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安富町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やすとみちょう
安富町
鹿ヶ壺
安富町旗
安富町旗
安富町章
安富町章
安富町旗 安富町章
1962年1月24日制定
廃止日 2006年3月27日
廃止理由 編入合併
飾磨郡夢前町家島町神崎郡香寺町宍粟郡安富町姫路市
現在の自治体 姫路市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
宍粟郡
市町村コード 28522-6
面積 60.30 km2
総人口 5,609
推計人口、2006年3月1日)
隣接自治体 姫路市宍粟市たつの市飾磨郡夢前町
町の木 トミス杉
町の花 アジサイ
安富町役場
所在地 671-2401
兵庫県宍粟郡安富町安志1151
地図
旧安富町役場庁舎位置


旧・安富町役場(2009年2月の撮影時は姫路市役所安富事務所
今なお安富町章が外壁に残る
外部リンク 安富町Internet Archive
座標 北緯34度59分09秒 東経134度35分44秒 / 北緯34.98575度 東経134.59558度 / 34.98575; 134.59558座標: 北緯34度59分09秒 東経134度35分44秒 / 北緯34.98575度 東経134.59558度 / 34.98575; 134.59558
安富町 県内位置図
ウィキプロジェクト
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安富町(やすとみちょう)は、かつて兵庫県の中西部、宍粟郡の南東部に存在した宍粟市への通勤率は19.5%・姫路市への通勤率は17.0%(いずれも平成17年国勢調査より)。

2006年3月27日、姫路市に編入され、同時に宍粟郡も消滅した。

概要

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兵庫県中西部かつ宍粟郡の東側に位置し、人口が約6000人の町である。また、京阪神姫路市のベッドタウンであるが、自然が残されている田園地帯である。中国自動車道が東西・国道29号が南北を縦断しており、「花とホタルのまち」を合言葉にしている。[1] [2] [3] [4]

地理

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  • 河川: 林田川
    林田川河川区域はゲンジボタルの保護地区に指定(皆河重光橋から姫路市の境界線まで)

隣接していた自治体(廃止当時)

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姫路市たつの市宍粟市夢前町

歴史

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江戸時代には当初、池田家姫路藩の領地であった。のち山崎藩が立藩するとその領地となり、その後天領を経て、最終的には安志藩1万石の城下町として小笠原家7代150年の治世の後維新を迎えた[2]

沿革

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地域

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人口

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  • 姫路市に隣接しており、そのベッドタウンとして人口が増加していた[3]
調査名 人口
1960年(昭和30年)10月1日 第9回国勢調査 4,953人
1965年(昭和40年)10月1日 第10回国勢調査 4,658人
1970年(昭和45年)10月1日 第11回国勢調査 4,506人
1975年(昭和50年)10月1日 第12回国勢調査 4,665人
1980年(昭和55年)10月1日 第13回国勢調査 4,934人
1985年(昭和60年)10月1日 第14回国勢調査 4,934人
1990年(平成2年)10月1日 第15回国勢調査 5,300人
1995年(平成7年)10月1日 第16回国勢調査 5,567人
2000年(平成12年)10月1日 第17回国勢調査 5,845人
2005年(平成17年)10月1日 第18回国勢調査 5,650人

大字名

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  • 姫路市に編入後は「姫路市安富町○○」に変更される。

図書館

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郵便局

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行政

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  • 町長:橋本健造

町章

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経済

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商業

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工業

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教育

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現在は各校とも姫路市立。

交通

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鉄道路線

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町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する際の最寄り駅は、JR西日本姫新線播磨新宮駅

バス

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道路

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高速道路
中国自動車道 夢前スマートインターチェンジ
一般国道
国道29号
都道府県道
兵庫県道23号三木山崎線…現:兵庫県道23号三木宍粟線
兵庫県道80号山崎香寺線
兵庫県道430号東河内安富線

合併について

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  • 安富町は、宍粟郡任意合併協議会と姫路地域任意合併協議会の双方に参加していたが、2003年7月、「宍粟郡法定合併協議会」(2003年7月31日発足)への参加は見合わせた。
  • 「姫路地域法定合併協議会」(2004年4月5日設置)に参加、姫路市、香寺町、安富町の1市2町合併に向けて協議を開始した。

特産物

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  • 柚子 - ジャムや大福などに加工されている[6]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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  • 名勝「鹿ヶ壺」
  • 千年家公園
  • 林田川の蛍
  • あじさいまつり (6月最終土・日曜日)
  • 安志加茂神社 秋の奉納祭、大干支引き・大干支飾り
  • ロードレース大会 (12月第2日曜日)

脚注

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  1. ^ a b c d e 安富地域の概要・交通アクセス”. 姫路市. 2012年6月28日閲覧。
  2. ^ a b 安富地域の歴史と沿革”. 姫路市. 2012年6月28日閲覧。
  3. ^ a b まちの概要”. 安富町. 2006年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月28日閲覧。
  4. ^ 町長からのメッセージ”. 安富町. 2006年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月28日閲覧。
  5. ^ a b c d 町章・町木・町花・マスコットキャラクター”. 安富町. 2006年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月28日閲覧。
  6. ^ 特産品”. 安富町. 2006年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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