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2020年9月17日 (木) 00:19時点における版
ひめじし 姫路市 | |||||
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 兵庫県 | ||||
市町村コード | 28201-4 | ||||
法人番号 | 1000020282014 | ||||
面積 |
534.56km2 | ||||
総人口 |
519,390人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 972人/km2 | ||||
隣接自治体 |
加古川市、高砂市、加西市、たつの市、宍粟市、揖保郡太子町、神崎郡福崎町、神河町、市川町 (海上で隣接) 相生市、赤穂市 香川県:小豆郡小豆島町 岡山県:備前市 | ||||
市の木 | カシ | ||||
市の花 | サギソウ | ||||
市の鳥 市の蝶 市の歌 |
シラサギ ジャコウアゲハ 姫路市歌(1949年制定) | ||||
姫路市役所 | |||||
市長 | 清元秀泰 | ||||
所在地 |
〒670-8501 兵庫県姫路市安田四丁目1番地 北緯34度48分54.6秒 東経134度41分7.4秒 / 北緯34.815167度 東経134.685389度座標: 北緯34度48分54.6秒 東経134度41分7.4秒 / 北緯34.815167度 東経134.685389度 | ||||
外部リンク |
www | ||||
ウィキプロジェクト |
姫路市(ひめじし)は、近畿地方西部、兵庫県の南西部(播磨地方)に位置する市。中核市および国際会議観光都市に指定されている。
周辺自治体を含めて約74万人の姫路都市圏を形成する。中播磨県民センターの管轄。
概要
兵庫県内第二位の商工業と人口を擁する都市であり、播磨地方の中心都市。世界遺産の姫路城・書写山圓教寺・三大荒神興の一つ灘のけんか祭りなどの播州の秋祭りが有名。
他地方出身者は「姫路」を「ひめじ」と頭高型アクセントで読むことがあるが、地元の人間にとっては違和感を覚える発音で、地元の発音(播州弁)では「ひめじ」と全て高く発音する。ちなみに日本放送協会の日本語標準アクセントでは「ひめじ」と読んでいる[1]。
地理
兵庫県の西部、播磨地方(旧飾磨県)の中心都市で播磨平野の中西部に位置し、市域の中東部を市川が、中部を船場川や野田川(外堀川、三左衛門堀)が、中西部を夢前川や大津茂川が、西端を揖保川が、それぞれ南流して播磨灘へ注ぐ。播磨灘沖には家島諸島がある。
姫路市の中心部に姫路城が建つ姫山、中心部北部に広峰山と増位山、北西部に書写山(書寫山)、北部に明神山・雪彦山がある。市域を東西に貫通する形で山陽新幹線・山陽本線・国道2号が通り、姫路駅は姫路城の真南1kmに位置する。市街地は姫路城の城下町が原型となっている。2006年(平成18年)3月にJR山陽本線等連続立体交差事業で高架化が実現、同時に姫路駅周辺の土地区画整理事業により姫路駅南側への発展も見られる。
気候
冬は基本的には晴天の日が多いが、南岸低気圧通過時や強い冬型の気圧配置時など、年に数日積雪が見られることもある。太平洋高気圧に覆われる夏季には瀬戸内海沿岸特有の「凪」が発生し、日中の気温は35度を超える猛暑・酷暑となる日や、熱帯夜になる日もある。
年平均気温は15.2℃。降水量は年平均1199.0mmと日本国内では比較的少なめ。極値は、最低気温1963年1月24日 -10.0℃、最高気温2020年8月31日 38.0℃、月最深積雪1984年1月31日 19 cm。
旧家島町では下図の通り、より長い日照時間と少ない降水量であり、瀬戸内海式気候の特徴がさらに顕著である。
姫路 (姫路市神子岡前)[2]の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 17.5 (63.5) |
21.6 (70.9) |
23.3 (73.9) |
28.0 (82.4) |
31.8 (89.2) |
34.9 (94.8) |
36.9 (98.4) |
38.0 (100.4) |
36.6 (97.9) |
31.8 (89.2) |
26.4 (79.5) |
21.5 (70.7) |
38.0 (100.4) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.3 (48.7) |
9.9 (49.8) |
13.1 (55.6) |
18.9 (66) |
23.1 (73.6) |
26.5 (79.7) |
30.2 (86.4) |
32.1 (89.8) |
28.3 (82.9) |
22.7 (72.9) |
17.0 (62.6) |
11.9 (53.4) |
20.2 (68.4) |
日平均気温 °C (°F) | 4.1 (39.4) |
4.6 (40.3) |
7.8 (46) |
13.4 (56.1) |
18.1 (64.6) |
22.1 (71.8) |
26.0 (78.8) |
27.5 (81.5) |
23.6 (74.5) |
17.3 (63.1) |
11.5 (52.7) |
6.4 (43.5) |
15.2 (59.4) |
平均最低気温 °C (°F) | −0.2 (31.6) |
0.1 (32.2) |
2.8 (37) |
8.0 (46.4) |
13.0 (55.4) |
18.1 (64.6) |
22.7 (72.9) |
23.7 (74.7) |
19.5 (67.1) |
12.7 (54.9) |
6.8 (44.2) |
2.0 (35.6) |
10.8 (51.4) |
最低気温記録 °C (°F) | −10.0 (14) |
−7.8 (18) |
−7.6 (18.3) |
−2.0 (28.4) |
1.5 (34.7) |
7.9 (46.2) |
13.0 (55.4) |
14.3 (57.7) |
8.9 (48) |
1.7 (35.1) |
−2.0 (28.4) |
−7.4 (18.7) |
−10.0 (14) |
降水量 mm (inch) | 35.9 (1.413) |
51.7 (2.035) |
96.0 (3.78) |
103.8 (4.087) |
146.6 (5.772) |
164.6 (6.48) |
167.0 (6.575) |
95.9 (3.776) |
147.6 (5.811) |
94.1 (3.705) |
59.1 (2.327) |
36.7 (1.445) |
1,199 (47.205) |
平均降雨日数 | 4.7 | 6.1 | 9.2 | 8.8 | 9.6 | 11.1 | 10.0 | 6.5 | 9.2 | 7.4 | 5.4 | 4.6 | 92.7 |
% 湿度 | 69 | 68 | 67 | 66 | 70 | 75 | 78 | 73 | 73 | 73 | 73 | 72 | 71 |
平均月間日照時間 | 149.2 | 141.4 | 165.4 | 191.2 | 198.8 | 161.8 | 172.9 | 211.5 | 156.9 | 171.6 | 154.5 | 157.7 | 2,032.6 |
出典:日本国気象庁 2020-9-4 |
家島 (姫路市家島町真浦字御室寺)[3]の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 17.1 (62.8) |
19.5 (67.1) |
21.3 (70.3) |
27.0 (80.6) |
28.5 (83.3) |
33.0 (91.4) |
34.8 (94.6) |
35.3 (95.5) |
34.5 (94.1) |
29.1 (84.4) |
24.5 (76.1) |
20.5 (68.9) |
35.3 (95.5) |
平均最高気温 °C (°F) | 8.3 (46.9) |
8.8 (47.8) |
12.0 (53.6) |
17.7 (63.9) |
22.0 (71.6) |
25.4 (77.7) |
29.0 (84.2) |
30.9 (87.6) |
27.4 (81.3) |
21.9 (71.4) |
16.3 (61.3) |
11.1 (52) |
19.3 (66.7) |
日平均気温 °C (°F) | 5.0 (41) |
5.1 (41.2) |
7.9 (46.2) |
13.1 (55.6) |
17.5 (63.5) |
21.4 (70.5) |
25.2 (77.4) |
26.7 (80.1) |
23.5 (74.3) |
18.1 (64.6) |
12.8 (55) |
7.7 (45.9) |
15.4 (59.7) |
平均最低気温 °C (°F) | 2.2 (36) |
2.0 (35.6) |
4.4 (39.9) |
9.2 (48.6) |
13.9 (57) |
18.3 (64.9) |
22.6 (72.7) |
24.0 (75.2) |
20.7 (69.3) |
15.1 (59.2) |
9.8 (49.6) |
4.9 (40.8) |
12.3 (54.1) |
最低気温記録 °C (°F) | −5.3 (22.5) |
−6.9 (19.6) |
−2.2 (28) |
1.4 (34.5) |
6.6 (43.9) |
11.7 (53.1) |
16.5 (61.7) |
18.8 (65.8) |
13.3 (55.9) |
6.7 (44.1) |
2.4 (36.3) |
−2.5 (27.5) |
−6.9 (19.6) |
降水量 mm (inch) | 31.7 (1.248) |
47.0 (1.85) |
84.7 (3.335) |
84.7 (3.335) |
127.9 (5.035) |
145.4 (5.724) |
136.5 (5.374) |
72.6 (2.858) |
135.5 (5.335) |
87.3 (3.437) |
54.6 (2.15) |
32.3 (1.272) |
1,045.8 (41.173) |
平均降雨日数 | 5.1 | 6.0 | 9.5 | 9.3 | 9.7 | 10.9 | 9.3 | 5.3 | 9.3 | 7.3 | 5.6 | 4.5 | 91.9 |
平均月間日照時間 | 152.3 | 152.6 | 180.8 | 201.1 | 207.3 | 174.6 | 205.4 | 237.1 | 177.2 | 179.3 | 159.7 | 160.1 | 2,187.4 |
出典:日本国気象庁 2020-9-4 |
隣接する自治体
海上で隣接
歴史
奈良時代、播磨国の国府が置かれた。本町遺跡が国衙跡であると推定されている。
江戸時代には「西国将軍」「姫路宰相」と呼ばれた池田輝政によって姫路藩が成立し、姫路はその城下町として整備された。現在の市街地にも城下町の町割りが残る。
明治維新における廃藩置県の時期には、飾磨県の県庁所在地となった。しかし、1876年8月に飾磨県が兵庫県に編入されて以降は兵庫県に属している。
近代以前の歴史は、播磨国、姫路藩、姫路城#歴史の各項目も参照のこと。
- 1888年(明治21年)12月23日 山陽鉄道(現・西日本旅客鉄道山陽本線)姫路駅が開業。
- 1889年(明治22年)4月1日 市制施行により姫路市となる[4]。
- 1901年(明治34年)12月17日 市章を制定する[5][4]。
- 1923年(大正12年)8月19日 神戸姫路電気鉄道(現・山陽電気鉄道本線)明石・姫路間が開業[4]。
- 関東大震災で東京が甚大な被害を受け、首都移転が検討された際には、その候補地に挙がった。
- 1936年(昭和11年)姫津線(現・姫新線の姫路・津山間)の全通を記念して「国防と資源大博覧会」が姫路城前で開催される。
- 1945年(昭和20年)6月22日・7月3日 姫路空襲により市街地を焼失するも[4]、姫路城の焼失は免れる。
- 1946年(昭和21年) 飾磨市など周囲7市町村を合併[4]。以後6度にわたって市域拡大。
- 1949年(昭和24年)8月18日 姫路市歌を制定。
- 1964年(昭和39年)姫路城の「昭和の大修理」竣工[4]。
- 1966年(昭和41年)「姫路大博覧会」が手柄山、大手前公園、名古山霊苑で開催される[4]。
- 1969年(昭和44年)5月3日市制80周年記念式典を記念して市旗を制定する[6][4]。
- 1972年(昭和47年)3月15日 山陽新幹線姫路駅が開業[4]。
- 1980年(昭和55年)5月現市役所完成・移転[4]。
- 1989年(平成元年)市制100周年記念行事「姫路百祭シロトピア」開催[4]。
- 1996年(平成8年)4月1日 中核市に指定される[4]。
- 2008年(平成20年) 「姫路菓子博2008」が姫路城横で開催される[4]。
- 2009年(平成21年)8月 市のイメージキャラクターを公募した結果、「しろまるひめ」に決定した。
- 2011年(平成23年)11月 B-1グランプリ(本大会と「近畿・中国・四国地方大会」)が姫路城周辺で開催された[4]。
行政区域の変遷
ひめじし 姫路市 | |
---|---|
廃止日 | 1946年3月1日 |
廃止理由 |
新設合併 姫路市、飾磨市、白浜町、広畑町、網干町、大津村、勝原村、余部村→姫路市 |
現在の自治体 | 姫路市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 兵庫県 |
市町村コード | なし(コード導入前に廃止) |
総人口 |
104,259人 (国勢調査、1940年) |
隣接自治体 | 飾磨市、飾磨郡広畑町、余部村、曽左村、置塩村、谷外村、花田村、四郷村、糸引村、神崎郡香呂村、豊富村 |
姫路市役所 | |
所在地 | 兵庫県姫路市 |
ウィキプロジェクト |
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市制の施行により、飾東郡姫路小利木町・姫路鷹匠町・姫路増井町・姫路柳町・姫路材木町・姫路景福寺前・姫路柿山伏・姫路農人町・姫路吉田町・姫路龍野町一丁目・姫路龍野町二丁目・姫路龍野町三丁目・姫路龍野町四丁目・姫路龍野町五丁目・姫路龍野町六丁目・姫路小姓町・姫路博労町・姫路米田町・姫路上片町・姫路地内町・姫路相生町・姫路西富田町・姫路富田町・姫路下片町・姫路西下片町・姫路大蔵前町・姫路坂元町・姫路本町・姫路綿町・姫路東二階町・姫路中二階町・姫路西二階町・姫路福中町・姫路俵町・姫路竪町・姫路福中橋内新町・姫路西魚町・姫路恵美酒町・姫路西呉服町・姫路中呉服町・姫路東呉服町・姫路大工町・姫路東紺屋町・姫路西紺屋町・姫路西塩町・姫路新身町・姫路上白銀町・姫路南町・姫路加納町・姫路十二所前・姫路下白銀町・姫路光源寺前・姫路直養・姫路亀井町・姫路古二階町・姫路中魚町・姫路茶町・姫路伽屋町・姫路和泉町・姫路元塩町・姫路平野町・姫路北条口・姫路東魚町・姫路大黒町・姫路坂田町・姫路壱丁目・姫路下寺町裏・姫路国府寺町・姫路西神谷町・姫路天神町・姫路橋元町・姫路橋元新町・姫路神谷南裏・姫路神谷北裏・姫路鋳物師町・姫路五軒邸・姫路上久長町・姫路下久長町・姫路堺町・姫路生野町・姫路橋之町・姫路金屋町・姫路八木町・姫路福居町・姫路同心町・姫路五郎右衛門邸・姫路鍵町・姫路鍛冶町・姫路竹田町・姫路河間町・姫路坊主町・姫路福本町・姫路米屋町・姫路野里寺町・姫路威徳寺町・姫路大野町・福中村・中村および国府寺村の一部・野里村の一部(字梅ヶ坪)・豊沢村の一部の区域をもって姫路市が発足。
- 1912年(明治45年)4月1日 - 飾磨郡国衙村・市殿村の一部を編入[4]。
- 1925年(大正14年)4月1日 - 飾磨郡城北村を編入[4]。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 飾磨郡水上村・神崎郡砥堀村を編入[4]。
- 1935年(昭和10年)10月1日 - 飾磨郡城南村・高岡村を編入[4]。
- 1936年(昭和11年)4月1日 - 飾磨郡安室村・荒川村・手柄村を編入[4]。
- 1946年(昭和21年)3月1日 - 飾磨市・飾磨郡白浜町・広畑町・揖保郡網干町・大津村・勝原村・余部村と合併し、改めて姫路市が発足[4]。
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 飾磨郡八木村・糸引村・曽左村・余部村・揖保郡太市村を編入[4]。
- 1957年(昭和32年)10月1日 - 印南郡別所村・飾磨郡四郷村・御国野村・花田村を編入[4]。
- 1958年(昭和33年)1月1日 - 飾磨郡飾東村・神崎郡神南町・印南郡的形村を編入[4]。
- 1959年(昭和34年)5月1日 - 印南郡大塩町を編入[4]。
- 1967年(昭和42年)3月5日 - 揖保郡林田町を編入[4]。
- 2006年(平成18年)3月27日 - 飾磨郡家島町・夢前町・神崎郡香寺町・宍粟郡安富町を編入[4]。
都市名の由来
姫路城の位置する姫山の古名「日女路(ひめじ)の丘」に由来するといわれる。この地名は古くはカイコの事をヒメコ(蚕子)と呼んでいたことから、かつてこの地が養蚕業の盛んな地域であった事に因んで付けられたと思われる。『播磨国風土記』にも、「日女道丘(ひめじおか)」の地名が登場する[7]。
行政
歴代市長
(括弧内)は在職期間[8]
- 市制施行後の市長[9]
-
- 有留清(1889年(明治22年)7月-1898年(明治31年)8月)
- 小畑茂穂(1898年(明治31年)11月-1900年(明治33年)7月)
- 大野親温(1900年(明治33年)11月-1901年(明治34年)2月)
- 大塚武臣(1901年(明治34年)6月-1909年(明治42年)4月)
- 堀音吉(1909年(明治42年)6月-1915年(大正4年)6月)
- 井上正進(1915年(大正4年)11月-1919年(大正8年)11月)
- 杉山義治(1920年(大正9年)4月-1924年(大正13年)4月)
- 滋岡長彦(1924年(大正13年)9月-1930年(昭和5年)2月)
- 佐藤復三(1930年(昭和5年)8月-1934年(昭和9年)8月)
- 田寺俊信(1934年(昭和9年)9月-1938年(昭和13年)9月)
- 蔵重久(1939年(昭和14年)5月-同年6月)
- 坪井勧吉(1939年(昭和14年)10月-1943年(昭和18年)10月)
- 原惣兵衛(1943年(昭和18年)10月-1946年(昭和21年)2月)
- 原惣兵衛(臨時)(1946年(昭和21年)3月-同年4月)
- 宮垣幸吉(臨時)(1946年(昭和21年)4月-同年6月)
- 戦後の公選市長[9]
-
- 石見元秀(1946年(昭和21年)7月-1967年(昭和42年)4月)
- 戦後復興期の市長。戦争で被災した113都市に呼びかけて全国戦災都市連盟(現在の財団法人太平洋戦全国空爆犠牲者慰霊協会)を結成し、手柄山に太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔を建立。実現しなかったものの市営放送局の設立を計画し、更に都市間競争の激化を予測し、大手前通りや市営モノレール・市営バスなどの交通インフラ整備に注力、1966年には地方博覧会の走りである「姫路大博覧会」を開催した。
- 吉田豊信(1967年(昭和42年)4月-1983年(昭和58年)4月)
- 戸谷松司(1983年(昭和58年)4月-1995年(平成7年)4月)
- 堀川和洋(1995年(平成7年)4月-2003年(平成15年)4月)
- 石見利勝(2003年(平成15年)4月-2019年(平成31年)4月)
- 清元秀泰(2019年(平成31年)4月-現職、2020年(令和2年)1月現在)
- 石見元秀(1946年(昭和21年)7月-1967年(昭和42年)4月)
選挙
衆議院小選挙区は旧家島、夢前、香寺、安富町が兵庫県第12区、それ以外の区域(平成の大合併以前の姫路市域)が兵庫県第11区となる。
県の機関
国の機関
- 日本年金機構姫路年金事務所
- 近畿地方整備局姫路工事事務所
- 第五管区海上保安本部姫路海上保安部
- 神戸運輸監理部
- 姫路海事事務所
- 姫路自動車検査登録事務所
- 自衛隊兵庫地方協力本部姫路地域事務所
- 陸上自衛隊姫路駐屯地
防衛関連施設
太平洋戦争前は、大日本帝国陸軍の第10師団司令部、歩兵第10連隊や姫路陸軍衛戍病院などが、姫路城内およびその周辺に置かれ、後に野砲兵第10連隊が姫路城の北方に置かれた。現在、姫路陸軍衛戍病院は国立病院機構姫路医療センターに、野砲兵連隊の跡地に陸上自衛隊第3特科隊・第3高射特科大隊等が駐屯する姫路駐屯地が置かれている。
立法
市議会
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
市民クラブ | 9 | ◎蔭山敏明、石堂大輔、竹尾浩司、常盤真功、駒田かすみ、三輪敏之、阿山正人、八木隆次郎、山口悟 |
創政会 | 9 | ◎坂本学、今里朱美、妻鹿幸二、三木和成、金内義和、江口千洋、牧野圭輔、松岡廣幸、伊藤大典 |
公明党 | 8 | ◎木村達夫、宮下和也、西本眞造、川島淳良、有馬剛朗、中西祥子、白井義一、山崎陽介 |
自由民主党 | 7 | ◎宮本吉秀、重田一政、汐田浩二、石見和之、小林由朗、八木高明、竹中隆一 |
新生ひめじ | 7 | ◎東影昭、三和衛、井上太良、萩原唯典、酒上太造、梅木百樹、杉本博昭 |
日本共産党議員団 | 4 | ◎谷川真由美、森由紀子、村原守泰、苦瓜一成 |
おおさか維新の会姫路 | 2 | ◎大西陽介、竹中由佳 |
無所属 | 1 | 井川一善 |
※ 2020年(令和2年)4月1日現在[11]。
兵庫県議会
- 選挙区:8名
- 定数:8名
- 任期:2019年(令和元年)6月11日 - 2023年(令和5年)4月29日(特例適用)
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
北野実 | 自由民主党 | 3 |
戸井田祐輔 | 自由民主党 | 2 |
竹内英明 | ひょうご県民連合(無所属) | 4 |
天野文夫 | 公明党・県民会議 | 2 |
柴田佳伸 | 公明党・県民会議 | 1 |
五島壮一郎 | 自由民主党 | 2 |
水田裕一郎 | 自由民主党 | 3 |
入江次郎 | 日本共産党 | 2 |
衆議院
- 任期 : 2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
兵庫県第11区(12区に属さない地域の姫路市) | 松本剛明 | 自由民主党 | 7 | 選挙区 |
兵庫県第12区(旧・家島町・夢前町・香寺町・安富町域の姫路市など) | 山口壮 | 自由民主党 | 6 | 選挙区 |
姉妹都市・提携都市・姉妹城
日本国内
- 姉妹都市
- 提携都市
- 災害時相互応援協定
海外
- 姉妹都市
- シャルルロワ市(ベルギー、1965年7月13日提携)[13]
- フェニックス市(アメリカ合衆国アリゾナ州、1976年11月3日提携)[13]。フェニックス市に鷺鳳園を築造した。
- アデレード市(オーストラリアサウスオーストラリア州、1982年4月19日提携)[13]
- クリチバ市(ブラジルパラナ州、1984年5月14日提携)[13]
- 太原市(中華人民共和国山西省、1987年5月20日提携)[13]
- 昌原市(大韓民国慶尚南道、2000年4月18日に馬山市と提携。)[13]
地域
人口
平成22年の国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.02%増の536,338人であり、増減率は県下41市町中10位、49行政区域中15位。
姫路市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
市町合併
姫路市の市制施行当初の範囲は、姫路城の周囲に限られていた。戦前にその周囲の村を合併し、戦後はGHQ指揮下の合併(ラモート中佐が関与したことから「ラモート合併」と称される)をはじめ、6度の市町村合併を経て、昭和時代としてはかなりの面積を誇る市となった。
政令指定都市への移行を目指して、姫路市と周囲の市や町との合併が模索されている。2004年3月までは姫路市・家島町・夢前町・香寺町・安富町の間で姫路地域任意合併協議会が設置されていたが、翌月の4月より姫路市・香寺町・安富町との姫路地域法定合併協議会が、7月より姫路市・家島町合併協議会および姫路市・夢前町合併協議会が設置され、最終的に2005年2月8日にこの4町と姫路市の合併協定書が調印された。これにより2006年3月27日に家島町・夢前町・香寺町・安富町が姫路市へ編入された。
政令指定都市の指定要件は、合併する新市を対象に人口70万人に緩和されたが、合併後の姫路市の人口は約53万人であるため、第2次、第3次の合併や指定要件の更なる緩和を働きかける等、中長期的に政令指定都市の実現を目指している。
姫路市の「区」
政令指定都市でも合併特例法で成立した市でもないが、市の一部に広域地名としての「区」が存在する。市の南部から西南部にかけて、飾磨区・広畑区・大津区・勝原区・網干区・余部区の6区がある。1946年(昭和21年)3月1日に飾磨市、飾磨郡広畑町、白浜町、揖保郡網干町、大津村、勝原村、余部村を編入した際に、既にあった町名と区別するために旧市町村名をつけたものである(旧・白浜町域のみは、短期間で「区」でなくなった)。地名の一部であり、例えば「飾磨区○○」で一つの地名である。当然、区役所はなく、法人格もない(地域自治区でもない)。かつて福井県小浜市の一部でも同じ手法が取り入れられていたほか、山口県周南市の旧徳山市一部地域でも同様のケースがある。
- 姫路市の「区」については、脚注[16] も参照。
その他の内容
- 姫路城所在地である姫路市本町68番地には、周囲の病院・高校・美術館なども含まれており、単独の番地(街区)としては皇居の千代田区千代田1番街区に次ぐ広さといわれる。そのため本町68番地は場所によって校区が違う。本町68番地は本来は姫路城の中曲輪の内側であり、近代には陸軍歩兵第十連隊が置かれていた場所である。
病院
- 国立病院機構姫路医療センター
- 兵庫県立姫路循環器病センター
- 姫路赤十字病院
- 姫路中央病院
- 製鉄記念広畑病院
- 姫路聖マリア病院
- ツカザキ病院
- ツカザキ記念病院
- 長久病院
- 厚生病院
- 共立病院
- 井野病院
- 神野病院
- 播磨大塩病院
- 酒井病院
産業
第一次産業
市北部を中心に野菜・果物の露地栽培が盛んである。水田も多く残っているが、近年その宅地化が著しい。市川・夢前川から流れ込む栄養分によって播磨灘の魚介類は豊富で美味であり、漁業も盛んである。兵庫県内に2つある中央卸売市場の1つ、姫路市中央卸売市場が置かれている。
第二次産業
戦前から、臨海部に日本製鉄(旧:日本製鐵→富士製鐵→新日本製鐵→新日鐵住金)広畑製鐵所や山陽特殊製鋼、合同製鐵、大和工業の工場が設置され、製鉄業が発展したが、近年は高炉の操業停止などにより、縮小傾向にある。
他に東芝姫路工場(余部区:主に個別半導体などを製造。他に近隣の太子町にある姫路半導体工場のほか、姫路市内には東芝グループ各社の工場なども存在。)や三菱電機姫路製作所(千代田町・広畑区富士町など、合計約15.2万平方メートル。主に自動車電装品事業を手掛ける。)に加え、ダイセル姫路製造所(広畑工場と網干工場)や日本化薬姫路工場(豊富町)、日本触媒姫路製造所(網干区)、住友精化姫路工場(飾磨区)などの化学品工場。またウシオ電機(姫路市で創業:現本社は東京)や吉川工業(新日鉄広畑製鐵所に併設)といったエレクトロニクス関連工場など、市内には大規模な工場が多い。さらに関西電力の姫路第一発電所・姫路第二発電所や、大阪ガスの姫路製造所(LNG(液化天然ガス)基地)なども立地している。
近年では、飾磨区妻鹿日田町[17] にパナソニックが液晶パネル工場を2010年に稼働した。周辺部材工場も集積している。敷地面積は約48万m2で、総投資額は約3000億円であった[18]。併せて大日本印刷姫路工場(第8世代液晶用カラーフィルターを生産)も設けられている。
また上述の、山陽特殊製鋼や大和工業の他、餡菓子・餃子等製造の御座候、蒲鉾・竹輪製造のヤマサ蒲鉾、手袋の製造・販売大手のショーワグローブ、プロジェクター用ランプ大手のフェニックス電機、フラットディスプレイ光学フィルター製造・太陽光発電パネル製造販売大手のフジプレアム、モーター・ポンプ製造・販売大手の三相電機、船舶用電機最大手の西芝電機(旧東芝網干工場が分社化)、自動販売機等製造最大手のグローリーなどが姫路市に本社を置いている。
地場産業としては、皮革、ゼラチン(膠)、マッチ製造、製鎖などがある。ちなみに姫路仏壇、姫路白なめし革細工、明珍火箸、しらさぎ染、和蝋燭、姫路独楽、姫路張り子玩具は、県の伝統工芸品に指定されている。
第三次産業
西松屋チェーン(ベビー・子供向け衣料販売)、神姫バスなどが本社を置くほか、多数の企業が支社・支店や出張所を置く。
- 大型小売店鋪
- 山陽百貨店
- ピオレ姫路(JR西日本アーバン開発)
- ゆめタウン姫路
- イオン姫路店 2011年2月28日まで姫路サティ (運営会社は株式会社マイカル→イオンリテール株式会社)
- イオンモール姫路リバーシティー
- イオンタウン姫路
- イオンモール姫路大津
過去に存在した店舗
- Dマート花北店(建物は2002年よりヴィーナスギャラリー花北店)
- 商店街
- 歓楽街
特産・名産
- 工芸品
- 食品
- 姫路ラーメン
- ちゃんぽん焼き - 姫路独自の麺料理で「焼うどん」と「焼きそば」をミックスしたもの。
- いかなごの釘煮
- えきそば
- かりんとう - 播州駄菓子として知られ、棒状の生地に黒砂糖衣を絡めた物のほかに様々な形、材料を用いた物があるが、いずれも固い生地を特徴とする[19]。
- 御座候(今川焼きの一種である餡菓子)
- 東來春シュウマイ
- 太市のタケノコ
- 玉椿(茶菓子)
- 姫路おでん
- 焼きアナゴ
- ハトヤのハトミン - 野菜フライ、玉ねぎ天とも。
有名な播州手延素麺の揖保乃糸は、姫路でも盛んに広告・販売されているが、産地という点ではたつの市など揖保川中流が本場である。同様に塩味饅頭も赤穂市が本場である。
金融
姫路市内に播州信用金庫および、姫路信用金庫や兵庫信用金庫の3庫が本店を置く。
第二次大戦前には、三十八銀行と姫路銀行の本店が姫路に置かれていた。しかし、戦時体制作りを進めると、銀行や新聞社は「一県一社」に合併され、県庁所在地のみの立地となった。この中で、三十八銀行と姫路銀行は、合併により神戸銀行(後の太陽神戸銀行、さくら銀行、現在は三井住友銀行、みなと銀行)となった。全国的に、県庁所在地に銀行が多く、県庁所在地以外の都市に信用金庫が多いのは、この名残となっている。
インフラ
- 下水道整備状況 - 人口普及率88.8%(2008年末現在)
- ケーブルテレビ - 姫路ケーブルテレビWINK
- コミュニティ放送 - 姫路シティFM21(FM GENKI)
- ブロードバンド - NTT西日本(フレッツADSL、Bフレッツ)、ケイ・オプティコム 、姫路ケーブルテレビ、ほか
姫路発祥の主な企業
- 泉平
- グローリー
- ヤマサ蒲鉾
- 大和工業
- 山陽特殊製鋼
- 西松屋チェーン
- ノアインドアステージ
- 播州信用金庫
- 御座候
- フタギ洋品店(イオンの前身である一社)
- 神姫バス
- 住友精化(前身の一社の「製鉄化学工業」は現在の姫路工場)
- 西芝電機
- WDBホールディングス
- サイプレス・ソリューションズ
- ウシオ電機(現在は東京に本社)
- カマタニ
- 廣栄武道具
- 虹技
- 山陽色素
- 山陽製粉
- ショーワグローブ
- シンキ(現在は東京に本社)
- 成田珈琲
- フジプレアム
- 長谷工コーポレーション
- ハマダコンフェクト(現在は加古川市に本社)
- 浜屋
- ハリマ共和物産
- 播州ハム工業所
- ヒメプラ
- フェニックス電機
- 文化シヤッター(現在は東京に本社)
- マックスバリュ西日本(現在は広島市に本社)
- まねき食品
- 三城ホールディングス(西日本で「メガネの三城」、東日本で「メガネのパリミキ」を展開する眼鏡専門店。現在は東京に本社)
- 美樹工業
- モトヤ(現在は大阪と東京に本社)
- ヤヱガキ酒造
- 関西フーズ(「力丸」の屋号で回転寿司チェーン店を展開。)
学校
大学・短期大学
- 公立
- 私立
- 姫路大学[9]
- 大学本部キャンパス(看護学部、教育学部・人文学・人権教育研究所)[9]
- 姫路獨協大学[9]
- (人間社会学群(外国語学部・法学部・経済情報学部を再編)、医療保健学部、薬学部、大学院法学研究科・言語研究科・経済情報研究科)[9]
- 姫路日ノ本短期大学[9]
高等学校
- 県立
- 市立
- 私立
- 淳心学院高等学校(※中高併設)
- 賢明女子学院高等学校(※中高併設)
- 東洋大学附属姫路高等学校(※中高併設)
- 自由ヶ丘高等学校(旧・日生学園第三高等学校)
- 姫路女学院高等学校(旧・兵庫県播磨高等学校)
- 日ノ本学園高等学校(併設している中学校は休校中)
中学校
- 市立
- 私立
- 淳心学院中学校(※中高併設)
- 賢明女子学院中学校(※中高併設)
- 東洋大学附属姫路中学校(※中高併設)
- 日ノ本学園中学校(高等学校を併設している。現在休校中)
小学校
- 公立
義務教育学校
- 公立
かつて存在した学校
- 姫路市立城南小学校(2009年に学校統合された。姫路市立白鷺小学校へ)
- 姫路市立城巽小学校(同上)
- 姫路市立山之内小学校(2010年に学校統合された。姫路市立前之庄小学校へ)
- 姫路市立白鷺小学校(2018年に白鷺中と統合して、義務教育学校へ移行された)
- 姫路市立白鷺中学校(2018年に白鷺小と統合して、義務教育学校へ移行された)
- 姫路市立四郷小学校(2019年に四郷中と統合して、義務教育学校へ移行された)
- 姫路市立四郷中学校(2019年に四郷小と統合して、義務教育学校へ移行された)
- 姫路市立豊富小学校(2020年に豊富中と統合して、義務教育学校へ移行された)
- 姫路市立豊富中学校(2020年に豊富小と統合して、義務教育学校へ移行された)
- 兵庫県立城北高等学校(2005年(平成17年)に廃止された)
特別支援学校
- 公立
メディア
新聞社
放送
テレビジョン放送、FMラジオ放送
AMラジオ放送
- 上記のうち、ラジオ関西は神戸市、他は大阪市からの放送となっている。これとは別に1950年代には姫路市営放送による市域AM局が計画され、予備免許も交付されていたが、断念になった。詳細は開局を断念した放送局一覧を参照。
交通
近隣地域も含めて自家用車の保有率が非常に高いモータリゼーションの特に進んだ地域であり、市内の道路では交通渋滞・交通事故が頻発している。特に山陽本線を越える道路の渋滞は慢性化しており、姫路駅周辺では数年間に渡りJR線の立体交差工事が行われた。(2006年山陽本線(神戸線)部分完成 2008年播但線、姫新線部分完成)
また、交通事情改善のためにLRT導入の構想が浮上している。かつては姫路市交通局が、姫路駅 - 手柄山間で市営モノレールを運営していたが、乗客減などによって営業開始から僅か13年(実際の営業は約8年)で廃止されている。
旧香寺町との境に跨がって播磨空港の建設が計画されていたが、凍結状態にある。
鉄道
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 姫路駅
かつて存在した鉄道
- 日本国有鉄道(国鉄)
- 姫路駅 - 大将軍駅 - 手柄山駅
バス
- 高速バス
- 姫路駅
- 夢前バスストップ
- 津山駅 - 大阪駅・ユニバーサルスタジオジャパン(中国ハイウェイバス/神姫バス・西日本ジェイアールバス)
- 山崎 - 三ノ宮線(ウエスト神姫)
- 姫路駅 - 鳥取駅・日ノ丸本社前(プリンセスバード号)(神姫バス・日ノ丸自動車)
- 安富バスストップ
- 津山駅 - 大阪駅・ユニバーサルスタジオジャパン(中国ハイウェイバス/神姫バス・西日本ジェイアールバス)
- 山崎 - 三ノ宮線(ウエスト神姫)
- 飾東バスストップ
- 白鳥バスストップ
- 倉敷・岡山 - 三ノ宮(ハーバーライナー/神姫バス)
- 路線バス
かつては姫路市企業局交通事業部(姫路市営バス)が市内を運行していたが、2010年3月26日に廃止され、路線は神姫バスに譲渡された。
道路
- E2 山陽自動車道 山陽姫路東IC - 山陽姫路西IC
- E2A 中国自動車道 - 夢前SIC
- E95 播但連絡道路
- 国道2号(含姫路バイパス)、国道29号(含姫路西バイパス)、国道179号、国道250号、国道312号、国道372号、国道436号
- 大手前通り - 日本の道100選選定。
- 十二所前線 - 国道2号の市街地内東行き一方通行部に対応する西行き一方通行の市道。1975年10月まで国道2号の一部。
- 駅南大路 - 姫路駅南口から飾磨区へ南下する。クス並木で有名。
航路
家島諸島へは長らく家島汽船が航路を運航していたが、高速いえしま、高福ライナーの参入により、2005年に倒産、運航停止となった。
- 小豆島フェリー : 姫路飾磨港-福田港(小豆島)(国道436号を連絡)
- 坊勢輝汽船 : 姫路飾磨港-男鹿島-坊勢島
- 高速いえしま(高速船): 姫路飾磨港-家島
- 高福ライナー(高速船): 姫路飾磨港-家島
索道
景勝地・旧跡・文化・観光・温泉・娯楽
姫路城は時代劇などの撮影にしばしば使用され、近年では姫路フィルムコミッションが映画『ラスト サムライ』のロケに書写山圓教寺を斡旋するなどの活動を行っている。また、姫路は日本屈指の祭りどころでもある。
2011年、全国産業観光推進協議会の第5回産業観光まちづくり大賞で金賞受賞[24][25]。
史跡・景勝地
古墳
城跡・陣屋
- 姫路城 - 国宝(大天守など8棟)、重要文化財(櫓など74棟)、特別史跡、世界遺産
- 姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」
- 英賀城
- 置塩城 - 国史跡。
- 恒屋城
- 御着城
- 妻鹿城(功山城)
- 庄山城
- 林田陣屋
- 網干陣屋
- 安志陣屋
- 飾磨砲台跡
- 福泊台場跡
神社
- 播磨国総社(射楯兵主神社)
- 姫路神社
- 広峯神社(広峰山) - 重要文化財。
- 長壁神社
- 十二所神社
- 松原八幡神社
- 大塩天満宮
- 廣畑天満宮
- 男山三社 - 男山に鎮座している三社をいう。男山八幡宮・千姫天満宮・水尾神社。姫路城十景・船場八景にも選ばれている。
- 英賀神社 - 梵鐘が重要文化財、絵巻が兵庫県指定有形文化財。
- 九所御霊天神社
- 八代大歳神社
- 魚吹八幡神社
寺院
- 書写山 圓教寺 - 重要文化財・史跡。西国三十三所第27番および播磨西国三十三箇所第1番札所
- 弥勒寺 - 重要文化財。
- 慶雲寺
- 亀山本徳寺(亀山御坊)
- 姫路船場別院 本徳寺(船場御坊)
- 随願寺 - 増位山に立地
- 大覚寺 - 重要文化財の像など。
- 龍門寺
- 播磨国分寺跡 - 国史跡。
- 法輪寺
- 夢前七福神 - 弥勒寺・正覚寺・真楽寺・生福寺・臨斉寺・蓮花寺・性海寺
近代の建築物・史跡
- ダイセル異人館(資料館、衣掛クラブ) - 1910年竣工。近代化産業遺産、姫路市都市景観重要建築物。
- 田中マッチの所蔵物 - 近代化産業遺産。
- 兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス(旧県立姫路工業大学環境人間学部)ゆりの木会館(旧制姫路高校本館の一部)・講堂 - 1926年竣工、国の登録有形文化財
- 旧網干銀行本店(旧タケダ婦人服飾、現レストラン湊倶楽部) - 1916年竣工、姫路市都市景観重要建築物
- NTT兵庫支店姫路2号館 - 1930年竣工、姫路市都市景観重要建築物
- 旧赤穂塩務局網干出張所庁舎 - 近代化産業遺産。
- 男山配水池 - 近代化産業遺産。
- 西光寺野台地 - 近代化産業遺産とため池百選に選ばれている。
- 生野鉱山寮馬車道 - 近代化産業遺産。生野鉱山と飾磨港を結ぶ旧馬車道。通称「銀の馬車道」。
文化財指定住宅
図書館・博物館・資料館
- 姫路市立図書館 - 本館及び14の分館と移動図書館(自動車文庫)。
- 兵庫県立歴史博物館
- 兵庫県立こどもの館
- 姫路科学館アトムの館
- 星の子館
- 姫路文学館(望景亭が登録有形文化財)
- 日本玩具博物館
- 香寺民俗資料館
- 姫路市平和資料館
- 姫路市水道資料館「水の館」
- 姫路市埋蔵文化財センター
- 日本城郭研究センター
- 手柄山交流ステーション(モノレール展示室併設)
- あずきミュージアム(御座候本社隣接)
美術館
- 姫路市立美術館(登録有形文化財)
- 姫路市書写の里・美術工芸館
- 圓山記念日本工藝美術館
- 村の中の美術館
- 水上村・川のほとりの美術館
- 三木美術館
動物園・水族館・植物園
競技場・体育施設
ホール
公園
- 兵庫県立ゆめさきの森公園
- 播磨中部丘陵県立自然公園
- 西播丘陵県立自然公園
- 雪彦峰山県立自然公園
- 姫路公園
- 手柄山中央公園
- 太陽公園
- あじさいの里・あじさい公園
- 夢さき夢のさと 農業公園
- 御立交通公園
温泉
- 塩田温泉[26]
- 雪彦温泉[27]
- あかねの湯
- ほたるの里安富 花温泉(2013年2月3日より休館)[28]
- 香寺荘[29]
- ニューサンピア姫路ゆめさき(旧・ウェルサンピア姫路ゆめさき)[30]
- 湯ったりハウス[30]
- 姫路市はやしだ交流センター ゆたりん[30]
娯楽施設・その他
- 兵庫県立いえしま自然体験センター
- 姫路市自然観察の森
- 姫路市伊勢自然の里・環境学習センター
- 姫路市園芸センター
- 姫路市立遊漁センター
- 姫路市休養センター「香寺荘」
- ニューサンピア姫路ゆめさき
- 香寺ハーブガーデン
- 木場ヨットハーバー(ひめじきば海の駅)
- 大劇会館
- 固寧倉
- 姫路競馬場
- 名古山霊苑
祭事・行事
- 全国凧あげ祭り - 1月初旬に姫路公園競馬場で開催されている。和凧のみ参加可能で各地方からの和凧が揚げられる(一部、海外の凧も)。
- 姫路ゆかたまつり - 6月22日 - 6月23日長壁神社。江戸時代、藩主榊原政岑が町人に、城内にある同社祭事への参加を(裃姿でなく)浴衣姿で認めたことが名前の由来。ゆかた祭りの露店数は関西最大である。
- 姫路みなと祭海上花火大会 - 7月の最終土曜日に姫路港内で開催[31]。
- お城まつり - 8月初旬。姫路城。「お城の女王」などによるパレードなど。
- お夏清十郎まつり - 8月9日。慶雲寺。浄瑠璃や井原西鶴「好色五人女」で知られる悲恋物語の主人公、お夏と清十郎の霊を慰める。
- 播州の秋祭り(10月中旬から10月下旬にかけて)
- 小芋祭り - 荒川神社 宵宮・昼宮10月第三土日 例大祭10月17日
- 一つ山大祭(約60年に1度・無形民俗文化財)、三つ山大祭(約20年に1度・有形民俗文化財) - 射楯兵主神社/播磨国総社。
- 姫路城下町マラソン大会(1月初旬)
- 姫路城駅伝大会(2月下旬)
- ひめじ田宴アート(7月 - 9月、田んぼアート)
- ひめじ環境フェスティバル(9月下旬)
- 姫路大道芸ワールドフェスティバル(10月下旬)
スポーツチーム
- 日本製鉄広畑硬式野球部 - 社会人野球の企業チーム。
- ASハリマ アルビオン
- エストレラ姫路
- ヴィクトリーナ姫路
- 山陽特殊製鋼陸上競技部
- 姫路木下ボクシングジム
- 山陽クラウンズ - 過去に存在したプロ野球チーム。
- 姫路GoToWORLD - 過去に存在したプロ野球チーム。
姫路を舞台にした作品・ロケが行われた作品
- 映画
- 大奥(2006年)
- ラスト サムライ(2003年)
- リターナー(2002年)
- 明治天皇宇宙の旅(1988年)
- トラック野郎・爆走一番星(1975年)
- 007は二度死ぬ(1967年)
- 女の園(1954年)
- テレビドラマ
- 怪談
- 小説
出身者
歴史上の人物
政治・経済
- 実業家
-
- 井上貞治郎(レンゴー創業者[33])
- 立川熊次郎(立川文庫創業者)
- 高井利一郎(高井織物社長、万里銀行取締役)
- 高井利平(地主、万里銀行頭取)
- 野田誠三(阪神電気鉄道元社長・会長。阪神タイガース元オーナー。阪神甲子園球場の設計者)
- 太田敏郎(ノーリツ創業者)
- 牛尾梅吉(資産家、牛尾合資会社代表社員、姫路水力電気社長、姫路銀行頭取、姫路商工会議所会頭)
- 牛尾健治(牛尾合資会社代表社員、中国合同電気社長、神戸銀行副頭取、姫路商工会議所会頭)
- 牛尾治朗(ウシオ電機創業者・代表取締役会長、経済同友会特別顧問、元経済財政諮問会議議員)
- 牛尾友次(資産家、大阪堂島米穀取引所取引員)
- 尾上壽作(グローリー工業社長)
- 尾上壽男(グローリー名誉会長、姫路商工会議所顧問)
- 永井彦蔵(紙商、姫路米穀取引所理事)
- 濱本八治郎(姫路商業銀行頭取、姫路瓦斯社長) - 先代八治郎は明治期、姫路商事界の重鎮であった。
- 濱本八二郎(姫路瓦斯社長)
- 滝崎武光(資産家、キーエンス創業者)
- 谷口恒(ZMP創業者)
- 森下洋一(パナソニック相談役、学校法人関西学院理事長、元関西経済連合会副会長)
- 松田憲幸(ソースネクスト創業者)
- 山岸八郎(フジッコ創業者)
- 伊賀泰代(人事コンサルタント)
- 児島絹子(東京ソワール創業者)
芸能・マスコミ
- 落語家・能楽師・浪曲師
-
- 桂米朝 (3代目):人間国宝(重要無形文化財保持者)
- 京山幸枝若 (初代)(浪曲師)
- 京山幸枝若 (2代目)(浪曲師、初代の子)
- シンガーソングライター・音楽関係者
スポーツ
- 野球
-
- 松葉貴大(オリックス・バファローズ→中日ドラゴンズ)
- 高田知季(福岡ソフトバンクホークス)
- 岡本健(福岡ソフトバンクホークス)
- 林﨑遼(元埼玉西武ライオンズ)
- 藤原虹気(元埼玉西武ライオンズ)
- 嶋尾康史(プロ野球)
- 宮本賢治(プロ野球)
- 弓岡敬二郎(プロ野球)
- 葉室太郎(プロ野球)
- 松本正志(プロ野球)
- 山川猛(プロ野球)
- 豊田次郎(プロ野球)
- 的山哲也(プロ野球、捕手、大阪近鉄バファローズ→オリックス・バファローズ→福岡ソフトバンクホークス)
- 丸尾英司(プロ野球、投手、元オリックス・ブルーウェーブ)
- 藤城和明(プロ野球)
- 陸上競技
-
- 渕瀬真寿美(競歩。ロンドンオリンピック競歩代表。20km競歩の日本記録保持者)
学術・文化
芸術
- ゲームデザイナー
その他
その他
名誉市民
郵便番号・電話番号
姫路市の郵便番号は2007年2月13日より、以下の通りとなった。
- 姫路郵便局:670-00xx、670-08xx、670-09xx、670-85xx、670-86xx、670-87xx
- 飾西郵便局:671-22xx
- 林田郵便局:679-42xx
- 姫路南郵便局:672-80xx、672-85xx、672-86xx、672-87xx、671-11xx、671-12xx、671-01xx
- 家島郵便局:672-01xx
- 御着郵便局:671-02xx
- 香寺郵便局:679-21xx
- 夢前郵便局:671-21xx
- 播磨山崎郵便局(宍粟市):671-25xx、671-24xx
姫路市の市外局番は2006年5月14日午前2時より、4桁(0792)ないし5桁(07932,07933)から3桁の局番「079」に切り替わり、旧市外局番の4桁目以降が市内局番の先頭に移行した(例:0792-xx-xxxx→079-2xx-xxxx)。但し、旧安富町の区域の市外局番は今まで通り「0790」であり、変更はない(旧安富町の区域から他の姫路市の区域(旧家島町、旧夢前町、旧香寺町を含む)には市外局番079が必要で、市外通話料金がかかる)。
脚注
- ^ 都染直也『ことばのとびら』58頁、神戸新聞総合出版センター、2006年。
- ^ 平均降雨日数は日降水量1mm以上の平年値。湿度は月平均日相対湿度。平均値は1981 - 2010年平均、極値は1948年1月 - 2020年9月。
- ^ 平均降雨日数は日降水量1mm以上の平年値。湿度は月平均日相対湿度。平均値は1981 - 2010年平均、極値は1978年12月 - 2013年11月。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z “市勢沿革” (PDF). 市政の概要 平成27年版. 姫路市. 2016年5月8日閲覧。
- ^ 図典 日本の市町村章 p161
- ^ “姫路市の市旗(姫路市の概要)”. 姫路市. 2020年8月22日閲覧。
- ^ 大汝命と火明命の親子喧嘩の神話から。
- ^ 姫路市統計情報(エクセル資料)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 市長公室 - ウェイバックマシン(2016年6月10日アーカイブ分)姫路市.2020年8月22日閲覧。
- ^ 姫路市立城郭研究室(PDF資料)
- ^ a b c d “姫路市議会の構成・議員名簿”. 姫路市. 2016年5月8日閲覧。
- ^ “議会” (PDF). 市政の概要 平成27年版. 姫路市. 2016年5月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “観光交流” (PDF). 市政の概要 平成27年版. 姫路市. 2016年5月8日閲覧。
- ^ 姉妹都市(海外・国内)/姉妹城
- ^ 国内の姉妹都市
- ^ 姫路市の「区」については、次の外部リンク先も参照。姫路の雑学(姫路市公式サイト)、姫路の地名。
- ^ 出光興産兵庫製油所跡地(2003年閉鎖)。
- ^ 2008年2月15日付 神戸新聞WEBNEWS。閉鎖された出光興産兵庫製油所の総敷地面積が約128万平方キロメートル(神戸新聞、朝日)、松下電器が出光興産から土地を引き受けて建設する工場の敷地面積が約48万平方メートル(マイコミジャーナル、ロイター通信)。
- ^ 江戸かりんとうと播州かりんとうの違い
- ^ “アクセスマップ |教育・学生生活”. 兵庫県立大学. 2015年1月22日閲覧。
- ^ 理学部の一部施設あり。理学部と環境人間学部の1年生も通学。
- ^ “姫路工学キャンパス施設整備(改装予定)” (PDF). 兵庫県立大学 (2014年11月12日). 2015年1月23日閲覧。
- ^ “アクセスマップ |教育・学生生活”. 兵庫県立大学. 2015年1月22日閲覧。
- ^ 日本商工会議所 金賞に姫路市 銀賞は会津若松商工会議所(産業観光まちづくり大賞)(2011年10月5日)
- ^ 姫路市(第5回「産業観光まちづくり大賞」金賞受賞)
- ^ 湯元上山旅館公式サイト
- ^ 雪彦温泉
- ^ 日帰り保養施設「ほたるの里 安富 花温泉 休館のお知らせ」
- ^ 姫路市休養センター 香寺荘
- ^ a b c NIFTY 温泉
- ^ “第41回姫路みなと祭海上花火大会のご案内”. 姫路市 (2019年). 2019年7月28日閲覧。
- ^ 「杉本和行・公正取引委員会委員長」独白! わが摘発方針
- ^ 転職30回超えのレンゴー創業者、「段ボール」の名付け親が晩年かみしめた喜びとは
- ^ バレリーナの谷桃子さん死去
- ^ 北川亜矢子Kitagawa Ayako / Writer
関連項目
外部リンク
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