紫門ゆりや
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しもん ゆりや 紫門 ゆりや | |
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生年月日 | 12月28日 |
出身地 | 日本 愛知県名古屋市 |
身長 | 171cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2005年 - |
活動内容 |
2005年:宝塚歌劇団入団、月組配属 2021年:専科へ異動 2023年:花組へ異動、花組副組長就任 |
所属劇団 | 宝塚歌劇団 |
公式サイト | 紫門ゆりや 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ベルサイユのばら』 『桜嵐記』 『冬霞の巴里』 |
紫門 ゆりや(しもん ゆりや、12月28日[1] - )は、宝塚歌劇団花組に所属する男役。花組副組長[2][1]。
愛知県名古屋市[1]、名東高等学校出身[1]。身長171cm[1]。愛称は「ゆり」[1]。
来歴
[編集]2003年、宝塚音楽学校入学。
2005年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に91期生として次席入団[3][4]。花組公演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」で初舞台[3]。その後、月組に配属[3][4]。
2011年の「アルジェの男」で新人公演初主演[5][4]。新人公演最終学年となる入団7年目での抜擢となった[4]。
2023年10月9日付で花組へと異動し、花組副組長に就任[2]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2005年3 - 5月、花組『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』(宝塚大劇場のみ)
月組時代
[編集]- 2005年9 - 12月、『JAZZYな妖精たち』『REVUE OF DREAMS』
- 2006年2 - 3月、『Young Bloods!!-Sparkling MOON-』(バウホール) - いい男隊/ホスト
- 2006年5 - 8月、『暁(あかつき)のローマ』『レ・ビジュー・ブリアン』
- 2006年10月、『あかねさす紫の花』 - 於兎『レ・ビジュー・ブリアン』(全国ツアー)
- 2007年1 - 4月、『パリの空よりも高く』 - 新人公演:ジャン(本役:明日海りお)『ファンシー・ダンス』
- 2007年5 - 6月、『ダル・レークの恋』(全国ツアー) - ペペルの子分
- 2007年8 - 11月、『MAHOROBA』『マジシャンの憂鬱』 - 新人公演:ネクチュイ(本役:明日海りお)
- 2007年12 - 2008年1月、『HOLLYWOOD LOVER』(バウホール・日本青年館) - 過去のステファーノ
- 2008年3 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - 電報配達の男、新人公演:ジェラルド・ボリングボーク(本役:遼河はるひ)[注釈 1]
- 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場) - エディ・ニコルソン
- 2008年11 - 2009年2月、『夢の浮橋』 - 新人公演:衛門督(本役:青樹泉)『Apasionado!!』
- 2009年3月、『二人の貴公子』(バウホール) - 旅の騎士
- 2009年5 - 8月、『エリザベート』 - 黒天使、新人公演:フランツ・ヨーゼフ(本役:霧矢大夢)[4]
- 2009年10 - 12月、『ラスト プレイ』 - 新人公演:ジークムント(本役:遼河はるひ)『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』
- 2010年2月、『紫子』 - 真樹弓若『Heat on Beat!』(中日劇場)
- 2010年4 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - ファーレイ、新人公演:ショーヴラン(龍真咲/明日海りお)[4]
- 2010年9 - 11月、『ジプシー男爵-Der Zigeuner Baron-』 - ビハリ、新人公演:オトカー(本役:明日海りお)『Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)』[4]
- 2010年12 - 2011年1月、『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』(ドラマシティ・日本青年館) - ニール・クラフト
- 2011年3 - 5月、『バラの国の王子』 - ヒバリ、新人公演:王様/先代の王様(本役:龍真咲)『ONE』[4]
- 2011年7 - 10月、『アルジェの男』 - ルイ、新人公演:ジュリアン・クレール(本役:霧矢大夢)『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』 新人公演初主演[5][4]
- 2011年11 - 12月、『アリスの恋人』(バウホール・日本青年館) - 帽子屋
- 2012年2 - 4月、『エドワード8世』 - ペリー・ブラウンロー、新人公演:スタンリー・ボールドウィン(本役:越乃リュウ)『Misty Station』
- 2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』 - パリス伯爵
- 2012年10 - 11月、『愛するには短すぎる』 - フランク・ペンドルトン『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』(全国ツアー)
- 2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
- 2013年5月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - フレデリック・バターズビー卿
- 2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - プス・カフェ『Fantastic Energy!』
- 2013年11 - 12月、『THE MERRY WIDOW』(ドラマシティ・日本青年館) - ラウール・ド・サン=ブリオッシュ
- 2014年1月、『風と共に去りぬ』(梅田芸術劇場) - チャールズ・ハミルトン/伍長
- 2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - ウィリー三等航海士『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 花の紳士/蘭の男A
- 2014年7 - 8月、『THE KINGDOM』(日本青年館・ドラマシティ) - イワノフ
- 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - スナウト『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
- 2015年2 - 3月、『風と共に去りぬ』(中日劇場) - チャールズ・ハミルトン/少尉
- 2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - オーギュスト・ラマール
- 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - アンリ・ルグラン『GOLDEN JAZZ』
- 2016年3 - 4月、龍真咲コンサート『Voice』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - SHIMON
- 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - 毛利良勝『Forever LOVE!!』
- 2016年10 - 11月、『アーサー王伝説』(文京シビックホール・ドラマシティ) - ガウェイン
- 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - ジゴロ『カルーセル輪舞曲(ロンド)』
- 2017年5月、『長崎しぐれ坂』 - さそり『カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)
- 2017年7 - 10月、『All for One』 - フィリップ
- 2017年11 - 12月、『鳳凰伝』 - タン『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』(全国ツアー)
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - 大塚三朗『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 - ホット
- 2018年7月、『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』(バウホール) - ジル・ド・レ/アナウンサー
- 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - グリュンネ伯爵
- 2019年1月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(東京国際フォーラム) - アンディー/警官/ダイヤモンド・エディーズ・ナイトクラブのMC
- 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 新免無二斉『クルンテープ 天使の都』
- 2019年7 - 8月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(梅田芸術劇場) - アンディー/警官/DEMC
- 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - デニス/製菓部男
- 2020年2月、『出島小宇宙戦争』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - タダアキラ
- 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - フローレンス
- 2021年3月、『幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜』(バウホール) - 新田克彦
- 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 高師直『Dream Chaser』[6]
専科時代
[編集]- 2021年10月、月組『LOVE AND ALL THAT JAZZ』(バウホール) - ツヴァイク
- 2022年3 - 4月、花組『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - クロエ[7]
- 2023年3 - 4月、星組『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』(ドラマシティ・日本青年館) - ムッシュー・ド・レナール
- 2023年7 - 10月、花組『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』 - 蘇芳『GRAND MIRAGE!』[8]
花組時代
[編集]- 2023年11 - 12月、『激情』 - スニーガ『GRAND MIRAGE!』(全国ツアー)
- 2024年2 - 5月、『アルカンシェル』 - コーエン/ギヨーム・ブラン
- 2024年7 - 8月、『ドン・ジュアン』(御園座) - アンダルシアの美女/フェルナンド[9]
- 2024年9 - 2025年1月、『エンジェリックライ』 - 天帝『Jubilee(ジュビリー)』
- 2025年3月、『マジシャンの憂鬱』『Jubilee』(博多座)
出演イベント
[編集]- 2006年11月、『夢のメモランダム』
- 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
- 2008年3月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年4 - 5月、明日海りおディナーショー『Z-LIVE』
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年8月、星条海斗ディナーショー『Flügel』[10]
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
- 2021年11月、『Greatest Moment』[注釈 2][11]
TV出演
[編集]- 2012年9月、TBS『オールスター感謝祭秋』
- 2014年12月、フジテレビ『2014 FNS歌謡祭』
- 2017年3月、フジテレビ『2017 FNSうたの春まつり』
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、17頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b 宝塚歌劇専科・紫門ゆりや、10・9付で花組副組長に就任 永久輝せあは全国ツアー初主演決定 スポーツ報知。
- ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 117.
- ^ a b c d e f g h i フェアリーインタビュー 月組 紫門ゆりや ウィズたからづか。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 319.
- ^ a b 【宝塚歌劇】月組の紫門ゆりや、輝月ゆうまが8月に専科異動 スターぞろいの95期初の専科生に 中日スポーツ。
- ^ 宝塚花組・永久輝せあ、外部劇場初主演作開幕「みんなで力を合わせて元気に」ヒロイン星空美咲は誕生日 スポーツ報知。
- ^ 【宝塚】花組トップ柚香光が粋な着流し浪人姿披露 芝居は和装喜劇、ショーは王道レビュー 日刊スポーツ。
- ^ 【宝塚】花組新トップ永久輝せあ 就任初作品は希代のプレーボーイ「ドン・ジュアン」御園座公演開幕 日刊スポーツ。
- ^ 星条海斗ディナーショー「Flugel」('15年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 時代を彩ったスターたちが集結、宝塚歌劇花組・月組の100周年に「Greatest Moment」 ステージナタリー。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。