ヨルゴス・ランティモス
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ヨルゴス・ランティモス Γιώργος Λάνθιμος | |||||||||||||||||||||||||
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2015年 | |||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1973年5月27日(51歳) | ||||||||||||||||||||||||
出生地 | ギリシャ アテネ | ||||||||||||||||||||||||
職業 | 映画監督 | ||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||
『籠の中の乙女』 『ロブスター』 『聖なる鹿殺し』 『女王陛下のお気に入り』 『哀れなるものたち』 | |||||||||||||||||||||||||
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ヨルゴス・ランティモス(Γιώργος Λάνθιμος、Yorgos Lanthimos、1973年5月27日 - )は、ギリシャ出身の映画監督である。
2012年、『ザ・ガーディアン』紙にて「この世代のギリシャの映画監督のなかで最も才能のある人物」と評された[1]。
経歴
[編集]1973年5月27日[2]、アテネに生まれる[3]。下位中産階級の家庭で育った[4]。若い頃はコマーシャルの製作によって生計を立てていた[4]。
2009年、監督作品『籠の中の乙女』が第62回カンヌ国際映画祭にて「ある視点」部門のグランプリを受賞し[5]、アカデミー外国語映画賞にノミネートされる。ギリシャの経済危機をきっかけとして、2011年、ロンドンへ移り住む[1]。2015年、コリン・ファレル主演の『ロブスター』が[6]第68回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞し[7]、アカデミー脚本賞にもノミネートされた。
2018年、オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ主演の『女王陛下のお気に入り』が第75回ヴェネツィア国際映画祭にて審査員大賞を受賞。さらにオリヴィア・コールマンに同映画祭の女優賞やアカデミー賞主演女優賞をもたらし、自身も初となる監督賞候補となった。
2023年の『哀れなるものたち』は第80回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞。更に第96回アカデミー賞では製作と主演を務めたエマ・ストーンの主演女優賞を筆頭に4部門で受賞し、自身も2度目となる監督賞候補となった。
フィルモグラフィー
[編集]長編映画
[編集]年 | 題名 | 役割 |
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2001 | Ο καλύτερός μου φίλος My Best Friend |
監督 (共同) |
2005 | Κινέττα Kinetta |
監督・脚本 |
2009 | 籠の中の乙女 Dogtooth | |
2011 | アルプス Alpies |
監督・脚本・製作 |
2015 | ロブスター The Lobster | |
2017 | 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア The Killing of a Sacred Deer | |
2018 | 女王陛下のお気に入り The Favorite |
監督・製作 |
2023 | 哀れなるものたち Poor Things | |
2024 | 憐れみの3章 Kinds of Kindness |
監督・脚本・製作 |
2025 | 籠の中の乙女 4Kレストア版 Dogtooth |
監督・脚本 |
Bugonia |
監督・製作 |
短編映画
[編集]年 | 題名 | 備考 |
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1995 | O viasmos this Hlois | 監督・脚本 |
2002 | Uranisco Disco |
ミュージックビデオ
[編集]年 | アーティスト名 | 曲名 | 備考 |
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1997 | デスピナ・ヴァンディ | Deka Entoles | 監督 |
受賞歴
[編集]アカデミー賞
[編集]- ノミネート
- 2010年 外国語映画賞: 『籠の中の乙女』
- 2016年 脚本賞: 『ロブスター』
- 2018年 作品賞: 『女王陛下のお気に入り』
- 2018年 監督賞: 『女王陛下のお気に入り』
- 2023年 作品賞: 『哀れなるものたち』
- 2023年 監督賞: 『哀れなるものたち』
英国アカデミー賞
[編集]- 受賞
- 2018年 英国作品賞:『女王陛下のお気に入り』
- ノミネート
- 2016年 英国作品賞:『ロブスター』
- 2018年 作品賞:『女王陛下のお気に入り』
- 2018年 監督賞:『女王陛下のお気に入り』
- 2023年 作品賞:『哀れなるものたち』
- 2023年 英国作品賞:『哀れなるものたち』
カンヌ国際映画祭
[編集]ヴェネツィア国際映画祭
[編集]ヨーロッパ映画賞
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Brooks, Xan (2012年11月11日). “Why is Greece's finest young director making London his home?”. The Guardian. 2016年5月13日閲覧。
- ^ “Yorgos Lanthimos”. AlloCiné. 2016年5月13日閲覧。
- ^ Abrams, Simon (2012年7月11日). “Yorgos Lanthimos on Alps, Greece, and the Travails of the Individual”. The Village Voice. 2016年5月13日閲覧。
- ^ a b Asp, Jon (2015年11月16日). “Stockholm: Visionary Award Winner Lanthimos Rocks ‘Lobster’”. Variety. 2016年5月13日閲覧。
- ^ Hernandez, Eugene (2009年5月24日). “In Cannes, Haneke Wins Palme d'Or for "White Ribbon"”. Indiewire. 2016年5月13日閲覧。
- ^ Barnes, Henry (2015年5月15日). “Yorgos Lanthimos: reality TV flavoured The Lobster”. The Guardian. 2016年5月13日閲覧。
- ^ Ford, Rebecca; Richford, Rhonda (2015年5月24日). “Cannes: 'Dheepan' Wins the Palme d'Or”. The Hollywood Reporter. 2016年5月13日閲覧。