ネオ・ダンディズム! - 男の美学 -
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ロマンチック・レビュー[1][2][3]『ネオ・ダンディズム! - 男の美学 -』 (ネオ・ダンディズム おとこのびがく。英:Neo Dandyism) は2006年、宝塚歌劇団星組[1]によって初演されたレビュー作品。
作・演出は岡田敬二[1][2][3]。 制作・著作は宝塚歌劇団。
概要
[編集]このレビューはロマンチック・レビュー第18弾で1995年に上演された『ダンディズム!』(真矢みき主演)の続編である。この作品で星組男役トップスターの湖月わたるが退団し、その相手役のトップ娘役白羽ゆりの星組時代最後の作品となった。
公演データ
[編集]- 2007年・星組『ネオ・ダンディズム!II[2]』
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- 8月1日(水) - 8月23日(木) 博多座[2]
- 併演作品は『シークレット・ハンター』 -この世で、俺に盗めぬものはない-[2]。
- 2008年・星組『ネオ・ダンディズム!III[3]』
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- 11月8日(土) - 12月7日(日) 全国ツアー[3]
- 併演作品は『外伝ベルサイユのばら』 -ベルナール編-[3]。
全国ツアーの公演場所
[編集]- 11月8日・9日 梅田芸術劇場・メインホール
- 11月11日 鳥取県立倉吉未来中心・大ホール
- 11月12日 島根県民会館
- 11月14日・15日・16日 福岡市民会館(福岡県)
- 11月18日 iichiko総合文化センター(大分県)
- 11月20日 九州厚生年金会館(福岡県北九州市)
- 11月22日 ひこね市文化プラザ(滋賀県)
- 11月23日・24日 中京大学文化市民会館オーロラホール(旧・名古屋市民会館大ホール)(愛知県)
- 11月26日 山梨県立県民文化ホール
- 11月28日 さいたま市文化センター(埼玉県)
- 11月29日・30日 神奈川県民ホール
- 12月2日・3日 静岡市民文化会館(静岡県)
- 12月5日 アルファあなぶきホール(香川県県民ホール)
- 12月6日・7日 岡山市民会館(岡山県)
場面(2006年のデータ)
[編集]- 第二章[4] ネオ・ダンディズム
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- 音楽:吉崎憲治
- 振付:羽山紀代美
- カサノヴァ風の男がネオ・ダンディズムとは、と歌う。
- 間奏曲(一)[4] ダンディズムとは
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- 音楽:吉崎憲治
- 振付:羽山紀代美
- イギリス紳士と4人のヤング・ジェントルマンが"ダンディズム"について歌う。
- 第三章[5] アディオス・パンパミーア
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- 音楽:吉崎憲治
- 振付:羽山紀代美
- アルゼンチンの大草原を舞台に、ガウチョ(カウボーイ)達の恋のやり取りをする場面。
- 間奏曲(二)[6] You and the night and the music
- 「You and the night and the music」の曲でヤングガイが歌う。
- ヤングガイ - 立樹遥、涼紫央、大真みらん、綺華れい、和涼華、麻尋しゅん
- 第四章[6] キャリオカ
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- 音楽:甲斐正人
- 振付:御織ゆみ乃
- ピラミッド型の階段。"キャリオカ"の曲にのって踊る。ベルリン公演でのリバイバル・シーン。
- キャリオカの男S1 - 湖月わたる
- キャリオカの男S2 - 安蘭けい
- キャリオカの男S3 - 柚希礼音
- キャリオカの男A - 立樹遥、涼紫央、大真みらん、綺華れい、和涼華、麻尋しゅん
- キャリオカの女S1 - 白羽ゆり
- キャリオカの女S2 - 琴まりえ
- キャリオカの女S3 - 陽月華
- 間奏曲(三)[6] 恋する男はドン・キホーテ
- 二人のダンディとキュートな8人の美女が恋の鞘当をする。
- 第五章[6] 惜別 -オマージュ-
- 20世紀初頭のフランスの詩人、ジャン・コクトーと友人達の交流から構想を得た場面。一人の指導的な青年(ポラリス)と友人達の美しい友情と別れを歌と踊りでみせる。
- ポラリス - 湖月わたる
- 友(女)S - 白羽ゆり
- 友(男)S - 安蘭けい
- 第七章[6] All by myself
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- 音楽:高橋城
- 振付:室町あかね
- 大階段の中央で、"All by self"を一人の青年が歌い、やがて4人の若者が加わる。
- 歌う青年 - 安蘭けい
- カルテット - 高央りお、大真みらん、和涼華、麻尋しゅん
- 第八章[6] Super Duet
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- 音楽:高橋城
- 振付:御織ゆみ乃
- "真情真美"の曲にのせて愛の歌手がデュエットを歌い踊る。
- 愛の歌手(男) - 湖月わたる
- 愛の歌手(女) - 白羽ゆり
- 第九章[6] フィナーレ
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- 音楽:高橋城
- 振付:御織ゆみ乃
- パレードのシーン。
- フィナーレの紳士S - 湖月わたる
- フィナーレの淑女S - 白羽ゆり
- フィナーレの紳士A - 安蘭けい、立樹遥、涼紫央、柚希礼音
- フィナーレの淑女A - 琴まりえ、陽月華
- エトワール - 音花ゆり
出演
[編集]- 2006年
- 湖月わたる
- 白羽ゆり
- 安蘭けい
- 立樹遥
- 涼紫央
- 柚希礼音
他、宝塚歌劇団星組生徒
- 2007年
- 安蘭けい
- 遠野あすか
- 立樹遥
- 涼紫央
他、宝塚歌劇団星組選抜生徒
- 2008年
- 安蘭けい
- 遠野あすか
- 立樹遥
- 涼紫央
他、宝塚歌劇団星組選抜生徒
スタッフ
[編集]- 宝塚大劇場公演のデータ
- 作・演出[7]:岡田敬二[1]
- 作曲[7]・編曲[7]:吉崎憲治、高橋城、甲斐正人、玉麻尚一
- 編曲:脇田稔[7]
- 音楽指揮:岡田良機[7]
- 振付[7]:羽山紀代美、謝珠栄、室町あかね、御織ゆみ乃、山田卓(オリジナル)
- 装置:大橋泰弘[7]
- 衣装:任田幾英[7]
- 照明:勝柴次朗[8]
- 音響:大坪正仁[8]
- 小道具:石橋清利[8]
- 効果:株式会社 宝塚舞台[8]
- 歌唱指導:楊淑美[8]
- 演出助手[8]:大野拓史、稲葉太地
- 訳詞:平野恵子[8]
- 映像:奥秀太郎[8]
- 舞台進行[8]:片桐喜芳、荒金健二
- 制作:村上信夫[8]
- 制作・著作:宝塚歌劇団
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 100年史(舞台) 2014, p. 191.
- ^ a b c d e 2007年案内(宝塚歌劇・公式) 2017年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e 2008年案内(宝塚歌劇・公式) 2017年3月13日閲覧。
- ^ a b c 岡田レビュー 2009, p. 181.
- ^ 岡田レビュー 2009, pp. 180–181.
- ^ a b c d e f g h 岡田レビュー 2009, p. 180.
- ^ a b c d e f g h 100年史(人物) 2014, p. 212.
- ^ a b c d e f g h i j 100年史(人物) 2014, p. 213.
参考文献
[編集]- 岡田敬二『岡田敬二 ロマンチック・レビュー』阪急コミュニケーションズ、2009年11月7日。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 2006年
- 2007年
- 2008年
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