凍てついた明日
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『凍てついた明日』(いてついたあした)は、宝塚歌劇団で上演されたミュージカル作品。
概要
[編集]実在の犯罪者、ボニーとクライドをモチーフにした1967年のアメリカ映画『俺たちに明日はない』の翻案である。
上演記録
[編集]- 1998年 - 雪組公演(初演)
- 副題は「ボニー&クライド[1]」。形式名は「バウ・ミュージカル[1]」。2幕[1]。
- 10月9日から10月19日まで宝塚バウホール[1]で、10月24日から11月1日まで東京・日本青年館[1]で上演された。
- 作・演出は、荻田浩一[1]が担当。以降の再演も担当している。
- 2008年 - 雪組公演
- 宝塚バウホール開場30周年を記念した「バウ・ワークショップ」シリーズの一環として、雪組で再演された。2幕[2]。
- 前半日程は5月24日(土)から6月3日(火)まで、後半日程は6月12日(木)から6月22日(日)まで公演された。
- 再演にあたり、タイトルを『凍てついた明日』 -ボニー&クライドとの邂逅-[2]として、初演と構成等を変えている。
- ヒロインのボニー役は、前半日程を愛原実花、後半日程を大月さゆの役替わりで務め、一部のキャストもダブルキャストで上演された。
出演者一覧
[編集]※「()」の文字は当時の所属組
1998年
[編集]2008年
[編集]主な配役
[編集]1998年雪組 | 2008年雪組 (前半日程) |
2008年雪組 (後半日程) | |
---|---|---|---|
クライド・バロウ | 香寿たつき[1] | 凰稀かなめ[5][6] | |
ボニー・パーカー | 月影瞳[1] | 愛原実花[5] | 大月さゆ[6] |
ジェレミー・メスヴィン | 安蘭けい[1] | 凛城きら[5] | 真那春人[6] |
レイモンド・ハミルトン | 汐美真帆[1] | 沙央くらま[5][6] | |
カミー・バロウ | 京三紗 | 京三紗[5][6] | |
エンマ・パーカー | 矢代鴻 | 五峰亜季[5][6] | |
ネル・コーワン | 五峰亜季 | 涼花リサ[5][6] | |
アニス・フラナガン | 貴咲美里[1] | 大月さゆ[5] | 愛原実花[6] |
テッド・ヒントン | 楓沙樹 | 緒月遠麻[5][6] | |
ビリー・メイスン | 紺野まひる[1] | 花夏ゆりん[5] | 早花まこ[6] |
メアリー・オーディア | 森央かずみ | 舞羽美海[5] | 透水さらさ[6] |
ブランチ・コールドウエル | 美穂圭子 | 早花まこ[5] | 千風カレン[6] |
ロイ・ソーントン | 天希かおり | 香綾しずる[5][6] | |
バック・バロウ/フランク・ヘイマー | 風早優 | 未来優希[5][6] | |
ウイリアム・ダニエル・ジョーンズ | 未来優希[1] | 冴輝ちはや[5] | 彩風咲奈[6] |
ボブ・アルコーン | 立樹遥 | 梓晴輝[5] | 朝風れい[6] |
店主 | すがた香 | 香音有希[5][6] | |
記者 | × | 未来優希[5][6] |
スタッフ
[編集]1998年雪組初演時
[編集]- 作・演出:荻田浩一[1]
- 作曲・編曲:高橋城[1]
- 振付[1]:上島雪夫・伊賀裕子・川崎悦子
- 装置:大橋泰弘[1]
- 衣装:任田幾英[1]
- 照明:勝柴次朗[1]
- 音響:加門清邦[1]
- 音楽助手:木川田新[1]
- 装置補:新宮有紀[1]
- 衣装補:河底美由紀[1]
- 舞台進行:山崎芳雄[1]
- 録音演奏:宝塚ニューサウンズ[1]
- 制作:村上信夫[1]
2008年雪組再演時
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 作・演出:荻田浩一
- 作曲・編曲:高橋城
- 編曲:高橋恵
- 振付:伊賀裕子
- 装置:國包洋子
- 衣装:河底美由紀
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay 90年史 2004, p. 86.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 241.
- ^ 前半日程・出演者(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。
- ^ 後半日程・出演者(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 前半日程・配役(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 後半日程・配役(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。
参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
関連項目
[編集]外部リンク
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