コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

南原美紗保

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

南原 美紗保(なんばら みさお、1944年8月17日 - 2018年12月8日[1])は、元宝塚歌劇団星組男役女優である。埼玉県浦和市(現在のさいたま市)出身。町田英子事務所所属。宝塚歌劇団時代の芸名は南原 (同音異字)であった。宝塚歌劇団時代の公称身長は165cm。宝塚時代の愛称はケコ、ピーちゃん。

略歴

[編集]

1960年宝塚音楽学校に入学。

1962年、宝塚音楽学校を卒業し、48期生として、宝塚歌劇団に入団。宝塚入団時の成績は75人中7位[2]。初舞台公演は星組公演『メイド・イン・ニッポン[2]』。1964年1月1日に星組[2]配属となり、のちに専科異動[2]

1971年6月29日[2]、宝塚歌劇団退団。最終出演公演の演目は月組公演『ドン・ホセの一生タイム・マップ[2]である。

宝塚歌劇団時代の主な舞台出演

[編集]
  • メイド・イン・ニッポン』(星組)(1962年3月24日 - 4月29日、宝塚大劇場)*初舞台
  • 『リュシェンヌの鏡』(星組)(1965年3月25日 - 4月29日、宝塚大劇場)
  • 奥の細道』(星・雪組)(1965年7月1日 - 8月2日、宝塚大劇場)
  • 『なよたけの恋』『ラ・グラナダ』(星組)(1965年10月30日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『三人花聟』『2人が出会うとき』(星組)(1966年7月1日 - 7月28日、宝塚大劇場)
  • 『砂丘』(星組)(1966年10月29日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • ワン・ボーイ』(星組)(1967年8月1日 - 8月30日、宝塚大劇場)
  • 『水恋抄』『若者達のバラード』(星組)(1967年12月3日 - 12月26日、新芸劇場
  • 『虹を追って』(星組)(1968年2月2日 - 2月27日、宝塚大劇場)
  • ヤング・メイト』『追憶のアンデス』(星組)(1968年6月1日 - 6月27日、宝塚大劇場)
  • 千姫』『7 -セブン-』(星組)(1968年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • シルクロード』(星組)(1969年3月27日 - 4月24日、宝塚大劇場)
  • セ・ラ・ビィ』(星組)(1969年9月4日 - 9月30日、宝塚大劇場)
  • 『安寿と厨子王』『タカラヅカ'69』(星組)(1969年12月2日 - 12月21日、宝塚大劇場)
  • 『恋に朽ちなん』『ハロー!タカラヅカ』(星組)(1970年5月8日 - 5月26日、宝塚大劇場)
  • ドン・ホセの一生』『タイム・マップ』(月組)(1971年2月27日 - 3月24日、宝塚大劇場)

退団後の舞台出演

[編集]
  • 『南原美佐保 First Concert』(1987年5月28日、博品館劇場

テレビドラマ

[編集]

レコード

[編集]
  • 『涙はみないで/明日逢う人』(1968年7月発売、コロムビアレコード
  • 『夜霧が消える/あなたの椅子が空いている』(1969年2月発売、コロムビアレコード)

バラエティー番組

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 訃報 町田英子事務所 2018年12月16日閲覧
  2. ^ a b c d e f 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ2014年4月1日、64-65頁。ISBN 9784484146010

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]