秋園美緒
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あきその みお 秋園 美緒 | |
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生年月日 | 1973年8月14日(51歳) |
出生地 | 日本・大阪府 |
血液型 | AB |
職業 | 女優、歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1993年 - |
活動内容 |
1993年:宝塚歌劇団入団 1994年:星組に配属 2003年:宝塚歌劇団退団、以降女優・歌手として活躍。 |
事務所 | ジェイ・クリップ |
主な作品 | |
舞台 『ガラスの風景/バビロン -浮遊する摩天楼-』(2003年) | |
備考 | |
身長:162cm |
秋園 美緒(あきその みお、1973年8月14日 - )は、歌手、舞台俳優。大阪府出身[1]。元宝塚歌劇団星組娘役。79期生。身長162cm。愛称はそんちゃん。ジェイ・クリップ所属。祖母は元宝塚歌劇団娘役スターの紅千鶴[2]、伯母は元宝塚の谷ちづると元宝塚の千春京子[2][3]。いとこは元宝塚星組娘役スターの万理沙ひとみ[2]。特技はバイオリンと歌。
来歴
[編集]1993年、宝塚歌劇団入団。入団時の成績は40人中6番[4]。月組『グランドホテル/BROADWAY BOYS』で初舞台を踏み、1994年1月7日[4]に星組に配属。
同期生には、元雪組トップスターの水夏希、元花組トップ娘役の大鳥れい、元月組組長の越乃リュウ、元雪組副組長の未来優希などがいる。
1995年4月、『国境のない地図』の新人公演にて初ヒロインに抜擢される。
1996年、すみれ賞(愛宝会が認定する入団3年目の娘役最優秀賞)を受賞する。
1997年9月、『Elegy 哀歌』にてバウホール公演初ヒロインに抜擢される。麻路さき・稔幸のトップ時代には娘役2番手として活躍した。
2000年6月、ベルリン公演メンバーに選抜され、エトワールに抜擢される。
2003年3月23日[4]、『ガラスの風景/バビロン -浮遊する摩天楼-』の東京宝塚劇場千秋楽をもち宝塚歌劇団を退団。
退団後は、ミュージカル作品を中心に舞台女優として活動する一方、ライブ活動も行っている。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演
[編集]- 1994年6月、『若き日の唄は忘れじ/ジャンプ・オリエント!』(東京宝塚劇場)新人公演:萩(本役:羽衣蘭)
- 1995年4月、『国境のない地図』新人公演:ベロニカ・アンドレアス/ザビーネ・アンドレアスカタリーナ(本役:白城あやか)*新人公演初ヒロイン
- 1995年9月、『剣と恋と虹と/ジュビレーション!』新人公演:カトリーヌ(本役:万里柚美)
- 1995年12月、『Action!』(シアタードラマシティ)
- 1996年11月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』新人公演:リヒテンシュタイン伯爵夫人(本役:朋舞花)
- 1997年5月、『誠の群像 -新撰組逃亡記-/魅惑II -ネオ・エゴイスト!-』新人公演:明里(本役:朋舞花)
- 1997年9月、『Elegy 哀歌』(バウ・東京特別)イゾルデ *バウホール初ヒロイン
- 1997年11月、『ダル・レークの恋』新人公演:アルマ(本役:朋舞花)
- 1998年4月、『ディーン』(バウ・東京特別公演)エリザベス・テーラー *バウホールヒロイン
- 1998年6月、『皇帝/ヘミングウェイ・レビュー』新人公演:オクタヴィア(本役:星奈優里) *新人公演ヒロイン
- 1999年2月、『WEST SIDE STORY』コンスエーロ、新人公演:マリア(本役:星奈優里) *新人公演ヒロイン
- 1999年4月、絵麻緒ゆうディナーショー『Collage』
- 1999年8月、『夢・シェークスピア -夏の夜の夢-』(バウ・東京特別)ミリー *バウホールヒロイン
- 1999年10月、『我が愛は山の彼方に/グレート・センチュリー -メモリーズ&メロディーズ-』楚春、新人公演:万姫(本役:星奈優里)*新人公演ヒロイン
- 2000年3月、『Love Insurance』(シアタードラマシティ・東京特別)プリシラ
- 2000年6月、『宝塚 雪・月・花/サンライズ・タカラヅカ』(ベルリン)
- 2000年8月、『黄金のファラオ/美麗猫 -ミラキャット-』エルディア
- 2000年10月、『花吹雪 恋吹雪』(バウ・東京特別)初音/笛 *バウホールヒロイン
- 2001年1月、『花の業平 -忍ぶの乱れ- /夢は世界を翔けめぐる -THE WORLD HERITAGE 2001-』藤原多美子
- 2001年3月、『ベルサイユのばら2001 -オスカルとアンドレ編-』ロザリー
- 2001年5月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)ベル・ワトリング
- 2001年11月、『花の業平 -忍ぶ乱れ-/サザンクロス・レビューII』藤原多美子
- 2002年2月、『花の業平 -忍ぶ乱れ-/サザンクロス・レビューII』(中日)藤原多美子
- 2002年4月、『プラハの春/LUCKY STAR!』テレザ
- 2002年9月、『ヴィンダーガルデン -春を待ち侘ぶ冬の庭園-』(バウ・東京特別)ジョセフィン・ベーカー *バウホールヒロイン
- 2002年11月、『ガラスの風景/バビロン -浮遊する摩天楼-』リーザ・クレマン *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な出演
[編集]舞台
[編集]- 『エリザベート』
- (2004年)
- (2015年、2016年、2022年[5]) - リヒテンシュタイン 役
- 『モーツァルト!』(2005年、2008年、2010年、2014年、2018年)
- 『ダンス・オブ・ヴァンパイア』(2006年、2009年)
- 『ペテン師と詐欺師』(2006年)
- 『スウィニー・トッド』(2007年)
- 『ジキル&ハイド』(2007年)
- 『トゥーランドット』(2008年)
- 『ウーマン・イン・ホワイト』(2010年)
- 『ザ・ミュージックマン』(2010年)
- 『ホンク! ~みにくいアヒルの子~』(2010年)
- 『Migwetch』(2011年)
- 『DANCIN' CRAZY2』(2012年)
- 『エリザベート スペシャルガラコンサート』(2012年)
- 『シラノ』(2013年)
- 『エニシング・ゴーズ』(2013年)
- 『スクルージ』(2013年)
- 『ラブ・ネバー・ダイ』(2014年)
- 『ロミオ&ジュリエット』(2017年、2019年[6]、2021年[7]) - モンタギュー夫人 役
- 『レディ・ベス』(2017年)
- 『ミュージカル『黒執事』 -Tango on the Campania-』(2017年) - フランシス・ミッドフォード 役
- 『なにをシェアするハウスター』(2020年)[8]
- ミュージカル『フラッシュダンス』(2020年) - ルイーズ / ミス・ワイルド 役[9]
- ミュージカル『パレード』(2021年) - サリー・スレイトン 役[10]
コンサート・ライブ
[編集]- 『エリザベート・ガラコンサート』(2006年)
脚注
[編集]- ^ 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』日外アソシエーツ、2004年6月、19頁。ISBN 978-4-8169-1852-0。
- ^ a b c ““宝塚っ子”家系のバツグンの歌唱力!秋園美緒、節目のコンサート”. ZAKZAK by 夕刊フジ (2013年2月18日). 2022年3月28日閲覧。
- ^ 80年史, p. 196.
- ^ a b c 100年史(人物), p. 105.
- ^ ステージナタリー編集部 (2022年10月9日). “花總まりがエリザベート役の集大成を見せる、ミュージカル「エリザベート」本日開幕”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年5月18日閲覧。
- ^ ステージナタリー編集部 (2019年2月23日). “エネルギー弾ける「ロミジュリ」開幕に小池修一郎「ジュリエットが刷新された」”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年5月18日閲覧。
- ^ ステージナタリー編集部 (2021年5月21日). “黒羽麻璃央・甲斐翔真らが挑む「ロミオ&ジュリエット」開幕、ライブ配信も決定”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年5月18日閲覧。
- ^ ステージナタリー編集部 (2020年1月23日). “ズボン通学したい娘と大人たち描く、保科由里子のオリジナルミュージカル開幕”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年5月18日閲覧。
- ^ ステージナタリー編集部 (2020年9月12日). “「フラッシュダンス」開幕、愛希れいか「今できる全てを懸けて挑みます!」”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年5月18日閲覧。
- ^ “ミュージカル『パレード』|【公式】ホリプロステージ”. ホリプロ. 2022年3月29日閲覧。
参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- あきそのみおのぶろぐ - 旧オフィシャルブログ
- 秋園美緒オフィシャルブログ
- 秋園美緒 - プロフィール - - J.CLIP(所属事務所)紹介ページ
- 秋園美緒 (@akisonomio814) - X(旧Twitter)