境橋 (新潟県・富山県)
表示
境橋 | |
---|---|
新潟県側から富山県側を望む | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県糸魚川市市振 - 富山県下新川郡朝日町 |
交差物件 | 境川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道8号 |
管理者 | 国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所 |
竣工 | 1952年(昭和27年) |
座標 | 北緯36度58分42.5秒 東経137度38分7.8秒 / 北緯36.978472度 東経137.635500度 |
構造諸元 | |
形式 | 単純T桁橋 |
材料 | 鉄筋コンクリート |
全長 | 109.0 m |
幅 | 7.5 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
境橋(さかいばし)は、新潟県糸魚川市と富山県下新川郡朝日町を結ぶ境川に掛かる国道8号・新潟県道・富山県道115号上路市振停車場線の桁橋。
概要
[編集]歴史
[編集]1878年(明治11年)7月、明治天皇の北陸巡幸を機に石川県[注 1]、新潟県が共同で長さ40間、幅員15尺の木橋である「境川橋」を架設したのが始まりである。それ以前は沿村の川越人が仮橋を架けたり、徒捗を助けていたが、降雨の度に増水し、交通の難所となっていた[3]。
最初の架橋以後、部分的流出や復旧を繰り返したのち、1899年(明治32年)、長さ60間1尺、幅員18尺という現在に近いものになった。1905年(明治38年)には、橋の管理が新潟、富山両県が5年ずつ交替で行うことが定められた[3]。
かつて切り通しには同橋と同じ幅員の長さ約30mの小橋が架けられていた。小橋は、1930年頃に埋め立てられ、幅員約3mの永久橋となった[2]。
現在の橋は1952年(昭和27年)8月24日竣工[4]の橋であるが、塩害による損傷のため、2012年(平成24年)度に本橋など5橋の架け替え事業である糸魚川地区橋梁架替IIが事業化されている[1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 当時の富山県は石川県の管轄であった。