ブルボンの封印 (宝塚歌劇)
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ミュージカル[1]『ブルボンの封印』(ブルボンのふういん)は、1993年、宝塚歌劇団雪組[1]で上演された舞台作品。18場[2][3]。
脚本・演出は太田哲則[1]。併演作品は『コート・ダジュール[4]』。
概要
[編集]この作品は藤本ひとみの同名小説[1]を原作とするが、原作者の承諾を得て物語の内容、および登場人物の設定を変えて上演された。雪組トップスター・一路真輝が主人公ジェームズとフランス国王ルイ14世の二役を演じた。相手役・紫ともはこの公演で退団した。
公演期間と公演場所
[編集]主な楽曲
[編集]- 風と光の中で
(作詞:太田哲則、作曲:吉崎憲治)
- ブルボンの封印B.G
(作曲:吉崎憲治)
スタッフ
[編集]- 脚本・演出:太田哲則[1]
- 作曲・編曲:吉崎憲治[2]、高橋城[2]
- 編曲:宮原透[2]
- 音楽指揮(宝塚)[2]:野村陽児、佐々田愛一郎
- 音楽指揮(東京):清川知巳[6]
- 振付:アキコ・カンダ[2]
- 装置:関谷敏昭[2]
- 衣装:任田幾英[2]
- 照明:今井直次[2]
- 音響:加門清邦[2]
- 小道具:伊集院徹也[8]
- 効果:中屋民生[9]
- 演出助手[9]:藤井大介、加藤誠
- 装置補:広森守[9]
- 衣装補:田口美香[9]
- 舞台進行:濱野文宏[9]
- 製作担当(東京):長谷山太刀夫[6]
- 制作:古澤真[9]
主な登場人物
[編集]- ジェームズ・ド・ラ・クローシュ
- 主人公。自分の出生を知らずイギリス領ジャージー島の貴族の養子として育つ。
- ルイ14世
- フランス国王。
- マノン・ボス
- ジェームズの幼馴染。薬剤師の娘。
- アドリアン・モーリス
- ルイ14世の側近。
- ジャン・バティスト・コルベール
- マザランの部下。
- フィリップ
- ジェームズの親友。
- アンリエット
- ルイ14世の従姉妹。
- マリエール・ボス
- マノンの義理の妹。実は大貴族の娘。
- ペロネッタ
- ジェームズの乳母。マノン、マリエールの義理の母。
- マザラン
- 枢機卿、フランス最高の権力者。
- カータレット
- ジャージー島の貴族の当主でジェームズの養父。
- ニコラ・フーケ
- マザランの部下
- モリエール
- フランスの劇作家。
配役
[編集]- 本公演
- 新人公演
脚注
[編集]- ^ a b c d e 80年史 1994, p. 361、367.
- ^ a b c d e f g h i j k 80年史 1994, p. 361.
- ^ a b 90年史 2004, p. 29.
- ^ 80年史 1994, p. 362、367.
- ^ a b c d e f g h i j 80年史 1994, p. 364.
- ^ a b c 80年史 1994, p. 367.
- ^ 80年史 1994, p. 369.
- ^ 80年史 1994, pp. 361–362.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 80年史 1994, p. 362.
参考資料
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 執筆:國眼隆一 著、編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子 編『すみれ花歳月を重ねて―宝塚歌劇90年史―』宝塚歌劇団、2004年4月1日。ISBN 4-484-04601-6。 NCID BA66869802。全国書誌番号:20613764。
- 宝塚歌劇団雪組公演『ブルボンの封印 / コート・ダジュール』プログラム。1993年。
関連項目
[編集]- 実況CD [TMPC-198~199]「ブルボンの封印」/「コート・ダジュール」宝塚大劇場収録