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「小樽市」の版間の差分

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=== スポーツ ===
=== スポーツ ===
'''武道・格闘技'''
'''武道・格闘技'''
*[[大場綜_(ボクサー)|大場綜]](プロボクサー)
* [[菅野誠一]](合気道家)
* [[菅野誠一]](合気道家)
* [[高鐵山孝之進]](元大相撲力士)
* [[高鐵山孝之進]](元大相撲力士)

2022年9月3日 (土) 16:21時点における版

おたるし ウィキデータを編集
小樽市
冬の小樽運河日本銀行旧小樽支店金融資料館
小樽ガラス細工
旧国鉄手宮線
天狗山から眺めた小樽市街と小樽港
小樽市旗 小樽市徽章
大正11年8月28日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道後志総合振興局
市町村コード 01203-3
法人番号 9000020012033 ウィキデータを編集
面積 243.87km2
総人口 104,838[編集]
住民基本台帳人口、2024年10月31日)
人口密度 430人/km2
隣接自治体 後志総合振興局:余市郡余市町赤井川村
石狩振興局:札幌市石狩市
市の木 シラカンバ(昭和43年5月28日制定)
市の花 ツツジ(昭和43年5月28日制定)
市の鳥 アオバト(昭和61年5月10日制定)
小樽市役所
市長 迫俊哉
所在地 047-8660
北海道小樽市花園2丁目12番1号
北緯43度11分27秒 東経140度59分40秒 / 北緯43.19072度 東経140.99436度 / 43.19072; 140.99436座標: 北緯43度11分27秒 東経140度59分40秒 / 北緯43.19072度 東経140.99436度 / 43.19072; 140.99436
外部リンク 公式ウェブサイト

小樽市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
旭展望台から見た小樽市中心市街地

小樽市(おたるし)は、北海道中部(道央地方)に位置し、後志総合振興局に属する唯一の保健所政令市に指定されている。

概要

小樽運河

古くから北海道有数の港湾都市として発展してきた。札幌市から約40 kmの距離にあり、道路交通網では国道5号札樽自動車道により約1時間で結ばれている[1]。鉄道では函館本線札幌駅から約30分、新千歳空港から約70分の所要時間になっている[1]。これに加えて札幌駅と小樽駅を結ぶ高速バスが概ね5〜15分間隔で運行されており、札幌市内から日帰りで容易に観光する事ができる。市内に100店舗以上を構える寿司の街として知られることなどから観光都市としても人気が高く[2]、毎年700万人以上の観光客が訪れている[3]。市町村の魅力度ランキング調査ではトップ10にランクインする都市になっている[4]。なお、後志総合振興局管内唯一の市であるが、振興局所在地ではない。

小惑星(4491) Otaruは小樽市にちなんで命名された[5][6]

地名の由来

「おたる」の地名は、アイヌ語の「オタ・オㇽ・ナイ」(砂浜の中の川)に由来しているが[7]、この言葉は現在の小樽市中心部を指したものではなく、小樽市と札幌市の境界を流れる星置川の下流、小樽内川(札幌市南区にある小樽内川とは別)を示していた。河口に松前藩によってオタルナイ場所が開かれたが、冬季に季節風をまともに受ける地勢であるため不便な点が多かった。そこで、風を避けられて船の係留に適当な現在の小樽市中心部となるクッタㇽウㇱ(イタドリが生えるところ)に移転した。移転後もオタルナイ場所の呼称は引き続き使用し、クッタルウシがオタルナイ(小樽内、尾樽内、穂足内)と地名を変えることになった。この他、現在の小樽市域には於古発(オコバチ)川以西のタカシマ場所、塩谷以西のヲショロ場所も開かれており、これらの場所は後に小樽郡高島郡忍路郡になっている。また、これらの場所と渡島国蝦夷地外の間には北前船の航路が開かれていた。

地理

小樽市中心部周辺の空中写真。2008年6月3日撮影の36枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

北海道後志地方の東側に位置し、積丹半島から湾曲した石狩湾の懐にある[8]。東西が約36 km、南北が約20 kmあり[9]市街地の一方が日本海に面して他の三方が山々に囲まれた坂の多い街になっている[9]。海岸線は約69 kmあり、中央には天然の良港である小樽港があり、市域西側の海岸はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている[10]

地形

山地

主な山
  • 銭函天狗山(537 m)
  • 和宇尻山(856 m)
  • 石倉山(501 m)
  • 天狗岳(683 m)
  • 朝里岳(1,281 m)
  • 毛無山(548 m)
  • 天狗山 (533 m)
  • 於古発山(708 m)
  • 毛無山(650 m)
  • 丸山(629 m)
  • 船取山(211 m)
  • 赤岩山(371 m)

河川

主な川

湖沼

主な湖
主な池
  • 奥沢水源池

海岸

主な海岸
  • 銭函海岸
  • 東小樽海岸
  • オタモイ海岸
  • 塩谷海岸
  • 蘭島海岸
主な岬
  • 平磯岬
  • 茅柴岬
  • 高島岬
  • ポンマイ岬
  • 竜ヶ岬
  • フゴッペ岬

島嶼

主な島

気候

海洋性気候で夏は海陸風が目立ち、冬の季節風は北海道西方としては比較的弱くなっている[11]ケッペンの気候区分においては亜寒帯湿潤気候(Dfb)になっている。1年を通して気温の格差も小さく、比較的温暖な気候である[11]暖候期の4・5月はフェーン現象により空気が乾燥して火災が発生しやすくなる[11]。また、春から初夏にかけて蜃気楼(上位蜃気楼)が発生しやすい時期であり、「高島おばけ」と呼ばれている[12]。7月下旬頃から本格的な夏となり、8月頃から雨量が多くなる[11]。寒候期になると南西の風が吹き離岸風となる[11]日本海側気候の変化を示し、12月から2月にかけて曇りや雪の日が多くなる[11]。積雪量は北海道内で比較的多い方であり、継続日数は130日に及ぶ[11]小樽港の潮汐の干満差は小さいが、北寄りの風が強まると波が高くなる[11]。港内外とも結氷することはなく、濃霧もまれである[11]

小樽特別地域気象観測所(小樽市勝納町、標高25m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 11.0
(51.8)
12.1
(53.8)
16.9
(62.4)
27.6
(81.7)
30.2
(86.4)
31.9
(89.4)
36.2
(97.2)
34.9
(94.8)
33.6
(92.5)
25.7
(78.3)
21.8
(71.2)
15.2
(59.4)
36.2
(97.2)
平均最高気温 °C°F −0.5
(31.1)
0.2
(32.4)
4.1
(39.4)
10.9
(51.6)
16.9
(62.4)
20.4
(68.7)
24.2
(75.6)
25.6
(78.1)
22.3
(72.1)
15.9
(60.6)
8.3
(46.9)
1.6
(34.9)
12.5
(54.5)
日平均気温 °C°F −3.1
(26.4)
−2.7
(27.1)
0.8
(33.4)
6.5
(43.7)
12.1
(53.8)
16.0
(60.8)
20.2
(68.4)
21.7
(71.1)
18.1
(64.6)
11.8
(53.2)
4.9
(40.8)
−1.1
(30)
8.8
(47.8)
平均最低気温 °C°F −5.8
(21.6)
−5.7
(21.7)
−2.4
(27.7)
2.6
(36.7)
7.9
(46.2)
12.5
(54.5)
17.1
(62.8)
18.4
(65.1)
14.3
(57.7)
7.9
(46.2)
1.6
(34.9)
−3.8
(25.2)
5.4
(41.7)
最低気温記録 °C°F −18.0
(−0.4)
−17.2
(1)
−14.1
(6.6)
−6.4
(20.5)
0.0
(32)
4.5
(40.1)
9.0
(48.2)
8.9
(48)
2.6
(36.7)
−1.4
(29.5)
−9.1
(15.6)
−13.5
(7.7)
−18.0
(−0.4)
降水量 mm (inch) 138.1
(5.437)
106.6
(4.197)
87.3
(3.437)
56.4
(2.22)
53.7
(2.114)
55.6
(2.189)
93.6
(3.685)
131.3
(5.169)
131.7
(5.185)
123.0
(4.843)
152.4
(6)
151.9
(5.98)
1,281.6
(50.457)
降雪量 cm (inch) 157
(61.8)
130
(51.2)
80
(31.5)
7
(2.8)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
36
(14.2)
142
(55.9)
556
(218.9)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 26.0 22.2 19.7 12.9 10.7 9.2 10.2 10.9 12.7 16.3 21.3 24.5 196.8
平均降雪日数 29.8 25.7 22.8 7.6 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 1.6 14.9 28.5 131.2
湿度 71 70 66 64 69 78 81 78 73 69 69 71 72
平均月間日照時間 63.5 78.2 128.8 175.5 200.6 170.4 163.3 167.7 159.8 139.7 79.6 59.0 1,586.2
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1943年-現在)[13][14]
小樽測候所(勝納町)・1961 - 1990年平均の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F −1.0
(30.2)
−0.5
(31.1)
3.4
(38.1)
10.5
(50.9)
16.5
(61.7)
19.9
(67.8)
23.7
(74.7)
25.5
(77.9)
21.6
(70.9)
15.3
(59.5)
7.9
(46.2)
1.8
(35.2)
12.05
(53.68)
日平均気温 °C°F −3.7
(25.3)
−3.4
(25.9)
0.2
(32.4)
6.2
(43.2)
11.5
(52.7)
15.5
(59.9)
19.6
(67.3)
21.5
(70.7)
17.3
(63.1)
11.1
(52)
4.4
(39.9)
−1.0
(30.2)
8.27
(46.88)
平均最低気温 °C°F −6.6
(20.1)
−6.4
(20.5)
−2.9
(26.8)
2.3
(36.1)
7.2
(45)
11.8
(53.2)
16.3
(61.3)
18.1
(64.6)
13.5
(56.3)
7.1
(44.8)
1.1
(34)
−3.8
(25.2)
4.81
(40.66)
出典:World Climate Otaru, Japan[15]

人口

小樽市の人口は記録のある明治元年の2,230人から始まり、1964年(昭和39年)9月末の住民基本台帳人口で207,093人の最大値を記録した後は減少が続き、2015年(平成27年)3月末の住民基本台帳人口は124,122人となり、この50年間で80,000人を超える人口が減少している[16]。近年は市外転出による社会減少のみならず、死亡数の増加と出生数の減少による自然減少が拡大している[16]。2022年(令和4年)には、103年ぶりの人口10万人台となった。

小樽市と全国の年齢別人口分布(2005年) 小樽市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 小樽市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
小樽市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 191,802人
1975年(昭和50年) 184,406人
1980年(昭和55年) 180,728人
1985年(昭和60年) 172,486人
1990年(平成2年) 163,211人
1995年(平成7年) 157,022人
2000年(平成12年) 150,687人
2005年(平成17年) 142,161人
2010年(平成22年) 131,970人
2015年(平成27年) 121,924人
2020年(令和2年) 111,299人
総務省統計局 国勢調査より


消滅集落

2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[17]

  • 小樽市 - 水面調査区、旭町、天狗山、有幌町

隣接する自治体・行政区

後志総合振興局
石狩振興局

歴史

今村三峰「小樽港之図」(明治6年)

小樽市は北海道では古い歴史を有しており、慶長年間には松前藩の商場(あきんば)が置かれていたとしている[1]。明治になり蝦夷地北海道と改めて本府を札幌に定めると、海の玄関口である小樽にヒトやモノが集まるようになった[1] 西川傳右衛門近江商人の活躍があった伝わる。1880年(明治13年)には北海道内初となる鉄道手宮 - 札幌間に開通し、小樽港は道内各地への開拓民の上陸や物資陸揚げの港となり、昭和初期にかけて金融機関や船舶会社、商社などが進出して北海道経済の中心都市として発展した[1][18]

戦後、ニシン漁の不漁や樺太の喪失、石炭需要の減少、道内他都市の港湾施設整備などによって卸商が衰退し、札幌市が北海道の中心都市として発展すると小樽市は衰退の一途を辿るようになる[1]。「運河論争」を機に明治後期から昭和初期にかけての歴史的建造物を観光資源として見直し、観光都市として脚光を浴びるようになった[1]

年表

「小樽市のあゆみ」参照[19]

行政

役所

  • 小樽市役所
    • 駅前サービスセンター、塩谷サービスセンター、銭函サービスセンター

市長

歴代区長
氏名 就任日 退任日 備考
1 金子元三郎 1900年1月 1901年
2 山田吉兵衛 1902年1月 1905年2月
3 椿蓁一郎 1905年11月 1908年10月
4 龍岡信熊 1909年8月 1911年12月
5 渡辺兵四郎 1912年3月 1916年2月
6 永井金次郎 1917年1月 1919年4月
7 大味久五郎 1919年10月
歴代市長[34]
氏名 就任日 退任日 備考
官選
1 佐柳藤太 1923年(大正12年)8月16日 1925年(大正14年)2月25日
2 木田川奎彦 1925年(大正14年)9月19日 1932年(昭和7年)11月11日
3 板谷宮吉 1933年(昭和8年)12月11日 1937年(昭和12年)12月10日
4 河原直孝 1938年(昭和13年)4月5日 1945年(昭和20年)5月10日
5 福岡幸吉 1945年(昭和20年)6月1日 1946年(昭和21年)11月12日
公選
6 寿原英太郎 1947年(昭和22年)4月2日 1951年(昭和26年)4月6日
7 安達与五郎 1951年(昭和26年)4月25日 1967年(昭和42年)4月29日
8 稲垣祐 1967年(昭和42年)4月30日 1975年(昭和50年)4月29日
9 志村和雄 1975年(昭和50年)4月30日 1987年(昭和62年)4月29日
10 新谷昌明 1987年(昭和62年)4月30日 1999年(平成11年)4月29日
11 山田勝麿 1999年(平成11年)4月30日 2011年(平成23年)4月29日
12 中松義治 2011年(平成23年)4月30日 2015年(平成27年)4月29日
13 森井秀明 2015年(平成27年)4月30日 2018年(平成30年)7月25日
14 迫俊哉 2018年(平成30年)8月26日 現職

市民憲章・都市宣言

小樽市民憲章

1. 健康で働き、心ゆたかな楽しい家庭をつくりましょう。
2. 自然を愛し、港も町もきれいにしましょう。
3. きまりを守り、明るい町をつくりましょう。
4. 公のものを大切にするよい風習をそだてましょう。
5. おたがいにまごころをつくし、あたたかい社会をつくりましょう。
6. 次代をになうこどもの未来に、ゆめと誇りをもたせましょう。
7. 郷土小樽を愛し、高い文化をきずきましょう。
— 昭和40年8月1日制定[9]

小樽市はつらつ長寿憲章

わたしたち小樽市民は、

高齢者の、人としての尊厳を大切にし、基本的人権を尊重します。
わたしたちの社会を築いてこられた高齢者に感謝し、敬愛の気持ちを忘れません。
高齢を迎えても、快適にはつらつと生活できる環境をととのえます。
高齢者が、個性と能力を発揮して、社会に貢献できるしくみをつくります。
高齢者の経験と若者の可能性とが、世代をこえて結びつく社会をめざします。
高齢者が、はつらつとした心身を維持できるような施設や企画を提供します。
高齢者が、健康で安心して暮らせるしくみをめざします。
— 平成10年9月15日制定[9]

都市宣言

  • 交通安全都市宣言(昭和37年3月24日)
  • 暴力追放都市宣言(昭和45年7月13日)
  • 核兵器廃絶平和都市宣言(昭和57年6月28日)
  • 防犯都市宣言(昭和63年10月5日)
  • 小樽観光都市宣言(平成20年10月2日)

議会

市議会

本会議

  • 定例会(年4回)
  • 臨時会

委員会

  • 常任委員会(各定数6人)
    • 総務常任委員会
    • 経済常任委員会
    • 厚生常任委員会
    • 建設常任委員会
  • 議会運営委員会(定数9人)
  • 特別委員会(定数9人)
    • 学校適正配置等調査特別委員会

会派別市議会議員

2015年(平成27年)5月28日現在[35]
会派 議席数
自由民主党小樽市議会議員会 7
公明党小樽市議会議員団 5
日本共産党小樽市議会議員団 5
立憲・市民連合小樽市議会議員会 4
新風小樽 3
無所属 1

道議会

  • 定数:3人
  • 選挙区:小樽市選挙区
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
議員名 会派名 備考
佐藤禎洋 自由民主党・道民会議北海道議会議員会
八田盛茂 自由民主党・道民会議北海道議会議員会
菊地葉子 日本共産党北海道議会議員団

衆議院

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
中村裕之 60 自由民主党 109,326票
比当 大築紅葉 38 立憲民主党 108,630票

国家機関

裁判所

道の機関

  • 後志総合振興局
    • 小樽道税事務所
    • 小樽商工労働事務所
    • 小樽建設管理部・事業課

独立行政法人・特殊法人等

施設

警察

  • 小樽警察署
    • 小樽駅前交番、花園交番、手宮交番、長橋交番、若松交番、最上交番、築港交番、桜交番、朝里交番、銭函交番、塩谷駐在所、蘭島駐在所、オタモイ駐在所

消防

  • 小樽市消防本部
    • 小樽市消防署
      • 消防署銭函支署、消防署花園出張所、消防署朝里出張所、消防署手宮出張所、消防署手宮出張所高島支所
      • 消防署オタモイ支署、消防署オタモイ支署蘭島支所

病院

郵便

無集配郵便局を除く。

  • 小樽郵便局(集配局)047-00xx、047-01xx、048-25xx、048-26xxの集配を担当
  • 銭函郵便局(集配局)047-02xxの集配を担当
    • 元は集配特定郵便局であった。民営化前の2006年に小樽郵便局(民営化時点では郵便事業会社小樽支店)に集配業務を移管し、無集配郵便局となったが、2016年から小樽郵便局から集配業務を再移管され10年ぶりに集配郵便局となった。[注釈 2]

公共施設

  • 小樽市総合博物館
  • 小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)
  • 小樽市民センター(マリンホール)
  • 市立小樽文学館市立小樽美術館
  • 小樽市産業会館(NTT東日本小樽ビル内)
  • 小樽市生涯学習プラザ(レピオ)
  • 小樽市保健所
  • 小樽市総合福祉センター
  • 小樽市勤労女性センター
  • 小樽市生活サポートセンター(たるさぽ)
  • 市立小樽図書館
  • 小樽市民会館
  • 小樽市公会堂・小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台
  • 小樽市教育研究所
  • 小樽市勤労青少年ホーム
  • 小樽市いなきたコミュニティセンター
  • 小樽市銭函市民センター
  • 小樽市公設青果地方卸売市場
  • 小樽市公設水産地方卸売市場
  • 小樽市葬斎場

運動施設

  • 小樽手宮公園競技場
  • 小樽市総合体育館
  • 小樽桜ヶ丘球場
  • 小樽公園運動場
  • 小樽公園庭球場
  • 小樽公園弓道場
  • 小樽入船公園庭球場
  • 小樽からまつ公園庭球場
  • 小樽平磯公園運動場
  • 小樽朝里川公園庭球場
  • 小樽市望洋サッカー・ラグビー場
  • 小樽市朝里ダム湖畔園地運動場
  • 小樽市銭函パークゴルフ場

対外関係

姉妹都市・連携都市

海外

姉妹都市

国内

提携都市
その他

外国公館

廃止された外国公館

情報通信

マスメディア

放送局

テレビ
ラジオ

新聞社

インターネット新聞社

生活基盤

ライフライン

電気

ガス

教育

小樽商科大学(2007年3月)
国立小樽海上技術学校(2017年7月)

大学

国立大学法人
研究施設
  • 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター水圏ステーション忍路臨界実験所[39]

専修学校

市立
  • 市立小樽病院高等看護学院
私立

海上技術学校

国立

高等学校

道立
私立

中学校

市立
  • 小樽市立忍路中学校[40]
  • 小樽市立長橋中学校[40]
  • 小樽市立北陵中学校[40]
  • 小樽市立西陵中学校[40]
  • 小樽市立菁園中学校[40]
  • 小樽市立松ヶ枝中学校[40]
  • 小樽市立向陽中学校[40]
  • 小樽市立潮見台中学校[40]
  • 小樽市立桜町中学校[40]
  • 小樽市立望洋台中学校[40]
  • 小樽市立朝里中学校[40]
  • 小樽市立銭函中学校[40]

小学校

市立

特別支援学校

認定こども園

  • 手宮幼稚園[42]
  • 小樽オリーブ幼稚園[42]
  • 小樽杉の子幼稚園[42]
  • 桂岡幼稚園[42]
  • さくら保育園[42]
  • あかつき保育園[42]
  • かもめ保育園[42]

幼稚園

認可保育所

市立

私立

  • 中央保育所[43]
  • 相愛保育所[43]
  • 日赤保育所[43]
  • 若竹保育所[43]
  • 龍徳保育園[43]
  • 新光保育園[43]
  • 愛育保育園[43]
  • ゆりかご保育園[43]
  • 杉の子保育園[43]
  • 龍徳オタモイ保育園[43]
  • 蘭島保育園[43]
  • さくら乳児保育園[43]
  • あおぞら保育園[43]

学校教育以外の施設

廃止・閉校となった学校

経済

小樽港(2009年3月)
石狩湾新港(2012年10月)

産業別就業者の割合は第三次産業が最も多く、次いで第二次産業第一次産業となっている[44]。産業大分類別の事業所数・従業者数ではともに「卸売業、小売業」が最も多く、事業所数では「宿泊業、飲食サービス業」、「生活関連サービス業、娯楽業」、従業員数では「医療、福祉」、「製造業」の順に多くなっており[45]、「卸売業、小売業」、「建設業」、「製造業」で市内企業数全体の66.7 %になっている[46]

小樽港は外国貿易港として開港以来100年以上の歴史ある港であり、防波堤や大型ふ頭のほか、穀物や冷凍貨物の専用施設やフェリー海上コンテナに対応した施設を整備してきた[47]。現在でも北海道 - 西日本の海上輸送においては重要な拠点である。ところが、人口減少や北海道経済の低迷、東京一極集中に伴う太平洋側への産業・物流拠点の移行などにより、厳しい状況が続いている[47]。近年は日本国内外のクルーズ客船が寄港しており、国際交流の場としての活用が求められている[47]石狩湾新港石狩市に跨いてあり、流通港湾として整備が進められてきた[47]。近年はエネルギー基地やリサイクル資源の集積拠点としての整備が進んでいる[47]

工業団地

組合

商業施設

ショッピングセンター

スーパーマーケット

市場

金融機関

銀行

協同組織金融機関

日本郵政

物流

宅配便
  • ヤマト運輸札幌主管支店
    • 小樽中央センター・小樽西センター・小樽東センター・小樽南センター
    • 小樽銭函センター・星置センター
  • 佐川急便小樽営業所

拠点を置く主な企業

交通

小樽駅(2018年7月)
北海道中央バス小樽ターミナル(2007年2月)
小樽駅前からみた中央通り(2012年6月)
日銀通り(2011年11月)
北海道道17号小樽港線(2014年5月)

鉄道

北海道新幹線の札幌方面延伸時には、新小樽駅(仮称)が開業し、並行在来線の小樽駅以西(塩谷、蘭島方面)は廃止される予定である。

北海道旅客鉄道(JR北海道) 小樽運転所
廃線となった路線

索道

バス

タクシー

  • ミドリ小型ハイヤー
  • 共同交通
  • 金星小樽ハイヤー
  • 北海道中央タクシー
  • 小樽つばめ交通
  • こだま交通
  • ぜにばこ交通
  • トンボハイヤー

人力車

  • 小樽人力車倶楽部
  • 人力車えびす屋小樽店[49]

道路

国道393号(メープル街道)は、シーニックバイウェイの「支笏洞爺ニセコルート」になっている[50]

高速道路

国道

道道

農道

港湾

航路

フェリー
観光船

観光

文化財

「小樽市の文化財」参照[54]

国指定

道指定

市指定

国登録

選定

小樽市指定歴史的建造物

小樽八区八景

  • 小樽市では市内を8つの地区に分けてそれぞれの地区を代表する景観を8つ選びだし、市内全体64景(8地区×8景)を「小樽八区八景」に選定した[70]

百選

その他

  • 岩切章太郎賞「小樽市」
  • 北海道遺産「小樽みなとと防波堤」[74]
  • 美しい日本の歩きたくなるみち500選「裕次郎とレンガのまち小樽散策路」
  • 土木学会選奨土木遺産「小樽港北防波堤」「張碓橋」「奥沢水源地水道施設」「小樽港斜路式ケーソン製作ヤード」[75][76][77][78]
  • 近代化産業遺産「外貨獲得と近代日本の国際化に貢献した観光産業草創期の歩みを物語る近代化産業遺産群(越中屋ホテル関連遺産)」「我が国の近代化を支えた北海道産炭地域の歩みを物語る近代化産業遺産群(アメリカ式鉄道関連遺産)」「北海道における近代農業、食品加工業などの発展の歩みを物語る近代化産業遺産群(小樽市の日本酒醸造関連遺産)」「重工業から農林漁業まで幅広い産業を支えた蒸気・内燃機関発達の歩みを物語る近代化産業遺産群(黎明期の蒸気機関)」「全国に遍く人と物を運び産業近代化に貢献した鉄道施設の歩みを物語る近代化産業遺産群(小樽市総合博物館の関連遺産)」「海運業隆盛の基礎となった港湾土木技術の自立・発展の歩みを物語る近代化産業遺産群(小樽港関連遺産)」[79][80]
  • 日本夜景遺産毛無山」「天狗山」「小樽運河[81][82][83]
  • 北の造園遺産「小樽公園」「手宮公園」「小樽カントリー倶楽部 旧コース」「中野植物園」[84][85][86][87]
  • 日本遺産 「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 〜北前船寄港地・船主集落〜」[88]

観光スポット

中心部エリア
祝津エリア
  • 高島岬
  • 小樽市鰊御殿
  • 小樽祝津マリーナ[90]
  • おたる水族館
  • にしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸)
小樽築港エリア(ぱるて築港)
朝里川温泉エリア
その他エリア

文化・名物

祭事・催事

特産品

小樽市は水産加工品はじめ菓子や酒類など食品関連製造業が多くあるほか、ガラスなどの工芸品も有名になっている[95]。小樽市では、地場産品の普及や振興を通じて地域経済の活性化を図ることを目的に、小樽ブランド普及事業を実施している[96]ご当地グルメとしては、小樽市内または近隣の飲食店で提供している五目あんかけ焼そばを指す小樽あんかけ焼そばがある。

グルメ
工芸品

小樽市を舞台にした作品

小樽市、小樽観光協会、小樽商工会議所、小樽青年会議所などによる小樽フィルムコミッションがあり、ロケーション撮影を支援している[97]

映画

テレビドラマ

書籍

  • 朝倉かすみ『タイム屋文庫』
  • 石原慎太郎『弟』
  • 伊藤整『若い詩人の肖像』
  • 内田康夫『小樽殺人事件
  • おかもと (仮)『伝説兄妹!
  • 鯨統一郎『小樽・カムイの鎮魂歌』
  • 木谷恭介『小樽運河殺人事件』
  • 佐々木丸美『風花の里』
  • 佐島勤『魔法科高校の劣等生
  • 白川道『最も遠い銀河
  • 新世紀「謎」倶楽部『堕天使殺人事件
  • 宗田理『小樽デスマッチ』
  • 津村秀介『小樽発15時23分の死者』
  • 夏堀正元『小樽の反逆 -小樽高商軍事教練事件』
  • 西村京太郎『小樽 北の墓標』『帰らざる街、小樽よ』
  • 蜂谷涼『煌浪の岸』『煙波』『小樽ビヤホール』『海明け』『螢火』『ちぎり屋』
  • 松本清張『黄色い風土
  • 岬鷺宮『失恋探偵ももせ
  • 村松友視『海猫屋の客』
  • 山村美紗『小樽地獄坂の殺人』
  • 吉村達也『小樽「古代文字」の殺人』

漫画・アニメ

ゲーム

音楽

出身・関連著名人

太字小樽ふれあい観光大使

政治・行政・法曹・経済・社会活動

政治

行政

法曹

経済

社会活動

学術・文化

学術

文化

芸能・ポピュラー音楽・マスコミ

芸能

ポピュラー音楽

マスコミ

スポーツ

武道・格闘技

陸上競技

球技

冬季競技(年度はオリンピック出場年)

多くのオリンピック選手が巣立った潮見台シャンツェ。左からK点35m、55m、45m

その他

ゆかりのある人物

太字小樽ふれあい観光大使

明治・大正期の人物

政治・経済

学術・文化

芸能

スポーツ

その他

昭和期~現代の人物

政治・経済

学術・文化

芸能・ポピュラー音楽

スポーツ

その他

  • 峯山冨美(市民活動家。「小樽運河を守る会」元会長)
  • 有道出人(英語名デイヴィッド・ク リストファー・アルドウィンクル。人権活動家)
  • 牧田吉明(民族主義者)

脚注

注釈

  1. ^ 北海道内の人口10万人以上の都市では初の指定となり(市町村合併に伴う「過疎地域とみなされる市町村の区域」除く)、北海道外の都市では福岡県大牟田市が指定された。
  2. ^ 銭函地区の一部(4・5丁目)は石狩郵便局(石狩市)が集配エリアとなっている。
  3. ^ 全国水産高等学校長協会所在地。
  4. ^ 現在のTBSホールディングス(TBSHD)。放送局としては現在のTBSテレビ・TBSラジオ。

出典

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参考文献

関連項目

外部リンク

行政

産業

観光