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アカデミー国際長編映画賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アカデミー賞 > アカデミー国際長編映画賞
アカデミー国際長編映画賞
受賞対象優れた外国語映画
会場カリフォルニア州ロサンゼルスハリウッドドルビー・シアター
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
主催映画芸術科学アカデミー
初回1956年
最新回2023年
最新受賞者関心領域』(イギリスの旗 イギリス選出)
公式サイトhttps://www.oscars.org/

アカデミー国際長編映画賞Academy Award for Best International Feature Film)、従来の名称でアカデミー外国語映画賞(Academy Award for Best Foreign Language Film)は、アカデミー賞の部門の一つ。

概要

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アメリカ以外の映画で、外国英語以外の言語)の映画のための賞。アカデミー賞の他の賞とは違い、アメリカ国内で上映されている必要はない[1]

外国語映画の表彰は、1947年度から1949年度にかけては「特別賞」の一つとして[注釈 1]、1950年度から1955年度(1953年度は表彰なし)にかけては「名誉賞」の一つとして行われ[注釈 2]、1956年度の第29回からノミネート方式の「外国語映画賞」という単独の賞になった[注釈 3]

国際長編映画賞を受賞するのはプロデューサーや監督ではなく、代表作品の選出国で[注釈 4]、授賞式で監督は選出国を代表してオスカー像を受け取り[1]、所有することが出来る[13]。2014年度の第87回から、初めてオスカー像に選出国と監督名が刻まれるようになった[13]

日本作品では、2008年度の『おくりびと』(滝田洋二郎監督)、2021年度の『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)の2作品が受賞している[14]。授賞式では名誉賞を受賞した3作品(『羅生門』『地獄門』『宮本武蔵』)[14]と通算でアナウンスされる[注釈 5]

1975年度では日本人監督である黒澤明監督の『デルス・ウザーラ』が受賞しているが、本作はソビエト連邦作品である[16]

2006年度の第79回には単独の賞になって50周年を迎え、日本の渡辺謙とフランスのカトリーヌ・ドヌーヴが非英語圏俳優代表として壇上に立ち、これまでの受賞作の歴史を紹介した[17][18]

2019年度の第92回から、「国際的な映画製作環境において、“外国語”という言い方はもう時代遅れではないか」との懸念から、名称をアカデミー国際長編映画賞に変更することが、アカデミーによって発表された[19][20][21]。なお、候補作選定にかかるルール変更は特にない[1]

受賞までの流れ

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各国から出品

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毎年各国から1作品だけ出品できる。実写の劇映画だけではなく、アニメーションやドキュメンタリーでも構わない[22][1]。40分を超える長編映画で、台詞の50%以上が英語以外の言語であり、正確な英語字幕も必要とされる[22]

出品条件は、制作された国で前年の10月からその年の9月の間に初公開され、35ミリフィルム70ミリフィルム、もしくはデジタル・シネマ・フォーマットでなくてはならず、少なくとも7日連続で劇場にて商業上映された作品であること[23]。またアメリカ合衆国国内で上映されている必要はない[1][23]。作品の適性など何らかの問題が生じた場合は「映画芸術科学アカデミー」が最終決定をする。

日本からの出品作は、日本映画製作者連盟が選考している[23]

ノミネート選考

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世界各国から出品された作品は、アカデミー賞を審査する「映画芸術科学アカデミー」によって厳選される。第79回(2006年度)からはノミネート発表一週間前に最終候補9作品が発表され、そのうちの5作品が本選にノミネートされるという形式になった。

第92回(2019年度)からは最終候補のショートリストが9作品から10作品に拡大された。その内7作品は国際長編映画コミッティ会員が、3作品を国際長編映画賞エグゼクティブコミッティ会員が投票で選ぶ[21][1]

受賞選考

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アカデミーによる上映会が行われ、5本すべての本選ノミネート作品を見たアカデミー会員のみによって投票が行われる。そして、最も多くの票を集めた作品に外国語映画賞が授与される。

受賞・ノミネート作品

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1940年代

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特別賞

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1950年代

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名誉賞

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外国語映画賞

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年度 作品名 監督 選出国
1956年
(第29回)
フェデリコ・フェリーニ イタリアの旗 イタリア
居酒屋 ルネ・クレマン フランスの旗 フランス
ビルマの竪琴 市川崑 日本の旗 日本
Der Hauptmann von Köpenick ヘルムート・コイトナー 西ドイツの旗 西ドイツ
Qivitoq エリック・バーリン  デンマーク
1957年
(第30回)
カビリアの夜 フェデリコ・フェリーニ イタリアの旗 イタリア
脱出地点 アルネ・スコーウェン  ノルウェー
リラの門 ルネ・クレール フランスの旗 フランス
Nachts, wenn der Teufel kam ロバート・シオドマク 西ドイツの旗 西ドイツ
Mother India Mehboob Khan インドの旗 インド
1958年
(第31回)
ぼくの伯父さん ジャック・タチ フランスの旗 フランス
一年の長い道 ジュゼッペ・デ・サンティス ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
いつもの見知らぬ男たち マリオ・モニチェリ イタリアの旗 イタリア
Helden フランツ・ペーター・ヴィルト 西ドイツの旗 西ドイツ
La Venganza フアン・アントニオ・バルデム スペインの旗 スペイン
1959年
(第32回)
黒いオルフェ マルセル・カミュ フランスの旗 フランス
戦争・はだかの兵隊 マリオ・モニチェリ イタリアの旗 イタリア
ベルンハルト・ヴィッキ 西ドイツの旗 西ドイツ
Paw アストリド・ヘニング・イェンセン  デンマーク
Dorp aan de rivier フォンス・ラデメーカーズ オランダの旗 オランダ

1960年代

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年度 作品名 監督 選出国
1960年
(第33回)
処女の泉 イングマール・ベルイマン  スウェーデン
真実 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー フランスの旗 フランス
ゼロ地帯 ジッロ・ポンテコルヴォ イタリアの旗 イタリア
第9女収容所 フランツェ・シュティグリッツ ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
Macario ロベルト・ガバルドン メキシコの旗 メキシコ
1961年
(第34回)
鏡の中にある如く イングマール・ベルイマン  スウェーデン
永遠の人 木下惠介 日本の旗 日本
価値ある男 イスマエル・ロドリゲス メキシコの旗 メキシコ
Harry og kammertjeneren ベント・クリステンセン  デンマーク
Plácido ルイス・ガルシア・ベルランガ スペインの旗 スペイン
1962年
(第35回)
シベールの日曜日 セルジュ・ブールギニョン フランスの旗 フランス
エレクトラ マイケル・カコヤニス ギリシャの旗 ギリシャ
サンタ・バルバラの誓い アンセルモ・ドゥアルテ ブラジルの旗 ブラジル
祖国は誰れのものぞ ナンニ・ロイ イタリアの旗 イタリア
Tlayucan ルイス・アルコリサ メキシコの旗 メキシコ
1963年
(第36回)
8 1/2 フェデリコ・フェリーニ イタリアの旗 イタリア
古都 中村登 日本の旗 日本
バルセロナ物語 フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ スペインの旗 スペイン
水の中のナイフ ロマン・ポランスキー ポーランドの旗 ポーランド
夜霧のしのび逢い ヴァシリ・ジョルジアデス ギリシャの旗 ギリシャ
1964年
(第37回)
昨日・今日・明日 ヴィットリオ・デ・シーカ イタリアの旗 イタリア
シェルブールの雨傘 ジャック・ドゥミ フランスの旗 フランス
砂の女 勅使河原宏 日本の旗 日本
Kvarteret Korpen ボー・ヴィーデルベリ  スウェーデン
Sallah Shabati エフライム・キション イスラエルの旗 イスラエル
1965年
(第38回)
大通りの店 ヤン・カダール
エルマール・クロス
チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
ああ結婚 ヴィットリオ・デ・シーカ イタリアの旗 イタリア
怪談 小林正樹 日本の旗 日本
歓び ラーシュ=マグヌス・リンドグレン  スウェーデン
To Homa vaftike kokkino ヴァシリ・ジョルジアデス ギリシャの旗 ギリシャ
1966年
(第39回)
男と女 クロード・ルルーシュ フランスの旗 フランス
アルジェの戦い ジッロ・ポンテコルヴォ イタリアの旗 イタリア
太陽の王子ファラオ イェジー・カヴァレロヴィチ ポーランドの旗 ポーランド
ブロンドの恋 ミロス・フォアマン チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
Tri アレクサンドル・ペトロヴィッチ ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
1967年
(第40回)
厳重に監視された列車 イジー・メンツェル チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
恋は魔術師 フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ スペインの旗 スペイン
ジプシーの唄をきいた アレクサンドル・ペトロヴィッチ ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
智恵子抄 中村登 日本の旗 日本
パリのめぐり逢い クロード・ルルーシュ フランスの旗 フランス
1968年
(第41回)
戦争と平和 セルゲイ・ボンダルチュク ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
火事だよ!カワイ子ちゃん ミロス・フォアマン チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
結婚大追跡 マリオ・モニチェリ イタリアの旗 イタリア
夜霧の恋人たち フランソワ・トリュフォー フランスの旗 フランス
A Pál-utcai fiúk ゾルタン・ファブリ  ハンガリー
1969年
(第42回)
Z コスタ・ガヴラス アルジェリアの旗 アルジェリア
カラマーゾフの兄弟 イワン・プイリエフ
ミハイル・ウリヤーノフ
キリール・ラヴロフ
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ネレトバの戦い ヴェリコ・ブライーチ ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
モード家の一夜 エリック・ロメール フランスの旗 フランス
Ådalen '31 ボー・ヴィーデルベリ  スウェーデン

1970年代

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年度 作品名 監督 選出国
1970年
(第43回)
殺人捜査 エリオ・ペトリ イタリアの旗 イタリア
哀しみのトリスターナ ルイス・ブニュエル スペインの旗 スペイン
初恋 マクシミリアン・シェル スイスの旗 スイス
ホア・ビン ラウール・クタール フランスの旗 フランス
Paix sur les champs Jacques Boigelot ベルギーの旗 ベルギー
1971年
(第44回)
悲しみの青春 ヴィットリオ・デ・シーカ イタリアの旗 イタリア
移民者たち ヤン・トロエル  スウェーデン
チャイコフスキー イーゴリ・タランキン ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
どですかでん 黒澤明 日本の旗 日本
Ha Shoter Azulai エフライム・キション イスラエルの旗 イスラエル
1972年
(第45回)
ブルジョワジーの秘かな愉しみ ルイス・ブニュエル フランスの旗 フランス
A zori zdes tikhie スタニスラフ・ロストツキー ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
Ani Ohev Otach Rosa モーシェ・ミズラヒ イスラエルの旗 イスラエル
Mi querida señorita ハイメ・デ・アルミニャン スペインの旗 スペイン
Nybyggarna ヤン・トロエル  スウェーデン
1973年
(第46回)
映画に愛をこめて アメリカの夜 フランソワ・トリュフォー フランスの旗 フランス
ルトガー・ハウアー/危険な愛 ポール・バーホーベン オランダの旗 オランダ
Der Fußgänger マクシミリアン・シェル 西ドイツの旗 西ドイツ
Ha Bayit Berechov Chelouche モーシェ・ミズラヒ イスラエルの旗 イスラエル
L'Invitation クロード・ゴレッタ スイスの旗 スイス
1974年
(第47回)
フェリーニのアマルコルド フェデリコ・フェリーニ イタリアの旗 イタリア
遠雷 イェジー・ホフマン ポーランドの旗 ポーランド
ルシアンの青春 ルイ・マル フランスの旗 フランス
La Tregua Sergio Renán アルゼンチンの旗 アルゼンチン
Macskajáték カーロイ・マック  ハンガリー
1975年
(第48回)
デルス・ウザーラ 黒澤明 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
女の香り ディーノ・リージ イタリアの旗 イタリア
サンダカン八番娼館 望郷 熊井啓 日本の旗 日本
約束の土地 アンジェイ・ワイダ ポーランドの旗 ポーランド
Actas de Marusia ミゲル・リッティン メキシコの旗 メキシコ
1976年
(第49回)
ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー ジャン=ジャック・アノー コートジボワールの旗 コートジボワール
嘘つきヤコブ フランク・バイヤー 東ドイツの旗 東ドイツ
さよならの微笑 ジャン=シャルル・タケラ フランスの旗 フランス
セブン・ビューティーズ リナ・ウェルトミューラー イタリアの旗 イタリア
夜と昼 イェルゼイ・アンツァック ポーランドの旗 ポーランド
1977年
(第50回)
これからの人生 モーシェ・ミズラヒ フランスの旗 フランス
イフゲニア マイケル・カコヤニス ギリシャの旗 ギリシャ
サンダーボルト救出作戦 メナハム・ゴーラン イスラエルの旗 イスラエル
特別な一日 エットレ・スコーラ イタリアの旗 イタリア
欲望のあいまいな対象 ルイス・ブニュエル スペインの旗 スペイン
1978年
(第51回)
ハンカチのご用意を ベルトラン・ブリエ フランスの旗 フランス
ガラスの独房 ウォルター・ニューマン 西ドイツの旗 西ドイツ
黒い耳の白い犬 スタニスラフ・ロストツキー ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
新怪物たち マリオ・モニチェリ
ディーノ・リージ
エットーレ・スコラ
イタリアの旗 イタリア
ハンガリアン ゾルタン・ファブリ  ハンガリー
1979年
(第52回)
ブリキの太鼓 フォルカー・シュレンドルフ 西ドイツの旗 西ドイツ
ありふれた愛のストーリー クロード・ソーテ フランスの旗 フランス
ヴィルコの娘たち アンジェイ・ワイダ ポーランドの旗 ポーランド
ベニスを忘れるため フランコ・ブルザーティ イタリアの旗 イタリア
ママは百歳 カルロス・サウラ スペインの旗 スペイン

1980年代

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年度 作品名 監督 選出国
1980年
(第53回)
モスクワは涙を信じない ウラジミール・メニショフ ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
エル・ニド ハイメ・デ・アルミニャン スペインの旗 スペイン
影武者 黒澤明 日本の旗 日本
コンフィデンス/信頼 イシュトヴァン・サボー  ハンガリー
終電車 フランソワ・トリュフォー フランスの旗 フランス
1981年
(第54回)
メフィスト イシュトヴァン・サボー  ハンガリー
鉄の男 アンジェイ・ワイダ ポーランドの旗 ポーランド
泥の河 小栗康平 日本の旗 日本
Das Boot ist voll Markus Imhoof スイスの旗 スイス
Tre fratelli フランチェスコ・ロージ イタリアの旗 イタリア
1982年
(第55回)
Volver a empezar ホセ・ルイス・ガルシ スペインの旗 スペイン
アルシノとコンドル ミゲル・リッティン ニカラグアの旗 ニカラグア
解任 ユーリー・ライズマン ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
Coup de torchon ベルトラン・タヴェルニエ フランスの旗 フランス
Ingenjör Andrées luftfärd ヤン・トロエル  スウェーデン
1983年
(第56回)
ファニーとアレクサンデル イングマール・ベルイマン  スウェーデン
女ともだち ディアンヌ・キュリ フランスの旗 フランス
カルメン カルロス・サウラ スペインの旗 スペイン
ル・バル エットレ・スコーラ アルジェリアの旗 アルジェリア
Jób lázadása Imre Gyöngyössy
Barna Kabay
 ハンガリー
1984年
(第57回)
La Diagonale du fou リシャール・デンボ スイスの旗 スイス
カミーラ マリア・ルイサ・ベンベルグ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
Me'Ahorei Hasoragim Uri Barbash イスラエルの旗 イスラエル
Sesión continua ホセ・ルイス・ガルシ スペインの旗 スペイン
Voenno-polevoy roman ピョートル・トドロフスキー ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
1985年
(第58回)
オフィシャル・ストーリー ルイス・プエンソ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
赤ちゃんに乾杯 コリーヌ・セロー フランスの旗 フランス
パパは、出張中! エミール・クストリッツァ ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
連隊長レドル イシュトヴァン・サボー  ハンガリー
Bittere Ernte アニエスカ・ホランド 西ドイツの旗 西ドイツ
1986年
(第59回)
追想のかなた フォンス・ラデメーカーズ オランダの旗 オランダ
アメリカ帝国の滅亡 ドゥニ・アルカン カナダの旗 カナダ
スイート・スイート・ビレッジ イジー・メンツェル チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
ベティ・ブルー/愛と激情の日々 ジャン=ジャック・ベネックス フランスの旗 フランス
38 – Auch das war Wien Wolfgang Glück  オーストリア
1987年
(第60回)
バベットの晩餐会 ガブリエル・アクセル  デンマーク
さよなら子供たち ルイ・マル フランスの旗 フランス
ホワイトウイザード ニルス・ガウプ  ノルウェー
ラ・ファミリア エットレ・スコーラ イタリアの旗 イタリア
Asignatura aprobada ホセ・ルイス・ガルシ スペインの旗 スペイン
1988年
(第61回)
ペレ ビレ・アウグスト  デンマーク
仮面の中のアリア ジェラール・コルビオ ベルギーの旗 ベルギー
サラーム・ボンベイ! ミーラー・ナーイル インドの旗 インド
神経衰弱ぎりぎりの女たち ペドロ・アルモドヴァル スペインの旗 スペイン
ハヌッセン イシュトヴァン・サボー  ハンガリー
1989年
(第62回)
ニュー・シネマ・パラダイス ジュゼッペ・トルナトーレ イタリアの旗 イタリア
いつでも夢を ハコボ・モラレス プエルトリコの旗 プエルトリコ
カミーユ・クローデル ブルーノ・ニュイッテン フランスの旗 フランス
追想のワルツ カスパル・ロストルップ  デンマーク
モントリオールのジーザス英語版 ドゥニ・アルカン カナダの旗 カナダ

1990年代

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年度 作品名 監督 選出国
1990年
(第63回)
ジャーニー・オブ・ホープ ザヴィアー・コラー スイスの旗 スイス
シラノ・ド・ベルジュラック ジャン=ポール・ラプノー フランスの旗 フランス
宣告 ジャンニ・アメリオ イタリアの旗 イタリア
菊豆 チャン・イーモウ 中華人民共和国の旗 中国
ナスティ・ガール英語版 ミヒャエル・ファーフーフェンドイツ語版 ドイツの旗 ドイツ
1991年
(第64回)
エーゲ海の天使 ガブリエレ・サルヴァトレス イタリアの旗 イタリア
紅夢 チャン・イーモウ 香港の旗 イギリス領香港
春にして君を想う フリドリック・トール・フリドリクソン アイスランドの旗 アイスランド
Obecná škola ヤン・スヴェラーク チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
Oxen スヴェン・ニクヴィスト  スウェーデン
1992年
(第65回)
インドシナ レジス・ヴァルニエ フランスの旗 フランス
ウルガ ニキータ・ミハルコフ ロシアの旗 ロシア
Un lugar en el mundo アドルフォ・アリスタライン ウルグアイの旗 ウルグアイ[注釈 6]
Deans ステイン・コーニンクス ベルギーの旗 ベルギー
Schtonk! ヘルムート・ディートル ドイツの旗 ドイツ
1993年
(第66回)
ベルエポック フェルナンド・トルエバ スペインの旗 スペイン
青いパパイヤの香り トラン・アン・ユン  ベトナム
ウェディング・バンケット アン・リー 中華民国の旗 台湾
さらば、わが愛/覇王別姫 チェン・カイコー 香港の旗 イギリス領香港
Hedd Wyn ポール・ターナー イギリスの旗 イギリス
1994年
(第67回)
太陽に灼かれて ニキータ・ミハルコフ ロシアの旗 ロシア
苺とチョコレート トマス・グティエレス・アレア
フアン・カルロス・タビオ
 キューバ
カストラート ジェラール・コルビオ ベルギーの旗 ベルギー
恋人たちの食卓 アン・リー 中華民国の旗 台湾
ビフォア・ザ・レイン ミルチョ・マンチェフスキー 北マケドニア共和国の旗 北マケドニア
1995年
(第68回)
アントニア マルレーン・ゴリス オランダの旗 オランダ
愛の四重奏 ファビオ・バレット ブラジルの旗 ブラジル
あこがれ美しく燃え ボー・ヴィーデルベリ  スウェーデン
明日を夢見て ジュゼッペ・トルナトーレ イタリアの旗 イタリア
Poussières de vie ラシッド・ブシャル アルジェリアの旗 アルジェリア
1996年
(第69回)
コーリャ 愛のプラハ ヤン・スヴェラーク  チェコ
コーカサスの虜 セルゲイ・ボドロフ ロシアの旗 ロシア
シェフ イン ラブ ナ・ジョルジャーゼ ジョージア (国)の旗 ジョージア
聖なる日の裏側 ベリ・ネスハイム  ノルウェー
リディキュール パトリス・ルコント フランスの旗 フランス
1997年
(第70回)
キャラクター/孤独な人の肖像 マイク・ファン・ディム オランダの旗 オランダ
パパってなに? パーヴェル・チュフライ ロシアの旗 ロシア
ビヨンド・サイレンス カロリーヌ・リンク ドイツの旗 ドイツ
O Que É Isso, Companheiro? ブルノ・バヘット ブラジルの旗 ブラジル
Secretos del corazón モンチョ・アルメンダリス スペインの旗 スペイン
1998年
(第71回)
ライフ・イズ・ビューティフル ロベルト・ベニーニ イタリアの旗 イタリア
運動靴と赤い金魚 マジッド・マジディ イランの旗 イラン
セントラル・ステーション ウォルター・サレス ブラジルの旗 ブラジル
タンゴ カルロス・サウラ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
El Abuelo ホセ・ルイス・ガルシ スペインの旗 スペイン
1999年
(第72回)
オール・アバウト・マイ・マザー ペドロ・アルモドヴァル スペインの旗 スペイン
イースト/ウェスト 遥かなる祖国 レジス・ヴァルニエ フランスの旗 フランス
キャラバン エリック・ヴァリ ネパールの旗 ネパール
太陽の誘い コリン・ナトリー  スウェーデン
Solomon a Gaenor ポール・モリソン イギリスの旗 イギリス

2000年代

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年度 作品名 監督 選出国
2000年
(第73回)
グリーン・デスティニー アン・リー 中華民国の旗 台湾
アモーレス・ペロス アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ メキシコの旗 メキシコ
エブリバディ・フェイマス!オランダ語版英語版 ドミニク・デリュデレオランダ語版英語版 ベルギーの旗 ベルギー
この素晴らしき世界チェコ語版英語版 ヤン・フジェベイク  チェコ
ムッシュ・カステラの恋フランス語版 アニエス・ジャウィ フランスの旗 フランス
2001年
(第74回)
ノー・マンズ・ランド ダニス・タノヴィッチ ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ
アメリ ジャン=ピエール・ジュネ フランスの旗 フランス
ラガーン アシュトーシュ・ゴーワリケール インドの旗 インド
El Hijo de la novia フアン・ホセ・カンパネラ英語版 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
Elling ペター・ネス  ノルウェー
2002年
(第75回)
名もなきアフリカの地で カロリーヌ・リンク ドイツの旗 ドイツ
アマロ神父の罪 カルロス・カレラ メキシコの旗 メキシコ
過去のない男 アキ・カウリスマキ  フィンランド
HERO チャン・イーモウ 中華人民共和国の旗 中国
Zus & Zo パウラ・ヴァン・デル・ウースト オランダの旗 オランダ
2003年
(第76回)
みなさん、さようなら ドゥニ・アルカン カナダの旗 カナダ
アンナとロッテ ベン・ソムボハールト オランダの旗 オランダ
たそがれ清兵衛 山田洋次 日本の旗 日本
Ondskan ミカエル・ハフストローム  スウェーデン
Želary オンドジェイ・トロヤン  チェコ
2004年
(第77回)
海を飛ぶ夢 アレハンドロ・アメナバル スペインの旗 スペイン
コーラス クリストフ・バラティエ フランスの旗 フランス
ヒトラー 〜最期の12日間〜 オリヴァー・ヒルシュビーゲル ドイツの旗 ドイツ
歓びを歌にのせて ケイ・ポラック  スウェーデン
Yesterday Darrell Roodt 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
2005年
(第78回)
ツォツィ ギャヴィン・フッド 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
心の中の獣 クリスティナ・コメンチーニ イタリアの旗 イタリア
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 マルク・ローテムント ドイツの旗 ドイツ
戦場のアリア クリスチャン・カリオン フランスの旗 フランス
パラダイス・ナウ ハニ・アブ・アサド パレスチナ国の旗 パレスチナ
2006年
(第79回)
善き人のためのソナタ フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク ドイツの旗 ドイツ
アフター・ウェディング スサンネ・ビア  デンマーク
ウォーター ディーパ・ミータ カナダの旗 カナダ
デイズ・オブ・グローリー ラシッド・ブシャール アルジェリアの旗 アルジェリア
パンズ・ラビリンス ギレルモ・デル・トロ メキシコの旗 メキシコ
2007年
(第80回)
ヒトラーの贋札 シュテファン・ルツォヴィツキー  オーストリア
カティンの森 アンジェイ・ワイダ ポーランドの旗 ポーランド
12人の怒れる男 ニキータ・ミハルコフ ロシアの旗 ロシア
ボーフォート レバノンからの撤退英語版 ヨセフ・シダー イスラエルの旗 イスラエル
モンゴル セルゲイ・ボドロフ カザフスタンの旗 カザフスタン
2008年
(第81回)
おくりびと 滝田洋二郎 日本の旗 日本
戦場でワルツを アリ・フォルマン イスラエルの旗 イスラエル
バーダー・マインホフ 理想の果てに ウーリ・エーデル ドイツの旗 ドイツ
パリ20区、僕たちのクラス ローラン・カンテ フランスの旗 フランス
Revanche Götz Spielmann  オーストリア
2009年
(第82回)
瞳の奥の秘密 フアン・ホセ・カンパネラ英語版 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
悲しみのミルク クラウディア・リョサ ペルーの旗 ペルー
白いリボン ミヒャエル・ハネケ ドイツの旗 ドイツ
預言者 ジャック・オーディアール フランスの旗 フランス
Ajami Scandar Copti
Yaron Shani
イスラエルの旗 イスラエル

2010年代

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年度 作品名 監督 選出国
2010年
(第83回)
未来を生きる君たちへ スサンネ・ビア  デンマーク
籠の中の乙女 ヨルゴス・ランティモス ギリシャの旗 ギリシャ
灼熱の魂 ドゥニ・ヴィルヌーヴ カナダの旗 カナダ
BIUTIFUL ビューティフル アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ メキシコの旗 メキシコ
Hors-la-loi ラシッド・ブシャール アルジェリアの旗 アルジェリア
2011年
(第84回)
別離 アスガル・ファルハーディー イランの旗 イラン
ソハの地下水道 アニエスカ・ホランド ポーランドの旗 ポーランド
ぼくたちのムッシュ・ラザール フィリップ・ファラルドー カナダの旗 カナダ
闇を生きる男 ミヒャエル・ロスカム英語版 ベルギーの旗 ベルギー
フットノート ヨセフ・シダー イスラエルの旗 イスラエル
2012年
(第85回)
愛、アムール ミヒャエル・ハネケ  オーストリア
NO パブロ・ラライン  チリ
魔女と呼ばれた少女 キム・グエン カナダの旗 カナダ
ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮 ニコライ・アーセル  デンマーク
コン・ティキ ヨアヒム・ローニング
エスペン・サンドベリ
 ノルウェー
2013年
(第86回)
グレート・ビューティー/追憶のローマ パオロ・ソレンティーノ イタリアの旗 イタリア
オーバー・ザ・ブルースカイ フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン ベルギーの旗 ベルギー
消えた画 クメール・ルージュの真実 リティー・パニュ カンボジアの旗 カンボジア
偽りなき者 トマス・ヴィンターベア  デンマーク
オマールの壁 ハニ・アブ・アサド パレスチナ国の旗 パレスチナ
2014年
(第87回)
イーダ パヴェウ・パヴリコフスキ ポーランドの旗 ポーランド
裁かれるは善人のみ アンドレイ・ズビャギンツェフ ロシアの旗 ロシア
みかんの丘英語版 ザザ・ウルシャゼ英語版  エストニア
禁じられた歌声英語版 アブデラマン・シサコ モーリタニアの旗 モーリタニア
人生スイッチ ダミアン・ジフロン英語版 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
2015年
(第88回)
サウルの息子 ネメシュ・ラースロー  ハンガリー
彷徨える河 チロ・ゲーラ  コロンビア
裸足の季節 デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン フランスの旗 フランス
ディーブ英語版 ナジ・アブヌワール英語版 ヨルダンの旗 ヨルダン
ある戦争 トビアス・リンホルム  デンマーク
2016年
(第89回)
セールスマン アスガル・ファルハーディー イランの旗 イラン
ヒトラーの忘れもの マーチン・サントフリート英語版  デンマーク
幸せなひとりぼっち ハンネス・ホルム  スウェーデン
タンナ マーティン・バトラー英語版
ベントレー・ディーン英語版
オーストラリアの旗 オーストラリア
ありがとう、トニ・エルドマン マーレン・アデ ドイツの旗 ドイツ
2017年
(第90回)
ナチュラルウーマン セバスティアン・レリオ  チリ
判決、ふたつの希望 ジアド・ドゥエイリ レバノンの旗 レバノン
ラブレス アンドレイ・ズビャギンツェフ ロシアの旗 ロシア
心と体と エニェディ・イルディコー  ハンガリー
ザ・スクエア 思いやりの聖域 リューベン・オストルンド  スウェーデン
2018年
(第91回)
ROMA/ローマ アルフォンソ・キュアロン メキシコの旗 メキシコ
存在のない子供たち ナディーン・ラバキー レバノンの旗 レバノン
COLD WAR あの歌、2つの心 パヴェウ・パヴリコフスキ ポーランドの旗 ポーランド
ある画家の数奇な運命 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク ドイツの旗 ドイツ
万引き家族 是枝裕和 日本の旗 日本
2019年
(第92回)
パラサイト 半地下の家族 ポン・ジュノ 大韓民国の旗 韓国
聖なる犯罪者 ヤン・コマサ英語版 ポーランドの旗 ポーランド
ハニーランド 永遠の谷 タマラ・コテフスカ英語版
リュボミィル・ステファノフ英語版
北マケドニア共和国の旗 北マケドニア
レ・ミゼラブル ラジ・リ フランスの旗 フランス
ペイン・アンド・グローリー ペドロ・アルモドバル スペインの旗 スペイン

2020年代

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年度 作品名 監督 選出国
2020/21年
(第93回)
アナザーラウンド トマス・ヴィンターベア  デンマーク
少年の君 デレク・ツァン 香港の旗 香港
コレクティブ 国家の嘘 アレクサンダー・ナナウルーマニア語版  ルーマニア
皮膚を売った男 カウテール・ベン・ハニア英語版 チュニジアの旗 チュニジア
アイダよ、何処へ? ヤスミラ・ジュバニッチ ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ
2021年
(第94回)
ドライブ・マイ・カー 濱口竜介 日本の旗 日本
FLEE フリー ヨナス・ポヘール・ラスムセン英語版  デンマーク
Hand of God -神の手が触れた日- パオロ・ソレンティーノ イタリアの旗 イタリア
ブータン 山の教室 パオ・チョニン・ドルジ英語版 ブータンの旗 ブータン
わたしは最悪。 ヨアキム・トリアー  ノルウェー
2022年
(第95回)
西部戦線異状なし エドワード・ベルガー ドイツの旗 ドイツ
アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜 サンティアゴ・ミトレ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
CLOSE/クロース ルーカス・ドン ベルギーの旗 ベルギー
EO イーオー イエジー・スコリモフスキ ポーランドの旗 ポーランド
コット、はじまりの夏英語版 コルム・バレード英語版 アイルランドの旗 アイルランド
2023年
(第96回)
関心領域 ジョナサン・グレイザー イギリスの旗 イギリス
Io capitano マッテオ・ガローネ イタリアの旗 イタリア
PERFECT DAYS ヴィム・ヴェンダース 日本の旗 日本
雪山の絆 フアン・アントニオ・バヨナ スペインの旗 スペイン
ありふれた教室英語版 イルケル・チャタクドイツ語版 ドイツの旗 ドイツ

英語圏からの出品

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アメリカ以外の英語圏の国からも、英語以外の言語の作品が出品されている。以下は主なもの。

他の賞にもノミネートされた作品

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外国語映画賞以外のアカデミー賞の部門には「ロサンゼルス郡で1週間連続ロードショーされた作品が対象」というノミネート条件がある。したがって、外国語映画賞へ出品された作品も、上記の条件を満たしていれば他の賞へエントリーされることができる。そのため、外国語映画賞本選ノミネート作品の中には、他の賞にもノミネートされた作品がある。以下、その主な作品例を挙げる。

外国語映画賞とは違う年に他の賞にノミネートされた作品

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上記の例は同年に外国語映画賞と他部門にノミネート・受賞した作品のみである。しかし、外国語映画賞にノミネートされた後の別の年に「ロサンゼルス郡〜ロードショーされた作品が対象」のノミネート条件を満たせば、(外国語映画賞とは違う年の)他部門にノミネートされることも可能であった。以下はその主なもの。なお、ルール変更により現在は国際長編映画部門への出品と他の部門への出品を別の年のアカデミー賞に対してすることは不可となっている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 1947年度(第20回)に外国語映画を特別賞(Special Award)として表彰[2]。1948年度(第21回)と1949年度(第22回)は、特別外国語映画賞(Special Foreign Language Film Award)として表彰。同時に特別賞(Special Award)とも[3][4]
  2. ^ 1950年度(第23回)から1955年度(第28回)にかけて、5本の外国語映画を名誉外国語映画賞(Honorary Foreign Language Film Award)として表彰。同時に特別賞(Special Award)とも[5][6][7][8][9]
  3. ^ 1956年度の第29回より、外国語映画部門(Foreign Language Film)を創立。「For the first time, there was a competitive category for foreign language films. …」[10]
  4. ^ ただし外国語映画部門が創設された1956年度(第29回)は、プロデューサーにも授与されている[10][11]。翌1957年度(第30回)から、選出国にのみ授与されるようになった[12]
  5. ^ 単独の外国語映画部門が創設されてから、日本作品で2度目の受賞となる『ドライブ・マイ・カー』は、授賞式(第94回)では日本から(名誉賞と合わせて)「5度目の受賞」になると紹介。- プレゼンターから『ドライブ・マイ・カー』の受賞が発表された直後のアナウンス:「This is the 5th Oscar and 14th nomination for Japan.(これは日本の5度目の受賞と、14度目のノミネーションになります)」[15]
  6. ^ 監督、出演者、スタッフがほぼアルゼンチンで、製作国もアルゼンチン、ウルグアイ、スペイン共同製作にもかかわらずウルグアイ映画として出品したため失格。

出典

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  1. ^ a b c d e f Ewing, Jeff (2019年4月24日). “Academy Announces Rule Changes For 92nd Oscars” (英語). Forbes.com (Forbes Media LLC.). https://www.forbes.com/sites/jeffewing/2019/04/24/academy-announces-rule-changes-for-92nd-oscars/ 2024年2月8日閲覧。 
  2. ^ THE 20TH ACADEMY AWARDS / 1948” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  3. ^ THE 21ST ACADEMY AWARDS / 1949” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  4. ^ THE 22ND ACADEMY AWARDS / 1950” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  5. ^ THE 23RD ACADEMY AWARDS / 1951” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  6. ^ THE 24TH ACADEMY AWARDS / 1952” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  7. ^ THE 25TH ACADEMY AWARDS / 1953” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  8. ^ THE 27TH ACADEMY AWARDS / 1955” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  9. ^ THE 28TH ACADEMY AWARDS / 1956” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  10. ^ a b THE 29TH ACADEMY AWARDS / 1957” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2021年1月14日閲覧。
  11. ^ 1956(29th) FOREIGN LANGUAGE FILM” (英語). oscars.org(Search Results). AMPAS. 2024年2月9日閲覧。
  12. ^ THE 30TH ACADEMY AWARDS / 1958” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2024年3月23日閲覧。
  13. ^ a b Pond, Steve (2014年9月18日). “Oscars to Add Winning Foreign Language Director’s Name on Statuette” (英語). TheWrap (The Wrap News Inc.). https://www.thewrap.com/oscars-to-add-winning-foreign-language-directors-name-on-statuette/ 2024年4月17日閲覧。 
  14. ^ a b “【米アカデミー賞】「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞、09年「おくりびと」以来”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2022年3月28日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202203280000014.html 2024年4月18日閲覧。 
  15. ^ 'Drive My Car' (Japan) Wins Best International Film / 94th Oscars (YouTube) (英語). Oscars. 2022年4月29日. 該当時間: 01:32. 2022年5月5日閲覧
  16. ^ THE 48TH ACADEMY AWARDS / 1976” (英語). Oscars.org. AMPAS. 2024年4月11日閲覧。
  17. ^ “<第79回アカデミー賞>会場に渡辺謙が登場 - 米国”. 「MODE PRESS」AFPBB News(AFP通信). フランス通信社/株式会社クリエイティヴ・リンク. (2007年2月26日). https://www.afpbb.com/articles/modepress/2187661?pid=1373293 2021年1月7日閲覧。 
  18. ^ 外国語映画賞のプレゼンターで、謙さん登場!─ 第79回アカデミー賞”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2007年2月26日). 2021年1月7日閲覧。
  19. ^ Kay, Jeremy. “Academy leaves Netflix eligibility rule intact, changes name of foreign language category” (英語). Screen. 2019年4月24日閲覧。
  20. ^ Donnelly, Matt (2019年4月24日). “Netflix Can Chill: Academy Rules No Change in Streaming Oscar Eligibility” (英語). Variety. 2019年4月24日閲覧。
  21. ^ a b 平井伊都子 (2019年4月27日). “第92回アカデミー賞の新ルール!外国語映画賞は名称変更、配信作品も引き続き有資格に”. Movie Walker (ムービーウォーカー). https://moviewalker.jp/news/article/188318/ 2019年4月12日閲覧. "「国際長編映画賞」に名称変更" 
  22. ^ a b 米国アカデミー賞 / 規約抜粋”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2024年4月19日閲覧。
  23. ^ a b c 米国アカデミー賞 / 出品を希望する方へ”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2024年2月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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