|得票率4=79.36%|定数4=1|得票順4=1|候補者4=3|年齢4=52 |
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|参|当落5=当|選挙名5=25|選挙区5=山口県選挙区|政党名5=自由民主党|得票数5=374,686|得票率5=69.97%|定数5=1|得票順5=1|候補者5=4|年齢5=58 |
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|衆|当落6=当|選挙名6=49|選挙区6=[[山口県第3区]]|政党名6=自由民主党|得票数6=96,983|得票率6=76.94%|定数6=1|得票順6=1|候補者6=2|年齢6=60 |
|||
|衆|当落7=当|選挙名7=50|得票順7=1|候補者7=3|定数7=1|得票率7=69.67%|得票数7=115,687|政党名7=自由民主党|選挙区7=山口県第3区|年齢7=63 |
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}} |
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==栄典== |
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趣味は楽器演奏、テニス、ゴルフである<ref name="外務大臣略歴"/>。ピアノを弾ける<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/general/news/202112120000344.html|title=林芳正外相、G7外相会合夕食会でピアノ演奏 「イマジン」披露に拍手|publisher=日刊スポーツ|date=2021-12-12|accessdate=2021-12-12}}</ref>。 |
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*{{Flag|Ukraine}}: 功労勲章Ⅲ号- [[File:Order of Merit 3rd Class of Ukraine.png|55px]](2022年8月23日) |
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* {{Flag|Paraguay}}: {{仮リンク|国家功労勲章特別大十字章|en|National Order of Merit (Paraguay)}} - [[ファイル:National Order of Merit (Paraguay) - ribbon bar.png|55x55ピクセル]](2023年) |
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== 不祥事・騒動 == |
== 不祥事・騒動 == |
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2015年3月に、政府から補助金を受けた企業から計60万円の寄付を受けていたことが報道された<ref>「補助金企業献金:野党、首相を追及 林・甘利氏も発覚」、毎日新聞 2015年3月3日</ref>。 |
2015年3月に、政府から補助金を受けた企業から計60万円の寄付を受けていたことが報道された<ref>「補助金企業献金:野党、首相を追及 林・甘利氏も発覚」、毎日新聞 2015年3月3日</ref>。 |
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続けて、地元・山口県の所在地が同じで同一の個人の会社である2社が合計200万円のパーティー券を2013年10月に購入しており、[[政治資金規正法]]22条の8で定められた「同一の者から150万円を超えて政治資金パーティーの対価の支払いを受けてはならない」に違反する疑惑がある、と[[しんぶん赤旗]]で報道された<ref>{{cite news |paper=しんぶん赤旗 |date=2015-03-07 |title=林農水相 今度はパー券疑惑 グループ2社が200万円分担 150万円の制約逃れか |url= |
続けて、地元・山口県の所在地が同じで同一の個人の会社である2社が合計200万円のパーティー券を2013年10月に購入しており、[[政治資金規正法]]22条の8で定められた「同一の者から150万円を超えて政治資金パーティーの対価の支払いを受けてはならない」に違反する疑惑がある、と[[しんぶん赤旗]]で報道された<ref>{{cite news |paper=しんぶん赤旗 |date=2015-03-07 |title=林農水相 今度はパー券疑惑 グループ2社が200万円分担 150万円の制約逃れか |url=https://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-03-07/2015030701_04_1.html |accessdate=2017-10-26}}</ref><ref>週刊ポスト、2015年3月13日号</ref>。 |
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林芳正の資金管理団体が、林が農水相在任中に女性スタッフが接客するキャバクラで「飲食代」を支出していた<ref> |
林芳正の資金管理団体が、林が農水相在任中に女性スタッフが接客するキャバクラで「飲食代」を支出していた<ref>{{Cite web |title=【政治資金】赤坂のキャバクラで「飲食代」支出 林芳正元農水相の団体 - 産経ニュース |url=https://web.archive.org/web/20180304172615/http://www.sankei.com/smp/politics/news/161128/plt1611280014-s1.html |website=web.archive.org |date=2018-03-04 |access-date=2024-11-18}}</ref>。 |
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=== 文部科学大臣公用車でヨガ店訪問 === |
=== 文部科学大臣公用車でヨガ店訪問 === |
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=== 台湾副総統への欠礼 === |
=== 台湾副総統への欠礼 === |
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[[2022年]](令和4年)7月12日の記者会見で、記者から[[台湾]]の[[頼清徳]]副総統が[[安倍晋三]]元首相の葬儀に参列するため訪日した件について尋ねられ、「今、ご指摘のあった人物については(後略)」などと発言し<ref name="毎日_20220715">{{Cite news |和書 |author=今野悠貴 |date=2022-07-15 |title=台湾副総統を「ご指摘の人物」と表現 林外相が理由を説明 |url=https://mainichi.jp/articles/20220715/k00/00m/010/102000c |publisher=[[毎日新聞社]] |newspaper=[[毎日新聞]] |accessdate=2022-07-18 }}</ref><ref name="東京新聞_20220713">{{Cite news |和書 |author=共同通信 |date=2022-07-13 |title=来日の台湾副総統の呼称「人物」 葬儀参列で外務省、中国に配慮 |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/189371 |publisher=[[中日新聞東京本社]] |newspaper=[[東京新聞]] TOKYO Web |accessdate=2022-07-18 }}</ref>、15日に[[全日本台湾連合会]](全台連)会長より「あまりに非礼」「礼節の国日本を貶める言動である」「日本の国益を毀損する」との旨の強い抗議を受けることとなった<ref name="全台連_20220715">{{Cite tweet |author=全日本台湾連合会(全台連)|user=ajtu_info |number=1547830465243258882 |title=【事務局よりお知らせ】林芳正外務大臣が去る7月12日の記者会見で、安倍晋三元首相のご葬儀に参列した台湾の頼清徳副総統を「ご指摘のあった人物」との表現を用いられたことにつきまして、本会より抗議文を発表致しました。 事務局 拝 |date=2022年7月15日 |accessdate=2022-07-18 }}</ref><ref name="DHCテレビ_YouTube-20220718">{{Cite video |people=[[DHCテレビジョン|DHCテレビ]] |date=2022-07-18 |title=林外相 台湾・副総統を「人物」と表現 <【DHC】2022/7/18(月) 田北真樹子×須田慎一郎×居島一平【 |
[[2022年]](令和4年)7月12日の記者会見で、記者から[[台湾]]の[[頼清徳]]副総統が[[安倍晋三]]元首相の葬儀に参列するため訪日した件について尋ねられ、「今、ご指摘のあった人物については(後略)」などと発言し<ref name="毎日_20220715">{{Cite news |和書 |author=今野悠貴 |date=2022-07-15 |title=台湾副総統を「ご指摘の人物」と表現 林外相が理由を説明 |url=https://mainichi.jp/articles/20220715/k00/00m/010/102000c |publisher=[[毎日新聞社]] |newspaper=[[毎日新聞]] |accessdate=2022-07-18 }}</ref><ref name="東京新聞_20220713">{{Cite news |和書 |author=共同通信 |date=2022-07-13 |title=来日の台湾副総統の呼称「人物」 葬儀参列で外務省、中国に配慮 |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/189371 |publisher=[[中日新聞東京本社]] |newspaper=[[東京新聞]] TOKYO Web |accessdate=2022-07-18 }}</ref>、15日に[[全日本台湾連合会]](全台連)会長より「あまりに非礼」「礼節の国日本を貶める言動である」「日本の国益を毀損する」との旨の強い抗議を受けることとなった<ref name="全台連_20220715">{{Cite tweet |author=全日本台湾連合会(全台連)|user=ajtu_info |number=1547830465243258882 |title=【事務局よりお知らせ】林芳正外務大臣が去る7月12日の記者会見で、安倍晋三元首相のご葬儀に参列した台湾の頼清徳副総統を「ご指摘のあった人物」との表現を用いられたことにつきまして、本会より抗議文を発表致しました。 事務局 拝 |date=2022年7月15日 |accessdate=2022-07-18 }}</ref><ref name="DHCテレビ_YouTube-20220718">{{Cite video |people=[[DHCテレビジョン|DHCテレビ]] |date=2022-07-18 |title=林外相 台湾・副総統を「人物」と表現 <【DHC】2022/7/18(月) 田北真樹子×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】|url=https://www.youtube.com/watch?v=dzu5YkqPmwk#&t=46m11s |medium=[[動画共有サービス]] |publisher=[[YouTube]] |time=46分11秒~1時間07分28秒. |accessdate=2022-07-18 }}※抗議文の朗読もあり。発言者は[[須田慎一郎]]と[[田北真樹子]]。</ref>。また、同日、林外相は、件の呼び方をした理由について日本の記者に問われて、「頼副総統について名前を挙げて質問があったので、それに応じる形で『ご指摘の人物』と述べたのみだった。」と説明した{{R|"毎日_20220715"}}。[[松野博一]][[官房長官]]も、同月19日、閣議後会見の場で記者から問われ、同じ説明を繰り返した<ref name="朝日_20220719">{{Cite news |和書 |date=2022-07-19 |title=林外相、台湾副総統を「ご指摘の人物」と呼称 官房長官が理由を説明 |url=https://www.asahi.com/articles/ASQ7M4SMLQ7MUTFK007.html |publisher=朝日新聞社 |newspaper=[[朝日新聞デジタル]] |accessdate=2022-07-19 }}</ref>。これらに対して、取材した記者の一部からは「中国政府に対する配慮があったのではないか」との批判が挙がっている{{R|"毎日_20220715"}}。 |
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報道でこの回答を知った[[弁護士]]の[[北村晴男]]は、出演番組(『[[真相深入り!虎ノ門ニュース|虎ノ門ニュース]]』)の中で、林外相の説明への反論として、「ならば、例えば[[アメリカ合衆国|米国]]の[[ジョー・バイデン|バイデン]]大統領の名前を挙げて質問があったとして、林外相は頼清徳副総統の時と同じ呼び方をするのか。するわけがない。あまりにも失礼だから。また、多くの重要な賓客に対しても使わないはず。使えるような言葉ではない。」、「(台湾の国家的立場と認めた)『副総統』という言葉を使うと中国が怒るから忖度して使えなかったのではないのか」、「日本が中国に忖度して台湾を国家として認めなかった時代を過去のものにして、協力関係を深めようとしている時代に、なんとかそれを食い止めようとしているように見える。」といった旨の主張で、その外交姿勢を批判した<ref name="DHCテレビ_YouTube-20220719">{{Cite video |people=DHCテレビ |date=2022-07-19 |title=台湾副総統を「ご指摘の人物」林外相が理由説明 <【DHC】2022/7/19(火) 北村晴男×原英史×居島一平【 |
報道でこの回答を知った[[弁護士]]の[[北村晴男]]は、出演番組(『[[真相深入り!虎ノ門ニュース|虎ノ門ニュース]]』)の中で、林外相の説明への反論として、「ならば、例えば[[アメリカ合衆国|米国]]の[[ジョー・バイデン|バイデン]]大統領の名前を挙げて質問があったとして、林外相は頼清徳副総統の時と同じ呼び方をするのか。するわけがない。あまりにも失礼だから。また、多くの重要な賓客に対しても使わないはず。使えるような言葉ではない。」、「(台湾の国家的立場と認めた)『副総統』という言葉を使うと中国が怒るから忖度して使えなかったのではないのか」、「日本が中国に忖度して台湾を国家として認めなかった時代を過去のものにして、協力関係を深めようとしている時代に、なんとかそれを食い止めようとしているように見える。」といった旨の主張で、その外交姿勢を批判した<ref name="DHCテレビ_YouTube-20220719">{{Cite video |people=DHCテレビ |date=2022-07-19 |title=台湾副総統を「ご指摘の人物」林外相が理由説明 <【DHC】2022/7/19(火) 北村晴男×原英史×居島一平【虎ノ門ニュース】|url=https://www.youtube.com/watch?v=2BBvCcR0YqI#&t=32m03s |medium=動画共有サービス |publisher=YouTube |time=32分03秒~38分10秒. |accessdate=2022-07-19 |ref={{SfnRef|DHCテレビ YouTube-20220719}} }}※主な発言者は[[北村晴男]]。他に[[原英史]]。</ref>。 |
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=== 旧統一教会との関係 === |
=== 旧統一教会との関係 === |
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169行目: | 227行目: | ||
しかし2022年8月10日の記者会見で、2012年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係が深い機関の取材を受けたと公表し、「関連しているという認識がなかった。大変申し訳ない。」と謝罪、「今後は一切関係をもたないことをお約束する」と述べた<ref name="nikkei20220811"/>。 |
しかし2022年8月10日の記者会見で、2012年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係が深い機関の取材を受けたと公表し、「関連しているという認識がなかった。大変申し訳ない。」と謝罪、「今後は一切関係をもたないことをお約束する」と述べた<ref name="nikkei20220811"/>。 |
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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と閣僚との関係をめぐり、林は2024年2月7日午前の記者会見で、「2021年9月に教団関係者と面会していた」ことを明らかにした<ref name="asahi20240207">{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/ASS27430DS27UTFK008.html |title=林長官、21年に旧統一教会関係者と面会 「地元政界関係者が調整」 |website=朝日新聞デジタル |date=2024-02-07 |access-date=2024-02-07 }}</ref>。週刊誌の取材を受けて改めて確認したところ判明した<ref name="asahi20240207"/>。林は会見で「地元政界関係者の調整で面会することになった。多数ある面会の一つであり、相手がどういう方で、どのような話をしたのか、現時点では定かでない」、「支援や寄付を受けたことはない」などと説明した<ref name="asahi20240207"/>。 |
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== 家族・親族 == |
== 家族・親族 == |
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174行目: | 234行目: | ||
=== 林家 === |
=== 林家 === |
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林家は、商号を「大津屋」といい、下関で代々[[醤油]]醸造業を営む<ref name="jinbutsu1915"> |
林家は、商号を「大津屋」といい、下関で代々[[醤油]]醸造業を営む<ref name="jinbutsu1915">{{Cite web |title=国立国会図書館デジタルコレクション |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/946316/287 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2024-11-18}}</ref>。また[[バス (交通機関)|バス]]事業者・[[サンデン交通]]、[[一般ガス事業者]]・[[山口合同ガス]](いずれも[[本社]]は[[下関市]])等の経営に携わっている。大津屋の起源は[[1717年]]で、[[天明]]年間([[1781年]]から[[1789年]])に初代・平次郎は[[向津具村|向津具]]から赤間関(現在の下関)に移り住んだ<ref name="ohtsuya">{{Cite web |title=(株)大津屋|ふくしょうゆ 通販(直送)|下関で創業300余年、ふぐ(ふく)を最高に美味しく食べる「ポン酢」は絶品! |url=https://www.ohtsuya-shoyu.com/#!tomato-shoyu/cnln |website=ohtsuya-shimonoseki |access-date=2024-11-18 |language=ja}}</ref>。『関門若倉精華 第1編』によると「平次郎は赤貧より身を起こし、千金を蓄え米、[[質屋|質]]の両業を開いた」という<ref name="isono1923">{{Cite web |title=国立国会図書館デジタルコレクション |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/918889/47 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2024-11-18}}</ref>。[[明治]]の初めに[[戸籍]]制度が実施されるに及び林姓を名乗った<ref name="ohtsuya"/>。 |
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[[ファイル:Heishiro_Hayashi.png|thumb| |
[[ファイル:Heishiro_Hayashi.png|thumb|150px|高祖父・林平四郎]] |
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* 高祖父・'''[[林平四郎]]'''<ref name="jinbutsu1915"/><ref name="isono1923"/> - 林家4代目<ref name="ohtsuya"/>。衆議院議員<ref name="jinbutsu1915"/><ref name="jinji5"> |
* 高祖父・'''[[林平四郎]]'''<ref name="jinbutsu1915"/><ref name="isono1923"/> - 林家4代目<ref name="ohtsuya"/>。衆議院議員<ref name="jinbutsu1915"/><ref name="jinji5">{{Cite web |title=国立国会図書館デジタルコレクション |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1704046/207 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2024-11-18}}</ref>、[[貴族院 (日本)|貴族院議員]]<ref name="jinji11">{{Cite web |title=国立国会図書館デジタルコレクション |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1072938/607 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2024-11-18}}</ref>。[[富裕層|資産家]]で<ref>{{Cite web |title=国立国会図書館デジタルコレクション |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/923949/10 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2024-11-18}}</ref>、大津屋本店、[[春帆楼]]、[[生蝋]]醤油[[醸造業]]並料理[[旅館]]業を営む<ref name="jinji11"/>。1941年(昭和16年)12月11日、<!-- 85歳で --><!-- 出典を確認できません -->死去。正五位を追贈。 |
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** 曾祖父・'''[[林平四郎#家族・親族|林長五郎]]''' - 林平四郎の長男<ref name="jinji5"/>。 |
** 曾祖父・'''[[林平四郎#家族・親族|林長五郎]]''' - 林平四郎の長男<ref name="jinji5"/>。 |
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*** 祖父・'''[[林佳介]]''' - 実業家、衆議院議員([[日本進歩党]])。 |
*** 祖父・'''[[林佳介]]''' - 実業家、衆議院議員([[日本進歩党]])。 |
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**** 父・'''[[林義郎]]''' - 衆議院議員(自由民主党)、[[厚生省#歴代大臣|厚生大臣]]([[第1次中曽根内閣]])・[[ |
**** 父・'''[[林義郎]]''' - 衆議院議員(自由民主党)、[[厚生省#歴代大臣|厚生大臣]]([[第1次中曽根内閣]])・[[財務大臣 (日本)|大蔵大臣]]([[宮澤内閣 (改造)|宮沢改造内閣]])を歴任。 |
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**** 母・'''林万里子''' - 祖父が[[宇部興産]]社長の[[俵田明]](なお俵田家の旧邸宅を宇部事務所として使用している)。父は宇部興産副社長を務めた[[俵田寛夫]]([[三井鉱山]]で[[取締役]]を務めた[[属最吉]]の二男で宇部興産社長俵田明の[[婿養子]]。[[朝鮮]]出身の[[音楽評論家]]の[[属啓成]](旧姓名:朴啓成)は[[義弟]] |
**** 母・'''林万里子''' - 祖父が[[宇部興産]]社長の[[俵田明]](なお俵田家の旧邸宅を宇部事務所として使用している)。父は宇部興産副社長を務めた[[俵田寛夫]]([[三井鉱山]]で[[取締役]]を務めた[[属最吉]]の二男で宇部興産社長俵田明の[[婿養子]]。[[朝鮮]]出身の[[音楽評論家]]の[[属啓成]](旧姓名:朴啓成)は[[義弟]])。 |
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**** 叔父・'''林孝介''' - [[サンデン交通]]取締役会長、山陽自動車学校[[相談役]]、[[山口県バス協会]]会長理事、大津屋前代表取締役社長。 |
**** 叔父・'''林孝介''' - [[サンデン交通]]取締役会長、山陽自動車学校[[相談役]]、[[山口県バス協会]]会長理事、大津屋前代表取締役社長。 |
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***** 従弟・'''林俊作''' - 叔父林孝介長男。大津屋代表取締役社長、山口県PTA連合会会長。 |
***** 従弟・'''林俊作''' - 叔父林孝介長男。大津屋代表取締役社長、山口県PTA連合会会長。 |
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****妹・[[林玲子 (人口学者)|'''林玲子''']] |
****妹・[[林玲子 (人口学者)|'''林玲子''']] - [[国立社会保障・人口問題研究所]]副所長 |
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****弟・'''林哲郎''' - [[三井物産]]勤務 |
****弟・'''林哲郎''' - [[三井物産]]勤務 |
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****妻・'''林裕子'''<ref>{{Cite web |
****妻・'''林裕子'''<ref>{{Cite web|和書|url=http://info.nissyoku.co.jp/seminar_pdf/140707.pdf |title=林裕子 |accessdate=2022-02-01}}</ref> - [[山口大学]][[大学院]][[技術経営研究科]]特命教授 |
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****長女・'''温子'''(1994年生<ref>{{Cite web |title=プロフィール {{!}} 林芳正 参議院議員 - 林芳正 参議院議員 |url=https://web.archive.org/web/20190711050231/https://www.yoshimasa.com/profile/ |website=web.archive.org |date=2019-07-11 |access-date=2024-11-18}}</ref>) |
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****長女<ref>https://www.yoshimasa.com/profile/</ref> |
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****次女・<ref>{{Cite web |title=https://web.archive.org/web/20080909065155/http://www.kantei.go.jp/jp/hukudadaijin/080802/12hayasi_y.html |url=https://web.archive.org/web/20080909065155/http://www.kantei.go.jp/jp/hukudadaijin/080802/12hayasi_y.html |website=web.archive.org |date=2008-09-09 |access-date=2024-11-18}}</ref><ref>{{Cite web |title=文部科学大臣 林 芳正 (はやし よしまさ) {{!}} 第4次安倍内閣 閣僚名簿 {{!}} 安倍内閣総理大臣(第98代) |url=https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/meibo_a/daijin/hayashi_yoshimasa.html |website=首相官邸ホームページ |access-date=2024-11-18 |language=ja}}</ref> |
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==== 縁戚 ==== |
==== 縁戚 ==== |
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* 祖父・'''俵田寛夫''' - [[宇部興産]]副社長。 |
* 祖父・'''俵田寛夫''' - [[宇部興産]]副社長。 |
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* 義叔父・'''[[広瀬勝貞]]''' - 大分県知事。 |
* 義叔父・'''[[広瀬勝貞]]''' - 元大分県知事(公選第15-19代)。 |
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* '''[[広瀬道貞]]''' - 株式会社[[テレビ朝日]]顧問。第13代日本民間放送連盟(民放連)会長。 |
* '''[[広瀬道貞]]''' - 株式会社[[テレビ朝日]]顧問。第13代日本民間放送連盟(民放連)会長。 |
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* [[広瀬貞雄 (実業家)|'''広瀬貞雄''']] - [[富士紡ホールディングス|富士紡績]]元代表取締役社長。 |
* [[広瀬貞雄 (実業家)|'''広瀬貞雄''']] - [[富士紡ホールディングス|富士紡績]]元代表取締役社長。 |
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=== 系 |
=== 略系図 === |
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<div class="overflowbugx" style="overflow:auto; width: 100%;"> |
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{{familytree/start|style=font-size:80%;}} |
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林平四郎━━林長五朗━━林 佳介━━━林 義郎(衆議院議員/大蔵大臣/通産官僚) |
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(貴族院議員) (衆議院議員) ┃ |
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┃ |
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(音楽評論家) ┣━━━━林哲郎 |
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属 啓成(朴 啓成)┃ |
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┃ ┃ |
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┏属 澄江 ┗━━━━林芳正(衆議院議員/外務大臣) |
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(日本石油監査役)┃(ピアニスト) ┃ |
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属 最吉━┫ ┃ |
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┃(宇部興産副社長) ┣━━━温子 |
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┗俵田寛夫 ┃ |
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┃ ┃ |
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┃ ┏━━━━万里子 |
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┣━━━━━╋俵田尚(富士電機監査役) |
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┃ ┃ |
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┃ ┗木戸武 |
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(宇部興産創立者)┃ ┃ |
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俵田 明━━━━初枝 ┃ |
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木戸幸一━━木戸孝彦━━━━━━━知子 |
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(内大臣/侯爵) |
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== 所属団体・議員連盟 == |
== 所属団体・議員連盟 == |
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* 独立財政推計機関を考える超党派議員の会<ref>{{Cite news|url = https://www.asahi.com/amp/articles/ASP8D4D81P7NULFA036.html?ref=tw_asahi&__twitter_impression=true |title = 国のばらまき監視する独立機関 設置へ超党派議連が発足 |publisher = [[朝日新聞デジタル]] |date = 2021-08-11 }}</ref> |
* 独立財政推計機関を考える超党派議員の会<ref>{{Cite news|url = https://www.asahi.com/amp/articles/ASP8D4D81P7NULFA036.html?ref=tw_asahi&__twitter_impression=true |title = 国のばらまき監視する独立機関 設置へ超党派議連が発足 |publisher = [[朝日新聞デジタル]] |date = 2021-08-11 }}</ref> |
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* 国際連合食糧農業機関(FAO)議員連盟(会長) |
* 国際連合食糧農業機関(FAO)議員連盟(会長) |
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* [[自民党たばこ議員連盟]]<ref name="tobacco_news_201906">{{Cite news |url = |
* [[自民党たばこ議員連盟]]<ref name="tobacco_news_201906">{{Cite news |url = https://zenkyou.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/06/2019%E5%B9%B46%E6%9C%88%E5%8F%B7.pdf#page=4 |title = 2019年6月号 |newspaper = 全国たばこ新聞 |publisher = [[全国たばこ販売協同組合連合会]] |date = 2019-05-27 |accessdate = 2019-06-30 }}</ref><ref name="attendance20170307">{{Cite web|和書|url = http://notobacco.jp/pslaw/giren170307syusseki.pdf |title = 自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者) |publisher = 日本禁煙学会 |date = 2017-03-07 |accessdate = 2018-04-11 }}</ref> |
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* [[神道政治連盟国会議員懇談会]]<ref name="tawara2016">俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年</ref> |
* [[神道政治連盟国会議員懇談会]]<ref name="tawara2016">俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年</ref> |
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* [[みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会]]<ref name="tawara2016" /> |
* [[みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会]]<ref name="tawara2016" /> |
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== 支援団体 == |
== 支援団体 == |
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* [[全国たばこ販売政治連盟]](組織推薦候補者)<ref name="tobacco_news_201906"/> |
* [[全国たばこ販売政治連盟]](組織推薦候補者)<ref name="tobacco_news_201906"/> |
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* [[神道政治連盟]]<ref>{{Cite web |
* [[神道政治連盟]]<ref>{{Cite web|和書|url = http://www.sinseiren.org/ouenshiteimasu/ouensimasu.htm |title = 応援しています! |website = 神道政治連盟 |accessdate = 2019-07-01 }}</ref> |
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== 著書・論文 == |
== 著書・論文 == |
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* [https://cir.nii.ac.jp/all?q=%E6%9E%97%E8%8A%B3%E6%AD%A3&count=100&sortorder=3 CiNii収録論文] [[国立情報学研究所]] |
* [https://cir.nii.ac.jp/all?q=%E6%9E%97%E8%8A%B3%E6%AD%A3&count=100&sortorder=3 CiNii収録論文] [[国立情報学研究所]] |
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== 脚注 == |
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== 関連項目 == |
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* [[林義郎]] |
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* [[新財政研究会]] |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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2024年12月10日 (火) 08:17時点における最新版
林 芳正 はやし よしまさ | |
---|---|
生年月日 | 1961年1月19日(63歳) |
出生地 | 日本 東京都[1] |
出身校 |
東京大学法学部卒業 ハーバード大学ケネディ・スクール修了 |
前職 |
三井物産・サンデン交通・山口合同ガス従業員 林義郎衆議院議員政策担当秘書 |
所属政党 | 自由民主党(加藤派→古賀派→岸田派[2]→無派閥) |
称号 |
法学士(東京大学・1984年) MPA(ハーバード大学・1994年) |
親族 |
高祖父・林平四郎(元貴族院議員、元衆議院議員) 祖父・林佳介(元衆議院議員) 父・林義郎(元衆議院議員) 義叔父・広瀬勝貞(元大分県知事) 従弟・広瀬建(衆議院議員) 曽祖父・俵田明(宇部興産創設者) |
サイン | |
公式サイト | 林芳正 衆議院議員 |
内閣 |
第2次岸田第2次改造内閣 第1次石破内閣 第2次石破内閣 |
在任期間 | 2023年12月14日 - 現職 |
第151代 外務大臣 | |
内閣 |
第2次岸田内閣 第2次岸田第1次改造内閣 |
在任期間 | 2021年11月10日 - 2023年9月13日 |
内閣 |
第3次安倍第3次改造内閣 第4次安倍内閣 |
在任期間 | 2017年8月3日[3] - 2018年10月2日[4] |
第54・57代 農林水産大臣 | |
内閣 |
第2次安倍内閣 第3次安倍内閣 |
在任期間 |
2012年12月26日 - 2014年9月3日 2015年2月23日 - 2015年10月7日 |
内閣 | 麻生内閣 |
在任期間 | 2009年7月2日 - 2009年9月16日 |
その他の職歴 | |
第5代 防衛大臣 (福田康夫改造内閣) (2008年8月2日 - 2008年9月24日) | |
衆議院議員 山口3区 当選回数 2回 (2021年11月3日[5] - 現職) | |
参議院議員 山口県選挙区 当選回数 5回 (1995年7月 - 2021年8月16日) |
林 芳正(はやし よしまさ、1961年〈昭和36年〉1月19日[6] - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(2期)。内閣官房長官(第88・89代)、沖縄基地負担軽減担当大臣、拉致問題担当大臣。内閣総理大臣臨時代理就任順位第1位。
内閣官房長官(第87代)、沖縄基地負担軽減担当大臣・拉致問題担当大臣(第2次岸田第2次改造内閣)、外務大臣(第151代)、文部科学大臣(第22・23代)、農林水産大臣(第54・57代)、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)(麻生内閣)、防衛大臣(第5代)、内閣府副大臣(第1次安倍内閣)、大蔵政務次官(小渕第2次改造内閣)、参議院憲法審査会会長、参議院環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員長、同外交防衛委員長、参議院議員(5期)、自由民主党知的財産戦略調査会会長、同経済成長戦略本部座長、同税制調査会小委員長代理、同IT戦略特別委員会委員長、同税制調査会副会長、同政務調査会会長代理、同参議院政策審議会会長、同行政改革推進本部事務局長、同参議院副幹事長を歴任した[6][7]。
概説
[編集]三井物産、サンデン交通、山口合同ガスを経て父親の政策担当秘書となり、第17回参議院議員通常選挙で初当選を果たす。小渕第2次改造内閣と第1次森内閣では大蔵政務次官を務め、第1次安倍内閣では内閣府副大臣を務めたほか、参議院では外交防衛委員長や政府開発援助等に関する特別委員長などを務めた。また、自由民主党においては、参議院議員副会長、政務調査会長代理、外交経済連携調査会長など要職を歴任した。福田康夫改造内閣においては防衛大臣、麻生内閣においては内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)、第2次安倍内閣では農林水産大臣を務めるなど閣僚を歴任し、第3次安倍内閣では西川公也の辞任により農林水産大臣に再登板することになった。厚生大臣、大蔵大臣を務めた元衆議院議員の林義郎は父。高祖父の林平四郎、祖父の林佳介もそれぞれ衆議院議員を務めた。大分県知事の広瀬勝貞は義理の叔父にあたる。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]通産官僚である父・林義郎(山口県下関市出身)、母・万里子(山口県宇部市出身)の長男[10]として、東京都で生まれる。1969年、父・義郎が第32回衆議院議員総選挙に旧山口1区から立候補することに伴い、一家で山口県下関市へ転居し、下関市立文関小学校に転入[10]。1973年に下関市立文関小学校を、1976年に下関市立日新中学校を卒業。1979年、県立下関西高校を卒業した[6]。1984年、東京大学法学部第2類(公法コース)[11]を卒業[10][12]。
1984年、三井物産に入社[6]。商社内では、物資部タバコ課に配属された[13]。1989年に同社退社、林家のファミリー企業であるサンデン交通に入社、同社社長秘書を務める[10]。1990年に同社退社、山口合同ガスに入社[10][12]。1991年4月、アメリカ合衆国のハーバード大学大学院に入学(身分は「特別研究生」)[10]。1992年9月、ハーバード大学ケネディ・スクールに入学[10]。また、1991年9月より米下院議員スティーブ・ニール(Stephen Neal)の銀行委員会スタッフを務めた。1991年11月に退職し、米上院議員ウィリアム・ロス(William Roth)の国際問題アシスタントを務めた[10]。
1992年12月、父・義郎が宮澤改造内閣にて大蔵大臣に就任したため、大学院休学。帰国し、大臣秘書官を務める[10]。1993年、国会議員政策担当秘書資格試験に合格[10]。同年8月、義郎は大蔵大臣を退任。
1994年2月、ケネディスクールに復学し、1994年6月に修了[10][12]。同年8月、義郎の政策担当秘書となる[10]。
参議院議員に初当選
[編集]1994年8月11日、衆議院議員選挙区画定審議会は、政治改革四法における「小選挙区300・比例代表200」の具体的な区割り案を村山富市首相に勧告[14]。旧山口1区は山口3区と山口4区に分けられ、3区は河村建夫、4区は安倍が公認候補となり、林義郎は比例中国ブロックへの転出を余儀なくされた。
これを受けて1995年7月の第17回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で山口県選挙区から立候補し、無所属・現職の山田健一らを破り初当選した[15][10][12]。2001年7月、第19回参議院議員通常選挙で再選[10][12]。2007年、第21回参議院議員通常選挙では、自由民主党に逆風が吹く中、山口県選挙区で民主党の戸倉多香子を大差で破り、3選[10][12]。2012年8月、次期衆議院議員総選挙での山口3区からの立候補を検討するも、既に現職議員である河村建夫がいるために断念[16]。2013年、第23回参議院議員通常選挙では、現職大臣として選挙に臨み、民主党からの立候補はなく、圧倒的な得票数で4選。2019年、第25回参議院議員通常選挙では、国民民主党の大内一也らを大差で破り、5選。
その間、参議院や内閣の公職を多く歴任している。1999年10月、小渕第2次改造内閣で大蔵政務次官(主に参議院答弁の担当[17])に任命される[10][12]。2004年10月、参議院外交防衛委員長に就任[10][12]。2006年、第1次安倍内閣では内閣府副大臣に任命された[10][12]。
2008年8月、福田康夫改造内閣で防衛大臣に就任し初入閣を果たしたが[10][12]、福田康夫首相の突然の辞任に伴い、1ヶ月あまりで退任した。2009年7月には、麻生内閣で内閣府特命担当大臣(経済財政政策)に就任。これは、中川昭一の辞任により財務大臣、内閣府特命担当大臣(金融)、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)を兼務していた与謝野馨の兼任を解くために行われた補充人事(同時に、鳩山邦夫の辞任により総務大臣、国家公安委員会委員長を兼務していた佐藤勉の兼任を解くために、林幹雄が入閣した)であった[10]。2009年8月、第45回衆議院議員総選挙での自民党惨敗、野党転落に伴う麻生内閣総辞職により、今度も在任期間は短命となり2ヶ月程での退任となった。
また、党においては、2009年9月、谷垣禎一自由民主党総裁の下で政務調査会長代理・参議院政策審議会長に就任[10]。2010年、中曽根弘文の参議院議員会長就任に伴い、参議院議員副会長に昇格[10]。同年9月、政調会長代理に留任するとともに、党シャドウ・キャビネットでは財務金融部会長として「影の財務大臣」に就任。2011年9月21日、党人事に関する中曽根への不満から、参議院議員副会長の辞表を提出。中曽根は辞表を受理せず、林を慰留する方針を取った[18][19]。なお、当初小坂憲次参議院幹事長、山本一太参議院政策審議会長の続投を模索していた中曽根は党内の反発を受け、一旦参議院幹事長を鴻池祥肇に交代させる人事案を諮ったが否決されたため、参議院幹事長に溝手顕正、参議院政策審議会長に岩城光英を起用する新たな人事案を提示して了承され、林も辞表を取り下げた。
自民党総裁選に出馬
[編集]2012年9月、自由民主党総裁選挙に立候補した[20]。1972年に総裁選挙に推薦人制度が導入されて以降、参院議員が立候補したのは初めてであった。2009年自由民主党総裁選挙に際して党内の中堅・若手議員の一部に林を擁立する動きがあった[21]。総裁選では1回目の投票で27票を獲得するに留まり、5名中最下位に終わった[22]。
農林水産大臣、文部科学大臣に就任
[編集]2012年12月、自民党が政権奪還後の第2次安倍内閣で農林水産大臣に任命され、2014年9月の内閣改造まで務めた。その後、後任を務めていた西川公也が2015年2月23日に辞任したことで、同日に後任の農林水産大臣として再び任命された[23]。
2017年8月3日、加計学園をめぐる問題で文部科学省のガバナンスが揺らぐ中、第3次安倍第3次改造内閣で文部科学大臣に就任。参議院議員としては異例となる5度目の入閣となった。2018年3月、文部科学大臣として高等学校学習指導要領を改訂[24]。 2018年10月の内閣改造まで務めた。
衆議院議員に鞍替え
[編集]2021年7月15日に記者会見を開き、近日中に参議院議員を辞職し、年内に予定される第49回衆議院議員総選挙に山口3区から立候補する意向を表明した[25]。衆議院議員(山口3区)への転出については自由民主党総裁選挙に立候補した2012年と2017年にも地元関係者から期待する声が上がっていたが、現職の河村建夫の反発もあって、2017年には自民党山口県連が候補者を一本化できず、党本部に白紙で公認申請し、党本部が河村の公認を内定したことで沙汰止みとなり[26]、地元経済界の待望論[26]を受け、今回は河村側の反発と保守分裂選挙を承知の上での出馬表明となった。前哨戦と位置付けられていた2021年の萩市長選挙では、林が支援した現職の藤道健二が河村の弟で新人(前県議会議員)の田中文夫に競り負けた[27]ものの、出馬表明記者会見には篠﨑圭二宇部市長・藤田剛二山陽小野田市長・篠田洋司美祢市長・渡辺純忠山口市長の、田中萩市長と花田憲彦阿武町長以外の山口3区内の首長が顔を揃え、山口県議会の自民党所属全議員からの支援を取り付けるなど、「地元の総意」を強調した[28]。
同年8月16日、山東昭子議長宛てに参議院議員の辞職願を提出し、辞職が許可された[29][30]。
同年9月29日、自民党総裁選が行われ、岸田文雄が当選。「総裁派閥」の看板は林のものとなり、総裁選から2日後の10月1日、党山口県連は林を3区公認とするよう党本部に推薦した[31]。
10月13日、自民党本部で公認候補者調整が行われ、党本部が河村に対して衆議院議員総選挙への立候補見送りを要請し、河村がこれを受諾したと報じられた[32]。甘利明幹事長と遠藤利明選対委員長は河村を党本部に呼び出し、林との差がダブルスコア以上も開き、立憲民主党の候補より劣るとする最新の情勢調査結果を示した。両者は河村に立候補見送りを迫り、その代わりとして長男で秘書の河村建一を比例中国ブロック単独で立候補させる案を提示した。河村は同日中に政界引退を決意し、党本部からの調整案をのんだ[31]。10月15日、自民党は比例中国ブロックでの建一の公認を発表した[33]。
同年10月31日の第49回衆議院議員総選挙において、山口3区にて当選[34]。
外務大臣に就任
[編集]11月10日、新たに発足した第2次岸田内閣において第151代外務大臣に就任[35]。翌11日に行われた外相就任会見で、日中友好議員連盟会長辞任を表明した[36][37]。
2022年3月2日の参院予算委員会で、ウクライナ情勢の緊迫を受け、ウクライナのコルスンスキー駐日大使が林芳正に面会を要請していたが、約1カ月にわたり実現していなかったことが国民民主党の川合孝典議員による質疑で明らかになった[38]。林が「私自身は大使からの面会要望は承知していなかった」と釈明すると、川合は「外務省が勝手に止めていたとすれば。これは著しい越権行為では」と追及した[38][39]。林とコルスンスキーは3月2日夕に面会した[38][39]。翌3日、コルスンスキーはツイッターに「いいえ、林さんの反応はとても速かったです」「(コルスンスキーと)会いたくなかったのは副大臣の鈴木さんです」と投稿した(同日中に削除済み)[40]。鈴木貴子外務副大臣を指しているとみられる[40]。
同年4月23日、エマニュエル駐日米大使とともにアメリカ海軍の原子力空母、エイブラハム・リンカーンを視察。厚木基地からMV-22に乗り、太平洋上に展開する同艦を訪問したもの[41]。
同年7月18日、安倍晋三元首相の弔問外交で日本を訪れた韓国の朴振と日韓外相会談を行い、徴用工問題の早期解決について一致した[42]。8月にはASEAN関連外相会議出席のためカンボジア、プノンペンを訪問。8月4日、訪問先のプノンペンで前月に続き日韓外相会談に臨み、両国間の懸案等について協議を加速させることで一致した[43]。
外務大臣の林芳正は、2022年11月2日から6日までドイツを訪れ、二国間関係の強化を図った。滞在中、彼はドイツのアンナレーナ・ベアボック外務大臣と会談し、安全保障協力、経済的パートナーシップ、ウクライナ紛争の影響などのテーマについて議論した。林大臣は、国連やG7などの多国間フォーラムでの協力の重要性を強調し、日本とドイツの経済関係や文化交流の重要性も強調した。この訪問は、両国の規則に基づく国際秩序と持続可能な発展に対する共通の取り組みを明らかにした。
内閣官房長官に就任
[編集]2023年12月14日、自民党5派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で、岸田文雄首相は清和政策研究会(安倍派)の閣僚4人と副大臣5人を事実上更迭。林は松野博一の後任として、内閣官房長官に就任した[44][45]。
自民党総裁選に2度目の出馬
[編集]林が2024年9月の自民党総裁選に出馬する意向を固めたことを同年8月16日に複数の党関係者が明らかにした[46]。9月3日、林は国会内で記者会見し、「自民党総裁選に立候補する」と正式に表明した[47]。出馬会見では「人に優しい『仁』の政治。慈しみ、思いやりの志で政治を行いたい」と目指す政治をこう強調し、「国民の共感を得られる政治を取り戻す」とも語った[48]。同年9月27日に行われた投開票の結果、9人中4位となり、一定の評価を集めた[49]。
石破内閣の官房長官として
[編集]総裁選に勝利した石破茂を首班とする第1次石破内閣が2024年10月1日に発足。内閣官房長官に再任された[50]。同年10月31日の第50回衆議院議員総選挙において再選[51]。同年11月11日に発足した第2次石破内閣において内閣官房長官に留任[52]。
ギャラリー
[編集]-
スイスのザンクトガレン大学にて(2011年5月)
-
フィジーのフランク・バイニマラマ首相と(2022年5月7日)
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G7外相会合。左からジョセップ・ボレル欧州連合外務・安全保障政策上級代表、イギリスのジェームズ・クレバリー、林、米国のアントニー・ブリンケン、ドイツのアンナレーナ・ベアボック、カナダのメラニー・ジョリー、フランスのカトリーヌ・コロナ、イタリアのアントニオ・タイヤーニ(2022年11月4日)。
政策・主張
[編集]外交・安保
[編集]- 自衛隊の存在を憲法に明記することにやや賛成[53]。
- 新型コロナウイルス感染症が拡大する北朝鮮について、国交がないことを理由に放っておくことは出来ないとして支援の意向を示した[54][55]。
- 日中友好議員連盟の会長を務めるなど、一部からは「親中派」とも言われているが[56]、当人は「知中派」を自認しており、「米国の中で知日派という言葉があるように知中派であってもいい。媚中ではいけない」と述べている[57]。2019年5月、日中友好議連会長として訪中した際に林は「この一年は日中関係にとって非常に画期的な一年となった。現在の日中関係はまさに『令和』という元号のように麗しく、ハーモニー、『和』があるという状況になっている。日中双方の関係者の努力の積み重ねが今の状況につながっている」と述べた[58]。第2次岸田内閣で外務大臣に就任するに伴い「職務遂行にあたって無用な誤解を避けるため」として日中友好議員連盟会長を辞任している[37]。
- 2022年5月、林は韓国の尹錫悦大統領の就任式に合わせて訪韓し朴振外相候補(その後外相に就任)と会談、厳しい地域情勢の中で早期の両国関係の改善が不可欠だとの認識で一致し、未来志向的な関係発展について協議した[59]。また林は贈り物としてハーモニカをプレゼントしていたことを朴振が6月9日に明かした[60]。
経済・財政
[編集]- 2014年4月に予定されていた消費税の8%への引き上げについて、「予定通りに引き上げるべき」と回答している[61]。
- 2019年10月に予定されていた消費税の10%への引き上げについて、「法律に従い、引き上げるべきだ」と回答している[62]。
- 2015年、財政再建に関する国会論戦を活性化させる為に、国会に経済・財政に関する独自の調査機能を持たせるための議員立法を検討していた[63]。2021年には国のばらまきを監視する独立機関の設置を目指す超党派の議連の共同代表発起人となった[64]。
- 財政再建について、「あまりうまい話は眉唾だ」とし、積極財政による物価上昇で政府債務の実質的な目減りを目指すシムズ理論は非現実的との見解を示しており、「プライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を達成し、常に財政健全化を進めている姿勢を堅持することが必要」と強調している[65]。
- 日本経済を建て直す鍵は「モノづくり」であり、スタートアップ企業が創業しやすい環境をつくることで経済の勢いを取り戻すと主張している。また、池田勇人首相が掲げた所得倍増に倣い、令和の日本が目指すべき「大きな枠組み」を示したいとしている[66]。
- 脱炭素のためであれば、原子力発電への依存を容認すべきだとしている[53]。
人権
[編集]- 2016年12月9日、第192回国会で部落差別の解消の推進に関する法律案(衆議院提出)に賛成票を投じた[67]。
- 『週刊新潮』は、セネガルにある学校の陰謀を暴露[68]。
その他
[編集]人物
[編集]- 「背中の教育」という言葉を好む[1]。父親に会うたびに「勉強しろ、勉強しろ」とは言われていたが、具体的に「ああしろこうしろ」とはあまり言わないし割と放任だった[1]。塾が性に合わなかったので結局塾には行かずに自分の部屋で通信教育に取り組んでいた[1]。「教育は結局、子ども本人がいかにやる気になるか。そしてそこまで持っていくのが教育する側としては大切だと考えている」という[1]。
- 2010年1月26日の参議院予算委員会において菅直人財務大臣に対する質疑中、麻生内閣が編成した補正予算を凍結することのマイナス効果を容認する菅財務大臣の見解を質した林に対し、菅が「前政権の公共事業は1兆円投資して1兆円しか効果がなかったが、現政権は異なる」という趣旨の答弁を行った。これを受けて林が即座に「どうも乗数効果のことを言っておられるようですが、子ども手当の乗数効果はいくらと見積もっておられますか」さらに「消費性向と乗数効果の関係は」と事前通告のない質問をすると菅が完全に答弁に窮したため、「菅財務大臣には大学の経済学部の1年生でも習う経済学の基礎知識すらないのか」などと話題になった[69][70]。
- 趣味は楽器演奏、テニス、ゴルフである[6]。浜田靖一、小此木八郎、松山政司と共に議員バンド「Gi!nz(ギインズ)」を結成し、ライブも行っている[72]。担当はボーカル、ギター、ピアノであり、作曲も行う[72][73]。林によれば幼稚園の頃から母の意向でピアノを習わされており、小学校からはバイオリンを始めた。中学生の頃からバンド活動を始め、高校の時にはベースやキーボードを担当。大学からはギターも始めたという[74]。外務大臣時代はG7外相会合でピアノを即興演奏する「ピアノ外交」で注目を集めた[75]が、最も得意なのはギターだという[76]。2016年に放送されたテレビ番組「十八番で勝負!!新春!オールスター対抗歌合戦」では、ビートルズの「レット・イット・ビー (曲)」のピアノ弾き語りを行った。
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 第17回参議院議員通常選挙 | 1995年 7月23日 | 34 | 山口県選挙区 | 自由民主党 | 28万7099票 | 46.03% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第19回参議院議員通常選挙 | 2001年 7月29日 | 40 | 山口県選挙区 | 自由民主党 | 42万8122票 | 61.39% | 1 | 1/5 | / |
当 | 第21回参議院議員通常選挙 | 2007年 7月29日 | 46 | 山口県選挙区 | 自由民主党 | 41万9947票 | 56.73% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第23回参議院議員通常選挙 | 2013年 7月21日 | 52 | 山口県選挙区 | 自由民主党 | 45万5546票 | 79.36% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第25回参議院議員通常選挙 | 2019年 7月21日 | 58 | 山口県選挙区 | 自由民主党 | 37万4686票 | 69.97% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 60 | 山口県第3区 | 自由民主党 | 9万6983票 | 76.94% | 1 | 1/2 | / |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 63 | 山口県第3区 | 自由民主党 | 11万5687票 | 69.67% | 1 | 1/3 | / |
栄典
[編集]- ウクライナ: 功労勲章Ⅲ号- (2022年8月23日)
- パラグアイ: 国家功労勲章特別大十字章 - (2023年)
不祥事・騒動
[編集]年金未納問題
[編集]2004年、政治家の年金未納問題が注目された際に年金の未納が発覚した[77]。
補助金企業からの献金と政治資金規正法違反疑惑
[編集]2015年3月に、政府から補助金を受けた企業から計60万円の寄付を受けていたことが報道された[78]。
続けて、地元・山口県の所在地が同じで同一の個人の会社である2社が合計200万円のパーティー券を2013年10月に購入しており、政治資金規正法22条の8で定められた「同一の者から150万円を超えて政治資金パーティーの対価の支払いを受けてはならない」に違反する疑惑がある、としんぶん赤旗で報道された[79][80]。
林芳正の資金管理団体が、林が農水相在任中に女性スタッフが接客するキャバクラで「飲食代」を支出していた[81]。
文部科学大臣公用車でヨガ店訪問
[編集]2018年4月24日、当時文部科学大臣だった林が公用車を使って東京都内のヨガ店を訪問していたことが、同25日に発売される週刊文春に掲載されるとして朝日新聞が報じた[82]。報道によると林は4月16日午後2時半頃に公用車でヨガ店を訪問して車を待機させ、2時間後に再び公用車で店を出ていた[82]。朝日新聞の取材に政府関係者は公用車を利用したこと自体は認めつつ、公務と公務の間であれば運用規則に抵触しないとの見解を示した[82]。
公職選挙法違反事件
[編集]2021年12月23日、山口県警は2021年の衆院選で山口県第3区から当選した林芳正の後援会の入会申込書を複数の県幹部を通じて職員に配り、氏名などを記入させた公職選挙法(公務員の地位利用)違反の疑いで山口県副知事と山口市幹部職員2人を書類送検した[83]。24日、山口区検は公選法違反の罪で3人を略式起訴した。副知事については罰金30万円の略式命令を出し、即日納付された[84]。
台湾副総統への欠礼
[編集]2022年(令和4年)7月12日の記者会見で、記者から台湾の頼清徳副総統が安倍晋三元首相の葬儀に参列するため訪日した件について尋ねられ、「今、ご指摘のあった人物については(後略)」などと発言し[85][86]、15日に全日本台湾連合会(全台連)会長より「あまりに非礼」「礼節の国日本を貶める言動である」「日本の国益を毀損する」との旨の強い抗議を受けることとなった[87][88]。また、同日、林外相は、件の呼び方をした理由について日本の記者に問われて、「頼副総統について名前を挙げて質問があったので、それに応じる形で『ご指摘の人物』と述べたのみだった。」と説明した[85]。松野博一官房長官も、同月19日、閣議後会見の場で記者から問われ、同じ説明を繰り返した[89]。これらに対して、取材した記者の一部からは「中国政府に対する配慮があったのではないか」との批判が挙がっている[85]。
報道でこの回答を知った弁護士の北村晴男は、出演番組(『虎ノ門ニュース』)の中で、林外相の説明への反論として、「ならば、例えば米国のバイデン大統領の名前を挙げて質問があったとして、林外相は頼清徳副総統の時と同じ呼び方をするのか。するわけがない。あまりにも失礼だから。また、多くの重要な賓客に対しても使わないはず。使えるような言葉ではない。」、「(台湾の国家的立場と認めた)『副総統』という言葉を使うと中国が怒るから忖度して使えなかったのではないのか」、「日本が中国に忖度して台湾を国家として認めなかった時代を過去のものにして、協力関係を深めようとしている時代に、なんとかそれを食い止めようとしているように見える。」といった旨の主張で、その外交姿勢を批判した[90]。
旧統一教会との関係
[編集]林は2022年8月2日の記者会見で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とのつながりについて「関係はない」と明言した[91]。
しかし2022年8月10日の記者会見で、2012年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係が深い機関の取材を受けたと公表し、「関連しているという認識がなかった。大変申し訳ない。」と謝罪、「今後は一切関係をもたないことをお約束する」と述べた[91]。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と閣僚との関係をめぐり、林は2024年2月7日午前の記者会見で、「2021年9月に教団関係者と面会していた」ことを明らかにした[92]。週刊誌の取材を受けて改めて確認したところ判明した[92]。林は会見で「地元政界関係者の調整で面会することになった。多数ある面会の一つであり、相手がどういう方で、どのような話をしたのか、現時点では定かでない」、「支援や寄付を受けたことはない」などと説明した[92]。
家族・親族
[編集]林家
[編集]林家は、商号を「大津屋」といい、下関で代々醤油醸造業を営む[93]。またバス事業者・サンデン交通、一般ガス事業者・山口合同ガス(いずれも本社は下関市)等の経営に携わっている。大津屋の起源は1717年で、天明年間(1781年から1789年)に初代・平次郎は向津具から赤間関(現在の下関)に移り住んだ[94]。『関門若倉精華 第1編』によると「平次郎は赤貧より身を起こし、千金を蓄え米、質の両業を開いた」という[95]。明治の初めに戸籍制度が実施されるに及び林姓を名乗った[94]。
- 高祖父・林平四郎[93][95] - 林家4代目[94]。衆議院議員[93][96]、貴族院議員[97]。資産家で[98]、大津屋本店、春帆楼、生蝋醤油醸造業並料理旅館業を営む[97]。1941年(昭和16年)12月11日、死去。正五位を追贈。
- 曾祖父・林長五郎 - 林平四郎の長男[96]。
- 祖父・林佳介 - 実業家、衆議院議員(日本進歩党)。
- 父・林義郎 - 衆議院議員(自由民主党)、厚生大臣(第1次中曽根内閣)・大蔵大臣(宮沢改造内閣)を歴任。
- 母・林万里子 - 祖父が宇部興産社長の俵田明(なお俵田家の旧邸宅を宇部事務所として使用している)。父は宇部興産副社長を務めた俵田寛夫(三井鉱山で取締役を務めた属最吉の二男で宇部興産社長俵田明の婿養子。朝鮮出身の音楽評論家の属啓成(旧姓名:朴啓成)は義弟)。
- 叔父・林孝介 - サンデン交通取締役会長、山陽自動車学校相談役、山口県バス協会会長理事、大津屋前代表取締役社長。
- 従弟・林俊作 - 叔父林孝介長男。大津屋代表取締役社長、山口県PTA連合会会長。
- 妹・林玲子 - 国立社会保障・人口問題研究所副所長
- 弟・林哲郎 - 三井物産勤務
- 妻・林裕子[99] - 山口大学大学院技術経営研究科特命教授
- 長女・温子(1994年生[100])
- 次女・[101][102]
- 祖父・林佳介 - 実業家、衆議院議員(日本進歩党)。
- 曾祖父・林長五郎 - 林平四郎の長男[96]。
縁戚
[編集]- 祖父・俵田寛夫 - 宇部興産副社長。
- 義叔父・広瀬勝貞 - 元大分県知事(公選第15-19代)。
- 広瀬道貞 - 株式会社テレビ朝日顧問。第13代日本民間放送連盟(民放連)会長。
- 広瀬貞雄 - 富士紡績元代表取締役社長。
略系図
[編集]林平四郎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
木戸幸一 | 俵田明 | 属最吉 | 朴家 | 松田忠治 | 林長五郎 | 広瀬貞治 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
木戸孝彦 | 初枝 | 俵田寛夫 | 澄江 | 属啓成 (朴啓成) | 中村隆一 | 林佳介 | トラ | 広瀬正雄 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
知子 | 木戸武 | 万里子 | 林義郎 | 尭子 | 広瀬勝貞 | 広瀬道貞 | 広瀬貞雄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
長尾尚人 | 千恵子 | 玲子 | 林哲郎 | 林芳正 | 裕子 | 広瀬建 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属団体・議員連盟
[編集]- 独立財政推計機関を考える超党派議員の会[103]
- 国際連合食糧農業機関(FAO)議員連盟(会長)
- 自民党たばこ議員連盟[104][105]
- 神道政治連盟国会議員懇談会[106]
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[106]
- 北京オリンピックを支援する議員の会(幹事)
- 朝鮮通信使交流議員の会(幹事)
- 日中友好議員連盟(元会長)
- 茶道裏千家下関支部(支部長)
- 山口県ソフトテニス連盟(会長)
- 伊藤博文公追頌会(会長)
- 亀山八幡宮(総代会長)
- 山口県ボウリング連盟(会長)
- クラスター爆弾禁止推進議員連盟(発起人)
- ボーイスカウト振興国会議員連盟(理事)
- 国際連帯税創設を求める議員連盟
- ギインズ
- 小規模企業税制確立議員連盟
- 山口県バドミントン協会(会長)
支援団体
[編集]- 全国たばこ販売政治連盟(組織推薦候補者)[104]
- 神道政治連盟[107]
著書・論文
[編集]- 共著
- 「国会議員の仕事 - 職業としての政治」(津村啓介との共著、中公新書、2011年)ISBN 978-4-12-102101-4
- 論文
- ^ a b c d e 林芳正文部科学大臣へのインタビュー 教職課程MAR 2018 鳴門教育大学。2022年5月29日閲覧。
- ^ 古賀派・谷垣派の再合流後
- ^ 『官報 平成29年特別号外第15号1頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2017年8月3日。
- ^ 『官報 平成30年特別号外第27号1頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2018年10月2日。
- ^ 令和3年11月3日山口県選挙管理委員会告示第88号(衆議院小選挙区選出議員選挙において当選人となった者の住所及び氏名並びに当該当選人となった者に係る候補者届出政党の名称)
- ^ a b c d e “林芳正外務大臣略歴”. 外務省 (2022年8月10日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ “国会議員情報 林 芳正(はやし よしまさ)”. 時事ドットコム (時事通信社) 2022年9月10日閲覧。
- ^ MC/MPA (Mid-Career Master in Public Administration) 1994.
- ^ Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory. Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.. (1998). p. 344
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 林芳正事務所. “プロフィール | 林芳正 衆議院議員 - 林芳正 衆議院議員”. 2024年11月18日閲覧。
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- ^ a b c d e f g h i j “「内閣府特命担当大臣(経済財政政策)」『内閣府特命担当大臣(経済財政政策)』内閣官房内閣広報室”. web.archive.org (2009年8月7日). 2024年11月18日閲覧。
- ^ 「国会議員の仕事 - 職業としての政治」中公新書
- ^ “政治改革の軌跡 1993年~1994年”. 21世紀臨調オフィシャルホームページ. 新しい日本をつくる国民会議. 2021年12月21日閲覧。
- ^ 泉宏 (2021年7月21日). “林氏出馬で勃発、「二階vs岸田」代理戦の複雑怪奇 現職・河村建夫元官房長官と保守分裂選挙へ”. 東洋経済オンライン. 2022年12月17日閲覧。
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- ^ “記者会見”. web.archive.org (1999年2月21日). 2024年11月18日閲覧。
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- ^ “自民総裁選、5氏が立候補=政権枠組み争点-決選にらみ激戦・26日投開票”. 時事ドットコム (時事通信社). (2012年9月14日) 2012年9月14日閲覧。
- ^ リンク切れ “林氏、総裁選出馬に意欲「経験不足だが、逃げない」”. 山口新聞 (みなと山口合同新聞社). (2011年7月13日) 2012年9月15日閲覧。
- ^ 石破氏1位、党員票で圧倒=安倍氏と決選投票-自民総裁選 時事通信 2012年9月26日
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参考文献
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- 人事興信所編『人事興信録 第11版 下』人事興信所、1937 - 1939年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 林芳正 衆議院議員
- 林芳正 (@hayashi09615064) - X(旧Twitter)
- hayashiyoshimasa - YouTubeチャンネル
- 林芳正 (@hayashi_yoshimasa) - Instagram
公職 | ||
---|---|---|
先代 松野博一 |
内閣官房長官 第87-89代:2023年 - |
次代 現職 |
先代 岸田文雄 |
外務大臣 第151代:2021年 - 2023年 |
次代 上川陽子 |
先代 松野博一 |
文部科学大臣 第22・23代:2017年 - 2018年 |
次代 柴山昌彦 |
先代 郡司彰 西川公也 |
農林水産大臣 第55代:2012年 - 2014年 第58代:2015年 |
次代 西川公也 森山裕 |
先代 与謝野馨 |
特命担当大臣(経済財政政策) 第12代:2009年 |
次代 菅直人 |
先代 石破茂 |
防衛大臣 第5代:2008年 |
次代 浜田靖一 |
先代 嘉数知賢 山口泰明 桜田義孝 |
内閣府副大臣 平沢勝栄、渡辺喜美 →平沢勝栄、大村秀章と共同 2006年 - 2007年 |
次代 中川義雄 木村勉 山本明彦 |
議会 | ||
先代 岡田広 |
参議院憲法審査会会長 第4代:2019年 - 2021年 |
次代 中川雅治 |
先代 山本一太 |
参議院外交防衛委員長 2004年 - 2005年 |
次代 舛添要一 |