一之瀬航季
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一之瀬 航季(いちのせ こうき、3月15日[1] - )は、宝塚歌劇団花組に所属する男役スター[2]。
千葉県松戸市[3]、県立柏中央高等学校出身[3]。身長173cm[4]。愛称は「はなこ」、「のせさん」[5]。
来歴
[編集]2012年、宝塚音楽学校入学。
2014年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に100期生として入団[1][6]。入団時の成績は25番[6]。月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台[5]。
2015年、組まわりを経て花組に配属[6]。
2020年、柚香光・華優希トップコンビ大劇場お披露目となる「はいからさんが通る」で、新人公演初主演予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により、新人公演が休止となる[注釈 1][4][7][8]。
2022年のバウ・ワークショップ「殉情」で、バウホール公演初主演[2][3]。共に新人公演主演を務める予定であった美羽愛と共演を果たし、幻の新人公演コンビ復活となった[9]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2014年3 - 6月、月組『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
組まわり
[編集]- 2014年7 - 10月、星組『The Lost Glory -美しき幻影-』『パッショネイト宝塚!』[6]
花組時代
[編集]- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『スターダム』(バウホール) - ドノヴァン/ハリソン
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 新人公演:栗丸(本役:羽立光来)『Melodia-熱く美しき旋律-』
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - 新人公演:召使い
- 2016年9月、『仮面のロマネスク』 - テチエンヌ公爵/市民『Melodia-熱く美しき旋律-』(全国ツアー)
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 新人公演:テオドロスの侍従イリアス(本役:綺城ひか理)
- 2017年3 - 4月、『仮面のロマネスク』 - テチエンヌ公爵/市民『EXCITER!!2017』(全国ツアー)
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - 新人公演:ユズリハ(本役:優波慧)『Sante!!』
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - 田舎町の男/上流社会の男/記者
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - 新人公演:ドン・マーシャル(本役:和海しょう)
- 2018年5月、『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』(バウホール) - ミモザ
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 田崎重吉/代役:多聞丸(本役:亜蓮冬馬)[注釈 2]、新人公演:山田祐庵(本役:柚香光)『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』[1][7]
- 2018年11 - 12月、『メランコリック・ジゴロ』 - マチウ『EXCITER!!2018』(全国ツアー)
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - セラフィーナ、新人公演:ミケーレ伯爵(本役:夏美よう)[1][7]
- 2019年5月、『Dream On!』(バウホール)[注釈 3][10]
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)[10]
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - マイク、新人公演:オズワルド・ヴィッカーズ(本役:瀬戸かずや)/精霊ダンサー『シャルム!』[4][1]
- 2020年1月、『DANCE OLYMPIA』(東京国際フォーラム) - オリンピアの歌手
- 2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』 - 愛相良雄[8]
- 2021年1 - 2月、『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』(バウホール) - トマス・スタンリー
- 2021年4 - 7月、『アウグストゥス-尊厳ある者-』 - 神々『Cool Beast!!』
- 2021年8 - 9月、『哀しみのコルドバ』 - セバスチャン伯爵『Cool Beast!!』(全国ツアー)
- 2021年11 - 2022年2月、『元禄バロックロック』 - ソウエモン『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
- 2022年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場) - モーリス/エド/ジャン/漁師
- 2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』 - ジョアキーノ・ロッシーニ『Fashionable Empire』[3]
- 2022年10 - 11月、『殉情(じゅんじょう)』(バウホール) - 佐助 バウWS主演[3][9][2]
- 2023年1 - 3月、『うたかたの恋』 - フィリップ皇子『ENCHANTEMENT(アンシャントマン)-華麗なる香水(パルファン)-』
- 2023年7 - 10月、『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』 - 瓦版屋虎三『GRAND MIRAGE!』
- 2023年11 - 12月、『激情』 - レメンダート『GRAND MIRAGE!』(全国ツアー)
- 2024年2 - 5月、『アルカンシェル』 - ポール
- 2024年9 - 2025年1月、『エンジェリックライ』 - マリオ警部『Jubilee(ジュビリー)』
- 2025年3月、『マジシャンの憂鬱』『Jubilee』(博多座)
出演イベント
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 宝塚大劇場では無観客で上演が行われ、後にタカラヅカ・スカイ・ステージでダイジェスト版が放送された。出典:“新人公演ダイジェスト#5『はいからさんが通る』”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 2023年11月20日閲覧。
- ^ 亜蓮冬馬休演により、7/19〜東京千秋楽まで代役で出演。田崎重吉役は南音あきらが務めた。
- ^ 5/20〜27のみ特別出演。
出典
[編集]- ^ a b c d e 一之瀬航季、第100期生として「名に恥じない舞台人」に向けた決意を語る…「はいからさんが通る」31日上演予定 スポーツ報知。
- ^ a b c 宝塚歌劇・花組スター一之瀬航季がバウホール初主演 サンスポ。
- ^ a b c d e <華宝塚>花組・一之瀬航季 ワイルドな男役に 東京新聞。
- ^ a b c 花組・一之瀬航季 同期からの刺激で芽生えた闘争心 スポニチAnnex。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、25頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、80頁。ISBN 978-4-908135-34-7。
- ^ a b c 新人公演初主演 華やかさ持つ男役に/一之瀬航季 日刊スポーツ。
- ^ a b クラスター発生の宝塚花組公演 9月3日から再開 日刊スポーツ。
- ^ a b 帆純まひろ&一之瀬航季 役代わりで愛2つ、谷崎潤一郎の名作ミュージカル完走 日刊スポーツ。
- ^ a b “水美舞斗のルキーニ再び!宝塚花組「Dream On!」開幕”. スポーツ報知. 2019年5月22日閲覧。
- ^ 華優希スペシャルライブ「華詩集」('21年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 水美舞斗ディナーショー「One and Only」('23年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。