音くり寿
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おと くりす 音 くり寿 | |
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生年月日 | 1996年12月18日(27歳) |
出身地 | 日本 埼玉県さいたま市 |
身長 | 160cm |
血液型 | B型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2014年 - |
活動内容 |
2014年:宝塚歌劇団入団 2015年:花組配属 2022年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
事務所 | コイン |
公式サイト | 音くり寿オフィシャルサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『Ernest in Love』 『花より男子』 『マスカレード・ホテル』 『TOP HAT』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
音 くり寿(おと くりす、1996年[1]12月18日[2] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団花組の娘役スター[3]。
埼玉県さいたま市[4]、昭和女子大学附属昭和中学校出身[4]。身長160cm[1]。血液型B型[1]。愛称は「くり」、「くりす」[4]。
所属事務所はコイン[1]。
来歴
[編集]2012年、宝塚音楽学校入学。
2014年、宝塚歌劇団に100期生として次席入団[5]。月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台[3]。
2016年の「ME AND MY GIRL」で、城妃美伶とダブルキャストで新人公演初ヒロイン[7][8][9]。
2017年の「MY HERO」(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ公演)で、朝月希和と東上公演ダブルヒロイン[10][11]。
2018年の「蘭陵王」(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場公演)で、専科・凪七瑠海の相手役を務め、東上公演単独初ヒロイン[12][13][11]。
2019年、仙名彩世退団公演となる「CASANOVA」で、初のエトワールに抜擢[6]。
2022年9月4日、「巡礼の年/Fashionable Empire」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[6][11]。
退団後は舞台を中心に活動を続けている。
人物
[編集]幼い頃から、宝塚をはじめ様々な舞台を観る機会に恵まれ、舞台人に憧れていた[2]。
宝塚初観劇は、2000年雪組公演「バッカスと呼ばれた男/華麗なる千拍子」[2]。
中学3年の時、「宝塚の舞台に立ちたい」と強く思い、家族に決意を伝え、音楽学校受験に臨んだ[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2014年3 - 6月、月組『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
組まわり
[編集]- 2014年7 - 10月、星組『The Lost Glory -美しき幻影-』『パッショネイト宝塚!』
花組時代
[編集]- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - 新人公演:少年ロベルト(本役:真鳳つぐみ)『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『スターダム』(バウホール) - セーラ
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - あきつ/代役:雲井の雁(本役:城妃美伶)[注釈 1]、新人公演:若紫(本役:春妃うらら)『Melodia-熱く美しき旋律-』
- 2016年2 - 3月、『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場) - ロンドン市民・農民・メイド[注釈 2]/セシリイ・カデュー[注釈 2][6]
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - 新人公演:サリー・スミス(本役:花乃まりあ) 新人公演初ヒロイン[注釈 3][7][8][9][11][6]
- 2016年9月、『仮面のロマネスク』 - セシル・ブランシャール『Melodia-熱く美しき旋律-』(全国ツアー)
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』 - カゲソロ『金色(こんじき)の砂漠』 - 第三王女シャラデハ、新人公演:タルハーミネ(幼少)(本役:花乃まりあ)[6]
- 2017年3 - 4月、『MY HERO』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - マイラ・パーカー 東上Wヒロイン[10][11][6]
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - イヨ/娘、新人公演:大巫女(本役:美穂圭子)『Santé!!』
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - アナベル
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - ディリー、新人公演:マーゴット(本役:城妃美伶)
- 2018年5月、『あかねさす紫の花』 - 十市皇女『Sante!!』(博多座)
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 弥一、新人公演:咲(本役:城妃美伶)『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
- 2018年11 - 12月、『蘭陵王(らんりょうおう)-美しすぎる武将-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - 洛妃 東上ヒロイン[12][13][11][6]
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - ベネラ、新人公演:ダニエラ(本役:桜咲彩花) 初エトワール[6]
- 2019年6 - 7月、『花より男子』(TBS赤坂ACTシアター) - 三条桜子[6]
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)[注釈 4]
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - プルケ、新人公演:Mysterious Lady(謎の貴婦人)/デーヴァ(本役:乙羽映見)『シャルム!』
- 2020年1月、『マスカレード・ホテル』(ドラマシティ・日本青年館) - 片桐瑤子[6]
- 2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』 - 北小路環 エトワール
- 2021年1 - 2月、『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場) - ジェニー・マルドゥーン
- 2021年4 - 7月、『アウグストゥス-尊厳ある者-』 - オクタヴィア『Cool Beast!!』
- 2021年8 - 9月、『哀しみのコルドバ』 - アンフェリータ・ナバロ『Cool Beast!!』(全国ツアー)
- 2021年11 - 2022年2月、『元禄バロックロック』 - ツナヨシ『The Fascination(ザ ファシネイション)!』[4]
- 2022年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場) - マッジ・ハードウィック[4][11][6]
- 2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』 - ラプリュナレド伯爵夫人『Fashionable Empire』 退団公演[11][6]
出演イベント
[編集]- 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』[注釈 5]
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]舞台
[編集]- 2023年1月、『ファースト・デート』(シアタークリエ) - アリソン[14]
- 2023年3 - 4月、梅棒16th showdown『曇天ガエシ』(なかのZERO大ホール・新国立劇場中劇場・森ノ宮ピロティホール・ビレッジホール)[15]
- 2023年8月、『星の数ほど夜を数えて』(すみだパークシアター倉)[16]
- 2023年9 - 10月、『ロジャース/ハート』(有楽町よみうりホール・北國新聞赤羽ホール・松下IMPホール)[17]
- 2023年11 - 12月、『ねじまき鳥クロニクル』(プレイハウス・アイリス大ホール・大阪) - 加納マルタ/クレタ[18]
- 2024年6月、『九劇ミュージカル・コンサート Vol.3』(浅草九劇)[19]
- 2024年11月、『アンドレ・デジール 最後の作品』(シアターH) - マルセリーナ 他[20]
受賞歴
[編集]- 2017年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞[21]
- 2020年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2019年度アーティスト賞[22]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 音くり寿 公式プロフィール THE KOIN。
- ^ a b c d 『To The Future/宝塚GRAPH 2016年2月号』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、110頁。
- ^ a b 元宝塚歌劇団・花組娘役スター【音くり寿】退団を決意したとき。退団して気づいたこと。 VOCE。
- ^ a b c d e <華宝塚>必要とされる人材に 音くり寿(花組) 東京新聞。
- ^ a b 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、80頁。ISBN 978-4-908135-34-7。
- ^ a b c d e f g h i j k l m Memories of 音くり寿 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b 優波慧、綺城ひか理 花組新公で初主演 魅せた丁寧な役作り スポニチAnnex。
- ^ a b “優波慧と綺城ひか理が花組新人公演で前後半のW主演”. 日刊スポーツ. 2019年5月22日閲覧。
- ^ a b 宝塚花組新人公演 珍しい役替わり上演 デイリースポーツ。
- ^ a b 橘涼香 (2017年3月19日). “宝塚歌劇が特撮ヒーローものに挑んだ芹香斗亜東京初主演作品!宝塚花組公演『MY HERO』”. 宝塚ジャーナル 2019年10月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 宝塚歌劇花組の飛龍つかさ、音くり寿が9月に退団…ともにコメディーセンス抜群の実力派 スポーツ報知。
- ^ a b 宝塚専科・凪七瑠海主演「蘭陵王」開幕 上演前の東儀氏生演奏に「感動で鳥肌」 デイリースポーツ。
- ^ a b 宝塚凪七瑠海、美しすぎる武将役で専科異動後初主演 日刊スポーツ。
- ^ 村井良大、桜井玲香らでミュージカル『ファースト・デート』来年1月シアタークリエで上演! 演劇キック。
- ^ テーマはサイバーパンク×和、梅棒「曇天ガエシ」開幕に音くり寿・鳥越裕貴ら意気込み ステージナタリー。
- ^ 上田一豪の新作ミュージカル「星の数ほど夜を数えて」に今井清隆・白木美希子ら ステージナタリー。
- ^ 林翔太・寺西拓人のW主演でミュージカル「ロジャース/ハート」再び ステージナタリー。
- ^ 成河・渡辺大知・門脇麦がイラストと混じり合う「ねじまき鳥クロニクル」ビジュアル ステージナタリー。
- ^ “「九劇ミュージカル・コンサート」第3弾に田中利花・神里優希・音くり寿・東島京ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月13日). 2024年5月13日閲覧。
- ^ “「アンドレ・デジール 最後の作品」に小西遼生・髙橋颯、EXILE NESMITH・島太星ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月21日). 2024年10月21日閲覧。
- ^ 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
- ^ 『2020年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、55頁。ISBN 978-4-86649-159-2。
外部リンク
[編集]- 音くり寿オフィシャルサイト
- 音くり寿 公式プロフィール
- 音くり寿 (@oto_kurisu) - X(旧Twitter)
- 音くり寿 (@otokurisu) - Instagram