文化女子大学室蘭短期大学
表示
文化女子大学室蘭短期大学 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1969年 |
廃止 | 2009年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人文化学園 |
本部所在地 | 北海道室蘭市高砂町3-11-50[注釈 1] |
学部 | 保育科[注 1] |
文化女子大学室蘭短期大学(ぶんかじょしだいがくむろらんたんきだいがく、英語: Bunka Women's University Muroran Junior College)は、北海道室蘭市高砂町3-11-50[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1969年に設置され、2009年に廃止された。大学の略称は室蘭短大または文短。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 北海道室蘭市に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人文化学園[1]。
- 1969年に開学。長らく2学科体制だったが、最終的には1学科体制となる。
- 2007年度の入学生を最後に[注釈 2]、2009年に短期大学としての使命を終える[2]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 文化女子大学室蘭短期大学における建学の精神は「新しい美と文化の創造」。
教育および研究
[編集]- 当初は、服飾、秘書、保育の3分野を中心としていたが、閉校前は保育者養成のみに重点を絞っていた。コミュニティー総合学科では110科目24ユニットと、学べる学問領域が広く多種多彩な資格・免許状が取得できるようになっていた
学風および特色
[編集]沿革
[編集]- 1969年
- 1970年
- 1971年
- 1973年
- 1976年
- 1983年
- 1983年
- 1984年
- 以下の学科・専攻についてはこの年度をもって正式に廃止とする[注 7]。
- 服装学科
- 以下の学科・専攻についてはこの年度をもって正式に廃止とする[注 7]。
- 1985年
- 1987年
- 1988年
- 1990年
- 1992年
- 1997年
- 1997年
- 1999年
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2009年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 北海道室蘭市高砂町3-11-50[注釈 1]
当時の交通アクセス
[編集]象徴
[編集]教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- 保育科では幼稚園教諭二種免許状と保育士資格が取得できるようになっていた。
- コミュニティ総合学科では、中学校教諭二種免許状(英語・美術)が取得できる教職課程が設置されていた[44]。この学科の前身である服飾学科では(家庭)が設けられていた。
研究
[編集]- 『文化女子大学室蘭短期大学研究紀要』[45]
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学園祭
[編集]- 文化女子大学室蘭短期大学の学園祭は「文大祭」と呼ばれ、これまで毎年概ね10月下旬に行われてきた。
スポーツ
[編集]- バドミントン部が、北海道地区大学体育大会における常連となっていた。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者
[編集]- 大沼淳:開学から閉校まで学長を歴任。
施設
[編集]キャンパス
[編集]- 図書館
- パソコン教室
- 進路資料室
- プレイルーム
- ピアノレッスン室ほか
対外関係
[編集]日本
[編集]姉妹校
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 「市民のための特別公開講座」が行われてきた。
- 「キッズゲルニカ」と称した貢献事業が行われた。
卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- 教養学科:デジタルハリウッドほか
- 保育科:保育士として保育所へ就職する人が最も多い傾向にあり、幼稚園への就職者も少なくなかった。また、一般企業への就職者もいた。文化女子大学室蘭短期大学附属幼稚園(現・文化学園大学附属幼稚園)で活躍する卒業生もいた。
編入学・進学実績
[編集]附属学校
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 市立室蘭看護専門学院の新校舎として現在も引き続き活用されている。
- ^ a b 平成20年度より学生募集停止[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 女のみ
補足
[編集]- ^ ほか学科も参照のこと。
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 出典[4][5]。
- ^ 昨年度の資料[7][8]及び本年度のそれ[9][10]とを見比べた結果から。
- ^ 出典[12]。昨年度の資料[13]及び本年度のそれ[14]も其々参照のこと。
- ^ 出典[18][19]
- ^ 出典[21][22]。
- ^ 出典[24][25]。昨年度の資料[26]及び本年度のそれ[27]も其々参照のこと。
- ^ 出典[31]昨年度の資料[32]及び本年度のそれ[33]も其々参照のこと。
- ^ 出典[35]。うち1回生 159[36]
- ^ 平成19年度より学生募集停止[42]。
- ^ 最終募集となった2007年における体制[42]。
- ^ 最終募集となった2006年における体制[41]。
出典
[編集]- ^ a b c 文教協会'2008.
- ^ a b 文教協会'2010.
- ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (31)より。
- ^ 文部省'70, p. 31.
- ^ 短期大学一覧 昭和45年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (28)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和46年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (29)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和49年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
- ^ 短期大学教育 (33)より。
- ^ 短期大学教育 (34)より。
- ^ 文部省'76, p. 38.
- ^ 短期大学教育 (39)より。
- ^ 短期大学教育 (40)より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和58年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和58年度より。
- ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和60年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和60年度より。
- ^ 文部省'85, p. 48.
- ^ 文教協会'1987, p. 31.
- ^ 大学資料 (101)より。
- ^ 短期大学教育 (43)より。
- ^ 短期大学教育 (44)より。
- ^ 文部省'87, p. 49.
- ^ 文教協会'1988.
- ^ 文部省'88, p. 52.
- ^ 文教協会'1990.
- ^ 短期大学教育 (46)より。
- ^ 短期大学教育 (47)より。
- ^ 文部省'90, p. 53.
- ^ 文部省'92, p. 55.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 164.
- ^ 文教協会'1997.
- ^ 文部省'97, p. 64.
- ^ 文部省'99, p. 60.
- ^ 文教協会'2005.
- ^ a b 文教協会'2006.
- ^ a b 文教協会'2007.
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 16.
- ^ 晶文社'05.
- ^ 文化女子大学室蘭短期大学研究紀要より。
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]- 文部省『全国学校総覧 昭和46年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1991年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1998年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和62年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 1988年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成2年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成9年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成20年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成22年度』文教協会 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社出版編集部『短期大学受験案内 2006年度用』晶文社出版 。
蛍雪時代
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 文化女子大学室蘭短期大学|すみれ室蘭2014年1月23日閲覧。
- 室蘭ニュース2014年1月23日閲覧。