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ザ・レビュー'99

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ザ・レビュー'99』(ザ・レビュー きゅうじゅうきゅう)は宝塚歌劇団の舞台作品。宙組公演における形式名は「グランド・レビュー[1][2]」、花組は「住友VISAシアター グランド・レビュー[3][2]」。24場[1][3][2]

構成・演出は岡田敬二[1][3][2]。併演作品は宙組が『激情-ホセとカルメン-[1][2]』、花組が『タンゴ・アルゼンチーノ[1][2]』。

解説

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※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]参考。

ザ・レビュー』は1977年に『モン・パリ』50周年を記念して上演され、その年の芸術祭優秀賞に輝いた作品である。22年ぶりに再演されたこの公演では、初演の『ザ・レビュー』より、ロケットの場面と"夢人"の場面を再現したほか、プロローグなどで初演時の主題歌を使い、タカラヅカ・レビュー本来の「豪華・華麗・美しさ」をベースに、初演の持つエスプリを大切にした超大型グランド・レビューに仕立てている。花組では一部、新場面を取り入れている。

公演期間と公演場所

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宙組

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花組

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  • 1999年8月13日 - 9月27日 宝塚大劇場[1]
  • 1999年11月19日 - 12月26日 TAKARAZUKA1000days劇場(東京公演)[2]

スタッフ

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※担当名の後ろに「宙組[1][2]」「花組[3][2]」、氏名の後ろに「宝塚[1][3]」「東京[2]」の文字がなければ全公演共通。

主な配役

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宙組

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※下記のデータは宝塚・東京[2]共通

  • レビューの歌手S1、タンゴの男S、フランソワ、フレッド、夢人、フェニックスの男S、イリュージョンの男、パレードの歌手男S1 - 姿月あさと[1]
  • レビューの歌手女S、タンゴの女S、レビューの歌手女S、マルグリット、リンダ、白い鳥、フェニックスの女S、イリュージョンの女、パレードの歌手女S - 花總まり[1]
  • レビューの歌手S2、歌手S、クリス、イーグルA、ジゴロS、パレードの歌手S2 - 和央ようか[1]
  • シャルマンS、ゴールド・ディガーズS、歌う青年、歌う幻の鳥、パレードの歌手男S3 - 湖月わたる[1]

花組

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※下記のデータは宝塚・東京[2]共通

  • レビューの歌手S1、タンゴの男S、歌手男S、フランツ、フレッド、夢人、フェニックスの男S、アマポーラの紳士、パレードの歌手男S1 - 愛華みれ[3]
  • レビューの歌手女S、タンゴの女S、歌手女S、エカテリーナ、リンダ、白い鳥、フェニックスの女S、アマポーラの淑女、パレードの歌手女S - 大鳥れい[3]
  • レビューの歌手S2、歌手男S、歌手S、クリス、イーグルA、ジゴロS、パレードの歌手S2 - 匠ひびき[3]
  • シャルマンS、歌手男、歌う青年、歌う幻の鳥、パレードの歌手男S3 - 伊織直加[3]
  • タンゴの男、ゴールド・ディガーズS、イーグル、パレードの歌手 - 楓沙樹[3]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 90年史 2004, p. 97.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 90年史 2004, p. 100.
  3. ^ a b c d e f g h i j 90年史 2004, p. 98.
  4. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 179.

参考文献

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  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3