悠未ひろ
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ゆうみ ひろ 悠未 ひろ | |
---|---|
生年月日 | 1976年11月5日(48歳) |
出身地 | 日本 東京都文京区 |
身長 | 180cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1997年 - |
活動内容 |
1997年:宝塚歌劇団入団 1998年:宙組配属 2013年:宝塚歌劇団退団 2014年:芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
事務所 | フリー |
公式サイト | 悠未ひろオフィシャルウェブサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『逆転裁判3』 『風と共に去りぬ』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
悠未 ひろ(ゆうみ ひろ、1976年[1]11月5日[2] - )は、日本の女優[3]。元宝塚歌劇団宙組の男役スター[4][5]。
東京都文京区[2]、十文字学園出身[1]。身長180cm[5]。愛称は「とも」、「ともちん」[5]。
来歴
[編集]1997年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に83期生として入団[6]。入団時の成績は15番[6]。雪組公演「仮面のロマネスク/ゴールデン・デイズ」で初舞台[6][1]。
1998年、組まわりを経て宙組に配属[6]。
宝塚史上ナンバーワンとなる長身を生かしたダンスと包容力で注目を集め[5]、2003年の「傭兵ピエール」で新人公演初主演[7][1]。同年の「白昼の稲妻」で2度目の新人公演主演[7][1]。
2005年の「Le Petit Jardin」でバウホール公演初主演[1][4]。
2013年の「逆転裁判3」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初主演[4][1]。同年12月23日、「風と共に去りぬ」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[6][8]。
退団後は、長身を生かしたダイナミックなパフォーマンスとのびやかな歌唱を武器に、舞台を中心に幅広く活動している[1]。
2018年に結婚したことを報告[3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]組まわり
[編集]宙組時代
[編集]- 1998年3 - 8月、『エクスカリバー』『シトラスの風』
- 1998年10 - 1999年3月、『エリザベート』
- 1999年4 - 5月、『エクスカリバー』『シトラスの風』(全国ツアー)
- 1999年6 - 8月、『激情』『ザ・レビュー'99』(宝塚大劇場)
- 1999年9月、『TEMPEST-吹き抜ける九龍-』(バウホール) - アルメン
- 1999年10 - 11月、『激情』『ザ・レビュー'99』(1000days劇場)
- 2000年1 - 5月、『砂漠の黒薔薇』 - 新人公演:シャイザ(本役:樹里咲穂)『GLORIOUS!!』
- 2000年6 - 7月、『うたかたの恋』『GLORIOUS!!』(全国ツアー)
- 2000年8 - 12月、『望郷は海を越えて』 - 新人公演:ハバロフ(本役:朝宮真由)『ミレニアム・チャレンジャー!』
- 2001年2月、『望郷は海を越えて』『ミレニアム・チャレンジャー!』(中日劇場)
- 2001年4 - 8月、『ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 新人公演:ジェローデル(本役:寿つかさ)
- 2001年11 - 2002年3月、『カステル・ミラージュ』 - 新人公演:ヴィットリオ(本役:朝宮真由)『ダンシング・スピリット!』
- 2002年4 - 5月、『エイジ・オブ・イノセンス』(バウホール・日本青年館) - ジュリアス・ボーフォート
- 2002年7 - 11月、『鳳凰伝』 - 盗賊(酉)、新人公演:バラク(本役:水夏希)『ザ・ショー・ストッパー』
- 2003年1月、『おーい春風さん』 - 角三『春ふたたび』 - 与五(バウホール)
- 2003年2 - 6月、『傭兵ピエール』 - ニコ、新人公演:ピエール(本役:和央ようか)『満天星大夜總会』 新人公演初主演[7][1][4]
- 2003年8月、『里見八犬伝』(バウホール・日本青年館) - 蟇田素藤
- 2003年10 - 2004年2月、『白昼の稲妻』 - ロジェ、新人公演:アルベール(本役:和央ようか)『テンプテーション!』 新人公演主演[7][1][4]
- 2004年3月、『BOXMAN-俺に破れない金庫などない-』(日本青年館・ドラマシティ) - バージル
- 2004年5 - 8月、『ファントム』 - ラシュナル[1]
- 2004年10 - 11月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - ルネ
- 2005年1 - 4月、『ホテル ステラマリス』 - リンドン・マクレモア『レヴュー伝説』
- 2005年6月、『Le Petit Jardin(ル プティ ジャルダン)』(バウホール) - アラン バウ初主演[1][4]
- 2005年8 - 11月、『炎にくちづけを』 - ティーン『ネオ・ヴォヤージュ』
- 2006年1月、『不滅の恋人たちへ』(バウホール) - ピエトロ・パジェッロ
- 2006年3 - 7月、『NEVER SAY GOODBYE』 - ビル・グラント/ココナツ・ボーイ[1]
- 2006年8月、『コパカバーナ』(博多座) - ウィリー
- 2006年11 - 2007年2月、『維新回天・竜馬伝!』 - 武市半平太『ザ・クラシック』[1]
- 2007年3 - 4月、『A/L(アール)-怪盗ルパンの青春-』(ドラマシティ・日本青年館・中日劇場) - ルイ・アントワーヌ・レオン公爵[1]
- 2007年6 - 9月、『バレンシアの熱い花』 - ルカノール公爵『宙 FANTASISTA!』[1]
- 2007年10 - 11月、『バレンシアの熱い花』 - ルカノール公爵『宙 FANTASISTA!!』(全国ツアー) Wエトワール[1]
- 2008年2 - 5月、『黎明(れいめい)の風』 - グルーパー中佐『Passion 愛の旅』
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』 - シャルル『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - フェルゼン『ダンシング・フォー・ユー』(中日劇場)[1]
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』 - グザヴィエ『Amour それは…』
- 2009年8 - 9月、『逆転裁判2 -蘇る真実、再び…-』(バウホール・赤坂ACTシアター) - マイルズ・エッジワース[1][4]
- 2009年11 - 2010年2月、『カサブランカ』 - ハインリッヒ・シュトラッサー少佐[1]
- 2010年3 - 4月、『シャングリラ-水之城-』(ドラマシティ・日本青年館) - 氷[1]
- 2010年5 - 8月、『TRAFALGAR(トラファルガー)』 - トマス・ハーディー『ファンキー・サンシャイン』[1]
- 2010年9月、『銀ちゃんの恋』(全国ツアー) - 専務[1]
- 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』 - ラファエル[1]
- 2011年3月、『ヴァレンチノ』(ドラマシティ) - ジャック・デ・ソウル[1]
- 2011年5 - 8月、『美しき生涯』 - 加藤清正『ルナロッサ』[1]
- 2011年8月、『ヴァレンチノ』(日本青年館) - ジャック・デ・ソウル[1]
- 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - ヘンリー・ヒューストン『NICE GUY!!』
- 2012年2月、『仮面のロマネスク』 - ジェルクール伯爵『Apasionado!!II』(中日劇場)[1]
- 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - フローレンツ・ジーグフェルド『クライマックス』[1]
- 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - パウル・フォン・オーベルシュタイン[1][4]
- 2013年1月、『逆転裁判3』(ドラマシティ・日本青年館) - マイルズ・エッジワース 東上初主演[1][4]
- 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - ダングラール『Amour de 99!!-99年の愛-』[1]
- 2013年7 - 8月、『うたかたの恋』 - ヨゼフ皇帝『Amour de 99!!-99年の愛-』(全国ツアー)
- 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - アシュレ[注釈 1]/ルネ[注釈 2] 退団公演[6][1][8]
出演イベント
[編集]- 1998年12月、『レビュー・スペシャル'98』
- 2000年12月、『アデューTAKARAZUKA1000days劇場サヨナライベント』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2001年9月、『ベルサイユのばら メモランダム』
- 2002年1月、『宙組エンカレッジ・コンサート』
- 2002年11月、『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 2003年11 - 12月、初風緑コンサート『Carmine-カーマイン-』
- 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
- 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
- 2006年9月、『宙組エンカレッジ・コンサート』
- 2006年10月、第47回『宝塚舞踊会』
- 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
- 2007年9月、『TAKARAZUKA SKY STAGE5th Anniversary Special』
- 2007年10月、第48回『宝塚舞踊会』
- 2008年7月、『宝塚巴里祭2008』 主演[9][1]
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2013年11月、悠未ひろディナーショー『Heroe』 主演[10]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
舞台
[編集]- MOON SAGA -義経秘伝・第二章-(2014年8月 - 10月、明治座・新歌舞伎座・日本特殊陶業市民会館フォレストホール)- 平教経 役
- ライブ・スペクタクル『NARUTO -ナルト-』(2015年3月 - 6月、AiiA 2.5 Theater Tokyo ほか)- 大蛇丸 役
- 音楽劇『ダニー・ボーイ 〜いつも笑顔で歌を〜』(2016年10月 - 11月、東京国際フォーラムホールC・新歌舞伎座) - 湖島みちる 役[11]
- ライブ・スペクタクル『NARUTO -ナルト-』(再演)(2016年7月 - 8月、梅田芸術劇場 他)- 大蛇丸 役
- ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』〜暁の調べ〜(2017年5月 - 8月、AiiA 2.5 Theater Tokyo 他)- 大蛇丸 役[12]
- 私のホストちゃん REBORN 〜絶唱!大阪ミナミ編〜(2018年1月 - 2月、サンシャイン劇場 他) - 松風ちひろ 役[13]
- 七色いんこ(2018年10月4日 - 10月8日、AiiA 2.5 Theater Tokyo) - 鍬形隆介 役[14]
- GIRLS REVUE(2019年1月 - 2月、オルタナティブシアター 他)
- ミュージカル「花園 HANAZONO」(2019年4月、座・高円寺)
- 囚われのパルマ -失われた記憶-(2019年6月、サンケイホールブリーゼ・シアター1010) - 狩谷 役[15]
- NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-(2022年7月、東京ドームシティ シアターGロッソ) - 奥原晶子 役[16]
- 舞台『イヴの時間』(2022年12月、博品館劇場) - 芦森博士 役[17]
- ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~忍の生きる道~(2023年10月 - 11月、KAAT神奈川芸術劇場 ホール 他) - 大蛇丸 役[18]
- 『火の鳥』連載70周年記念 サルメカンパニー特別公演『猿女版 火の鳥〜鳳凰篇〜』(2024年7月、東京芸術劇場 シアターウエスト) - 主演・火の鳥 役[19]
- トンデモ?ピーター・パン!〜Peter Pan Goes Wrong〜(2024年9月 - 10月、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ・アイプラザ豊橋・東京国際フォーラムホールC) - ルーシー・グローブ 役[20][21]
- ダッドシューズ 2025(2025年3月、ヒューリックホール東京・COOL JAPAN PARK OSAKA) - 飯島史奈 役[22]
CM
[編集]- 2014年、HONDA N-BOX 「みんなのN 就職篇」- 唄「この愛よ永遠に(TAKARAZUKA FOREVER)」
受賞歴
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak Profile 悠未ひろオフィシャルウェブサイト。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2013年度版』 阪急コミュニケーションズ、2013年、124頁。ISBN 978-4-484-13506-9。
- ^ a b 元宝塚の悠未ひろ、一般男性と結婚「人生を共に歩んでいける人」 サンスポ。
- ^ a b c d e f g h i 『逆転裁判3』主演 宝塚歌劇団宙組・悠未ひろさんインタビュー エンタメターミナル。
- ^ a b c d 宝塚OGインタビュー『コトバヲツナグ』悠未ひろさん エンタメターミナル。
- ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 109.
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 313.
- ^ a b 悠未ひろサヨナラ特別番組「宙組 悠未 HERO」 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚巴里祭2008('08年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 悠未ひろディナーショー「Heroe」('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ “島田虎之介「ダニー・ボーイ」が舞台化、真田佑馬&水田航生が出演”. コミックナタリー. (2016年8月17日) 2016年8月17日閲覧。
- ^ “「NARUTO」続編決定!新キャストにイタチ役の良知真次&サイ役の北村諒ら”. ステージナタリー. (2016年12月17日) 2016年12月19日閲覧。
- ^ 舞台「私のホストちゃん THE PREMIUM」公式ホームページ
- ^ “伊藤純奈が舞台「七色いんこ」に主演決定!...|ニュース|乃木坂46公式サイト”. 2018年9月4日閲覧。
- ^ 舞台『囚われのパルマ -失われた記憶-』
- ^ “NIGHT HEAD 2041-THE STAGE- 公式サイト”. 舞台制作 Office ENDLESS. 2022年8月16日閲覧。
- ^ ステージナタリー編集部 (2022年12月26日). “舞台「イヴの時間」開幕に瀬戸利樹&花乃まりあ「心を温めに遊びに来ていただけたら」”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年7月27日閲覧。
- ^ ステージナタリー編集部 (2023年5月9日). “舞台「NARUTO」ついに完結!マダラらと忍連合軍の最終決戦描く「忍の生きる道」を3都市で”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年7月28日閲覧。
- ^ “手塚治虫原作、サルメカンパニー「猿女版 火の鳥~鳳凰篇~」火の鳥役は悠未ひろ”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月1日). 2024年5月2日閲覧。
- ^ “和田優希・林蓮音が「ピーター・パン」演じるイギリス発コメディ、共演に松崎祐介ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月15日). 2024年6月16日閲覧。
- ^ “CAST & STAFF”. 『トンデモ?ピーター・パン!』 公式ホームページ. 2024年6月16日閲覧。
- ^ “「ダッドシューズ 2025」上演決定、主人公・若木翔役に佐々木大光”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月16日). 2024年12月16日閲覧。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 53.
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 悠未ひろオフィシャルウェブサイト
- 悠未ひろ - Ameba Blog
- 悠未ひろ (@HiroYuumiTomo) - X(旧Twitter)
- 悠未ひろ (@hiroyuumitomo) - Instagram
- 悠未ひろ - YouTubeチャンネル