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国道332号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道
国道332号標識
国道332号
地図
地図
総延長 3.9 km
実延長 3.0 km
現道 3.0 km
制定年 1972年昭和47年)
起点 沖縄県那覇市
那覇空港北緯26度12分13.61秒 東経127度39分9.61秒 / 北緯26.2037806度 東経127.6526694度 / 26.2037806; 127.6526694
終点 沖縄県那覇市
明治橋北緯26度12分28.56秒 東経127度40分27.88秒 / 北緯26.2079333度 東経127.6744111度 / 26.2079333; 127.6744111 (明治橋)
接続する
主な道路
記法
国道58号標識 国道58号
国道331号標識 国道331号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

国道332号(こくどう332ごう)は、沖縄県那覇市那覇空港から明治橋に至る一般国道である。

概要

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那覇市那覇空港ターミナル前に位置する空港南口交差点から、同市の国道58号終点でもある明治橋を結ぶ、延長約3.9 km一般国道の路線で、いわゆる港国道の一つ[1]。実延長3.0 kmの単独区間は、那覇空港から国道331号交点までで、路線の途中に位置する那覇市垣花町の垣花交差点から終点・明治橋までは、国道331号との重用区間である。

2006年平成18年)から那覇空港の新ターミナルから延びる道路が国道の路線に追加指定された際に、2009年までの約3年間は旧ターミナルからの道路と併せて、地図上では起点が2箇所ある変則的で珍しい二股の国道路線であった[1]

路線データ

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一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

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  • 1953年昭和28年) - 軍道7号線として指定される(のちに那覇空港 - 那覇軍港入口が政府道となる)
  • 1972年(昭和47年)5月15日 - 本土復帰と同時に軍道7号線のうち那覇軍港入口 - 垣花交差点、政府道7号線のうち那覇空港 - 那覇軍港入口が一般国道332号として指定(指定された区間は那覇空港 - 那覇市通堂町3丁目)。
  • 1983年(昭和58年)
  • 2006年平成18年)4月 - 那覇空港旧国内線ターミナル前 - 現国内線ターミナル前の沖縄県道231号那覇空港線が国道に昇格され、本路線に編入される。そのため起点が事実上2か所存在することになった(法令上の起点は従来の旧国際線ターミナル跡前)[1]
  • 2009年(平成21年)
    • 5月27日 - 現国内線ターミナル前の起点を法令上の起点とする政令の改正が公布された。すなわち従来の起点である「那覇市字鏡水崎原307番」が、政令の改正後は「那覇市字安次嶺那崎原526番3」とされた。これにより起点が2つ存在する状態は解消された。なお、この政令(一般国道の指定区間を指定する政令[4])の施行日は2009年6月1日である[5]
    • 7月10日 - 旧国内線ターミナル前 - 空港入口交差点の国道332号旧道部分が、6時に通行止めにされ、廃道となる[6]

路線状況

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別名・愛称

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  • 那覇空港通り(単に空港通りと呼ぶ場合もある。ただし、沖縄市にも空港通りと呼ばれる路線あり)

重複区間

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地理

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通過する自治体

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交差する道路

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路線バス

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  • 23番・具志川線(琉球バス交通) 那覇空港発着のみ
  • 26番・宜野湾空港線(琉球バス交通)
  • 83番・玉泉洞線(琉球バス交通) 那覇空港発着のみ
  • 99番・天久新都心線(琉球バス交通) 那覇空港発着のみ
  • 111番・高速バス(琉球バス交通・沖縄バス那覇バス東陽バス共同運行)
  • 113番・具志川空港線(琉球バス交通)
  • 117番・高速バス(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス共同運行)
  • 120番・名護西空港線(琉球バス交通・沖縄バス共同運行)
  • 123番・石川空港線(琉球バス交通)
  • 125番・普天間空港線(那覇バス)
  • 152番・イオンモール沖縄ライカム(高速)線(琉球バス交通)
  • 190番・知花空港線(琉球バス交通)2022年10月17日運行開始[7]
  • 888番・やんばる急行バス(やんばる急行バス) 那覇空港自動車道経由の急行便やてだこ浦西駅発着便を除く
  • 空港リムジンバス全路線(沖縄バス)
  • カヌチャシャトルバス(琉球バス交通)
  • 沖縄エアポートシャトル(沖縄エアポートシャトル) 一部の便を除く
  • 美ら海ライナー(カリー観光

脚注

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注釈

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在

出典

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  1. ^ a b c 松波成行 2008, p. 103.
  2. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月18日閲覧。
  4. ^ a b 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
  5. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令案について』(プレスリリース)国土交通省、2009年5月21日https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000076.html2009年5月24日閲覧 
  6. ^ 【国道332号(旧道)】通行止めのお知らせ” (PDF). 内閣府沖縄総合事務局南部国道事務所 (2009年7月3日). 2013年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月1日閲覧。
  7. ^ https://daiichibus.co.jp/news/2022092201/

参考文献

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  • 松波成行「おもしろ国道ア・ラ・カルト」『酷道をゆく』、イカロス出版、2008年3月20日、103頁、ISBN 978-4-86320-025-8 

関連項目

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外部リンク

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