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有沙瞳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ありさ ひとみ
有沙 瞳
生年月日 8月4日
出身地 日本の旗 三重県鈴鹿市
身長 161cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台
活動期間 2012年 -
活動内容 2012年:宝塚歌劇団入団
2013年:雪組配属
2016年:星組へ異動
2023年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 長良プロダクション
公式サイト 有沙瞳オフィシャルファンクラブ
主な作品
宝塚歌劇
ロミオとジュリエット
マノン
王家に捧ぐ歌
Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜
1789-バスティーユの恋人たち-
備考
宝塚歌劇団卒業生
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有沙 瞳(ありさ ひとみ、8月4日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団星組の娘役スター[2]

三重県鈴鹿市[1]鈴鹿高等学校出身[3]。身長161cm[1]。血液型O型[1]。愛称は「美穂」[1]

所属事務所は長良プロダクション[1]

来歴

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2010年、宝塚音楽学校入学[4]

2012年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に98期生として入団[5][6]。入団時の成績は19番[5]宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」で初舞台[5]

2013年、組まわりを経て雪組に配属[5]

2014年、壮一帆愛加あゆトップコンビ退団公演となる「一夢庵風流記 前田慶次」で、新人公演初ヒロイン[7][4]

2015年の「銀二貫」でバウホール公演初ヒロイン[7][8]

2016年の「るろうに剣心」で初のエトワールに抜擢[4]。同年12月26日付で星組へと組替え[9]

2017年、紅ゆずる綺咲愛里トップコンビ大劇場お披露目となる「THE SCARLET PIMPERNEL」で、2度目の新人公演ヒロイン[9][4]。続く「阿弖流為」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[10][4]。同年11月より池田泉州銀行のイメージガールに就任[4][6]

2018年の「ドクトル・ジバゴ」(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター公演)で、専科理事・轟悠の相手役を務め、2度目の東上公演ヒロイン[11]

2019年の「龍の宮物語」で2度目のバウホール公演ヒロイン[3][8]

2021年の「マノン」(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場公演)で、3度目の東上公演ヒロイン[12][13]

2023年の「Le Rouge et le Noir」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、詩ちづると東上公演ダブルヒロイン[14][6]。トップスター・礼真琴の相手役を務める[6]。同年8月27日、「1789-バスティーユの恋人たち-」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[6]

退団後は長良プロダクション所属となり、芸能活動を再開[1][15]

人物

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子供の頃から演歌を習っていた[7][15]

中学生の時に、宝塚ファンだった公文教室の先生に勧められて宝塚を初観劇[7]。すぐに宝塚の虜となり、娘役になりたいと、音楽学校の受験を決意した[7]

学生時代は運動部に入りたかったが、球技が苦手なため、陸上部で長距離をしていた[16]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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  • 2012年4 - 5月、宙組『華やかなりし日々』『クライマックス』(宝塚大劇場のみ)

組まわり

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雪組時代

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星組時代

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出演イベント

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  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
  • 2022年6月、星組ミュージック・パフォーマンス『ten∞ten TIME』[19]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

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舞台

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ライブ・コンサート

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  • 2024年2月、『有沙 瞳 VALENTINE LIVE』(JZ Brat Sound of Tokyo)[26]
  • 2024年11月、『有沙瞳 コンサート~大滝ひかるさんをお迎えして~』(六本木クラップス)[27]

イベント

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  • 2024年7月、有沙瞳ディナーショー『M-amour』(第一ホテル東京・宝塚ホテル)[28]

広告・CM出演

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受賞歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2/15〜19は体調不良のため休演。代役は羽織夕夏が、エトワール代役は彩月つくしが務めた。
  2. ^ 9/1〜18は休演。代役は都優奈が務めた。
  3. ^ 加藤梨里香とWキャスト。
  4. ^ ゲスト出演

出典

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  1. ^ a b c d e f g 有沙瞳 公式プロフィール 長良グループ。
  2. ^ a b 有沙瞳、退団後初舞台で新境地…ミュージカル「CROSS ROAD」出演中 スポーツ報知。
  3. ^ a b c d <華宝塚>全身全霊で心伝える芝居を 有沙瞳(星組)”. 東京新聞. 2019年9月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k ~ 池田泉州銀行 新イメージガール決定 ~ 宝塚歌劇団 星組娘役『有沙 瞳』さん を起用! l 池田泉州銀行”. www.sihd-bk.jp. 2023年11月18日閲覧。
  5. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 124.
  6. ^ a b c d e f g h 【宝塚】星組人気スター瀬央ゆりあ専科へ 人気娘役有沙瞳ら退団 次作「1789」東京千秋楽で - 宝塚 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年11月18日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g ウィズたからづか|雪組 有沙瞳”. with-takarazuka.com. 2023年11月18日閲覧。
  8. ^ a b c d “星組・瀬央ゆりあ主演作「龍の宮物語」開幕「繊細な世界観を表現できる役者に」”. スポーツ報知. (2019年11月28日). https://hochi.news/articles/20191128-OHT1T50193.html?page=1 2019年11月30日閲覧。 
  9. ^ a b c 名取千里 (2017年4月1日). “フェアリーインタビュー 星組 有沙瞳”. ウィズたからづか. http://www.with-takarazuka.com/fairy/2017/04/ 2019年9月29日閲覧。 
  10. ^ a b 橘涼香 (2017年8月4日). “エンターテイメント性に溢れた礼真琴の初東上主演作品!宝塚星組公演『ATERUI-阿弖流為』”. 宝塚ジャーナル. https://takarazuka-j.blog.jp/archives/1884470.html 2019年9月29日閲覧。 
  11. ^ a b 小野寺亜紀 (2018年2月5日). “轟悠主演、美しき宝塚版『ドクトル・ジバゴ』開幕”. デイリースポーツ. https://www.daily.co.jp/leisure/kansai/2018/02/05/0010963112.shtml 2019年9月29日閲覧。 
  12. ^ a b 宝塚星組スター愛月ひかる主演「マノン」開幕 約20年ぶりの再演/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年11月19日). 2023年11月18日閲覧。
  13. ^ a b 宝塚歌劇星組・愛月ひかる3年半ぶりの主演作「マノン」開幕”. スポーツ報知 (2021年7月1日). 2023年11月18日閲覧。
  14. ^ a b 宝塚 星組トップ礼真琴 フレンチミュージカル「赤と黒」日本初演 見事な歌とダンスで魅了/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年11月19日). 2023年11月18日閲覧。
  15. ^ a b 有沙瞳、元宝塚娘役が老舗演歌系プロダクションから再出発 こだわり続けたい歌への思い(3)”. クランクイン. ブロードメディア (2024年6月8日). 2024年11月18日閲覧。
  16. ^ 『To The Future/宝塚グラフ2014年9月号』阪急コミュニケーションズ、2014年8月20日、95頁。 
  17. ^ 有沙瞳、元宝塚娘役が老舗演歌系プロダクションから再出発 こだわり続けたい歌への思い(1)”. クランクイン. ブロードメディア (2024年6月8日). 2024年11月18日閲覧。
  18. ^ a b c d e 有沙瞳、元宝塚娘役が老舗演歌系プロダクションから再出発 こだわり続けたい歌への思い(2)”. クランクイン. ブロードメディア (2024年6月8日). 2024年11月18日閲覧。
  19. ^ 星組ミュージック・パフォーマンス「ten∞ten TIME」('22年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  20. ^ 有沙瞳・綾凰華・小泉萌香・星南のぞみが四姉妹に、Classic Movie Reading「若草物語」上演決定”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月22日). 2024年5月22日閲覧。
  21. ^ 七海ひろきが“七色いんこ”に扮す!手塚治虫原作ミュージカル、ヒロイン役に有沙瞳”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月14日). 2024年6月15日閲覧。
  22. ^ “松竹新喜劇の藤山扇治郎らが淡路島・洲本八幡神社で成功祈願 故郷凱旋の戸田ルナ「ただいま~!」”. サンスポ. (2024年9月24日). https://www.sanspo.com/article/20240924-DCM2SRAK4RKTDFTIIPVN2ABXVY/ 2024年11月18日閲覧。 
  23. ^ “元宝塚スター初の松竹新喜劇出演 有沙瞳「本当の男の人と夫婦みたいなのも初めて」初づくしに胸躍らせる”. スポーツニッポン. (2024年12月3日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/12/03/kiji/20241203s00041000186000c.html 2024年12月3日閲覧。 
  24. ^ 柿澤勇人・矢崎広、桜井玲香・海乃美月ら出演「ボニー&クライド」演出は瀬戸山美咲”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年9月30日). 2024年9月30日閲覧。
  25. ^ 浜中文一が大阪パワー全開、「大阪は踊る!」大阪松竹座で上演決定”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月2日). 2024年11月2日閲覧。
  26. ^ ライブスケジュール”. JZ Brat Sound of Tokyo. 2024年11月18日閲覧。
  27. ^ 有沙瞳 コンサート~大滝ひかるさんをお迎えして~”. 六本木クラップス. 2024年11月18日閲覧。
  28. ^ 有沙瞳、元宝塚娘役が老舗演歌系プロダクションから再出発 こだわり続けたい歌への思い(4)”. クランクイン. ブロードメディア (2024年6月8日). 2024年11月18日閲覧。
  29. ^ 〜最高の舞台はいい眠りから〜 株式会社エアウィーヴホールディングス。
  30. ^ 『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8
  31. ^ 『2021年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5

参考文献

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  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

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