風花舞
かざはな まい 風花 舞 | |
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本名 | 宮崎 優子(みやざき ゆうこ) |
生年月日 | 1971年6月6日(53歳) |
出生地 | 東京都新宿区 |
血液型 | A |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・テレビドラマ・映画ダンス |
活動期間 | 1990年 - |
活動内容 |
1990年:宝塚歌劇団入団 1991年:月組に配属 1995年12月:月組トップ娘役就任 1996年3月:トップお披露目 1999年:宝塚歌劇団退団、以降舞台・テレビなどで活動 |
主な作品 | |
舞台 『CAN-CAN』 『WEST SIDE STORY』『ラ・カージュ・オ・フォール』『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『big~夢はかなう~』『回転木馬』『spelling bee』『プライヴェート・リハーサル』『QUICK DRAW』 ドラマ 『喪服のランデヴー』『死者からの手紙』『恋愛偏差値』『乙女のパンチ』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
風花 舞(かざはな まい、1971年6月6日 - )は東京都出身の女優。元宝塚歌劇団月組トップ娘役。愛称はゆうこ。
略歴
[編集]宝塚歌劇団入団前
[編集]東京青山の松山バレエ学校に、青南小学校[1]の3年~中学2年まで在籍。松山バレエ団公演「ドン・キホーテ」「コッペリア」「くるみ割り人形」に出演。
1984年:第41回東京新聞全国舞踊コンクールバレエ第二部で入賞[2]。
宝塚歌劇団時代
[編集]入団時の成績は40人中2番[3]。花組公演『ベルサイユのばら〜フェルゼン編〜』で初舞台。初舞台にしてソロのダンスシーンを与えられる。
1992年:OG大浦みずきを筆頭とするニューヨーク公演(NYジョイスシアター公演)に参加。オーディションでリンダ・ヘーバーマンの目にとまる。研究科3年で主演・大浦みずきとデュエットほか、主要キャストに抜擢され、宝塚におけるダンサーとしての地位を確立。
1994年:「たけくらべ」(主演・姿月あさと)、「WANTED」(主演・久世星佳)、「ローン・ウルフ」(主演・真琴つばさ)と3作連続でバウホール公演のヒロインを務め、麻乃佳世に続く娘役2番手スターのポジションを確立。また同年、ロンドン公演に主要キャストで参加。
1996年:ブロードウェイミュージカル「CAN-CAN」でトップ娘役に就任。トップスター久世星佳の相手役となる。「CAN-CAN」では卓越したダンスを披露、大喝采を浴びる。
1997年:トップスター久世星佳の後任真琴つばさの相手役を務める。(1997年5月1日〜1999年2月7日)
1998年:バウホールでダンスリサイタル「LAST STEPS -月明かりのワルキューレ-」を娘役単独主演。
1999年2月7日[3]:東京宝塚劇場公演「黒い瞳/ル・ボレロ・ルージュ」で退団[4]。
宝塚歌劇団退団後
[編集]2000年:宝塚時代の芸名風花舞から、本名の宮崎優子に改名。
2003年6月23日:自身の公式ブログで、左膝半月板切除手術、左膝前十字靭帯断裂[5] の再建手術を受けたのを機に、元の芸名「風花舞」に戻し、ダンスを含め芸能活動をする事を明らかにした。
2008年:講師に元宝塚歌劇団出身者が多く在籍する目白椿の坂スタジオで、ゲストインストラクターとして、ジャズダンス・バレエ・シアターダンスの2月、3月と5月に特別ワークショップを開催。
2012年〜:バレエ、ジャズ、ダンスplusの講師を本格的にスタートする。
現在、女優としての活動のほか、DanceLesson目白の杜主宰・講師、Chacott渋谷スタジオ講師を兼任。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演
[編集]- 1990年
- 「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」(初舞台)
- 「黄昏色のハーフムーン」 /「パラダイス・トロピカーナ」
- 1991年
- 「ベルサイユのばら-オスカル編-」-新人公演:ディアンヌ(本役:麻乃佳世)
- 「銀の狼」-新人公演:ミレイユ・デュロック(本役:麻乃佳世)【新人公演ヒロイン】/ 「ブレイク・ザ・ボーダー!」
- 「たとえばそれは瞳の中の嵐のように」-ケイ
- 1992年
- 1993年
- 「マンハッタン物語」-アニー・ペリー【バウホール公演ヒロイン】
- 「グランドホテル」-新人公演:フリーダ・フラムシェン(本役:麻乃佳世)【新人公演ヒロイン】/ 「BROADWAY BOYS」
- 「花扇抄」/「扉のこちら」/「ミリオン・ドリームズ」
- 1994年
- 「風と共に去りぬ」-メイベル・メリーウェザー、新人公演:メラニー・ウィルクス(本役:舞希彩)
- 「たけくらべ」-美登利【バウホール公演ヒロイン】
- 「花扇抄」/「扉のこちら」/「ミリオン・ドリームズ」(ロンドン公演)
- 「WANTED」-ティナ【バウホール公演ヒロイン】
- 「エールの残照」-シャルミラ王女 /「TAKARAZUKA・オーレ!」(東京公演のみ)
- 1995年
- 「ローンウルフ」-ヴィヴィアーナ・モランテ
- 「Beautiful Tomorrow!」
- 「エールの残照」-キャサリン /「TAKARAZUKA・オーレ!」(地方公演)
- 「ハードボイルド・エッグ」-シンディ /「EXOTICA!」【エトワール】
- 「ミー・アンド・マイガール」- ソフィア・ブライトン【エトワール】
- 1996年
- 「ミー・アンド・マイガール」-サリー・スミス(中日劇場)
- 「CAN-CAN」-ラ・モム・ピスタッシュ /「マンハッタン不夜城-王様の休日-」【トップお披露目公演】
- 「銀ちゃんの恋」-水原小夏【バウホール公演ヒロイン】
- 「チェーザレ・ボルジア」-ルクレツィア・ボルジア /「プレスティージュ」
- 1997年
- 1998年
- 「WEST SIDE STORY」-マリア
- 「永遠物語」-吉岡良子【バウホール公演ヒロイン】
- 「LAST STEPS -月明かりのワルキューレ-」【バウホール公演主演】
- 「黒い瞳」-マーシャ/ 「ル・ボレロ・ルージュ」【サヨナラ公演】
宝塚歌劇団退団後の主な出演
[編集]舞台
[編集]- 1999年
- 「ラ・カージュ・オ・フォール」-アンヌ
- 「リトル・ショップ・オズ・ホラーズ」-オードリー
- 2000年
- 「big 〜夢は、かなう。〜」-スーザン
- 2001年
- 「夫のかわりはおりません」-たまこ
- 「くるみ割り人形」-マリー姫
- 2002年
- 「荒波次郎」-まりこ
- 「てるてる坊主の照子さん」-春子
- 2003年
- 「天使は瞳を閉じて」-ケイ
- 2004年
- 「人情喜劇・・・泣きむし万吉〜渡世人、やめます」-おせき
- 「喝采」-門倉杏子
- 「CLUB SEVEN」
- 2005年
- 「Shuffle」-ハート
- 「風を結んで」-橘静江
- 「RED SHOES, BLACK STOCKINGS 〜彼と彼女の踊る理由〜」
- 2006年
- 「だめんず・うぉ〜か〜」
- 「Mr.PINSTRIPE」
- 2007年
- 「CLUB SEVEN」 SP
- 「DANCIN' CRAZY」
- 「CLUB SEVEN セレクション・ライブ」
- 「OCTOBER」
- 2008年
- 「オープン・The・Show」-嵐山麗子
- 「夏の夜のロミオとジュリエット」-アフロディーテ
- ブロードウェイミュージカルショー「SHOWTUNE」
- 2009年
- 「回転木馬」-マリン夫人
- 「SpellingBee」-マーシー・パーク
- 2010年
- 東京アンテナコンテナ5周年記念公演舞台 「上海 J'TRIANGLE」
- 2011年
- TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY 『DREAM TRAIL - 宝塚伝説 -』
- TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY Vol.2 宝塚OGレビューツアー『DREAM FOREVER』
- 2012年
- TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY Vol.3 『DANCIN' CRAZY2』
- 「男の花道」 - 土生環
- 2013年
- TABLOID REVUE『密会』
- TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY Vol.5 『DREAM LADIES』
- 第28回国民文化祭・やまなし2013 総合フェスティバル開会式
- 2014年
- SHOW-ism VII 『ピトレスク』 - リュシエンヌ
- セレブレーション100! 宝塚
- 2015年
- プライヴェート・リハーサル -リュシエンヌ
- vol.4 X-TALK The Final!真琴つばさ30周年記念企画 トーク&ライブツアー
- 2016年
- Tango y Tango Buenos Aires Tokyo vol.1 タンゴそしてタンゴ
- BOLERO~モザイクの夢~
- 2017年
- ダンスカンタービレ
- 2018年
- bpm本公演 QUICK DRAW
- ドリアン・グレイの肖像
- ダンスカンタービレ2018
- 2019年
- 風花舞トーク&ライブ
- 天才劇団バカバッカ DAWN DAWGS ~朝焼けの旅路~
- 2025年
- 『未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~』[6]
CM
[編集]- 2000年6月8日〜 FIAGT社「PUNT」
- 2001年4月19日〜「日本テレコム」 市外電話サービス「八百屋 編」
- 2020年12月1日〜 ザ・ガードコーワ整腸錠α3+「大腸検索 妻」篇
テレビドラマ
[編集]- 喪服のランデヴー(NHK、2000年8月) - 日奈子役
- ムコ殿(フジテレビ、2001年4月) - 平本恵美役
- 死者からの手紙(NHK、2001年8月) - 佐伯陽子役
- 恋愛偏差値〜第一章 燃えつきるまで〜(フジテレビ、2002年7月) - 久賀聡子役
- 恋するオシャレデブ(フジテレビ、2005年4月8日)
- 阪神淡路大震災10年 特別企画『悲しみを勇気にかえて』(TBS、2005年1月14日)
- 金曜エンタテイメント「労働基準監督官 和倉真幸 働く人の味方です!」(フジテレビ、2005年7月15日)
- 火曜ドラマゴールド 監察医・室生亜季子スペシャル 最後の解剖(日本テレビ、2007年3月27日)
- すみれの花咲く頃(NHK、2007年4月1日)
- ブランド刑事 予備鑑定捜査員 桐原真実(テレビ東京、2007年6月6日)
- マイフェアボーイ(TBS、2007年6月4日)〜 第6・7・10・11・14・15・16・18話に出演
- NHKドラマ8「乙女のパンチ」全6回(2話から出演)(NHK、2008年6月19日〜) - 松下麗子役
- Wの悲劇(TBS、2010年1月11日)
- 土曜ワイド劇場 100の資格を持つ女〜ふたりのバツイチ殺人捜査〜3 風薫る水郷・老舗の醤油蔵に呪いの連続殺人!!(朝日放送、2010年3月20日) - 高野百合子役
バラエティ
[編集]- 世界ウルルン滞在記(ハンガリー)(TBS、2000年10月22日)
- 踊る!さんま御殿!!(日本テレビ、2004年4月6日)
- バラエティー生活笑百科(NHK、2004年11月27日)
- ダウンタウンDX(よみうりテレビ、2005年12月15日)
- クイズ!ヘキサゴン 今夜はクイズパレード(フジテレビ系列、2006年6月21日)
- サルヂエ(日本テレビ系列) - クイズ番組・ゲスト
- 最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学(テレビ朝日系列、2007年7月17日) - ゲスト
- わんにゃん茶館(NHK BS2、2009年、6月18日)
- クイズ!ヘキサゴンII(フジテレビ系列、2009年11月25日)
- 1億人の大質問!?笑ってコラえて!(日本テレビ系列)
- (2010年12月29日) - 名倉加代子紹介のコーナーにインタビュー出演
- つなげよう明日へ~旅して応援!鉄道でめぐる西日本~(BS朝日2019年3月3日)
- スカイステージ・トークリクエストDX#75「風花舞・星風まどか」(宝塚スカイステージ2019年9月)
その他
[編集]ダンサー(風花舞・蘭香レア)
ダンサー(伊央里直加・貴城けい・初風緑・風花舞・星奈優里・蘭香レア)
- 第40回 思い出のメロディー(NHK、2008年8月30日)(松坂慶子・愛の水中花)
ダンサー(風花舞・星奈優里・初風緑・楓沙樹/マリアートダンサーズ 秋山千夏・清水敦子)
- T.M.R.15th × Sanrio Puroland 20th Collaboration Event「Thousands Morning Refrain 〜僕らの夜明け〜」 - 夜の女王役
- BS朝日 SDGs〝霧の町の挑戦〟〜プラスチックごみゼロ目指して〜:ナレーション(2021年2月14日オンエア)
ラジオ
[編集]- FMシアター スチームパンクラシオン(NHK-FM、ラジオドラマ、2001年2月24日) - 役名:ライ・アーシュレイ
- ふれあいラジオパーティー(NHKラジオ、2002年4月23日)
- GINZA 4 STUDIO STAR SPECIAL(TS ONE2019年5月23日)
映画
[編集]- つんくタウンFILMS9丁目作品「ナマタマゴ」 - 加奈
- YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 〜100人が映画撮りました〜 ムーディ勝山監督 「飛龍炎昇」
- YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 〜100人が映画撮りました〜 まちゃまちゃ監督 「ディンドン・パーリィ」
Web
- 森新吾×風花舞ダンスカンタービレ2018開幕直前インタビュー (2018年DANCE CUBE WEB MAGAZINE )
- 青森・石巻・函館・ウラジオストククルーズ乗船記vol.1~vol.4 風花舞ダイヤモンド・プリンセスの旅 (2019年JTBトラベル&ライフ・ウェブマガジン)
- DAWN DAWGS~朝焼けの旅路~インタビュー (2019年おすすめエンタメ情報エンタミーゴ!)
写真集
[編集]- 風花舞 写真集『Diana』(1999年1月1日)
CD
[編集]- WANTED(実況CD)
- CAN-CAN(実況CD)
- マンハッタン不夜城-王様の休日-(実況CD)
- 銀ちゃんの恋(実況CD)
- プレスティージュ(実況CD)
- バロンの末裔/グランド・ベル・フォリー(1997年3月21日)「愛の天使」歌:真琴つばさ・風花舞
- グランド・ベル・フォリー(実況CD)
- 吉崎憲治作品集 Love&Dream Takarazuka〜今日強く君を愛す〜「れんげ草」歌:久世星佳・風花舞
脚注
[編集]- ^ 風花舞インスタ Instagram、2017年8月21日
- ^ 第41回全国舞踊コンクール入賞者
- ^ a b c 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』小林公一・監修、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、102頁。ISBN 9784484146010
- ^ トップ娘役就任後、舞台上で左膝が亜脱臼を繰り返し、激痛との闘いが続き満身創痍で、踊る余力のあるうちに退団をと、急遽退団を決めたことをのちに語る。
- ^ 宝塚時代のロンドン公演初日の舞台稽古で負傷、以来手術できずそのまま活動。
- ^ “大阪・関西万博の開催記念、麻実れいら宝塚歌劇団の卒業生が出演「未来へのOne Step!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- Instagram風花舞 https://instagram.com/kazahanamai