「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の版間の差分
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原作は[[ローズマリー・サトクリフ]]の小説『血と砂 |
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*脚本・演出:[[谷正純]]。 |
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*[[花組]]が[[2008年]]5月9日~6月16日に[[宝塚大劇場]]、7月11日~8月17日に[[東京宝塚劇場]]で上演した。併演はグラン・ファンタジー『Red Hot Sea』。 |
2010年11月22日 (月) 11:54時点における版
宝塚歌劇団によって舞台化された作品には、宝塚歌劇団によって制作された作品の他にも、古典文学から現代映画まで多岐にわたる原作から脚色された作品が存在する。本項目では、宝塚歌劇団の非オリジナル作品とその詳細について記述する。宝塚オリジナルの作品についてはCategory:宝塚歌劇団の作品、本記事情報源については外部リンクを参照。
愛と死のアラビア
原作はローズマリー・サトクリフの小説『血と砂』。
- 真飛聖のトップ就任大劇場お披露目公演。
愛と青春の旅だち
原作はテイラー・ハックフォード監督の同名映画『愛と青春の旅だち』。
愛のソナタ
原作はリヒャルト・シュトラウス作曲、フーゴー・フォン・ホーフマンスタール台本のオペラ『ばらの騎士』。
- 脚本・演出:木村信司。
- 月組が2001年1月1日~2月12日に東京宝塚劇場で、同年5月18日~7月2日に宝塚大劇場で上演した。併演は東京公演は祝祭舞『いますみれ花咲く』、宝塚公演はショー『ESP!!』。
- 東京宝塚劇場のこけら落とし公演。
- 月組男役トップスター・真琴つばさのサヨナラ公演。また、娘役トップスター・檀れいは本公演後に専科へ異動となった。
相棒
赤と黒
明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴
- 脚本・演出:木村信司。作・編曲:甲斐正人。
- 花組が2007年2月9日~3月19日に宝塚大劇場で、同年4月6日~5月13日に東京宝塚劇場で上演。併演はショー『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』
- 時代設定を第二次世界大戦後と思われるものにしたほか、ストーリーにかなりの改変(黒蜥蜴と明智の関係が恋愛描写を超えたある因果関係であった等)が見られた。
あさきゆめみし
雨に唄えば
アメリカン・パイ
嵐が丘
アンナ・カレーニナ
- 雪組が2001年8月4日~8月13日に宝塚バウホールで、同年8月18日~8月24日に日本青年館大ホールで上演した。
- 星組が2008年4月5日~4月15日、4月24日~5月4日に宝塚バウホールで上演した。前半と後半の2グループに分かれて上演した。
2001年雪組 | 2008年星組前半 | 2008年星組後半 | |
---|---|---|---|
アレクセイ・ヴィロンスキー | 朝海ひかる | 夢乃聖夏 | 麻尋しゅん |
アンナ・カレーニナ | 紺野まひる | 蒼乃夕妃 | 妃咲せあら |
カレーニン | 貴城けい | 紅ゆずる | 美弥るりか |
コスチャ | 立樹遥 | 壱城あずさ | 碧海りま |
セルプホフスコイ | 音月桂 | 真風涼帆 | 十碧れいや |
キティ | 舞咲りん | 水瀬千秋 | 妃白ゆあ |
アンジェリク
原作はセルジュ・ゴロン&アン・ゴロンの小説を原作とする木原敏江の同名漫画。
- 脚本・演出:柴田侑宏。
- 月組が1980年1月1日~2月12日に宝塚大劇場で、同年4月3日~4月30日に東京宝塚劇場で『アンジェリク -炎の恋の物語-』のタイトルで上演。併演はグランドショー『仮面舞踏会』。
- 雪組が1980年10月3日~11月11日に宝塚大劇場で、1981年3月4日~3月30日に東京宝塚劇場で続編『青き薔薇の軍神(マルス) -アンジェリクⅡ-』を上演。併演は舞踊詩『花の舞拍子』。
- ジョフレは登場せず、主役がフィリップになっている。
凍てついた明日 ~ボニー&クライド~
原作は1967年のアメリカ映画『俺たちに明日はない』(おれたちにあすはない、Bonnie and Clyde/アメリカン・ニューシネマ第1号作品)。
West Side Story
原作はアーサー・ローレンツ脚本、レナード・バーンスタイン音楽、スティーヴン・ソンドハイム歌詞のブロードウェイミュージカル『West Side Story』。
ヴェネチアの紋章
原作は塩野七生の小説、『緋色のヴェネツィア 聖マルコ殺人事件』。
うたかたの恋
原作はフランスの作家クロード・アネ(Claude Anet)の同名小説(原題 Mayerling)。
麗しのサブリナ
- トップ娘役・蘭乃はなの就任お披露目公演
エデンの東
原作はジョン・スタインベックの同名小説『エデンの東』。
- 真矢みき・純名里沙のトップ就任お披露目公演。
エル・アルコン -鷹-
原作は青池保子の漫画『エル・アルコン -鷹-』と『七つの海七つの空』。
- 脚本・演出:齋藤吉正。作曲・編曲:寺嶋民哉・青木朝子
- 星組が2007年11月2日~12月15日に宝塚大劇場で、2008年1月2日~2月11日に東京宝塚劇場で上演した。併演はグラン・ファンタジー『レビュー・オルキス -蘭の星-』。
王家に捧ぐ歌
原作はジュゼッペ・ヴェルディ作のオペラ『アイーダ』
大いなる遺産
原作はチャールズ・ディケンズの同名小説『大いなる遺産』。
- 脚本・演出:太田哲則。作曲・編曲:吉崎憲治。振付:アキコ・カンダ
- 月組が1990年2月16日~3月27日に宝塚大劇場で、同年6月3日~27日に東京宝塚劇場で上演した。併演はミュージカル・ショー『ザ・モダーン』
大江山花伝 -燃えつきてこそ-
原作は木原敏江の同名漫画。脚本柴田侑宏。原作とは一部登場人物や中途での展開などに差異が見られる。
- 雪組が1986年2月14日~3月26日に宝塚大劇場で、同年6月4日~6月30日に東京宝塚劇場で上演。併演はショー・ファンタジー『スカイ・ハイ・スカイ』。
- 宙組が2009年8月3日~8月25日に博多座で再演した。演出は柴田に代わり中村暁が担当。併演はファナティック・ショー『Apasionado!! Ⅱ』。大空祐飛・野々すみ花のトップコンビ就任披露公演となった。
1986年雪組 | 2009年宙組 | |
---|---|---|
茨木童子 | 平みち | 大空祐飛 |
藤子/藤の葉 | 神奈美帆 | 野々すみ花 |
渡辺綱 | 杜けあき | 北翔海莉 |
酒呑童子 | 北斗ひかる | 十輝いりす |
胡蝶 | 鳩笛真希 | 花影アリス |
大坂侍 -けったいな人々-
原作は司馬遼太郎作の同名小説。
丘の上のジョニー
- 脚本・演出:菅沼潤。作曲・編曲:吉崎憲治、入江薫
- 原作は1950年代の東京が舞台だが、脚本を書いた菅沼はこれを同年代のアメリカ、ボストンに翻案した。
オネーギンEvgeny Onegin -あるダンディの肖像-
原作はアレクサンドル・プーシキンの散文小説『エヴゲーニイ・オネーギン』。
オルフェウスの窓-イザーク編-
会議は踊る
- 大劇場公演中の1月7日、昭和天皇が崩御し、7~8日の公演が中止となった。
ガイズ&ドールズ
1950年初演のブロードウェイミュージカル『ガイズ&ドールズ』を一部潤色しての上演。
凱旋門
原作はエリッヒ・マリア・レマルクの同名小説『凱旋門』
- 潤色・脚本:柴田侑宏、演出・振付:謝珠栄。作・編曲:寺田瀧雄、吉田優子、斉藤恒芳
- 雪組が2000年6月30日~8月14日に宝塚大劇場で、同年9月22日~10月29日にTAKARAZUKA1000days劇場で上演。宝塚の7月18日に役替わり公演があった。2001年8月1日~23日に博多座で上演。併演は宝塚と東京はショー『デパートメント・ストア』。博多座ではレビュー・ロマネスク『パッサージュ -硝子の空の記憶-』
カサブランカ
原作はマイケル・カーティス監督の同名映画『カサブランカ』。
風と共に去りぬ
原作はマーガレット・ミッチェルの同名小説『風と共に去りぬ』。
刀を抜いて
原作は岡本一平の同名漫画。
- 脚本・演出:高木史朗。作・編曲:河村篤二、中元清純。
- 初演は1956年。星組が9月1日~30日に宝塚大劇場で、同年11月2日~27日に東京宝塚劇場で上演。併演は宝塚ではミュージカル・ロマンス『私のアンジェラ』と舞踊劇『うつぼ舟』。東京ではグランド・レビュー『ラヴ・パレード』
仮面のロマネスク
原作はコデルロス・ド・ラクロの小説『危険な関係』。
カラマーゾフの兄弟
- 脚本・演出:齋藤吉正。音楽:寺嶋民哉。
- 光文社古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟1~5』(亀山郁夫訳)を参照している。
- 雪組が2008年12月13日~12月25日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、2009年1月6日~1月14日に赤坂ACTシアターで上演した。
華麗なるギャツビー
原作はF・スコット・フィッツジェラルドの小説で、『華麗なるギャツビー』の邦題でも知られる『グレート・ギャツビー』。
- ジェイ・ギャツビー:杜けあき/デイジー・ブキャナン:紫とも/ニック・キャラウェイ:一路真輝
川霧の橋
原作は山本周五郎の小説『柳橋物語』と『ひとでなし』。
CAN-CAN
原作はコール・ポーター作詞・作曲、Abe Burrows作による同名ミュージカル『CAN-CAN』。
- 久世星佳・風花舞のトップ就任披露公演。
- 82期生(蘭寿とむ、涼紫央、紺野まひる、遼河はるひ、壮一帆、月船さららなど)の初舞台で、第15場「絵紗前」・第16場「バル・ドゥ・パラディ」において、全員でカンカンを踊る場面が与えられた。
キス・ミー・ケイト
原作はコール・ポーター作詞・作曲、ベラ・スペワック、サミュエル・スペワック脚本の同名ミュージカル『キス・ミー・ケイト』。
- 花組トップコンビ、大浦みずき・ひびき美都のトップ就任お披露目公演。
君の名は
- 脚本・演出:菊田一夫。作・編曲:入江薫、中元清純
- 宝塚版は設定をポーランドに移し『ワルシャワの恋の物語』というサブタイトルをつけて上演。ラジオ、映画版とは違う工夫がなされた。
- 1954年11月2日~29日に花組、12月1日~27日に星組によって宝塚大劇場で上演された。
- 配役
逆転裁判
銀ちゃんの恋
虞美人
原作は長與善郎の戯曲『項羽と劉邦』。
黒い瞳
原作はアレクサンドル・プーシキンの小説『大尉の娘』。
激情 -ホセとカルメン-
源氏物語
原作は紫式部の同名古典小説。
コパカバーナ
1994年初演のバリー・マニロウによるミュージカル『コパカバーナ (ミュージカル)(Copacabana (musical))』を翻訳しての上演。
里見八犬伝
原作は滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に新解釈を加えた、鎌田敏夫の小説『シナリオ 里見八犬伝』。
ジプシー男爵
原作はヨハン・シュトラウス2世の同名オペレッタ『ジプシー男爵』。
春愁の記
- 脚本・演出:酒井澄夫。音楽:寺田瀧雄、入江薫。
- 月組が1979年6月29日~8月8日に宝塚大劇場で"王朝ロマン"と冠し上演した。併演はグランドレビュー『ラ・ベル・たからづか』。なお東京公演では本作が『バレンシアの熱い花』再演に差し替えとなり、上演されなかった。
殉情
情熱のバルセロナ
原作はスタンダールの小説『パルムの僧院』。19世紀のスペイン・バルセロナの物語として脚色舞台化。持ち前の情熱を若年故に暴発させた青年貴族と清純で敬虔な少女との悲恋を描く。
- 登場人物
- フランシスコ・ラフォーレ侯爵(ファブリス) … 主人公。
- ロザリア・ジサント(クレリア) … 将軍の娘。
- リンダ・メレンデス公爵夫人(ジーナ) … フランシスコのおば、社交界の花形。
- ラファエル(フェラント) … ジプシー、フランシスコの友人。
- ルイス伯爵(モスカ) … 宰相、リンダの愛人。
※カッコ内は原作における役名。
- 1982年月組公演
- フランシスコ:大地真央/ロザリア:黒木瞳/リンダ:条はるき/ラファエル:剣幸/ルイス:水代玉藻
- 2009年雪組公演
- 脚本:柴田侑宏、演出:中村一徳。
- 11月14日~12月13日に全国ツアーで再度脚本の1部を改変しフィナーレをカットして上演。併演はラテン・ロマンチカ『RIO DE BRAVO!!』。
- 配役
SPEAKEASY
原作はベルトルト・ブレヒトの戯曲『三文オペラ』。禁酒法時代のシカゴに時代がおきかえられた。
- 脚本・演出:石田昌也。
- 花組が1998年5月15日~6月22日に宝塚大劇場で、同年8月22日~10月5日にTAKARAZUKA1000days劇場で上演した。併演はショー『スナイパー』。
- 花組トップコンビ、真矢みき・千ほさちのサヨナラ公演。
スペードの女王
原作はアレクサンドル・プーシキンの同名短編小説『スペードの女王』。
戦争と平和
- アンドレイ:日向薫/ナターシャ:南風まい/ピエール:榛名由梨/ナポレオン・ボナパルト:但馬久美(榛名、但馬は専科より特別出演)
- 植田は本来の主人公ピエールを語り手とし、アンドレイとナターシャの恋を描く形に潤色した。
- 榛名、南風のさよなら公演。またこの公演を最後に但馬、あづみれいかも退団。
- 1988年7月1日付で雪組へ異動した海峡ひろきがこの作品に特別出演し、新人公演では榛名が演じたピエール役を演じた(同作品宝塚大劇場公演出演後、『たまゆらの記』東京公演から雪組生として出演)。
- 1989年2月3日~2月14日中日劇場公演、トップ娘役に就任した毬藻えりがヒロインを演じた(本公演ではないので当時はお披露目公演とは呼ばれなかった)。
ゼンダ城の虜
原作はアンソニー・ホープの同名小説『ゼンダ城の虜』。
ZORRO 仮面のメサイア
原作はジョンストン・マッカレーの小説『怪傑ゾロ』。
太王四神記
誰がために鐘は鳴る
原作はアーネスト・ヘミングウェイの同名小説『誰がために鐘は鳴る』。
猛き黄金の国
- 潤色脚本・演出:石田昌也。作・編曲:西村耕次
- 雪組が2001年2月23日~4月2日に宝塚大劇場で、同年5月11日~6月24日に東京宝塚劇場で上演。併演はレビュー・ロマネスク『パッサージュ -硝子の空の記憶-』
たけくらべ
- 脚本・演出:柴田侑宏。作・編曲:入江薫、寺田瀧雄、吉田優子(再演時)
- 初演は1973年11月1日~12月2日に宝塚大劇場で雪組が上演。併演はミュージカル・コメディ『ラブ・ラバー-さよなら恋のベニス-』
- その後月組が1994年2月26日~3月12日に宝塚バウホール。花組が同年5月29日~6月6日に東京日本青年館、6月8日~10日に愛知厚生年金会館で連続して再演。
- 同名のものを1943年に雪組が宝塚大劇場で上演している。脚本:内海重典、音楽:岡政雄。
出演:花里いさ子/春日野八千代/峰山花香(役名は不明)
信如 | 美登利 | 正太郎 | 長吉 | |
---|---|---|---|---|
1973年雪組 | 汀夏子 | 摩耶明美 | 順みつき | 麻実れい |
1994年月組 | 姿月あさと | 風花舞 | 汐風幸 | 水月静 |
1994年花組 | 愛華みれ | 森奈みはる | 初風緑 | 香織ゆたか |
小さな花がひらいた
チェーザレ・ボルジア―野望の軌跡―
原作は塩野七生の小説『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
- 脚本・演出:柴田侑宏、振付・演出協力:尚すみれ、作・編曲:吉崎憲治。
- 月組が1996年9月20日〜11月4日に宝塚大劇場で上演。1997年9月13日〜10月7日に全国ツアーで再演。併演はグランド・レビュー『プレスティージュ』
- 大劇場公演と全国ツアーでは脚本が大幅に改定されている(ルクレツィアはチェーザレとうり二つの従者との不倫描写として、久世が2役を演じていたが、全国ツアーでは兄弟同士で口付けをする描写に)。ともに脚本は柴田。
誓いの首飾り
原作はイワン・ツルゲーネフの小説『春の水』。
忠臣蔵~花に散り雪に散り~
扉のこちら
- 天海祐希のトップ就任お披露目公演。
トゥーランドット
原作はジャコモ・プッチーニのオペラ『トゥーランドット』。
- カラフ:小夜福子(月組)、奈良美也子(花組)/トウランドット:草笛美子(両公演とも)
ドリアン・グレイの肖像
原作はオスカー・ワイルドの同名小説『ドリアン・グレイの肖像』。
長い春の果てに
原作はフランス映画『世界で一番好きな人』(1995年製作・1996年公開)
長崎しぐれ坂
原作は榎本滋民の戯曲『江戸無宿』。
- 星組トップ娘役、檀れいのサヨナラ公演。
虹のナターシャ
- 脚本・演出:植田紳爾。演出:谷正純。作・編曲:吉田優子。振付:羽山紀代美
- 雪組が1996年8月9日~9月16日に宝塚大劇場で、同年12月2日~26日に東京宝塚劇場にて上演。1997年2月1日~2月18日に中日劇場公演。併演はロマンチック・レビュー『La Jeunesse!』。
- 原作の漫画が連載途中だったため非常に中途半端なところで終っている。
- 雪組トップ男役、高嶺ふぶきのお披露目公演。
二都物語
原作はチャールズ・ディケンズの同名長編小説『二都物語』。
- 脚本・演出:太田哲則。作・編曲:吉崎憲治。
- 初演は1985年。月組により5月10日~6月25日に宝塚大劇場で、同年8月3日~31日に東京宝塚劇場で上演された。併演はグランド・ショー『ヒート・ウェーブ』
ハウ・トゥー・サクシード
1961年初演のブロードウェイミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』を一部潤色しての上演。
- 花組トップ娘役、純名里沙のさよなら公演となった。
花舞う長安 -玄宗と楊貴妃-
原作は井上靖の小説『楊貴妃伝』。
はばたけ黄金の翼よ
原作は粕谷紀子の漫画『風のゆくえ』。
- 当時の雪組は遥くらら退団後、麻実の意向によりトップ娘役不在であり、相手役(ヒロイン)として研4(当時)の一路が抜擢された。
- 麻実れいのサヨナラ公演。
ハプスブルクの宝剣
- エリヤーフー・ロートシルト(エドゥアルト・フォン・オーソヴィル):柚希礼音/アーデルハイト、マリア・テレジア(2役):夢咲ねね/フランツ・シュテファン:凰稀かなめ
- シルヴェスター・リーヴァイが主題歌『Candle in your mind ~魂に宿る光~』を提供したことで話題となった。
隼別王子の叛乱
原作は田辺聖子の同名小説『隼別王子の叛乱』。
- 脚本・演出:阿古健。
- 月組が1978年8月10日~9月26日に宝塚大劇場で、同年12月3日~12月27日に東京宝塚劇場で、1979年4月27日~5月3日に福岡市民会館で上演。併演はグランド・ショー『ラブ・メッセージ』。
晴れた日に永遠が見える
原作はアラン・ジェイ・ラーナー脚本・作詞、バートン・レイン作曲のミュージカル。(原題 On a Clear Day You Can See Forever)
- 潤色・演出・訳詞:村上信夫
- 雪組が1996年11月2日~11月12日に宝塚バウホールで、1997年5月31日~6月10日に日本青年館大ホールで、同年6月13日~6月15日に愛知厚生年金会館で上演した。
宝塚バウホール | 日本青年館・愛知厚生年金会館 | |
---|---|---|
マーク・ブルックナー | 高嶺ふぶき | 同左 |
デイジー・ギャンブル | 花總まり | 同左 |
エドワード・モンクリーフ | 和央ようか | 楓沙樹 |
ウォレン・スミス | 楓沙樹 | 汐美真帆 |
マリエル・バンソン | 貴咲美里 | 愛田芽久 |
白夜わが愛
- 鳳蘭のサヨナラ公演。この公演の直前に鳳は星組から専科に移籍しており、星組トップ男役には瀬戸内美八が就任していた。鳳は専科からの特別出演であったが、実質「星組トップ男役鳳蘭のサヨナラ公演」であった。瀬戸内は直前まで古巣月組の公演に特別出演していたこともあり、ダンス場面とフィナーレのみの出演で芝居本編にはまったく登場しなかった。
ファントム
原作はガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を基にしたアーサー・コピット&モーリー・イェストンによる同名ミュージカル『ファントム』。
ブラック・ジャック 危険な賭け
プラハの春
ブルボンの封印
- 脚本・演出:太田哲則。作・編曲:吉崎憲治、高橋城
- 雪組が1993年10月29日~12月14日に宝塚大劇場、1994年3月3日~28日に東京宝塚劇場で上演した。併演はミュージカルショー『コート・ダジュール』
- ジェームズ/ルイ:一路真輝/マノン:紫とも/マリエール:花總まり
紅はこべ
原作はバロネス・オルツィ作のイギリスの同名小説『紅はこべ』。
- 脚本・演出:柴田侑宏。作・編曲:寺田瀧雄・中元清純
- 初演は1979年。花組により3月28日~5月8日に宝塚大劇場、同年7月1日~25日に東京宝塚劇場にて上演された。併演は宝塚ロマンス『花影記-ジャカランダの花の下で-』。
- 1995年、花組が9月16日~10月8日全国ツアーで再演。併演はファンタスティック・ショー『メガ・ヴィジョン』
- 原作が同じブロードウェイミュージカル「スカーレット・ピンパーネル(THE SCARLET PIMPERNEL)」を2008年に星組、2010年に月組が上演。
ベルサイユのばら
- 本作品の外伝については「外伝ベルサイユのばら」を参照。
炎にくちづけを
原作はジュゼッペ・ヴェルディ作曲のオペラ『イル・トロヴァトーレ』。
ホフマン物語
原作はフランスの作曲家ジャック・オッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』。
- 宝塚バウホール開場の記念すべき1作目。脚本・演出:菅沼潤、編曲:吉崎憲治。
- 花組が1978年4月1日~23日に上演した。主役ホフマンは安奈淳。
- バウホールの開場理念『若手スターの研鑽の場』に従い、公演途中で配役を一新。4月18日~23日は寿ひずるがホフマンを演じた。
- 主な配役
- 4月1日~17日
- 4月18日~23日
- ホフマン:寿ひずる/ニクラウス:真汐ちなみ/悪魔、他4役:宝純子/アントニア:北小路みほ/オランピア:如月巳麗/ジュリエッタ:麻里光
- 2008年1月2日~13日、同19日~29日に月組がバウホール開場30年記念公演として再演。菅沼の脚本を元に谷正純が加筆・演出を担当。
- 公演前半と後半で配役を変更。また前後半の中でも日によって配役を変え、若手スター、特に娘役に活躍の場を与えた。
- この作品を最後に夢咲は星組へ異動。また、夢咲の同期の白華れみも花組へ異動し、代わりに星組から羽桜しずくが月組から異動した。
- 主な配役
- 1月2日~7日
- 1月8日~13日
- 1月19日~25日
- 1月26日~29日
舞姫
舞え舞え蝸牛
- 脚本・演出:阿古健。作・編曲:寺田瀧雄。
- 花組が1979年11月9日~12月18日に宝塚大劇場で、1980年3月4日~30日に東京宝塚劇場にて上演。併演はミュージカル・アドベンチャー『ビューティフル・シティ』。
- 花組トップ娘役、美雪花代のお披露目公演。
ME AND MY GIRL
原作はL・アーサー・ローズ&ダグラス・ファーバー作詞・脚本、ノエル・ゲイ作曲の同名ミュージカル。
メイちゃんの執事
紫子
原作は木原敏江の漫画『とりかえばや異聞』。
雪之丞変化
- 花總まりのトップ娘役就任披露公演。
傭兵ピエール
- 脚本・演出:石田昌也。作・編曲:西村耕次、鞍富真一。
- 宙組が2003年2月21日~3月31日に宝塚大劇場で、同年5月9日~6月22日に東京宝塚劇場で上演。併演はレビューデラックス『満天星大夜總会』。
- 伊織直加のさよなら公演となった。
我が愛は山の彼方に
原作は伊藤桂一の小説『落日の悲歌』。
- 星組が1971年8月27日~9月28日に宝塚大劇場、11月2日~11月28日に東京宝塚劇場で上演。併演は大劇場公演はグランド・ショー『マイ・ブロードウェイ』、東京公演はミュージカル・ファンタジー『愛のコンチェルト』。
- 星組が1999年8月5日~8月25日に博多座、10月1日~11月8日に宝塚大劇場、2000年1月2日~2月6日にTAKARAZUKA1000days劇場で上演。併演はグランドレビュー『グレート・センチュリー』。
若き日の唄は忘れじ
忘れ雪
原作は新堂冬樹の同名小説。
外部リンク
- 宝塚歌劇公演案内 バックナンバー - 宝塚歌劇団公式HP
- 1999年(の1部)以降の全上演作品に関する情報を閲覧可。