小桜ほのか
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小桜 ほのか(こざくら ほのか、5月6日[1] - )は、宝塚歌劇団星組に所属する娘役。
東京都豊島区[2]、日本女子大学附属高等学校出身[2]。身長162cm[1]。血液型O型[3]。愛称は「ほのか」、「あいこ」、「のんちゃん」[2]。
来歴
[編集]2011年、宝塚音楽学校入学。
2013年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に99期生として入団[4]。入団時の成績は5番[4]。雪組公演「ベルサイユのばら」で初舞台[4]。
2014年、組まわりを経て星組に配属[4]。
2016年、北翔海莉・妃海風トップコンビ退団公演となる「桜華に舞え」で、新人公演初ヒロイン[5]。
2020年の「シラノ・ド・ベルジュラック」(ドラマシティ公演)で、専科顧問・轟悠の相手役を務め、ヒロイン[6][7]。当初は東上公演として上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大により、ドラマシティのみでの振替公演となった[8]。
2022年の「ベアタ・ベアトリクス」でバウホール公演初ヒロイン[9][10]。
2024年の「BIG FISH」(東急シアターオーブ公演)で、詩ちづると東上公演ダブルヒロイン[11]。トップスター・礼真琴の相手役を演じる[11]。
人物
[編集]宝塚初観劇は2006年花組公演「ファントム」[3]。キラキラしたオペラ座の世界と美しい音楽、ヒロインのクリスティーヌに憧れ、娘役を目指すようになる[3]。
学生時代は囲碁部に所属していた[3]。祖父の家にあった碁盤と碁石に憧れて入部し、学校の行き帰りの電車の中でも定石の本を読むなど、囲碁の世界に熱中していた[3]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2013年4 - 5月、雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』(宝塚大劇場のみ)
組まわり
[編集]- 2013年11 - 2014年2月、雪組『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
星組時代
[編集]- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』『パッショネイト宝塚!』
- 2014年11 - 12月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - 令嬢
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - 新人公演:サラ(本役:真衣ひなの)/セブンシーズ(本役:真彩希帆)『Dear DIAMOND!!』
- 2015年6 - 7月、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ)
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - 新人公演:ミミ(本役:綺咲愛里)
- 2016年1月、『LOVE & DREAM』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - フローラ、新人公演:イーダ(本役:綺咲愛里)『THE ENTERTAINER!』
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 太郎、新人公演:大谷吹優(本役:妃海風)『ロマンス!! (Romance)』 新人公演初ヒロイン[5]
- 2017年1月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム) - プリティ
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - サリー/民衆、新人公演:マリー・グロショルツ(本役:有沙瞳) 初エトワール
- 2017年7 - 8月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(梅田芸術劇場) - プリティ
- 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - エヴァ、新人公演:レーニ・リーフェンシュタール(本役:音波みのり)『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
- 2018年2月、『ドクトル・ジバゴ』(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター) - アントーニナ・アレクサンドロヴナ・グロメコ(トーニャ)
- 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 菊奴、新人公演:初音(本役:有沙瞳)『Killer Rouge(キラー ルージュ)』
- 2019年1 - 3月、『霧深きエルベのほとり』 - エッダ、新人公演:マインラート夫人(本役:白妙なつ)『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』
- 2019年5月、『アルジェの男』 - アナ・ベル『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』(全国ツアー)
- 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS -食聖-』 - AI、新人公演:タン・ヤン(本役:有沙瞳)『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
- 2019年11 - 12月、『ロックオペラ モーツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - アロイジア・ウェーバー
- 2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 瑛琳『Ray-星の光線-』(宝塚大劇場)
- 2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 瑛琳『Ray-星の光線-』(東京宝塚劇場)
- 2020年12月、『シラノ・ド・ベルジュラック』(ドラマシティ) - ロクサアヌ(マグドレエヌ・ロパン) ヒロイン[7][6]
- 2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』 エトワール
- 2021年7月、『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)』(ドラマシティ・プレイハウス) - 麗々
- 2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』 - お千絵『モアー・ダンディズム!』[2]
- 2022年2月、『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』(KAAT神奈川芸術劇場) - ガートルード・チルターン[2]
- 2022年4 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - ジュディス『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
- 2022年9月、『ベアタ・ベアトリクス』(バウホール) - リジー・シダル バウ初ヒロイン[9][10]
- 2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』 - ガンベダオバ『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
- 2023年3 - 4月、『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』(ドラマシティ・日本青年館) - ヴァルノ夫人
- 2023年6 - 8月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - ソレーヌ・マズリエ
- 2023年10 - 11月、『ME AND MY GIRL』(博多座) - ディーン・マリア公爵夫人
- 2024年1 - 4月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - キャサリン『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』
- 2024年5 - 6月、『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』(東急シアターオーブ) - サンドラ・ブルーム[11]
- 2024年8 - 12月、『記憶にございません!』 - 山西あかね『Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』
- 2025年1月、『ANTHEM-アンセム-』(日本武道館)
出演イベント
[編集]- 2014年10月、『演劇人祭 特別篇』[注釈 1]
- 2015年11月、第6回『マグノリアコンサート・ドゥ・タカラヅカ』
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』[注釈 2]
- 2016年7月、『宝塚巴里祭2016』[12]
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
- 2021年11月、愛月ひかるディナーショー『All for LOVE』[13]
受賞歴
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、106頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d e <華宝塚>心を磨いて愛情表現 小桜(こざくら)ほのか(星組) 東京新聞。
- ^ a b c d e f 『To The Future/宝塚GRAPH 2017年2月号』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、122頁。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 125.
- ^ a b “星組天華えま「放心状態です」新人公演初主演に感涙”. 日刊スポーツ. 2016年9月13日閲覧。
- ^ a b 宝塚20年ラストミュージカル開幕 主演轟悠が好演 日刊スポーツ。
- ^ a b 宝塚歌劇専科・轟悠主演「シラノ」開幕「この作品を、このメンバーで心して」 デイリースポーツ。
- ^ 宝塚専科・轟悠の主演作「シラノ―」大阪で開幕「応援してくださる方々から逆にエネルギーをいただく形」 スポーツ報知。
- ^ a b 宝塚星組・極美慎のバウホール初主演作「ベアタ・ベアトリクス」開幕 スポーツ報知。
- ^ a b 宝塚星組・極美慎 初バウ主演「ベアタ・ベアトリクス」初日 「大切な時間を実感」 デイリースポーツ。
- ^ a b c 宝塚 星組トップ礼真琴主演「BIG FISH」異例のチャーミングなイケオジ姿も デイリースポーツ。
- ^ 宝塚巴里祭2016('16年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 愛月ひかるディナーショー「All for LOVE」('21年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 『2023年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、83頁。ISBN 978-4-86649-259-9。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。