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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
En kongelig affære
監督 ニコライ・アーセル
脚本 ニコライ・アーセル
ラスマス・ヘイスターバング
原作 ボーディル・スティンセン=レト
製作 ミタ・ルイーズ・フォルデイガー
シッセ・グラウム・ジョーゼンセン
ルイーズ・ヴェス
製作総指揮 ピーター・ガーデン
ピーター・アールベーク・ジェンセン
ラース・フォン・トリアー
出演者 マッツ・ミケルセン
アリシア・ヴィキャンデル
ミケル・ボー・フォルスゴー
音楽 ガブリエル・ヤレド
シリル・オフォール
撮影 ラスムス・ヴィデベック
編集 ミケル・E・G・ニールセン
スパー・レイク
製作会社 ゼントロパ英語版
配給 デンマークの旗 Nordisk Film
日本の旗 アルバトロス・フィルム
公開 ドイツの旗 2012年2月16日BIFF
デンマークの旗 2012年3月29日
日本の旗 2013年4月27日
上映時間 137分
製作国  デンマーク
 スウェーデン
 チェコ
言語 デンマーク語
英語
ドイツ語
フランス語
製作費 46,000,000kr[1]
興行収入 $7,564,3350[2]
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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(ロイヤルアフェアあいとよくぼうのおうきゅう、En kongelig affære)は、ニコライ・アーセル監督による2012年のドラマ映画である。18世紀のデンマーク王室を舞台に実際にあった王クリスチャン7世と王妃カロリーネ・マティルデ、侍医ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセの三角関係をもとにした物語である。

第62回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で上映され[3]、また、第85回アカデミー賞外国語映画賞ではデンマーク代表として出品され[4]、ノミネートに至った[5]。他に第70回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされている[6]

ストーリー

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1775年、ドイツに追放されているデンマーク王妃カロリーネが、死を前に息子フレデリクと娘ルイーセに宛てた遺書をしたためる形で、国王クリスチャン7世に嫁いだ1766年から、愛人となったヨハン・ストルーエンセと共に目指した啓蒙思想に基づく政治改革、周囲と国民の反発によってストルーエンセが逮捕・処刑された1772年までが回想として描かれる。

キャスト

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デンマーク王の侍医。ドイツ出身。
デンマーク王妃。英国王室出身。
デンマーク国王。精神を病んでいる。
王太后先王の二番目の妃。
政治家。ストルーエンセと対立。
ストルーエンセを利用する貴族。
ストルーエンセの側近。
枢密院議長。
キャロラインの母。英国王太子妃
女官。後にキャロラインの親友に。

製作

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ゼントロパ英語版が主導で、デンマーク、スウェーデン、チェコの3カ国共同で製作された[7]。製作費は4600万デンマーク・クローネである[1]。製作中のタイトルは『Dronningen og livlægen』、『Caroline Mathildes år』であった[8]

受賞歴

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ベルリン国際映画祭ではミケル・ボー・フォルスゴー銀熊賞(男優賞)、ニコライ・アーセルとラスマス・ヘイスターバングが脚本賞を受賞した[9]

映画祭・賞 部門 部門 結果
ベルリン国際映画祭 金熊賞 ニコライ・アーセル ノミネート
脚本賞 ニコライ・アーセル、ラスマス・ヘイスターバング 受賞
銀熊賞 (男優賞) ミケル・ボー・フォルスゴー 受賞
ヨーロッパ映画賞 作曲賞 ガブリエル・ヤレド、シリル・オフォール ノミネート
美術賞 ニールス・セイエ ノミネート
フェニックス映画批評家協会賞 衣裳デザイン賞 マノン・ラスムッセン ノミネート
外国語映画賞 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 ノミネート
サテライト賞 外国語映画賞 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 ノミネート
衣裳デザイン賞 マノン・ラスムッセン 受賞
美術賞 ニールス・セイエ ノミネート
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 外国語映画賞 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 ノミネート
クリティクス・チョイス・アワード 外国語映画賞 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 ノミネート
ゴールデングローブ賞 外国語映画賞 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 ノミネート
セザール賞 外国映画賞 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 ノミネート
アカデミー賞[5] 外国語映画賞 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 ノミネート

参考文献

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  1. ^ a b Kleen, Björn af (2012年4月15日). “Slaget om Dr Struensees liv” (スウェーデン語). Expressen. 2012年4月16日閲覧。
  2. ^ A Royal Affair” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年4月9日閲覧。
  3. ^ 18 World Premieres in the Competition”. berlinale.de (2012年1月20日). 2012年1月20日閲覧。
  4. ^ Barraclough, Leo (21 September 2012). “Denmark sends 'Royal Affair' to Oscars”. Variety (Reed Business Information). http://www.variety.com/article/VR1118059622/ 21 September 2012閲覧。 
  5. ^ a b The 85th Academy Awards (2013) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2013年4月9日閲覧。
  6. ^ Olsen, Mark (13 December 2012). “Golden Globe nominations 2013: Foreign category flies to France”. Los Angeles Times (Tribune). http://www.latimes.com/entertainment/envelope/moviesnow/la-et-mn-golden-globe-nominations-2013-foreign-category-20121213,0,2269913.story 13 December 2012閲覧。 
  7. ^ Levinson, Gary (2012年3月1日). “En Kongelig Affære (A Royal Affair)”. indiemusicreview. 2012年3月4日閲覧。
  8. ^ En kongelig affære” (デンマーク語). Nationalfilmografien. Danish Film Institute. 2012年1月22日閲覧。
  9. ^ Prizes of the International Jury 2012”. Berlinale (2012年2月19日). 2012年2月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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