播磨高岡駅
播磨高岡駅 | |
---|---|
駅舎全景(2015年4月) | |
はりまたかおか Harima-Takaoka | |
◄姫路 (3.8 km) (2.3 km) 余部► | |
所在地 | 兵庫県姫路市西今宿三丁目8-1[1] |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■姫新線 |
キロ程 | 3.8 km(姫路起点) |
電報略号 | タオ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,597人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)9月1日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[1] |
播磨高岡駅(はりまたかおかえき)は、兵庫県姫路市西今宿三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)9月1日:鉄道省姫津線(当時)姫路駅 - 余部駅間開通時に開設[1]。
- 1934年(昭和9年)11月28日:姫津西線開通に伴い、姫津線が姫津東線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1936年(昭和11年)
- 1961年(昭和36年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1971年(昭和46年)3月1日:荷物扱い廃止[2][3]、無人駅化[4]。
- 1979年(昭和54年):駅舎改築[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1994年(平成6年)3月21日:交換設備使用開始[5][6]。
- 2009年(平成21年):駅前を整備。ロータリーを設置し、駐輪場を新しくした。
- 2016年(平成28年)3月26日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。ICカード専用簡易型自動改札機で対応[8]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅[1]。元々は単式ホーム1面1線のみで列車交換は出来なかったが、「JR山陽本線等連続立体交差事業」の一環として、平成2年度(1990年度)から平成5年度(1993年度)にかけて交換設備が増設され(プラットホーム1面新設、跨線橋1橋新設)、1994年(平成6年)3月21日ダイヤ改正より使用開始した[5]。
構内配線は、北側(国道2号側)が通過線となった1線スルーであり、行違線が後に増設されたものである。安全側線は無い。鉄道信号機は両側に付けられており、逆線入線・逆線発車も可能であるが、実際運用では原則として北側(2番のりば)が姫路方面行ホーム、南側(1番のりば)が佐用方面行ホームとして使用される。両ホームは跨線橋で連絡している[1]。
無人駅。北口に簡易駅舎があり[1]、その内部に簡易型自動券売機が設置されている。トイレは男女兼用水洗トイレと小便器がある。改札口は駅舎に設置されているが、南側ホームの跨線橋脇に簡易スロープが設けられ、乗車券回収箱とICカード専用簡易型自動改札機も設置されているため(出口専用簡易型自動改札機はホーム中央付近にも設置)、そちらからも乗降が可能。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 姫新線 | 下り | 佐用方面 |
2 | 上り | 姫路方面 |
※のりば番号標は存在しないが、駅自動放送では上記のように案内されている。駅舎側が2番のりばである。
利用状況
[編集]「兵庫県統計書[9]」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は1,525人である[10]。県内の姫新線の駅の中では余部駅(2,055人)、本竜野駅(1,874人)に次いで多い[10]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 706 |
2001年 | 683 |
2002年 | 681 |
2003年 | 727 |
2004年 | 711 |
2005年 | 701 |
2006年 | 707 |
2007年 | 761 |
2008年 | 816 |
2009年 | 853 |
2010年 | 979 |
2011年 | 1,055 |
2012年 | 1,142 |
2013年 | 1,237 |
2014年 | 1,234 |
2015年 | 1,381 |
2016年 | 1,517 |
2017年 | 1,645 |
2018年 | 1,666 |
2019年 | 1,731 |
2020年 | 1,449 |
2021年 | 1,525 |
2022年 | 1,597 |
駅周辺
[編集]- 西播自動車教習所
- 秩父山公園
- グローリー本社・本社工場
- 国道2号
- 飾磨警察署今宿交番[注釈 1]
- 姫路市消防局姫路西消防署
- 姫路市休日・夜間急病センター
- 姫路市立高岡小学校
- 姫路市立琴丘高等学校
- 圓山記念日本工藝美術館
バス路線
[編集]最寄りのバス停は国道2号沿いにある「西今宿」停留所である。
停留所名[11][12] | 運行事業者 | 路線名・系統・行先 |
---|---|---|
西今宿 | 神姫バス |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、166頁。ISBN 978-4-343-00602-8。全国書誌番号:22012275。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年9月19日、248頁。ISBN 4-533-02980-9。全国書誌番号:99032190。
- ^ “日本国有鉄道公示第82号”. 官報. (1971年2月27日)
- ^ 「通報 ●姫新線播磨高岡、余部、千本、西栗栖及び上月駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月27日、10面。
- ^ a b 姫路市総合計画策定審議会『市政の現状(第4分科会)』姫路市、2007年8月8日、6頁。オリジナルの2014年7月22日時点におけるアーカイブ 。2022年3月26日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-115-5。
- ^ “平成28年春ダイヤ改正について”. 西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部 (2015年12月18日). 2019年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月26日閲覧。
- ^ “播磨高岡駅/JR西日本 姫新線”. 未来情報産業. 2022年3月26日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ a b 兵庫県統計書令和4年(2022)「14.3 西日本旅客鉄道株式会社駅別旅客運輸状況」、兵庫県
- ^ “姫路北部 運行系統図 神姫バス” (PDF). 神姫バス. 2024年4月21日閲覧。
- ^ “姫路南部 運行系統図 神姫バス” (PDF). 神姫バス. 2024年4月20日閲覧。
参考資料
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 播磨高岡駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道