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国道8号

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一般国道
国道8号標識
国道8号
地図
地図
総延長 598.2 km(全国7位)
実延長 566.5 km
現道 543.8 km
制定年 1952年昭和27年)
起点 新潟県新潟市中央区
本町交差点北緯37度55分17.70秒 東経139度2分48.62秒 / 北緯37.9215833度 東経139.0468389度 / 37.9215833; 139.0468389 (本町交差点)
主な
経由都市
新潟県長岡市柏崎市上越市
富山県魚津市富山市高岡市
石川県金沢市白山市小松市
福井県福井市鯖江市敦賀市
滋賀県長浜市米原市栗東市
終点 京都府京都市下京区
烏丸五条交差点(北緯34度59分46.32秒 東経135度45分35秒 / 北緯34.9962000度 東経135.75972度 / 34.9962000; 135.75972 (烏丸五条交差点)
接続する
主な道路
記法
国道7号標識 国道7号
国道17号標識 国道17号
国道18号標識 国道18号
国道27号標識 国道27号
国道21号標識 国道21号
国道1号標識 国道1号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
国道8号 起点
新潟県新潟市中央区
本町交差点の「新潟市 道路元標
国道8号 終点 (国道1号上)
京都府京都市下京区
烏丸五条交差点

国道8号(こくどう8ごう)は、新潟県新潟市中央区から滋賀県栗東市を経由して、京都府京都市下京区に至る一般国道である。

概要

新潟市から日本海沿いに北陸地方を縦断して滋賀・京都に至る幹線国道であり、かつての北陸道を継承するものである。新潟県 - 滋賀県にかけて北陸自動車道と、滋賀県 - 京都府にかけて名神高速道路と並走する。現在、新潟市内の新潟バイパス区間の交通量は、日本ではトップクラスとなっている。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

国道8号の歴史は、古代北陸道までたどれる。江戸時代以前は北国街道とも呼ばれ、京都と北陸地方とを結ぶ要路であった。滋賀県の湖東地域の国道8号の道筋は、古代・東山道だった道が江戸時代の中山道を経て、現在の国道へと継承されたものである[4]

年表

  • 1885年明治18年) - 旧道路法に基づき、現在の国道8号に相当する以下の路線が指定された。当時のすべての国道は東京と各県庁や主要港を結ぶものとして制定されたので、現在の国道8号は1本の路線ではなくこま切れに指定されていた。
    • 国道5号:東京より新潟港に達する路線(現在の国道17号国道18号経由直江津 - 新潟市が現8号)
    • 国道7号:東京より神戸港に達する別路線(現在の国道17号、国道20号国道19号国道21号経由。米原 - 京都が現国道8号)
    • 国道18号:東京より福井県に達する路線(現在の国道1号国道22号国道365号経由。武生 - 福井市が現国道8号)
    • 国道19号:東京より石川県に達する路線(上記国道18号経由、金沢市まで)
    • 国道20号:東京より富山県に達する路線(上記国道18、国道19号経由、富山市まで)
    • 国道21号甲:東京より富山県に達する別路線(上記国道5号経由。直江津 - 富山市が現国道8号)
  • 1919年大正8年) - 路線が指定し直され、現在の国道8号に相当する路線は以下のように指定された。
    • 国道11号:東京市より石川県庁所在地に達する路線(甲)(現在の国道17号、国道18号経由。直江津 - 金沢が現国道8号)[5]
    • 国道12号:東京市より石川県庁所在地に達する路線(乙)(現在の国道1号、国道22号、国道21号、国道365号経由。木之本 - 金沢が現国道8号)[5]
    • 国道14号:東京市より京都府庁所在地に達する路線(現在の国道17号、国道18号、国道142号、国道20号、国道19号、国道21号経由。米原 - 京都が現国道8号)
    • 国道8号:1919年(大正8年)の時点では東京市 - 山梨県庁所在地の路線だったが、1941年昭和16年)に延長されて京都までの路線となり、下諏訪 - 京都は国道14号と重複するようになった。
    • 旧国道5号の直江津 - 新潟市は県道に降格となり、長野から新潟へは現在の国道117号のルートとなった。
  • 1952年度(昭和27年度) - 富山県内のうち早月大橋 - 富山市双代間20 kmの計画線の調査を実施。以降1954年度 - 1958年度の5ヶ年かけて実測調査が行われた[6]
  • 1952年(昭和27年)12月4日 - 現道路法に基づき、旧国道8号、国道11号、国道12号および府県道を併せて新潟県新潟市 - 京都府京都市の一級国道8号として指定した[5]。ここに、かつての北陸街道が再び1本の路線となった。
  • 1954年(昭和29年)7月 - 富山県黒部市内区間の工事に着手[7]
  • 1956年度(昭和31年度) - 富山市荒川 - 同市双代間約1.8 kmの改良工事(1953年度〔昭和28年度〕着手)が完成[6]
  • 1956年(昭和31年)9月9日 - 福井県武生市春日野地内(現旧道)で観光バスが路外へ転落。10人が死亡、32人が重軽傷[8]
  • 1957年度(昭和32年度) - 富山市町袋(常願寺大橋西詰) - 同市荒川間5.5kmの工事に着手[6]
  • 1957年(昭和32年)
    • 6月 - 富山県内のうち境 - 早月大橋間約30 kmの工事に着手(1965年度まで)[9]
    • 同年中 - 幅員22mの国道が富山市五本榎の集落を縦断するかたちで新設される[6]
  • 1958年度(昭和33年度) - 富山市町袋 - 同市荒川間5.5 km竣工。富山市館出以東の舗装工事に着手[6]。石川県内の56 kmの区間が指定区間となる。
  • 1958年(昭和33年)9月18日 - 富山県富山市上り立町 - 同県西礪波郡石動町(現・小矢部市)県境間が指定区間となる[10]
  • 1959年度(昭和34年度) - 富山市一本木(同市館出から4.6 km先)まで舗装完了[6]
  • 1960年度(昭和35年度) - 富山市町袋(同市一本木から2.8 km先)まで舗装完了[6]
  • 1960年(昭和35年)
    • 同年度中 - 1958年度から進めていた富山市館出からの舗装工事が常願寺大橋左岸町袋地区まで2.8 km完了[11]
    • 6月 - 富山県中新川郡水橋町市田袋(現・富山市水橋市田袋) - 上り立町間が指定区間となる[12]
  • 1961年(昭和36年)4月25日 - 新潟県新潟市本町通六番町 - 新潟県西蒲原郡黒埼村大字金巻(現:新潟県新潟市西区大野町・大野新町五差路)8.6 kmの区間が指定区間となる。
  • 1962年(昭和37年)
    • 同年度中 - 滑川市大島 - 北野新間3.2 kmおよび水橋町鏡田 - 市田袋間4.7 kmの舗装が完了[11]。下新川郡朝日町の区間が着工[13]
    • 3月31日 - 富山県内の魚津・黒部地区の改良完了[14]
    • 4月15日 - 富山県内の黒部市 - 水橋町(現・富山市)常願寺間が完成[15]
    • 4月17日 - 富山県黒部市内の全区間が開通[7]
    • 5月 - 富山県下新川郡入善町上飯野 - 中新川郡水橋町市田袋(現・富山市水橋市田袋)間が指定区間となる[12]
  • 1963年度(昭和38年度) - 富山県下新川郡朝日町の温泉町の県道交差点 - 新小川橋間[13]、下新川郡入善町 - 黒部市間[16]、滑川市北野新 - 江尻間4.0 kmの舗装が完了[11]
  • 1964年度(昭和39年度) - 富山県下新川郡朝日町泊地区が舗装化される[16]
  • 1965年(昭和40年)
  • 1967年(昭和42年)12月6日 - 倶利伽羅峠を超えるルートを現在の倶利伽羅トンネルを通るルートに変更。なお、このトンネルは北陸本線旧線の倶利伽羅トンネルを拡幅したものである。
  • 1969年(昭和44年)8月9日 - 新潟県青海町親不知付近で集中豪雨により大規模な土砂崩れ。並走する山側の北陸本線とともに100 m以上の区間が土砂で埋没した[18]
  • 1970年(昭和45年)11月23日 - 新潟県青海町の大峯洞門西詰で土砂崩れが発生、ホイールローダーや乗用車、トラックが転落して1人死亡、5人が軽傷[19]
  • 1972年(昭和47年)12月22日 - 金沢バイパスが全線開通[20]。これに伴い、金沢市中心部のルートが武蔵交差点を境に国道159号国道157号となる[20]
  • 1974年(昭和49年)
  • 1976年(昭和51年)3月31日 - 富山高岡バイパスの本線化に伴うルート変更。旧道は富山市金泉寺交差点 - 公会堂前(現・城址公園前)交差点間が国道41号に、高岡市広小路交差点 - 四屋交差点間が国道156号にそれぞれ編入、それ以外の区間は富山県道44号富山高岡線となった。
  • 1982年(昭和57年)10月19日 - 長岡東バイパスが全線開通[23]
  • 1986年(昭和61年)11月11日 - 長岡バイパスが全線開通[24]
  • 1987年(昭和62年)1月22日 - 高岡市内の昭和町 - 横田本町間を4車線化。これにより四屋 - 横田本町間1.3 kmの4車線化が完了する[25]
  • 1988年(昭和63年)11月22日 - 滑川富山バイパスが全線開通。
  • 1990年平成2年)11月2日 - 俱利伽羅バイパスが全線開通[26]
  • 1993年(平成5年) - 福井バイパスの当初事業区間が全線開通。
  • 1994年(平成6年)10月28日 - 魚津バイパスが全線開通[27]
  • 2003年(平成15年)3月24日 - 小松バイパスが全線開通[28]
  • 2004年(平成16年)3月24日 - 魚津滑川バイパスが全線開通。
  • 2008年(平成20年)
  • 2015年(平成27年)3月1日 - 入善黒部バイパスのバイパス部が全線開通[32]
  • 2016年(平成28年)1月 - 平成28年の集中豪雪によって見附市から長岡市にかけて大規模な立ち往生が発生[33]
  • 2018年(平成30年)
    • 2月 - 平成30年豪雪によって福井県内で約1,500台の大規模な立ち往生が発生[34]。その後も各地で立ち往生が発生した結果、最長で38.5 kmにわたって通行止めとなった。この立ち往生を契機に、国土交通省は同年12月以降、同区間を含む一般国道でのチェーン規制区間を設定した[35][36]
    • 9月1日 - 福井バイパスが全線開通[37]
  • 2019年(平成31年)3月10日 - 白根バイパスが全線開通[38]。これに伴い、4月1日に並行する旧道が国道8号の区域を外れる[39]
  • 2021年令和3年)12月27日 - 滋賀県内の大雪で立ち往生が発生、除雪に伴い最長50 kmにわたる通行止め措置を実施[40][41]
  • 2022年(令和4年)
  • 2024年(令和6年)

路線状況

新潟県

大野大橋付近
新潟県新潟市南区下塩俵
天嶮:親不知付近
新潟県糸魚川市大字市振
(2019年5月)

新潟市から柏崎市にかけては、本路線の他に国道116号国道402号北陸自動車道などがあるが、本路線は長岡市を経由し、内陸側を通る路線である。新潟市・三条市・長岡市の各都市を結んでおり、また長岡市では東京方面から接続する国道17号と接続していることもあり、交通量は多い。

起点から新潟市中央区紫竹山にかけては国道7号と重複している。この国道7号と重複している区間では本町通、万代、新潟駅前など各繁華街を経由する。また、途中信濃川萬代橋で通過している。萬代橋の現橋梁は1929年(昭和4年)開通と歴史が古く、新潟市の代表的存在となっており、また2004年(平成12年)には重要文化財に指定されている。その先、栗ノ木橋交差点から紫竹山ICにかけての栗ノ木バイパスの区間は6車線となる。栗ノ木バイパスはかつての栗ノ木川を埋め立てて建設され、開通した区間であり、各交差点名にその名残りが見られる。この栗ノ木バイパスの区間は市街地を経由している上、新潟バイパス、亀田バイパス新潟市道紫竹山鳥屋野線新潟県道51号新潟黒埼インター笹口線明石通などの各幹線道路と接続していることから、日中にかけて流れの悪い区間となっている。

新潟市中央区紫竹山の紫竹山ICから、同西区山田の黒埼IC間は新潟バイパスとなる。この新潟バイパスの区間は他道路とはすべて立体交差で接続しており、一部を除いて6車線であるほか、最高速度も70 km/hに指定されている。この区間は国道8号の中でも特に交通量が多い区間であり、24時間交通量が新潟市中央区神道寺(かんどうじ)(弁天IC - 桜木IC間)で131,348台と全国2位[56]、その他の区間でも概ね10万台を超えているなど日本屈指の交通量を誇っている。

黒埼IC以南は4車線となり、新潟市西区西部の黒埼地区を通り、大野大橋中ノ口川を渡る。この黒埼地区の区間は当初2車線であったが、新潟市街と近接している上、沿線の宅地化が進み渋滞が慢性化していたことから、「黒埼拡幅」として黒埼IC - 下塩俵交差点間が2005年(平成17年)までに4車線化された。このうち、1977年(昭和52年)に黒埼IC - 大野交差点(現:大野町交差点)が4車線化された。大野大橋は黒埼地区 - 三条市代官島間の一次改築事業の一環として1963年(昭和38年)に開通したが、当初は2車線であり渋滞が恒常化していたことや、老朽化が進んでいたこともあり、2005年(平成17年)に現橋梁が完成し、大野町交差点 - 下塩俵交差点間が4車線に拡幅された[57]

大野大橋以北の区間は紫竹山ICと黒埼ICを除き全線が4車線以上であったが、以南の区間では2車線となり、新潟市南区を縦断する。南区内の白根地区では2車線であり、沿線はロードサイド型店舗や住宅地、工場団地等が集積していることから、渋滞や速度低下が慢性的に発生している。このため、白根市街地を迂回する白根バイパスが建設され、一部区間は2015年(平成27年)3月22日に開通[58]、残りの区間も2019年(平成31年)3月10日に開通した[59]

三条市北部では、中ノ口川と信濃川が非常に近接しており、国道8号はこれらの川を挟んだルートとなっている。同市下須頃 - 大字猪子場新田間は再び市街地となり、4車線となる。この区間は当初2車線であったが、三条大橋を除く区間は1988年(昭和63年)から1996年(平成8年)にかけて順次4車線化された。三条大橋のみ長らく2車線であったが、2003年(平成15年)に現橋梁が完成し、4車線化された[60]

栄拡幅事業が進む三条市南部の栄地区の区間は再び2車線となるが、同市千把野新田から長岡市西部にかけて4車線となる。このうち、長岡市内の長岡東バイパス長岡バイパスの区間は一部立体交差となる。この長岡東バイパスの川崎ICでは、国道8号の新潟方面と国道17号の東京方面が本線となっており、国道8号はここから西に折れる経路となる。

富山県境に近い糸魚川市親不知では山と海岸とのわずかな間を縫うように道路が敷かれており、急カーブが続く難所となっている。この区間のうち、青海 - 歌区間の4.2 kmと外波 - 市振区間の5.4 kmは連続雨量が120 mmを超えると通行止めとなる。えちごトキめき鉄道市振駅を超えて境川を渡ると富山県に入る。

富山県

滑川富山バイパス
国道415号との分岐)
富山市水橋北馬場

朝日町あいの風とやま鉄道泊駅付近から富山平野に入り、以後小矢部市まで約90 kmにわたってなだらかな道が続く。

入善町から黒部市内にかけては市街地の中を通り、渋滞や速度低下が慢性的に発生していたため、海側に入善黒部バイパスの建設が進められ、2015年(平成27年)3月1日に全線開通した。なお、入善町椚山 - 上野交差点は拡幅工事中である[61]

魚津市内に入り、江口交差点からは4車線の魚津バイパスに入る。この先、高岡市内までの約50 kmは全線が4車線で完成している魚津バイパス、魚津滑川バイパス滑川富山バイパス富山高岡バイパスの区間であり、立体交差も多く快走路が続く。2020年現在、朝夕における有数の渋滞個所である富山市の新屋 - 豊田交差点と中島 - 本郷西交差点[62]は立体化事業が進められており、高新大橋手前の射水市坂東交差点の立体化は2016年(平成28年)3月19日に完成した。この間、大部分で北陸新幹線の高架と併走している。

能越自動車道高岡IC入口交差点で4車線区間は終了し、再び2車線となる。高岡市福岡町区間は市街地の中を通ることもあり、やはり渋滞が発生しやすい。小矢部市に入り、芹川交差点で国道8号は西側に折れて、小矢部バイパス区間に入る。なお、南側のあいの風とやま鉄道線に沿う旧道区間は現在、小矢部市本町交差点までは富山県道42号に、本町交差点からは国道471号に指定されている。

石川県

津幡バイパス
(国道159号との重複)
石川県河北郡津幡町

富山県境のトンネルを抜けると、旧道はIRいしかわ鉄道線に沿うように森本方面へとつながっていたが、現在はのと里山海道(旧能登有料道路)につながる国道159号津幡バイパスを経由し、金沢市街に通じる。

金沢市街に入ると、金沢東ICから金沢西IC付近まで、北陸自動車道と併走する。金沢西インター付近で、北陸自動車道と別れると当路線は、野々市市を経て山側へと進む。

白山市では、その中心市街地である松任を通過する。しかしながら、福井方面が一部区間で片側3車線に対し、富山方面は片側2車線であるために渋滞が多く、拡幅事業が進められている[63]。市街地を抜けると田園風景が広がる平野部となり、川北町手取川大橋付近 - 加賀市箱宮町まで連続立体交差になる。このうち、小松バイパスに該当する大長野IC - 八幡ICはかつて対面通行で事故が多発しており、拡幅工事が行われた[64]

小松市内は、能美市の大長野交差点から旧道(国道305号)と分岐し、山側を通るバイパス道路となる。加賀市の箱宮インターで再び国道305号と合流して黒瀬町交差点まで重複する。

加賀市内は、箱宮 - 松山交差点まで片側2車線で、松山交差点 - 西島交差点付近まで対面通行になる。西島交差点を過ぎた辺り - 熊坂交差点までは片側2車線の道路になる。熊坂町交差点を過ぎると、ハピラインふくい線[65]の下をくぐり、県境の牛ノ谷峠となる。

福井県

国道27号との分岐
(国道27号起点)
福井県敦賀市 坂ノ下ランプ

石川県境である牛ノ谷峠(標高80 m)の急坂を下った牛ノ谷交差点から、あわら市内の加越台地をなだらかなカーブで南下する笹岡交差点までの4.3 kmは、金津インターチェンジがあるなど交通の便が良いことから工場や物流拠点が点在するが、チェーン規制区間に指定されており、気象庁が福井県に大雪特別警報を発令、あるいは国土交通省が当該区間に「大雪に対する緊急発表」を行い、それらが解除されるまで、冬用タイヤ着用であってもタイヤチェーンを装着していなければ通行できない。

あわら市笹岡 - 越前市塚原の42.2 kmは「福井バイパス」事業区間である(同バイパスは、暫定2車線となっている北端区間の5.4 kmを除き、完成4車線、全区間現道化済)。

あわら市区間は、同バイパスの北端部で2018年(平成30年)に供用開始。暫定2車線。坂井市区間は、交通量は多いものの、比較的流れは良い。また近年、ロードサイド店舗も増えている。

福井市市街地に入ると混雑する。特に大和田 - 新保付近、および丸山 - 問屋団地付近は、休日を中心に渋滞する。大型商業施設が多いことに加え、バイパス完成が比較的古く付近道路との平面交差が多いのが原因である。ただし国道158号との交点付近の約1 km区間は、連続して立体交差化されている。

福井市街地を抜けると、交通量は多いが流れが良くなり、鯖江市、越前市の順で通過する。この一帯は1995年(平成7年)に開催された世界体操競技選手権鯖江大会を機に4車線化された。沿道はロードサイド店舗が並び、工業団地も見ることができる。

越前市の塚原交差点で旧国道8号と合流し、2車線区間となる。これより敦賀市田結までの約27 kmは急カーブや勾配、トンネルの連続である。この区間では起点側から順に「8号防災」「大谷防災」「敦賀防災」と称する道路改良事業が行われている。南越前町河野地区から敦賀市大比田付近までは、越前・河野しおかぜライン(かつての河野海岸有料道路で、現在は通行料無料)が並行していて、国道8号の支障時には迂回させられることもある。

敦賀市内は田結 - 小河口は旧道と現道に分かれる。旧道は市街地を通り、途中アーケード街もある。現道は「敦賀バイパス」の事業名で整備され、約8 kmの大部分は立体交差化されていて、信号のある交差点は2か所のみである。余座 - 坂ノ下の約2 kmが4車線化されている。途中ラムサール条約に登録された中池見湿地の横を通るが、直接降りるための道路はない。坂ノ下ランプで国道27号に接続し、国道161号との重複区間が始まる。

敦賀市小河口から滋賀県境までは山間部を通る。部分的に4車線化されている。国道161号との重複区間は疋田交差点で終わり、琵琶湖西岸(湖西)方面へはここで分岐する。

滋賀県 - 京都府

終点までの重複区間
国道1号との分岐
滋賀県栗東市 栗東IC付近

滋賀県の区間は渋滞が多い。主な渋滞地は、彦根市外町 - 彦根市東沼波町、彦根市高宮町、東近江市簗瀬、近江八幡市街、野洲市三上、栗東市辻、栗東市宅屋である。人口の著しい増加で、予想以上に交通量が増えたのが渋滞の原因である(4車線区間が長浜バイパス米原バイパスの一部区間しかない)。特に、近江八幡から栗東ICにかけての区間は、片側1車線の上にバイパスが無く、日中は常に混雑している。2010年(平成22年)の交通センサスにおける調査では、栗東市の区間において、混雑度が2.0を超えている。渋滞緩和のため野洲栗東バイパス(野洲市小篠原 - 栗東市手原)の計画があり、現在工事中となっている。ほかにも、米原バイパスがあるが彦根市内は開通しておらず、米原警察署附近では混雑が目立っている。

東近江区間(愛荘町・東近江市・近江八幡市・竜王町)は整備率が50 %に満たしておらずバイパスや4車線化を視野に入れた整備を国に要望する組織が2015年(平成27年)に立ち上がった。また、彦根市内 - 東近江市内の区間でもバイパス建設を視野に入れた道路整備が検討されている。

米原市西円寺交差点で国道21号と接続する。栗東IC付近で国道1号と合流し、ここから終点の烏丸五条交差点(京都市下京区)まで、国道1号との重複区間となる。

バイパス・改築事業

バイパス開通に伴い、旧道が国道指定を外れ、現道となっている区間は「細字」、旧道が引き続き国道8号に指定されている路線は「太字」で記述する。開通当初は国道8号に指定されていたが、現在国道8号に指定されていないバイパス区間は(※)で記述する。

新潟県

三条バイパス
(国道289号との交差)
新潟県三条市須頃2丁目
直江津バイパス
(国道253号起点付近)
新潟県上越市三ツ屋町
  • 栗ノ木バイパス(新潟市中央区明石二丁目 - 新潟市中央区紫竹山三丁目):1975年(昭和50年)4月1日全線開通。
  • 関屋バイパス(団九郎バイパス)(※)(新潟市中央区関新二丁目 - 新潟市中央区関南町):1972年(昭和47年)4月1日開通[66]。関屋地区内の交通量逼迫に合わせて信濃川左岸沿いに整備され、バイパスは関屋大橋方面、本道は新潟市本町方面への一方通行とした。新潟バイパス開通に伴い1974年(昭和49年)4月22日に県道に指定変更され、さらに1992年(平成4年)の新潟交通電車線の廃止以降に本道の拡幅が竣工して両方向通行となったのに伴い、新潟市道中央2-163号線に指定変更された。
  • 新潟バイパス(一部※)(新潟市中央区海老ヶ瀬 - 新潟市西区山田):1973年(昭和48年)11月22日全線開通。このうち、海老ヶ瀬 - 紫竹山三丁目は翌1974年(昭和49年)4月20日に国道7号に指定変更され、現在国道8号の区域となっているのは新潟市中央区紫竹山 - 西区山田となっている。
  • 黒埼拡幅(新潟市西区山田 - 新潟市南区下塩俵)
  • 大野地区改良区間(新潟市西区大野町):1963年(昭和38年)開通。
  • 白根地区改良区間(一部※)(新潟市西区大野町 - 三条市代官島):1964年(昭和39年)全線開通。
  • 白根バイパス(新潟市南区保坂 - 新潟市南区戸頭):2015年(平成7年)3月22日 鯵潟 - 戸頭間(延長3.9 km)開通[67]2019年(平成31年)3月10日全線開通[59]
  • 三条拡幅(三条市大島 - 三条市土場)
  • 三条バイパス(三条市下須頃 - 三条市直江町二丁目):1965年(昭和40年)12月19日開通、1968年(昭和43年)3月25日三条市須頃地区完成。
  • 見附バイパス(見附市坂井町 - 長岡市灰島新田、バイパス区間は見附市坂井町 - 長岡市中之島)
  • 長岡東バイパス(長岡市灰島新田 - 長岡市川崎町)
  • 長岡バイパス(長岡市川崎町 - 長岡市大積町三丁目、バイパス区間は長岡市川崎町 - 長岡市宮本東方町、長岡市宮本東方町、長岡市大積町一丁目、長岡市大積町二丁目、長岡市大積町三丁目)
  • 曽地局所改良
  • 柏崎バイパス(旧)(柏崎市土合 - 柏崎市大字鯨波)
  • 柏崎バイパス(一部開通)(柏崎市長崎 - 柏崎市鯨波)
  • 鯨波バイパス(柏崎市大字鯨波 - 柏崎市鯨波三丁目)
  • 柿崎バイパス(上越市柿崎区竹鼻 - 上越市柿崎区上下浜)
  • 柿崎拡幅
  • 大潟バイパス(上越市柿崎区上下浜 - 上越市大潟区犀潟)
  • 直江津バイパス(上越市大潟区犀潟 - 上越市虫生岩戸)
  • 谷浜バイパス(上越市長浜、1977年(昭和52年)10月27日開通)
  • 有間川バイパス(上越市有間川)
  • 名立バイパス(上越市名立区名立小泊 - 上越市名立区名立大町)
  • 筒石バイパス(糸魚川市筒石)
  • 藤崎バイパス(糸魚川市藤崎)
  • 能生バイパス(糸魚川市能生 - 糸魚川市太平寺、1972年(昭和47年)6月開通)
  • 糸魚川東バイパス(一部開通)(糸魚川市間脇 - 糸魚川市押上)
  • 梶屋敷バイパス(糸魚川市梶屋敷 - 糸魚川市田伏、1963年(昭和38年)開通)
  • 大和川バイパス(糸魚川市田伏 - 糸魚川市竹ヶ花)
  • 糸魚川バイパス(糸魚川市押上字道北 - 糸魚川市寺島字塩場)
  • 姫川バイパス(糸魚川市寺島字塩場 - 糸魚川市須沢)
  • 青海バイパス(糸魚川市須沢 - 糸魚川市青海)
  • 歌バイパス(糸魚川市歌 - 糸魚川市外波、1976年(昭和51年)10月6日開通[68]
  • 親不知道路(未開通)(糸魚川市外波 - 糸魚川市市振)
  • 市振バイパス(糸魚川市市振、1974年(昭和49年)1月開通[69]

富山県

入善黒部バイパス
富山県黒部市古御堂

石川県

  • 俱利伽羅バイパス(河北郡津幡町九折 - 河北郡津幡町刈安)
  • 津幡北バイパス(河北郡津幡町 - 津幡町舟橋)
  • 津幡バイパス(津幡町舟橋 - 金沢市今町)
  • 金沢外環状道路海側幹線(金沢市今町 - 金沢市鞍月)
  • 金沢バイパス(金沢市今町 - 白山市福留町)
  • 乾東局所渋滞対策(白山市乾町 - 白山市長竹町)
  • 松任拡幅(白山市乾町 - 白山市宮丸町)
  • 金沢西バイパス(白山市福留町 - 能美市大長野町)
  • 小松バイパス(能美市大長野 - 加賀市箱宮町)
  • 加賀拡幅(加賀市箱宮町 - 加賀市黒瀬町)
  • 南郷拡幅(加賀市箱宮町 - 加賀市熊坂町)
  • 牛ノ谷道路(未開通)(加賀市熊坂町 - 福井県あわら市牛ノ谷)

福井県

  • 金津道路(あわら市牛ノ谷 - あわら市笹岡)
  • 福井バイパス(あわら市笹岡 - 越前市塚原町)
  • 赤萩局改(一部開通)(南条郡南越前町具谷 - 南条郡南越前町大良)
  • 大谷防災(未開通)(南条郡南越前町大谷 - 敦賀市元比田)
  • 敦賀有料道路 (南条郡南越前町大谷 - 敦賀市杉津):開通当時の名称。現在は特に道路名は付けられておらず、無料である。
  • 敦賀防災(未開通)(敦賀市挙野 - 敦賀市田結)
  • 敦賀バイパス(敦賀市田結 - 敦賀市小河口)

滋賀県

このほか、石川県の金沢東部環状道路(金沢市今町 - 金沢市鈴見台)も当初は国道8号として計画・建設されたが、開通時に国道159号に変更された。

別名・通称

重複区間

国道303号との重複
(塩津バイパス)
滋賀県長浜市西浅井町
国道1号との重複
(五条バイパス)
京都府京都市東山区清閑寺山ノ内町
(敦賀市・坂ノ下ランプ -<現道>- 敦賀市・小河口ランプ - 敦賀市・疋田交差点)
(敦賀市・坂ノ下ランプ -<現道・旧道連絡部>- 敦賀市・岡山町1丁目交差点 -<旧道>- 敦賀市・小河口ランプ)
  • 滋賀県
    • 国道303号(長浜市・塩津交差点 - 長浜市・木之本交差点)
    • 国道365号(長浜市・木之本IC交差点 - 木之本交差点)
    • 国道21号(米原市・西円寺交差点 - 米原市・米原警察署前交差点)
    • 国道1号(栗東市・栗東IC - 京都府京都市下京区・烏丸五条交差点(終点))

道路情報ラジオ放送区間

新潟県

  • 桜木(新潟市中央区桜木町(桜木IC) - 新潟市中央区紫竹山三丁目(紫竹山IC))(紫竹山方面のみ)※廃止
  • 白根(新潟市南区下塩俵)※廃止

福井県

  • 福井(福井市板垣 - 福井市大町)※廃止
  • 越前(越前市畑 - 越前市塚原)
  • 田結(敦賀市田結トンネル - 樫曲トンネル)
  • 敦賀(敦賀市鳩原 - 敦賀市疋田)※廃止

滋賀県

  • 木之本(長浜市木之本町大根 - 長浜市木之本町千田)(平日の9:00 - 17:00のみ放送)※廃止

道路施設

主な橋梁

主なトンネル

道の駅

休憩施設

交通量

地理

通過する自治体

交差する道路

北陸地方整備局管内

  • 新潟県
    • 国道116号(※国道116号重複=国道289号国道402号)(新潟市中央区・本町交差点起点)
    • 国道113号(※国道113号重複=国道350号)(新潟市中央区・本町交差点起点 -(重複)- 東港線十字路)
    • 国道7号(新潟市中央区・本町交差点起点 -(重複)- 紫竹山IC)
    • 国道17号(新潟市中央区・本町交差点起点 -(重複)- 長岡市・川崎IC
    • 国道345号(※国道113号・国道350号と重複)(新潟市中央区・東港線十字路)
    • 国道49号(※国道49号重複=国道403号国道459号)(新潟市中央区・栗ノ木橋交差点 -(重複)- 紫竹山IC)
    • 国道116号(※国道116号重複=国道289号)(新潟市西区・黒埼IC)
    • 国道460号(新潟市南区・白根古川交差点)
    • 国道460号(新潟市南区・日の出町交差点)
    • 国道289号(※三条市街方面に国道403号重複)(三条市・須頃三丁目南交差点)
    • 国道403号(三条市・大野畑交差点)
    • 北陸自動車道中之島見附IC(長岡市)
    • 国道351号(長岡市・川崎IC -(重複)- 新町1丁目交差点)
    • 国道352号(※国道352号重複=国道403号、長岡駅方面へは国道351号と重複)(長岡市・新町1丁目交差点)
    • 国道351号(長岡市・堺西交差点)
    • 国道404号(長岡市・喜多町交差点)
    • 北陸自動車道・関越自動車道長岡IC(長岡市)
    • 国道116号(柏崎市・長崎交差点)
    • 国道252号(国道252号重複=国道291号)(柏崎市・日吉町交差点)
    • 国道353号(柏崎市・枇杷島交差点)
    • 国道352号(柏崎市・柳橋町交差点)
    • 北陸自動車道米山IC(柏崎市)
    • 北陸自動車道柿崎IC(上越市)
    • 国道253号(上越市・三ツ屋交差点)
    • 国道18号・国道350号(上越市・下源入交差点)
    • 国道148号(糸魚川市・横町交差点)
    • 北陸自動車道親不知IC(糸魚川市)
  • 富山県
  • 石川県
    • 国道159号(※国道159号重複=国道249号)(河北郡津幡町・舟橋JCT -(重複)- 金沢市・今町JCT)
    • 北陸自動車道金沢東IC金沢西IC(金沢市)
    • 国道157号(野々市市・三日市交差点 -(重複)- 白山市・乾東交差点)
    • 国道305号(野々市市・三日市交差点 -(重複)- 能美市・大長野IC)
    • 国道360号(小松市・佐々木IC)
    • 国道416号(小松市・東山IC)
    • 国道305号(加賀市箱宮町 -(重複)- 黒瀬交差点)
    • 国道364号国道365号(加賀市・黒瀬交差点)(※国道365号は国道305号と重複)

近畿地方整備局管内

  • 福井県
    • 国道416号(福井市・新保交差点)
    • 国道158号(福井市・西方交差点)
    • 国道417号(鯖江市・東鯖江交差点)
    • 国道365号(越前市・行松交差点 - (重複) - 塚原交差点)
    • 国道305号(南条郡南越前町赤萩 - (重複)- 桜橋交差点〈現道〉、桜橋交差点〈新道〉)(※国道305号重複=国道417号、国道417号は旧越前町方面から桜橋交差点で終点)
    • 国道476号(敦賀市・余座〈現道(敦賀バイパス)〉、曙交差点〈旧道〉)
    • 北陸自動車道敦賀IC(敦賀市〈現道(敦賀バイパス)〉)
    • 国道27号(※国道27号重複=国道162号)(敦賀市・坂ノ下ランプ〈現道・旧道連絡線(金山バイパス) - 岡山町1丁目交差点で重複、岡山町1丁目交差点〈旧道〉)
    • 国道161号(敦賀市・坂ノ下ランプ - 〈現道・旧道連絡線(金山バイパス)〉 - 岡山町1丁目交差点 - 〈旧道〉 - 小河口ランプ - 〈現道〉 - 疋田交差点で重複)
  • 滋賀県
  • 京都府

主な峠

  • 曽地峠標高130 m):新潟県柏崎市 - 新潟県刈羽郡刈羽村
  • 米山峠(標高- m):新潟県柏崎市
  • 親不知(延長約15 km):新潟県糸魚川市
  • 天田峠(標高160 m):富山県小矢部市 - 石川県河北郡津幡町
  • 牛ノ谷峠(標高80 m):石川県加賀市 - 福井県あわら市
  • 新道野越(標高260 m):福井県敦賀市 - 滋賀県長浜市

脚注

注釈

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年3月21日、新潟市に編入合併した。現在の新潟市南区
  3. ^ 2005年11月1日、1市3町1村が新設合併し、射水市となる。
  4. ^ 2005年11月1日、高岡市と合併。
  5. ^ 2011年11月11日、市制施行により、野々市市となる。
  6. ^ 2005年2月1日、1市2町5村が新設合併し、白山市となる。
  7. ^ 2005年10月1日、今立郡今立町と新設合併し、越前市となる。
  8. ^ 2005年1月1日、今庄町・南条町と合併し、南越前町が発足
  9. ^ a b 2010年1月1日、長浜市に編入
  10. ^ 2005年10月1日、米原市に編入。
  11. ^ 2001年10月1日 、市制施行して栗東市となる。
  12. ^ a b c d e f 2022年3月31日現在
  13. ^ 燕市小高地区(燕市東町)の飛び地をわずかに通過している[73]

出典

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  6. ^ a b c d e f g 『新庄北のあゆみ 輝、絆』(2018年2月28日、新庄北自治振興会発行)70頁。
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  9. ^ 『図説 魚津・黒部・下新川の歴史』(2000年6月28日、郷土出版社発行)169ページより。
  10. ^ 『富山工事事務所六十年史』(1996年2月、建設省北陸地方建設局富山工事事務所編集・発行)447頁。
  11. ^ a b c 『富山工事事務所六十年史』(1996年2月、建設省北陸地方建設局富山工事事務所編集・発行)490頁
  12. ^ a b 『富山工事事務所六十年史』(1996年2月、建設省北陸地方建設局富山工事事務所編集・発行)491頁。
  13. ^ a b 『保存版 魚津・黒部・下新川今昔写真帖』(2007年4月15日、郷土出版社発行)68頁。
  14. ^ 『富山工事事務所六十年史』(1996年2月、建設省北陸地方建設局富山工事事務所編集・発行)479頁。
  15. ^ 『魚津市広報』昭和37年5月号(第188号)、1ページ『新国道8号線 富山・黒部へ完通 舗装は本年10月完成予定』より。
  16. ^ a b 『富山工事事務所六十年史』(1996年2月、建設省北陸地方建設局富山工事事務所編集・発行)480頁。
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  19. ^ 車5台押流さる 土砂崩れ6人死傷『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月23日夕刊 3版 9面
  20. ^ a b 『石川県史 現代篇 (5)』石川県、1984年3月、629頁。 
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参考文献

関連項目

外部リンク