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華優希

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はな ゆうき
華 優希
生年月日 (1993-11-13) 1993年11月13日(31歳)
出身地 日本の旗 日本 京都府京都市
身長 161cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 2014年 -
活動内容 2014年:宝塚歌劇団入団
2015年:花組配属
2019年:花組トップ娘役就任
2021年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 イー・コンセプト
公式サイト 華優希オフィシャルサイト
主な作品
宝塚歌劇
はいからさんが通る
ポーの一族
舞台
マドモアゼル モーツァルト
キングダム
千と千尋の神隠し
備考
宝塚歌劇団卒業生
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華 優希(はな ゆうき、1993年[1]11月13日[2] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団花組トップ娘役[3][4]

京都府京都市[1]立命館高等学校出身[5]。身長161cm[1]。血液型A型[6]。愛称は「はなちゃん」、「のぞみ」[2]

所属事務所はイー・コンセプト[1]

来歴

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2012年、宝塚音楽学校入学[1]

2014年、宝塚歌劇団に100期生として入団[7]。入団時の成績は23番[7]月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台[1]

2015年、組まわりを経て花組に配属[2][7]

可憐な容姿で早くから注目を集め、2017年、明日海りお仙名彩世トップコンビ大劇場お披露目となる「邪馬台国の風」で、新人公演初ヒロイン[8][9]。続く「はいからさんが通る」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[10][2]。元気溌溂なキャラクター・花村紅緒を演じ、当たり役となる[8][10]

2018年の「ポーの一族」で、トップスター・明日海りお演じる主人公の妹メリーベル役に抜擢[9][8]

2019年、仙名彩世退団公演となる「CASANOVA」で、2度目の新人公演ヒロイン[11]。同年4月29日付で花組トップ娘役に就任[10][2]。明日海りおの4人目の相手役として、「恋スルARENA」(横浜アリーナ公演)でトップお披露目[10][2]。続く「A Fairy Tale/シャルム!」で大劇場トップコンビお披露目[11]。同公演をもって明日海が退団し、柚香光を2人目の相手役に迎える[2]

2020年、自身初の東上ヒロイン作の再演となる「はいからさんが通る」で、柚香とのトップコンビ大劇場お披露目[8][12]新型コロナウイルス感染拡大による公演休止期間を経て、約4ヶ月遅れでの大劇場お披露目となった[12]

2021年7月4日、「アウグストゥス/Cool Beast!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[8][13]緊急事態宣言により、宝塚での千秋楽は大劇場史上初の無観客での上演となった[3]。同年、「マドモアゼル モーツァルト」で退団後初の舞台出演[4][14]。宝塚時代の相手役・明日海と再共演を果たす[14][4]

人物

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宝塚ファンだった祖母、母の影響で、物心つく頃から宝塚の存在は知っていたが、2011年雪組公演「ロミオとジュリエット」を初観劇して衝撃を受ける[11]。「見る側じゃなく、夢を作る向こう側に行きたい」と、進路に悩むモヤモヤが晴れ、音楽学校受験を決意[11]。母親には「普通に結婚してほしい」と反対されたが、今は一番応援してくれている[11]

芸名の「華」には、「見ていると心に花が咲き、幸せな気持ちになれるような」意味をこめ、偶然にも組の名称とも重なった[11]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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組まわり

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花組時代

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花組トップ娘役時代

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出演イベント

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  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』[15]
  • 2021年5月、華優希スペシャルライブ『華詩集』 主演[16][2]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

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舞台

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ドラマ

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ラジオ

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  • 青春アドベンチャー  (NHK-FM
    • 「黒い瞳のボヘミアン」(2022年6月20日 - 24日、6月27日 - 7月1日)
    • 「太陽の城 月の砦」(2024年2月26日 - 3月1日、3月4日 - 8日)
    • 「星のスケッチブック」(2024年9月16日 - 20日)[26]

受賞歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 川島海荷とWキャスト。
  2. ^ 妃海風・実咲凜音とトリプルキャスト。

出典

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  1. ^ a b c d e f 華優希 公式プロフィール 株式会社ジャパン・ミュージックエンターテインメント。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 宝塚7月卒業…花組トップ娘役・華優希、最後まで満開! スポーツ報知。
  3. ^ a b c 宝塚花組・華優希、無観客千秋楽で「柚香さん、愛してます〜!」 スポーツ報知。
  4. ^ a b c d 宝塚退団の華優希、明日海りおと再タッグ!『マドモアゼル・モーツァルト』出演 マイナビニュース。
  5. ^ 『宝塚おとめ 2021年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、31頁。ISBN 978-4-86649-158-5
  6. ^ 『ザ・タカラヅカⅥ 花組特集』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、79頁。ISBN 978-4-908135-63-7
  7. ^ a b c 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、80頁。ISBN 978-4-908135-34-7
  8. ^ a b c d e f g h i j 宝塚花組トップ娘役・華優希が退団 来年7月に デイリースポーツ。
  9. ^ a b c d e 宝塚花組トップ娘役の華優希が退団 来年7月ラスト 日刊スポーツ。
  10. ^ a b c d e f g h 来年7月退団の宝塚歌劇花組トップ娘役・華優希「『はいからさんが通る』の紅緒に励まされてきた」 スポーツ報知。
  11. ^ a b c d e f g h i j k 華優希、新トップ娘役は令和時代の花組を彩る!明日海りおのコンサートで25日から始動”. スポーツ報知 (2019年6月16日). 2019年6月22日閲覧。
  12. ^ a b c 柚香光が再開感謝 大羽根を「芯もって背負いたい」 日刊スポーツ。
  13. ^ a b 華優希「最後まで挑戦」瀬戸かずや「ブレないように」…宝塚歌劇花組卒業公演スタート スポーツ報知。
  14. ^ a b c 明日海りお主演「マドモアゼル・モーツァルト」コンスタンツェ役に華優希 ステージナタリー。
  15. ^ 宝塚オールスター「タカスぺ」で花組新トップ・柚香光お披露目!柴田侑宏氏追悼企画も スポーツ報知。
  16. ^ 華優希スペシャルライブ「華詩集」(’21年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  17. ^ 舞台「キングダム」三浦宏規・高野洸・小関裕太・牧島輝の扮装ビジュアルお披露目 ステージナタリー。
  18. ^ おいで〜な〜…夏木マリ・朴ろ美が続投、舞台「千と千尋の神隠し」御園座公演キャスト ステージナタリー。
  19. ^ 「千と千尋の神隠し」2024年の全出演者決定、ハク役新キャストに増子敦貴 ロンドン公演延長も ステージナタリー。
  20. ^ 草なぎ剛主演「ヴェニスの商人」野村周平・佐久間由衣ら全キャスト解禁”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年9月5日). 2024年9月5日閲覧。
  21. ^ "元宝塚トップ娘役・華優希、初のドラマ出演で産婦人科医役 『ドクターホワイト』第8話ゲスト出演". ORICON NEWS. oricon ME. 28 February 2022. 2022年2月28日閲覧
  22. ^ “宝塚元花組トップ娘役・華優希『パンドラの果実』出演 研究者役に親近感「とても共感しやすい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年4月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2233227/full/ 2022年5月1日閲覧。 
  23. ^ 【らんまん】寿恵子もガン見!美人芸者を演じた女優の正体 ネット納得「サマになってた」「品格ある」 スポーツ報知。
  24. ^ 篠原涼子&山崎育三郎主演『ハイエナ』第1~3話ゲスト決定 大東駿介、犬飼貴丈、藤森慎吾ら”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年10月14日). 2023年10月14日閲覧。
  25. ^ 華優希 Official Staff [@hanayuki_staff] (2024年10月26日). "『無能の鷹』第4話に出演いたします!". X(旧Twitter)より2024年11月2日閲覧
  26. ^ 『星のスケッチブック』(全5回)(9月16日~)”. NHK. 青春アドベンチャー. 日本放送協会 (2024年8月28日). 2024年9月20日閲覧。
  27. ^ 『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8

外部リンク

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