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野々すみ花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
のの すみか
野々 すみ花
生年月日 (1987-02-27) 1987年2月27日(37歳)
出身地 日本の旗 京都府久世郡久御山町
身長 161cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ映画
活動期間 2005年 -
活動内容 2005年:宝塚歌劇団入団、花組配属
2009年:宙組へ異動、宙組トップ娘役就任
2012年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
配偶者 既婚
公式サイト 野々すみ花オフィシャルサイト
主な作品
宝塚歌劇
カサブランカ
銀ちゃんの恋
誰がために鐘は鳴る
舞台
シェルブールの雨傘
ライムライト
ドラマ
あさが来た
重版出来!
映画
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

野々 すみ花(のの すみか、1987年[1][2][3]2月27日[2][4] - )は、日本女優[2][3]。元宝塚歌劇団宙組トップ娘役[2][3][5]

京都府久世郡久御山町[6][7]聖母学院高等学校出身[4][8]。身長161cm[1][4][8]。血液型O型[1]。愛称は「すみか」[4]

来歴

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2003年、宝塚音楽学校入学[8]

2005年、宝塚歌劇団に91期生として入団[2][5][8]花組公演「マラケシュ・紅の墓標エンター・ザ・レビュー」で初舞台[3][4][9]。その後、花組に配属[3][4][8][9]

卓越した演技力で早くから注目を集め、2007年の「明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴」で新人公演初ヒロイン[3][4][9]。入団2年目での抜擢となった[3]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める。同年の「舞姫」で宝塚バウホール公演初ヒロイン[3][4][9]。翌年3月にも再演される。

2008年、「銀ちゃんの恋」(シアター・ドラマシティ日本青年館公演)で、東上公演ヒロイン[4][5]。後にコンビを組むこととなる大空祐飛の相手役を務める[4][5]

2009年の「オグリ!」(バウホール・日本青年館公演)でも東上公演ヒロイン[4]。同年6月16日付で大空と共に宙組へ組替えとなり、7月6日付で宙組トップ娘役に就任[3][4][5][8][10]。入団5年目でのトップ就任となった[4]。大空の相手役として、「カサブランカ」でトップコンビ大劇場お披露目[4]。同年より池田銀行のイメージガールを務める[4][8]

2012年7月1日、「華やかなりし日々/クライマックス」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を大空と同時退団[2][5]。同年7月12日に梅田芸術劇場への所属を発表[11]

2013年1月の蜷川幸雄演出による舞台「祈りと怪物 〜ウィルヴィルの三姉妹〜」で女優としてデビュー[12][13]。2014年にはミュージカル「シェルブールの雨傘」でヒロインのジュヌヴィエーヴ役[14]、2015年にはチャップリンの晩年の傑作映画『ライムライト』の世界初の舞台化作品である「音楽劇 ライムライト」でヒロインのバレリーナ・テリー役を演じる[15][16] など、舞台作品に出演。

また、テレビでは、TBSテレビ日立 世界・ふしぎ発見!」ミステリーハンターとして2013年[17] から14回(2021年9月時点)出演[18]。2014年6月にNHK木曜時代劇吉原裏同心」で吉原遊廓の頂点に立つ花魁・薄墨太夫役[19][20]。2015年にはNHK連続テレビ小説あさが来た」にレギュラー[15]、三味線の師匠・美和役を演じた[21][22]

2018年2月26日、結婚を発表[2][23]。同年7月1日、梅田芸術劇場との契約を終了し、個人として活動していくことを報告[3][24]

2019年に第一子男児を出産[25]

人物

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3人姉妹の長女[26]。幼少期は人前で喋ることさえ苦手だったが、宝塚歌劇が好きだった父に「お前は宝塚に入れ」と言われ、6歳からクラシックバレエとピアノを習い始める[27][28]。畑と田んぼに囲まれた緑豊かな京都の郊外で育ち、放課後バレエのレッスンや部活を終えた後は、京野菜作りや卵の収穫など農業を営む実家の手伝いをしていた[26]

小学校低学年の時にたまたまテレビで見た宝塚歌劇に感激し、トップ娘役の花總まりが大きな羽根を背負って大階段から下りてくる姿を目にした瞬間に、「私はここに行く」と宝塚を志した[26]

芸名の由来は「野に咲く花のように、雨が降っても風が吹いても、地面に根を張って、小さくてもいいからやさしい花に見えるように」と、本名を生かしつつ、家族で相談して決めた[28]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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花組時代

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宙組トップ娘役時代

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出演イベント

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  • 2012年5月、野々すみ花ミュージック・サロン『GIFT〜たからもの〜』 主演[81]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

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舞台

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テレビドラマ

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映画

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バラエティー

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  • 理想の恋人図鑑(2013年10月4日 - 2014年9月26日、関西テレビ) - ナビゲーター[82]
  • 美のスタイリスト(2014年10月3日 - 2015年9月25日、関西テレビ) - ナビゲーター[82]
  • 世界に誇る夢の超特急〜新幹線開発物語(2017年3月26日、BS-TBS) - ナレーション[82]

ラジオドラマ

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広告

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受賞歴

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脚注

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出典

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  5. ^ a b c d e f 野々すみ花「大空さんと一緒に卒業を」 日刊スポーツ。
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  10. ^ 宙組新トップに大空祐飛、野々すみ花 スポニチAnnex。
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  134. ^ 『2008年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2009年、81頁。ISBN 978-4-484-09503-5
  135. ^ a b 『2011年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2012年、85頁。ISBN 978-4-484-12505-3

注釈

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  1. ^ 11/25〜宝塚千秋楽は休演。代役はあうら真輝・瞳ゆゆが務めた。出典:出演者”. 宝塚歌劇公式ホームページ. 宝塚歌劇団. 2021年8月30日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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