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汐見洋子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

汐見 洋子(しおみ ようこ、現姓:蓮沼、旧姓:祐野、19??年10月30日 - 没年不明)は、元宝塚少女歌劇団男役(元花組主演男役クラス。元花組・星組組長)の人物。兵庫県芦屋市出身[1]。愛称はすけさん[2]スケはん[3](それぞれ旧姓の祐野(すけの)から。)。

来歴・人物

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1926年16期生として宝塚音楽歌劇学校(現在の宝塚音楽学校)に入学し、宝塚少女歌劇団(現在の宝塚歌劇団)に入団。当時は入学=入団で学校と劇団は一体であった。

1927年から1936年までは雪組に所属した。

1937年 - 1939年、星組組長。

1940年 - 1941年、花組副組長。

1941年 - 1943年、花組組長。

1943年、宝塚歌劇団を退団。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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  • 『楠木正成』(雪組)(1931年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場
  • 『壺の小町』(雪組)(1931年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
  • 『第七天國』『雪月花』(雪組)(1932年1月1日 - 1月31日、宝塚大劇場)
  • 『木村重成の妻』(雪組)(1932年4月1日 - 4月30日、宝塚大劇場)
  • 『牡丹書譜』『蚊供養』(雪組)(1932年7月1日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • 『渡海船』『身替座禅』『娘八景』(雪組)(1932年10月1日 - 10月31日、宝塚大劇場)
  • 『大名は嫌ひだ』『再生の感激』(雪組)(1932年12月1日 - 12月28日、中劇場
  • 『水かけ聟』『輪捕り』『二人傀儡使』(雪組)(1933年3月1日 - 3月31日、宝塚大劇場)
  • 『佛御前』『弓の勘太』(雪組)(1933年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
  • 『仇討公暁』『シャッポー・イタリアン』(雪組)(1933年12月1日 - 12月28日、中劇場)
  • 『カロリーナ』(雪組)(1934年2月1日 - 2月28日、宝塚大劇場)
  • 『小鍛冶』『カルナヴァル』(雪組)(1934年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
  • 『美はしの君』(雪組)(1934年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
  • 『小谷落城』『山三歌舞伎始』『シェーネス・ベルリン』(雪組)(1934年9月6日 - 9月24日、中劇場)
  • 『戀慕流し』『浮む瀬の盃』(雪組)(1935年1月1日 - 1月24日、宝塚大劇場)
  • 『育王山献燈』(雪組)(1935年7月1日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • 『土蜘』(雪組)(1935年11月1日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『市の上人』『油賣り』(雪組)(1936年5月6日 - 5月26日、中劇場)
  • 『をどり念佛』『永遠のワルツ』『蓮月尼』(星組)(1936年8月8日 - 8月25日、中劇場)
  • 『紅日傘』『悟空と観音』(星組)(1936年11月1日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『雲雀山』『櫻吹雪』(星組)(1937年1月1日 - 1月31日、宝塚大劇場)
  • 『佐保姫』『ねゝ姫様』『アルルの女』(星組)(1937年2月7日 - 2月21日、中劇場)
  • 『鬼子母』『南都拾遺』『マンハッタン・リズム』(星組)(1937年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 『桶の村』『歌へモンパルナス』(星組)(1937年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場)
  • 『鐘を焼く男』『皇國のために』(星組)(1937年10月8日 - 10月24日、中劇場)
  • 『満州より北支へ』(星組)(1938年1月1日 - 1月31日、宝塚大劇場)
  • 『衣川合戦』『スヰート・メロディ』(星組)(1938年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 『成吉思汗』『石神明神』(星組)(1938年6月4日 - 6月19日、中劇場)
  • 『淑香傳』(星組)(1938年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場)
  • 『太平洋行進曲』『スペインの黒薔薇』(花組)(1939年4月26日 - 5月25日、宝塚大劇場)
  • 『科学者ベル』『レッドホット・アンド・ブルウ』(花組)(1939年7月26日 - 8月25日、宝塚大劇場)
  • 『八幡船物語』(花組)(1939年10月26日 - 11月24日、宝塚大劇場)
  • 『明治元年』(花組)(1939年11月26日 - 12月28日、中劇場)
  • 『広虫姫』(花組)(1940年5月26日 - 6月24日、宝塚大劇場)
  • 『弓矢太郎』『日本名婦傳』(花組)(1941年1月26日 - 2月24日、宝塚大劇場)
  • 『朝比奈鼠合戦』(花組)(1941年3月26日 - 4月24日、宝塚大劇場)
  • 『森の人々』(花組)(1941年6月26日 - 7月24日、宝塚大劇場)
  • 『軍艦旗』『名馬する墨』『北京』(花組)(1942年1月1日 - 1月25日、宝塚大劇場)
  • 『忠霊』『海』(花組)(1942年6月26日 - 7月24日、宝塚大劇場)
  • 『光を浴びて』『航空母艦』『悠久日本』(花組)(1943年1月1日 - 1月24日、宝塚大劇場)
  • 『人魚』(花組)(1943年3月26日 - 4月25日、宝塚大劇場)

出典

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  1. ^ 『エスエス』、東宝発行所、1938年2月号
  2. ^ 『エスエス』、東宝発行所、1939年9月号
  3. ^ 婦人倶楽部』、講談社、1934年11月号