宝塚GRAPH
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宝塚GRAPH(たからづかぐらふ)は宝塚歌劇団の機関誌。月刊誌、毎月20日発売。1936年創刊。AB判サイズ。発行元は宝塚クリエイティブアーツ。
概要
[編集]- 宝塚歌劇団の機関誌の中で歌劇に次いで歴史がある機関誌である。
- 歌劇が読み物の記事が多いのに対して、宝塚GRAPHはポートレイトなどが多い。そのため、カラーページの比率が歌劇より多くなっている。
- 表紙は各組のトップスターをはじめ、主要な男役スター、トップ娘役が登場する。トップスターが退団する月は「サヨナラ特集号」として表紙を飾ることが通例となっている。
- 戦後の復刊号では、当時宝塚歌劇の出版部に岩谷時子が在籍しており、手塚治虫も挿絵の漫画を提供していた。
- 1989年から2011年までは、篠山紀信が表紙とカバースナップの撮影を担当していた。
- 生徒の生い立ちをイラストレータのますっくがマンガで解説するコーナーの『波瀾爆笑!?我が人生』は、単行本化もされた。
略歴
[編集]- 1936年、創刊。当時の表記は「寶塚グラフ」。表紙は二條宮子。
- 1938年、増刊号として、所属劇団員全員の写真入りプロフィールを収めた「寶塚をとめ」が発行される。のちに、「宝塚おとめ」として毎年刊行されるようになった。
- 1940年、第二次世界大戦時下により休刊を余儀なくされる。
- 1947年、復刊を果たす。復刊号の表紙は神代錦。
- 1955年、復刊100号を達成。表紙は春日野八千代。
- 1964年、復刊200号を達成。表紙は甲にしき。
- 1972年、復刊300号を達成。表紙は瀬戸内美八。
- 1975年、臨時増刊号として「宝塚ステージアルバム」が発行された。
- 1980年、復刊400号を達成。表紙は麻実れい。
- 1989年、復刊500号を達成。表紙は大浦みずき。
- 1997年、復刊600号を達成。表紙は真矢みき。
- 1998年、表記を「宝塚GRAPH」に変更し、表紙を篠山紀信が担当。
- 2005年、復刊700号を達成。表紙は轟悠。
- 2014年1月号にて復刊800号を達成。表紙は轟悠。
現在の主な連載
[編集]- Cover Special
- 撮影は渞忠之が担当。
- 舞台ポートレイト
- ポートレイト(オフショット)
- GRAPHスペシャルピンナップ
- トップスター、トップ娘役、二番手男役スターを中心に毎月変わる。折り込みページ。
関連項目
[編集]参照
[編集]「宝塚GRAPHの歩み」
外部リンク
[編集]- TCA BOOKS:宝塚GRAPH
- 宝塚グラフ - 「近代デジタルライブラリー」より。『宝塚グラフ』1937年1月号〜12月号の合本。1938年2月発行。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
歴代主演男役・主演娘役・組長・副組長の'・・'は先代次代関係なし、'-'は先代次代関係あり。◎マークは現在宝塚歌劇団に在籍している演出家。 カテゴリ |
この項目は、舞台芸術に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:舞台芸術)。 |
この項目は、書籍に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ出版・PJ書物/P書物)。 項目が文学作品の場合には {{Lit-stub}} を、漫画の場合には {{Manga-stub}} を貼り付けてください。 |