コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

栗林商船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗林商船株式会社
Kuribayashi Steamship Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
100-0004
東京都千代田区大手町2-2-1
新大手町ビル3F
設立 1919年3月29日
業種 海運業
法人番号 8010001008678 ウィキデータを編集
事業内容 内航運送業・内航船舶貸渡業・利用運送業・運送取次業
代表者 栗林宏吉(代表取締役社長)
資本金 12億1,503万5千円
売上高 単体163億円、連結414億円
(2021年3月期)
純資産 単体92億円、連結225億円
(2021年3月)
総資産 単体251億円、連結683億円
(2021年3月)
従業員数 単体44人、連結1,103人
(2021年3月)
決算期 3月31日
主要株主 栗林株式会社 9.08%
三井住友海上火災保険 8.39%
栗林定友 6.80%
(2021年3月)
主要子会社 栗林運輸 73.98%
三陸運輸 84.76%
関係する人物 栗林五朔
栗林徳一
外部リンク https://www.kuribayashishosen.com/
テンプレートを表示

栗林商船株式会社(くりばやししょうせん)は、東京都千代田区に本社を置く海運会社。

会社概要

[編集]

太平洋戦争前は日本の7大船主の1社として、現在は東北、北海道最大の船会社である。北海道本州貨物航路運航が主体の海運会社であり、創業は1894年と日本の海運業界では古参の部類に入る。グループ各社と協力し集配・運送・荷揚まで、輸送を一貫して行う。運送業のほかにホテル不動産、機器開発販売事業なども手がける。ファンネルマークは「㊆(〇七)」。

沿革

[編集]
  • 1894年明治27年)7月 - 北海道室蘭に「室蘭運輸合名会社」創設
  • 1909年(明治42年)3月 - 「栗林合名会社」に名称変更
  • 1919年大正8年)
    • 3月 - 船舶部門を分離し、資本金を100万円で「栗林商船株式会社」を設立、室蘭~本州間に定期航路を開設
    • 8月 - 本社を東京に移転し、室蘭支店開設
  • 1921年(大正10年)10月 - 釧路~本州間に定期航路を開設
  • 1923年(大正12年)5月 - 北樺太航路開設
  • 1924年(大正13年)
    • 2月 - 芝浦運輸株式会社(現・栗林運輸株式会社)設立
    • 5月 - ロシア航路開設
  • 1927年昭和2年)5月 - 塩釜釧路間に定期航路開設
  • 1938年(昭和13年)7月 - 大和運輸株式会社設立
  • 1941年(昭和16年)6月 - 共栄運輸株式会社(2022年に北日本海運株式会社と合併し青函フェリー株式会社)・三陸運輸株式会社を設立。
  • 1943年(昭和18年)6月 - 栗林近海機船株式会社設立
  • 1944年(昭和19年)
    • 3月 - 三陸汽船株式会社と合併
    • 6月 - 共同海運株式会社と合併
  • 1950年(昭和25年)3月 - 東京証券取引所上場
  • 1960年(昭和35年)4月 - 釧路出張所開設
  • 1966年(昭和41年)3月 - 栗林近海汽船株式会社(現・栗林物流システム株式会社)設立
  • 1977年(昭和52年)8月 - 苫小牧出張所開設
  • 1981年(昭和56年)4月 - 釧路出張所・苫小牧出張所をそれぞれ支社に変更
  • 1995年平成7年)4月 - 石巻出張所開設
  • 2013年(平成25年)7月 - 仙台営業所開設、石巻出張所閉鎖。

事業所

[編集]
本社
室蘭支店
苫小牧支社
釧路支社
  • 北海道釧路市錦町5-3 三ッ輪ビル3F
仙台営業所

関連船舶

[編集]

主な内航定期運航船[1]

神王丸(苫小牧〜東京)
  • 1999年11月18日竣工、11790トン、全長160.52m/幅24.00m、RO/RO式貨物船
神明丸※2021年よりプリンス海運チャーター船として運行中。(苫小牧~八戸~仙台~川崎)
  • 2000年12月2日竣工、13091トン、全長160.56m/幅26.00m、RO/RO式貨物船
神瑞丸(釧路~東京~船橋)
  • 2001年5月10日竣工、13097トン、全長160.56m/幅26.60m、RO/RO式貨物
神泉丸※現在は運航休止中。(苫小牧~釧路~仙台~東京~大阪~名古屋)
  • 2002年3月15日竣工、13089トン、全長160.5m/幅26.60m、RO/RO式貨物船
神川丸(苫小牧~釧路~仙台~東京~名古屋)
  • 2002年10月2日竣工、13018トン、全長161.84m/幅26.60m、RO/RO式貨物船
神加丸(苫小牧~釧路~仙台~東京~大阪)
  • 2014年5月27日竣工、16726トン、全長174.95m/幅29.00m、RO/RO式貨物船
神北丸(苫小牧~釧路~仙台~東京~大阪)
  • 2017年5月26日竣工、12430トン、全長169.99m/幅27.40m、RO/RO式貨物船
神珠丸
  • 2019年7月18日進水、約14300トン、全長174.95m/幅29m、RO/RO式貨物船
神永丸
  • 2020年9月2日進水、約14300トン、全長174.95m/幅29m、RO/RO式貨物船[2][3]

過去の関連船舶

[編集]
第一有明丸(釧路~東京)2014年4月25日付で海外売船
  • 1992年3月竣工、3692トン、全長114.54m/幅20.00m、RO/RO式貨物船
新釧路丸(釧路~船橋)
  • 1996年6月22日竣工、5310トン、全長139.72m/幅21.50m、RO/RO式貨物船

グループ企業

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 運航船”. 栗林商船. 2022年10月13日閲覧。
  2. ^ 栗林商船、新造船「神永丸」が就航”. FUNECO (2021年1月14日). 2022年10月13日閲覧。
  3. ^ 栗林商船の新造船 RORO船「神永丸」 苫小牧港に初入港”. 苫小牧民報 (2021年1月19日). 2022年10月13日閲覧。

外部リンク

[編集]