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2020年11月1日 (日) 11:08時点における版
むろらんし 室蘭市 | |||||
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(胆振総合振興局) | ||||
市町村コード | 01205-0 | ||||
法人番号 | 8000020012050 | ||||
面積 |
81.01km2 | ||||
総人口 |
75,119人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年10月31日) | ||||
人口密度 | 927人/km2 | ||||
隣接自治体 | 胆振総合振興局:登別市、伊達市 | ||||
市の木 | ナナカマド | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
他のシンボル |
市の鳥:ヒガラ 市の魚:クロソイ | ||||
室蘭市役所 | |||||
市長 | 青山剛 | ||||
所在地 |
〒051-8511 北海道室蘭市幸町1番2号 北緯42度18分54.9秒 東経140度58分26.5秒 / 北緯42.315250度 東経140.974028度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
室蘭市(むろらんし)は、北海道中南部(道央地方)にある市。 胆振総合振興局の振興局所在地。計量特定市。
概要
明治初期、戊辰戦争で敗れた仙台藩の一門筆頭・角田石川氏の家臣団の集団移住により、現地の開拓が始まる[1]。明治後期、日英3社合弁で日本製鋼所室蘭製作所、続いて日本製鉄室蘭製鉄所が設立され「鉄のまち」として発展し[2]、東北・北海道を代表する重化学工業・港湾都市となった[2]。市内の工場夜景は新たな観光資源になっており、「全国工場夜景都市協議会」に加盟している[3]。一方、測量山は渡り鳥の中継地としてこれまでに200種類もの野鳥が観測されているほか、ハヤブサの繁殖地になっている。また、室蘭近海はイルカ・クジラなどの海洋哺乳動物に出会える機会もあり、「イルカ・クジラウオッチング」をすることができる[4]。
地名の由来
市名はアイヌ語の「モ・ルエラニ」(小さな・下り路)に由来しており[5]、明治期の呼称は「モルラン」。
地理
太平洋と内浦湾(噴火湾)の境に突き出した絵鞆半島と半島付け根の砂州を中心に市街地があり、三方を海に囲まれた馬蹄型の地形をしている。大英帝国の紀行作家イザベラ・バードが室蘭を訪れた際には「とても麗しい湾の急峻な岸辺という絵のように美しい所にある小さな町」と評している[6]。絵鞆半島に抱き込まれた形となっている室蘭港(白鳥湾)は天然の良港になっており、港を跨ぐ東日本最大の吊り橋である白鳥大橋を利用して市内を1周することができる。市東部を除いた平地の大部分は工業地で占められており、古くからの住宅地は沢沿いに形成している。一方、絵鞆半島の外側は断崖絶壁が約14 km連なる風光明媚な景勝地になっており[7]、日本放送協会(NHK)によるテレビ番組『ブラタモリ』でも紹介された[8]。鳴り砂で知られるイタンキ浜が「日本の渚百選」、ハルカラモイ・マスイチ浜・チキウ岬・トッカリショ浜が「絵鞆半島の外海岸」として国の名勝「ピリカノカ」に指定されている[9][10]。
地形
山地
- 主な山
- 鷲別岳(室蘭岳 911.0 m)
- 天神山(211.9 m)
- 測量山(199.6 m)
- 三等三角点「母恋」(187.9 m)
- ぼんず山(ローソク岩横の崖山 154 m)
- 母恋富士(141 m)
- 二等三角点「本台」(鷲別岬 107.3 m)
- 楽山(82.9 m)
河川
- 主な川
海岸
- 主な岬
- チキウ岬(地球岬)
- 鷲別岬(通称:神社山)
- イタンキ岬
- トッカリショ岬
- ポンチキウ
- 絵鞆岬
島嶼
- 主な島
- 大黒島
- 恵比須島
-
絵鞆半島(2012年7月)
-
鷲別岳(室蘭岳)(2008年1月)
-
測量山(2009年3月)
-
母恋富士(2009年4月)
-
知利別川
-
イタンキ浜(2012年4月)
-
大黒島(2006年6月)
気候
1月の平均気温が-2.2℃と、室蘭市より南に位置する函館市より高く、1月の最低気温平均値は-4.4℃と本州内陸部に位置する長野市とほぼ同じである。ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候(Cfb)に分類される。北西寄りの風が多く、冬期間の風か強いのが特徴になっている[11]。気象台観測露場は絵鞆半島の先端に設置されているため、海洋性の気候を強く受けており、夏季は冷涼、冬は温暖となっている。しかし、半島に属さない蘭北・蘭東地区はより寒冷であり気温には数度の違いがある。
室蘭地方気象台(1981年 - 2010年)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 9.8 (49.6) |
11.4 (52.5) |
16.7 (62.1) |
23.1 (73.6) |
27.6 (81.7) |
28.7 (83.7) |
32.5 (90.5) |
32.8 (91) |
31.0 (87.8) |
25.8 (78.4) |
20.9 (69.6) |
14.4 (57.9) |
32.8 (91) |
平均最高気温 °C (°F) | 0.3 (32.5) |
0.5 (32.9) |
3.9 (39) |
9.5 (49.1) |
14.3 (57.7) |
17.5 (63.5) |
20.9 (69.6) |
23.4 (74.1) |
21.1 (70) |
15.7 (60.3) |
8.9 (48) |
2.9 (37.2) |
11.6 (52.9) |
日平均気温 °C (°F) | −2.0 (28.4) |
−1.9 (28.6) |
0.9 (33.6) |
5.8 (42.4) |
10.2 (50.4) |
14.0 (57.2) |
17.9 (64.2) |
20.5 (68.9) |
18.0 (64.4) |
12.6 (54.7) |
6.1 (43) |
0.5 (32.9) |
8.6 (47.5) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.2 (24.4) |
−4.1 (24.6) |
−1.5 (29.3) |
2.9 (37.2) |
7.2 (45) |
11.5 (52.7) |
15.8 (60.4) |
18.5 (65.3) |
15.4 (59.7) |
9.6 (49.3) |
3.3 (37.9) |
−1.8 (28.8) |
6.0 (42.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −13.4 (7.9) |
−13.4 (7.9) |
−9.6 (14.7) |
−5.8 (21.6) |
0.0 (32) |
4.6 (40.3) |
8.5 (47.3) |
11.5 (52.7) |
5.9 (42.6) |
−2.2 (28) |
−7.2 (19) |
−12.9 (8.8) |
−13.4 (7.9) |
降水量 mm (inch) | 54.9 (2.161) |
43.0 (1.693) |
48.2 (1.898) |
75.1 (2.957) |
101.3 (3.988) |
107.5 (4.232) |
165.1 (6.5) |
192.8 (7.591) |
164.4 (6.472) |
93.0 (3.661) |
75.2 (2.961) |
64.4 (2.535) |
1,184.8 (46.646) |
降雪量 cm (inch) | 65 (25.6) |
56 (22) |
36 (14.2) |
8 (3.1) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
8 (3.1) |
38 (15) |
211 (83.1) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 12.5 | 9.3 | 9.4 | 7.8 | 9.1 | 8.6 | 11.1 | 11.0 | 10.2 | 10.5 | 12.2 | 12.2 | 123.8 |
平均降雪日数 | 28.7 | 24.9 | 20.2 | 4.8 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.7 | 11.0 | 24.1 | 114.5 |
% 湿度 | 70 | 71 | 72 | 75 | 79 | 87 | 90 | 88 | 81 | 72 | 69 | 69 | 77 |
平均月間日照時間 | 89.7 | 121.9 | 181.6 | 194.2 | 194.1 | 156.5 | 128.0 | 143.0 | 167.8 | 170.2 | 105.0 | 74.4 | 1,725.2 |
出典:気象庁 |
室蘭地方気象台 1961 - 1990年平均の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −0.1 (31.8) |
−0.2 (31.6) |
3.1 (37.6) |
8.8 (47.8) |
14.0 (57.2) |
17.2 (63) |
20.9 (69.6) |
23.4 (74.1) |
20.6 (69.1) |
15.3 (59.5) |
8.6 (47.5) |
2.9 (37.2) |
11.21 (52.17) |
日平均気温 °C (°F) | −2.3 (27.9) |
−2.4 (27.7) |
0.5 (32.9) |
5.4 (41.7) |
10.2 (50.4) |
13.9 (57) |
18.0 (64.4) |
20.6 (69.1) |
17.7 (63.9) |
12.3 (54.1) |
5.9 (42.6) |
0.5 (32.9) |
8.36 (47.05) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.6 (23.7) |
−4.7 (23.5) |
−1.8 (28.8) |
2.7 (36.9) |
7.2 (45) |
11.4 (52.5) |
15.8 (60.4) |
18.5 (65.3) |
15.2 (59.4) |
9.3 (48.7) |
3.1 (37.6) |
−1.9 (28.6) |
5.85 (42.53) |
出典:World Climate Muroran, Japan[12] |
人口
胆振総合振興局の中では苫小牧市に次ぐ人口になっている。かつては人口18万人以上を有し、人口密度も北海道内で最も高かったが、基幹産業ともいうべき新日本製鐵(現在の日本製鉄)や日本製鋼所等での大規模な合理化のほか、比較的地価の安い周辺都市である登別市や伊達市への転出、苫小牧市の発展や札幌市への一極集中化などに押されている[7]。住民基本台帳による最大人口は1969年(昭和44年)7月の183,605人であり、以後は人口減少が続いている[7]。1980年(昭和55年)には苫小牧市が室蘭市の人口を上回り、2005年(平成17年)の国勢調査では58年ぶりに人口が10万人を割った[13]。ただし、2015年度(平成27年度)の財政力指数は0.61と比較的健全であるため、「過疎地域」には指定されていない。
室蘭市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[14]。
- 室蘭市 - 仲町、茶津町
隣接する自治体
歴史
「室蘭市のあゆみ」参照[15]
室蘭に和人が住み着いたのは1600年頃の慶長年間にアイヌとの商取引のために松前藩が「エトモ場所」を設置したことによる[16]。松前藩は蝦夷地を数十場所に分割して主な家臣に知行地(支配地)として分け与えた[16]。室蘭地方は総称して「モロラン場所」と呼ばれていた[16]。
年表
- 1796年(寛政 8年):イギリス船「プロビデンス号」(ウィリアム・ロバート・ブロートン船長)が絵鞆に入港。その際、事故死したデンマーク人水兵ハンス・オルソンを大黒島に埋葬。
- 1854年(安政元年):マシュー・ペリー艦隊が絵鞆に入港し、港内を測量。
- 1856年(安政 3年):南部藩による出張陣屋設置[17]。
- 1869年(明治 2年):国郡制により室蘭郡設置。
- 1870年(明治 3年):旧仙台藩角田領主・石川邦光の重臣・添田竜吉と弟の泉麟太郎を含む44戸51人(男46人、女5人、家族4戸)が角田村より移住[1]。
- 1872年(明治 5年):元室蘭(現在の崎守町)で室蘭海関所業務開始(室蘭港の開港)。元室蘭に診療所開所、翌年に新室蘭(現在の西小路町)へ移転し、室蘭病院(現在の市立室蘭総合病院)と改称。
- 1887年(明治20年):屯田兵110戸輪西村に移住入植(第1回)。
- 1889年(明治22年):屯田兵110戸輪西村に移住入植(第2回)。
- 1891年(明治24年):大黒島灯台点火(1974年消灯)。丸井今井室蘭店開店(1981年に中島町へ移転、2010年閉店)。
- 1892年(明治25年):北海道炭礦鉄道輪西—岩見沢間(現在の室蘭本線)開通(東室蘭駅の前身となる室蘭駅開設)、石炭積み出し開始。
- 1894年(明治27年):室蘭港が外国貿易の「特別輸出港」となる。
- 1897年(明治30年):室蘭駅開設。
- 1900年(明治33年):室蘭町となる(人口5,461人)。
- 1907年(明治40年):日本製鋼所創立。室蘭工場(現在の室蘭製作所)着工。
- 1909年(明治42年):北海道炭礦汽船(北炭)輪西製鐵場(現在の日本製鉄室蘭製鉄所)操業開始。
- 1918年(大正 7年):北海道区制施行し、室蘭区となる。
- 1920年(大正 9年):チキウ岬灯台点灯。
- 1921年(大正10年):室蘭区教育会図書館(現在の市立室蘭図書館)開館。
- 1922年(大正11年):市制施行し、室蘭市となる(人口52,158人)。室蘭支庁を胆振支庁と改称。
- 1928年(昭和 3年):長輪線(輪西—長万部間)全通。
- 1936年(昭和11年):市章制定[18]。
- 1942年(昭和17年):NHK室蘭放送局開局。
- 1945年(昭和20年):アメリカ軍による「北海道空襲」と「室蘭艦砲射撃」。
- 1947年(昭和22年):室蘭港が「貿易港」指定。『復興むろらん港まつり』(むろらん港まつり)初開催。
- 1948年(昭和23年)1月14日-15日:突風により日鉄栗林社宅48戸が倒壊[19]。
- 1949年(昭和24年):室蘭工業大学発足。
- 1950年(昭和25年):志賀綜合食料品店(綜合食品のしが)開店(2009年に生活協同組合コープさっぽろと業務提携し[20]、2011年閉店)[21]。
- 1952年(昭和27年):ホームストア開店(2000年にラルズの傘下となり[22]、2008年に吸収合併)。
- 1953年(昭和28年):道立室蘭水族館(現在の市立室蘭水族館)開館。
- 1954年(昭和29年):「日鋼室蘭争議」発生。
- 1956年(昭和31年):日本石油精製室蘭精油所操業開始(2014年に石化工場転換後、2019年に製造停止し、JXTGエネルギー室蘭事業所となる)。
- 1960年(昭和35年):札幌テレビ放送(STV)室蘭送信所開局。室蘭市市民会館開館。
- 1961年(昭和36年):富士製鉄室蘭製鐵所に当時の日本国内最大となる4号高炉完成。
- 1962年(昭和37年):中島公園野球場開場。
- 1963年(昭和38年):室蘭市青少年科学館開館。
- 1964年(昭和39年):室蘭市文化センター開館。
- 1965年(昭和40年):室蘭港が北海道・東北の港で初の「特定重要港湾」(現在の国際拠点港湾)指定。タンカー「機船ヘイムバード桟橋衝突事件」発生[23]。
- 1967年(昭和42年):初のフェリー航路となる青森—室蘭間(青蘭航路)就航。
- 1968年(昭和43年):室蘭市中央卸売市場(現在の室蘭市公設地方卸売市場)開場。北海道テレビ放送(HTB)室蘭送信所開局。
- 1969年(昭和44年):浜町アーケード完成(2008年解体)。
- 1971年(昭和46年):「新住宅市街地開発事業」による白鳥台ニュータウン造成工事竣工。
- 1972年(昭和47年):北海道文化放送(uhb)室蘭送信所開局。室蘭ユースホステルオープン[24]。初の「名誉市民」顕彰[25]。室蘭市の花(ツツジ)・木(ナナカマド)・鳥(ヒガラ)制定[25]。『開港100年・市制施行50年記念式典』挙行、「室蘭市民憲章」制定。日本製鋼所生活協同組合と室蘭中央生活協同組合が合併し、室蘭生活協同組合(後の生活協同組合コープクレア)と改称。(2003年自己破産)[26]。
- 1973年(昭和48年):「全国新幹線鉄道整備法」に基づく基本計画により、室蘭市が北海道南回り新幹線の経由地となる。
- 1974年(昭和49年):「大気汚染防止法」政令市に指定[27]。
- 1975年(昭和50年):日本国内最後となる蒸気機関車旅客車が室蘭—岩見沢間走行。
- 1976年(昭和51年):静岡県清水市(現在の静岡市)と「姉妹都市」提携。
- 1978年(昭和53年):長崎屋室蘭中島店オープン。
- 1979年(昭和54年):『第57回全国高等学校サッカー選手権大会』において室蘭大谷高校(現在の北海道大谷室蘭高等学校)が準優勝。
- 1980年(昭和55年):室蘭市民俗資料館開館。
- 1981年(昭和56年):室蘭新道完工[28]。長崎屋室蘭中央店(2012年閉店、現在のスーパーアークス室蘭中央店)、室蘭ファミリーデパート桐屋(現在のイオン室蘭店)オープン。イタンキ浜海水浴場オープン(2018年廃止)。
- 1985年(昭和60年):白鳥大橋建設工事着工。
- 1987年(昭和62年):むろらん高原だんパラスキー場(室蘭市だんパラスキー場)オープン。
- 1988年(昭和63年):入江運動公園陸上競技場開場。測量山ライトアップ開始。
- 1989年(平成元年):ウインズ室蘭開設(2013年閉鎖)[29][30]。『第44回国民体育大会』(はまなす国体)サッカー競技会開催。
- 1991年(平成 3年):アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル市と「国際姉妹都市」提携。道央自動車道(道央道)室蘭IC供用開始[31]。高平町など5つの町の一部を新町名「八丁平」と変更。
- 1993年(平成 5年):テレビ北海道(TVh)室蘭送信所開局。
- 1995年(平成 7年):新潟県上越市と「姉妹都市」提携。
- 1998年(平成10年):白鳥大橋記念館「みたら」(道の駅みたら室蘭)オープン。白鳥大橋(白鳥新道一期区間)開通。沖縄県平良市(現在の宮古島市)と「交流都市」提携。
- 1999年(平成11年):旧室蘭駅舎が国の「登録有形文化財」となる[32]。
- 2000年(平成12年):弥生ショッピングセンターオープン。
- 2001年(平成13年):輪西複合商業施設「ぷらっと・てついち」オープン。
- 2002年(平成14年):中華人民共和国山東省日照市と「友好都市」提携。室蘭市の魚(クロソイ)制定。西いぶり広域連合(室蘭市・伊達市・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町)によるゴミ処理開始。
- 2003年(平成15年):室蘭港浮体式防災施設(防災フロート)完成。
- 2005年(平成17年):「第18回国勢調査」において58年ぶりに人口が10万人を割り込む。
- 2007年(平成19年):東室蘭駅自由通路「わたれーる」(歩行者専用道路)開通。MORUE中島オープン。NHK室蘭放送局と道内民放5局(HBC、STV、HTB、uhb、TVh)の室蘭局が地上デジタル放送開始し、NHK函館放送局渡島デジタル中継局も開局。
- 2008年(平成20年):伊達信用金庫と室蘭商工信用組合が合併。北海道PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理施設操業開始。室蘭まちづくり放送(愛称:FMびゅ~)開局。室蘭市民美術館開館。青森—室蘭間フェリー航路が廃止され、室蘭港発着の航路が一時消滅した。
- 2009年(平成21年):むろらん広域センタービル竣工[33]。輪西商店街が中小企業庁による「新・がんばる商店街77選」選定[34]。
- 2012年(平成24年):『全国工場夜景サミットinむろらん』開催[35]。発達した低気圧による暴風雪で送電線の鉄塔が倒れ、室蘭管内の広範囲で大規模な停電が発生[36][37]。
- 2013年(平成25年):追直漁港沖合人工島(Mランド)供用開始[38]。
- 2018年(平成30年):宮古—室蘭間フェリー航路就航[39][40]。室蘭市生涯学習センター「きらん」が旧向陽中学校跡地に開設。
- 2020年(令和 2年):宮古—室蘭間フェリー航路が休航。八戸—室蘭間フェリー航路が復活。
政治
行政
役所
- 室蘭市役所
- 広域センタービル庁舎
- 蘭東支所【えきがるセンター】(東室蘭駅直結)
市長
- 歴代市長
氏名 | 期間 | 任期 | |
---|---|---|---|
初代 | 中村俊清 | 1922年12月9日 - 1929年3月10日 | 2期 |
2代 | 福岡幸吉 | 1929年5月27日 - 1929年9月14日 | 1期 |
3代 | 松尾豊次 | 1929年12月1日 - 1935年2月25日 | 2期 |
4代 | 福岡幸吉 | 1935年3月4日 - 1937年11月6日 | 2期 |
5代 | 土居通次 | 1938年2月13日 - 1945年2月18日 | 2期 |
6代 | 松尾孝之 | 1945年11月24日 - 1946年5月22日 | 1期 |
7代 | 熊谷綾雄 | 1946年9月6日 - 1963年4月30日 | 5期 |
8代 | 高薄豊次郎 | 1963年5月1日 - 1971年4月30日 | 2期 |
9代 | 長谷川正治 | 1971年5月1日 - 1979年4月30日 | 2期 |
10代 | 岩田弘志 | 1979年5月1日 - 1995年4月30日 | 4期 |
11代 | 新宮正志 | 1995年5月1日 - 2011年4月30日 | 4期 |
12代 | 青山剛 | 2011年5月1日 - | 3期目 |
市民憲章・宣言
室蘭市民憲章
わたしたちは、白鳥湾の美しい自然のなかで、たくましく発展している港湾と商工業のまち、室蘭の市民です。
わたしたちは、このまちを愛し、市民であることに、誇りと、責任をもち、さらに、豊かな未来をめざし、ここに市民憲章を定めます。
— 昭和47年8月1日制定[41]
- 1 健康で働き、明るく楽しい家庭をつくります。
- 1 老人をうやまい、子どもの夢をはぐくみ、あたたかい心のかようまちをつくります。
- 1 自然を愛し、環境をととのえ、緑豊かなまちをつくります。
- 1 のびゆく港と、産業を育て、未来を開く希望のまちをつくります。
- 1 きまりを守り、教養を深め、文化のかおりあふれるまちをつくります。
都市宣言
- スポーツ都市宣言(昭和57年10月10日制定)
- 室蘭市いきいき明るい福祉都市宣言(平成6年3月31日制定)
- 平和都市宣言(平成11年2月26日制定)
- 「ものづくりのマチ」宣言(平成14年7月26日制定)
- 安全安心都市宣言(平成19年10月9日制定)
議会
市議会
- 定数21人
- 本会議
- 定例会(2月、6月、9月、12月)
- 臨時会
- 委員会
- 常任委員会
- 議会運営委員会
- 特別委員会
道議会
- 室蘭市選挙区
- 定数:2名
- 任期:2019年(令和元年)5月13日~2023年(令和5年)5月12日
議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
千葉英也 | 自民党・道民会議 | |
滝口信喜 | 民主・道民連合 | 所属党派は無所属 |
衆議院
- 任期 : 2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
北海道第9区(室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、胆振総合振興局管内、日高振興局管内) | 堀井学 | 自由民主党 | 3 | 選挙区 |
山岡達丸 | 立憲民主党 | 2 | 比例復活 |
国家機関
官公庁
裁判所
独立行政法人・特殊法人等
-
NHK室蘭放送局(2010年8月)
道の機関
- 胆振総合振興局
- 北海道教育庁胆振教育局
- 北海道室蘭保健所
- 室蘭建設管理部
- 胆振海区漁業調整委員会
- 北海道室蘭児童相談所
- 北海道立室蘭高等技術専門学院
施設
警察
- 本部
- 交番
- 室蘭駅前交番、母恋交番、輪西交番、東町交番、高砂交番、中島交番、本輪西交番、白鳥台交番
- 派出所
祝津警備派出所、知利別連絡所
消防
- 本部
- 消防署
- 室蘭消防署
- 入江支署、蘭北支署、高砂出張所
医療
- 主な病院
-
市立室蘭総合病院
-
日鋼記念病院(2015年9月)
-
製鉄記念室蘭病院(2010年8月)
郵便局
-
東室蘭郵便局(2010年5月)
-
室蘭郵便局(2010年5月)
公共施設
- 市立室蘭水族館
- 港の文学館
- 室蘭市文化センター(室ガス文化センター)[42]
- 室蘭市民美術館[43]
- 室蘭市青少年科学館
- 市立室蘭図書館
- 室蘭市子ども発達支援センター(あいくる)
- 室蘭市市民会館[44]
- 室蘭市公設地方卸売市場
- 室蘭テクノセンター[45]
- 胆振地方男女平等参画センター[46]
- 室蘭市中小企業センター[47]
- 室蘭市保健センター
- 室蘭市子育て世代包括支援センター「ここらん」
- 室蘭市障害者福祉総合センター(ぴあ216)
- 室蘭市生涯学習センター「きらん」[48]
- 室蘭市市民活動センター[49]
- 室蘭市神代火葬場
- 望洋台霊園
- 室蘭市民俗資料館(とんてん館)
- 西胆振地域廃棄物広域処理施設(メルトタワー21)[50]
- 西いぶり広域連合リサイクルプラザ[50]
運動施設
-
白鳥大橋パークゴルフ場と白鳥大橋(2015年4月)
-
入江運動公園陸上競技場(2006年3月)
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
- 提携都市
国内
- 姉妹都市
- 提携都市
経済
室蘭市の産業別従業者数(2006年統計)は、第三次産業の割合が72.4 %と最も高く、次いで第二次産業の27.5 %になっており、第一次産業は0.14 %となっている[60]。第二次産業のうち、基幹産業である製造業は16.3 %になっている[60]。北海道内の製造品出荷額等の市町村別順位は苫小牧市に次ぐ第2位になっている[61]。
室蘭港は1872年(明治5年)に室蘭—森間に定期航路を開設したのが始まりであり、現在は国際拠点港湾になっている[62]。港湾区域面積は1,610 ha、岸壁数は北海道内最多となる109バースを有しており[63]、崎守埠頭や中央埠頭には客船・練習船が入港する[64]。港湾取扱貨物量は北海道内3位(平成24年)である[65]。2002年(平成14年)に苫小牧港とともに「静脈物流拠点港(リサイクルポート)」に指定されている[66]。浮体式防災施設(広域防災フロート)を有し、「内浦湾(噴火湾)全体の防災拠点港」としての役割を果たしている。2012年(平成24年)に祝津絵鞆地区と入江地区が「みなとオアシス」に登録された[67]。第3種漁港の追直漁港は絵鞆半島外海にあって底引き網漁業や養殖漁業を行っている[68]。新港区には北海道立総合研究機構水産研究本部栽培水産試験場があり、2013年(平成25年)4月に沖合人工島(Mランド)が供用開始した[38]。
組合
- 室蘭漁業協同組合
- 北海道信用漁業協同組合連合会室蘭推進センター
- 室蘭市管工事業協同組合
- 室蘭地方電気工事業協同組合
- 胆振地方石油販売業協同組合
- 室蘭ハイヤー協同組合
- 室蘭個人タクシー協同組合
- 赤帽北海道軽自動車運送協同組合室蘭支部
- 室蘭市商店街振興組合連合会
- 室蘭自動車整備協同組合
第二次産業
工業団地
- 香川工業用地[69]
第三次産業
商業施設
ショッピングセンター
スーパーマーケット
- 長崎屋(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)
- MEGAドン・キホーテ室蘭中島店
- イオン北海道(イオングループ)
- イオン室蘭店
- マックスバリュ室蘭東店(弥生ショッピングセンター内)
- ラルズ(アークスグループ)
- 生活協同組合コープさっぽろ室蘭地区
- 東むろらん店
- しが驛前店
- アルファマート
- 母恋店
- 八丁平店
- 大槻食材
- C&Cキャロット室蘭店
物流
金融機関
- 北洋銀行室蘭中央支店、中島町支店
- 北海道銀行室蘭支店(東室蘭支店がブランチインブランチ)、室蘭駅前支店
- 室蘭信用金庫本店、輪西支店、母恋支店、本輪西支店、中島支店(東室蘭駅前支店がブランチインブランチ)、本部・東町支店、小橋内支店、高砂支店(工大前支店がブランインブランチ)、白鳥台支店
- 伊達信用金庫室蘭支店、東町支店
- 北海道労働金庫室蘭支店、室蘭東支店
- JFマリンバンク北海道(北海道信用漁業協同組合連合会)室蘭
-
室蘭信用金庫本店(2010年8月)
拠点を置く主な企業
50音順
- アイセ・リアリティー
- アルファマート
- エア・ウォーター
- ENEOS
- エルム楽器
- 大岡技研
- カナモト
- カネサン佐藤水産
- キメラ
- 栗林商会
- 栗林商船
- 黒崎播磨
- 五洋建設
- 佐々木機工
- 佐藤製線所
- シノヤマ観光自動車
- 太平電気
- タカヤナギ
- チヨダウーテ
- テツゲン
- つうけん
- 月島機械
- 電材重機
- 道南バス
- 中田商会
- 永澤機械
- ナラサキ産業
- 楢崎製作所
- 西野製作所
- 日鋼情報システム
- 日鉄興和不動産
- 日鉄スラグ製品
- 日鉄セメント
- 日鉄テックスエンジ
- 日鉄ファーストテック
- 日東エフシー
- 日本製鉄
- 日本製鋼所
- 函館どつく
- ファインクリスタル
- 富士建設
- 北洋証券
- 北海道エア・ウォーター
- 北海道肥料
- マトラスターテクノクラシー
- 三菱製鋼室蘭特殊鋼
- 室蘭うずら園
- 室蘭ガス
- 室蘭信用金庫
- 室蘭ダイハツ販売
- むろらん東郷
- 室蘭ビル管理
- 室蘭民報社
- 北海製鉄
- 北海道高度情報技術センター(HiTEX)
- 北海道スチールワイヤー
- 北興工業
- やきとりの一平
- 吉川工業
情報通信
マスメディア
新聞社
-
室蘭民報社本社(2018年7月)
放送局
- テレビ放送局
- ラジオ放送局
生活基盤
ライフライン
電力
- 北海道電力室蘭支店
ガス
教育
大学
- 研究施設
専修学校
高等学校
- 道立
- 私立
- 通信
- 池上学院高等学校室蘭キャンパス
中学校
- 市立
小学校
- 市立
特別支援学校
幼児教育
認定こども園
- 認定こども園室蘭めばえ幼稚園[74]
保育所・保育園
幼稚園
学校教育以外の施設
廃止・閉校となった学校
短期大学
高等学校
旧制専門学校 専門学校
|
中学校
|
小学校
|
交通
鉄道
- 北海道旅客鉄道(JR北海道) 室蘭運輸所
- 日本貨物鉄道北海道支社(JR貨物) 苗穂車両所輪西派出
- 室蘭本線:東室蘭駅
バス
路線バス
高速バス
タクシー
小型車初乗り運賃は550円。中型車初乗り運賃は570円(距離制)[78]
- 札幌交通本輪西営業所(北海道交運グループ)
- 金星室蘭ハイヤー
- 室蘭つばめ交通
- 室蘭日交タクシー
- 北海交通室蘭支店
- 室蘭ハイヤー
- 室蘭北交ハイヤー
道路
高速道路
国道
道道
- 北海道道107号室蘭環状線
- 北海道道127号室蘭インター線
- 北海道道699号室蘭港線
- 北海道道704号崎守停車場線
- 北海道道782号上登別室蘭線
- 北海道道844号祝津西小路中央線
- 北海道道919号中央東線
- 北海道道1081号東室蘭停車場線
道の駅
- みたら室蘭(白鳥大橋記念館)
港湾
航路
かつての室蘭港は東日本フェリーによるフェリー航路が最盛期に5航路運航していたが、同社の経営悪化によって2008年(平成20年)11月までにすべて休止・廃止となった。
- フェリー
- 船舶
- スターマリン[80]
- ナイトクルージング
- イルカ・クジラウォッチング
- 地球岬遊覧
観光
文化財
国指定
- 国登録
市指定
- 有形文化財
- 民俗文化財
- 天然記念物
- 白鳥大橋海底部等出土の材化石及び貝化石の標本[82]
- その他
- 本輪西遺跡※当遺跡から出土した土偶(東京国立博物館蔵)は国の「重要文化財」に指定(室蘭市民俗資料館にレプリカがある)。
観光スポット
室蘭市には普段は一般公開していない企業施設が幾つかある。「蕙山苑」は1909年(明治42年)に栗林商会の栗林五朔が政財界の賓客をもてなすため私財を投じて建造した[83]。「瑞泉閣」は1911年(明治44年)、当時の皇太子(後の大正天皇)の視察に備えて日本製鋼所が室蘭製作所構内に新築した迎賓館であり[84]、同館の命名を殿下にお願いしたところ、「瑞泉閣」の名を賜った[84]。「瑞泉鍛刀所」は1918年(大正7年)に日本製鋼所が日本刀の製作技術向上と保存のために建設した[85]。「知利別会館」は1940年(昭和15年)に現在の日本製鉄が社員の交流の場や会議、来賓の宿泊施設として建設(当初の名称は知利別倶楽部)[84]。現在は迎賓館として利用している[84]。瑞泉閣と知利別会館は「我が国の近代化を支えた北海道産炭地域の歩みを物語る近代化産業遺産群」(近代化産業遺産)に認定されている[86]。また、瑞泉閣、旧三菱合資会社室蘭出張所、旧室蘭駅舎などで構成している空知・室蘭・小樽の「炭鉄港」が「日本遺産」に認定された[87]。
|
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-
測量山の展望(2012年11月)
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金屏風(2014年7月)
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マスイチ浜(2009年6月)
-
地球岬(2014年7月)
-
祝津公園展望台から眺めた白鳥大橋(2009年6月)
-
イタンキ浜(2007年5月)
文化・名物
祭事・催事
名産・特産
室蘭やきとりは豚肉とタマネギを串に刺し、洋からしを付けて食べるのが特徴の焼き鳥[95]。全国やきとり連絡協議会による「全国7大ご当地やきとり」の1つであり[96]、ふるさと小包にもなっている。室蘭市内のラーメン店では昔からカレーラーメンがメニューにある事が多く、これらを室蘭カレーラーメンとして発信している[97][98]。クロソイはスズキ目メバル科メバル属の魚[99]。室蘭近海に生息しており、開港130年・市制施行80年を記念して2002年(平成14年)「室蘭市の魚」に制定。市立室蘭水族館で見学できるほか、市内の一部料理店ではクロソイ料理を提供している[100]。室蘭うずら園は北海道唯一のうずら卵生産農場であり[101]、うずら卵を使用した各種商品を販売している。
母恋駅はその駅名から母の日が近づくと「母の日記念乗車券」を販売しているほか[102]、手作り駅弁の母恋めし売店がある[103]。ボルタはボルトとナットを組み合わせた体長5cmほどの手作りボルト人形[104]。女の子版は一般公募によりナッティと名づけられた[100]。
スポーツ
- 野球
- 日本製鉄室蘭シャークス - 社会人野球のクラブチーム。かつて新日本製鐵の室蘭製鉄所を拠点に活動していた企業チーム・新日本製鐵室蘭硬式野球部の後継チーム。
出身・関連著名人
名誉市民
- 南条徳男(弁護士・政治家。元建設大臣・農林大臣)
- 栗林徳一(実業家。元栗林商会会長・元貴族院議員)
- 山中日露史(弁護士・政治家。元衆議院議員)
- 徳中祐満(実業家・政治家。室蘭自動車合資会社(現・道南バス)・室蘭ガス創設者。元市議会・道議会議員)
- 熊谷綾雄(第7代室蘭市長)
- 八木義徳(芥川賞受賞作家)
- 池端清一(政治家。元衆議院議員)
出身人物
50音順
政治・法曹・経済
学術・文芸
- 石川武(法学者、歴史学者)
- 石村博子(ルポルタージュ作家、ノンフィクション作家)
- 岩泉舞(漫画家)
- 岩澤宏樹(映像作家)
- 大島清(経済学者)
- 大原まゆ(作家)
- 大村友樹(フルート奏者)
- 沖藤典子(ノンフィクション作家)
- 織田淳太郎(ノンフィクション作家)
- 角島秀輝(発明家、技術者)
- 掛川源一郎(写真家)
- 加藤光峰(書家)
- 鴨下重彦(医学者、医学博士)
- 小林義武(音楽史学者)
- 今野雄二(映画・音楽評論家、翻訳家、小説家)
- 齋藤和(新左翼活動家)
- 櫻井淳(理学博士、経済学博士、法学博士、教養学博士)
- 笹渕啓史(ドラマー)
- 佐藤俊彦(津軽三味線奏者)
- 曽根富美子(漫画家、油絵作家)
- 高澤秀次(文芸評論家)
- 高松雄一(英文学者)
- 田口清隆(映画監督)
- 竹内清己(国文学者)
- 武田龍夫(作家。元外交官)
- 谷口克広(歴史家)
- 田部京子(ピアニスト)
- 土田英介(作曲家、ピアニスト)
- 寺尾五郎(歴史学者)
- 富盛菊枝(児童文学者)
- 中村岳(画家)
- ナガオカケンメイ(デザイン活動家)
- 七月鏡一(漫画原作者、脚本家)
- 波木星龍(占い師、手相家、作家)
- 能代八郎(作曲家)
- はぎのみほ(美術家)
- 久田恵(ノンフィクション作家)
- 平口広美(漫画家、アダルトビデオ男優兼監督)
- 松谷早苗(色彩設定者)
- 三浦清宏(小説家、心霊研究家)
- 水野俊平(朝鮮語学者、文学博士)
- 森征一(法学者)
- 森田哲隆(洋画家)
- 八木義徳(小説家)
- 安田史生(音楽クリエイター。Ruppina+のメンバー。俳優の安田顕は実弟)
- 吉田ルイ子(フォトジャーナリスト)
芸能
報道
スポーツ
- 阿部哲也(フットサル選手。元サッカー選手)
- 飯塚高史(元プロレスラー)
- 石川晃(元プロ野球選手。元千葉ロッテマリーンズ球団副代表)
- 石川武(バスケットボール指導者)
- 岩崎晃也(サッカー選手)
- 上野高広(全日本プロドリフト選手権(D1)ドライバー)
- 上野秀章(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 大岩真由美(サッカー指導者。元サッカー審判員)
- 小田由香(アイスホッケー選手)
- 加藤英美(元野球選手)
- 金子志保(元バレーボール選手)
- 賀谷英司(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 岸奥裕二(元サッカー選手)
- 北葉山英俊(元大相撲力士、枝川親方)
- 京谷和幸(元車いすバスケットボール選手、元サッカー選手)
- 小森有華(元サッカー選手)
- 財前恵一(サッカー指導者。元サッカー選手。財前宣之は弟)
- 財前宣之(元サッカー選手。財前恵一は兄)
- 齋藤竜(元サッカー選手)
- 佐々木みき(バレーボール指導者。元バレーボール選手)
- 佐藤尽(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 城彰二(元サッカー選手)
- 菅原智(元サッカー選手)
- 菅原康太(サッカー選手)
- 鈴木貴浩(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 野田知(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 野村貢(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 深川友貴(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 双津竜順一(元大相撲力士、時津風親方)
- 双ツ龍徳義(元大相撲力士、年寄粂川)
- 北天佑勝彦(元大相撲力士、二十山親方)
- 眞下貴之(元プロ野球選手)
- 松本怜(サッカー選手)
- 三浦雅之(元サッカー指導者、元サッカー選手)
- 三上大勝(ゼネラルマネージャー。元サッカー選手)
- 吉泉賀子(元ノルディックスキージャンプ選手)
ゆかりのある人物
- 飯田圭織(タレント。元モーニング娘。出生地が室蘭)
- いがらしゆみこ(漫画家)
- 生田斗真(俳優。生田竜聖は弟。出生地が室蘭)
- 生田竜聖(フジテレビアナウンサー。生田斗真は兄。出生地が室蘭)
- 石川光親(陸奥仙台藩石川氏の末裔。石川邦光は兄)
- 岩田弘志(元室蘭市長。岩田聡は息子)
- 近江谷太朗(俳優。出生地が室蘭)
- 北原じゅん(作曲家・編曲家。城卓矢は弟)
- 葛西薫(アートディレクター)
- 川本治(サッカー指導者。元サッカー選手)
- 栗林五朔(実業家。栗林商会創業者。出生地は新潟県三条市)
- 小林晴夫(工学者、化学者。元室蘭工業大学学長・名誉教授。北海道大学名誉教授)
- 坂口眞人(化学者)
- 佐山俊二(喜劇俳優。中江良夫は兄)
- 篠原勝之(ゲージツ家)
- 城卓矢(歌手。樺太生まれ。北原じゅんは兄)
- 貴ノ花健士(元大相撲力士、二子山親方。出生地が室蘭)
- 坪川拓史(映画監督・アコーディオン奏者)
- 土居通次(元室蘭市長、徳島県知事)
- 東条貞(ジャーナリスト、政治家。元衆議院議員)
- 中江良夫(劇作家、脚本家。佐山俊二は弟)
- 中村睦男(憲法学者、法学博士)
- 長嶋有(作家)
- 信時潔(作曲家。「室蘭市の歌」作曲)
- 鳩山由紀夫(政治家。元衆議院議員、第93代内閣総理大臣。旧北海道4区→北海道9区選出)
- 本橋浩一(実業家。元日本アニメーション社長)
- 山崎育三郎(俳優・歌手。安倍なつみは妻)
- 吉田みどり(北海道テレビ放送(HTB)社員。元アナウンサー)
- 若乃花幹士(初代)(元大相撲力士、日本相撲協会理事長。出生地は青森県弘前市)
室蘭市を舞台とした作品
映画
- 『樹氷のよろめき』(1968年)
- 『いこかもどろか』(1988年)
- 『いつかギラギラする日』(1992年)
- 『名探偵コナン 銀翼の奇術師』(2004年)
- 『天国の本屋〜恋火』(2004年)
- 『ミラーを拭く男』(2004年)
- 『YUMENO』(2005年)
- 『アリア』(2007年)
- 『恋極星』(2009年)
- 『海炭市叙景』(2010年)
- 『映画 妖怪人間ベム』(2012年)
- 『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(2013年)[106]
- 『世界から猫が消えたなら』(2016年)
- 『モルエラニの霧の中』(2019年)
テレビドラマ
- 『青い鳥』(1997年)
- 『上条麗子の事件推理5 函館・洞爺湖・白老・札幌〜流れ質屋の罠・心の家を求めて』(2006年)
- 『Mother』(2010年)
- 『鬼刑事 米田耕作 〜銀行員連続殺人の罠〜』(2012年)
- 『プラチナタウン』(2012年)
- 『北海道警事件ファイル 警部補 五条聖子3 登別室蘭殺人事件』(2015年)
- 『松本清張特別企画「犯罪の回送」』(2018年)
- 『相棒 season18』(2019年)
書籍・漫画
- 曽根富美子『親なるもの 断崖』
- 西村京太郎『母の国から来た殺人者』
- 葉真中顕『凍てつく太陽』
- 葉山嘉樹『海に生くる人々』
CM
- サッポロビール サッポロクラシック「やさしい町篇」(2005年)
- サッポロビール サッポロクラシック「季節篇」(2007年)
- サッポロビール 黒ラベル「大人のエレベーター」シリーズ(2012年)
- 富士重工業 New SUBARU Story 「宣言篇」「初めての雪篇」(2015年)
- 野村ホールディングス「東京オリンピックは、もう始まっている。」海篇(2015年)
音楽
- 歌
- ミュージック・ビデオ
- SunSet Swish「さくらびと」(2010年)
- サトウヨシアキ「もう一度笑って」(2013年)
- BLUE ENCOUNT「ポラリス」(2019年)
脚注
- ^ a b ふるさと室蘭ガイドブック, pp. 19–20.
- ^ a b ふるさと室蘭ガイドブック, p. 4.
- ^ “全国工場夜景都市協議会(加盟都市紹介)”. 富士じかん. 富士市. 2018年4月12日閲覧。
- ^ “室蘭市/ネイチャーウオッチング”. 室蘭市. 2014年5月14日閲覧。
- ^ ふるさと室蘭ガイドブック, p. 1.
- ^ 『完訳 日本奥地紀行 第40報』。
- ^ a b c ふるさと室蘭ガイドブック, p. 12.
- ^ “#91 室蘭 〜工業都市・室蘭を生んだ奇跡とは!?〜 | タモリのブラブラ足跡マップ”. ブラタモリ. 日本放送協会(NHK). 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月12日閲覧。
- ^ a b ピリカノカ - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ “国指定名勝「ピリカノカ」” (PDF). 北海道. 2014年5月5日閲覧。
- ^ 室蘭市環境基本計画 2009, p. 13.
- ^ “Muroran, Japan Climate Normals 1961-1990”. World Climate Home. 2013年4月1日閲覧。
- ^ “平成17年国勢調査”. 胆振総合振興局. 2015年4月11日閲覧。
- ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課 (27 January 2017). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級)、男女別人口、総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (CSV) (Report). 総務省. 2017年5月20日閲覧。※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ^ “室蘭市のあゆみ”. 室蘭市. 2018年7月16日閲覧。
- ^ a b c ふるさと室蘭ガイドブック, pp. 17–18.
- ^ ふるさと室蘭ガイドブック, p. 19.
- ^ 図典 日本の市町村章 p21
- ^ 「室蘭にも突風 四十八戸倒壊」『朝日新聞』昭和23年1月16日2面
- ^ “室蘭地方の中堅スーパー、志賀がコープさっぽろと提携”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2009年2月8日) 2018年7月16日閲覧。
- ^ “室蘭・志賀4店舗が閉店、市民らに惜しまれ歴史に幕”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2011年7月6日) 2018年7月16日閲覧。
- ^ “ホームストアがスーパー・ラルズに傘下、商業環境激変に対応”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2000年10月17日) 2018年7月16日閲覧。
- ^ “日本の重大海難(機船ヘイムバード桟橋衝突事件)”. 1969年(昭和44年)11月29日裁決言渡(高等海難審判庁). 海難審判庁. 2014年6月23日閲覧。
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参考資料
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関連項目
外部リンク
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