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国道323号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道
国道323号標識
国道323号
地図
地図
総延長 44.7 km
実延長 38.3 km
現道 38.3 km
制定年 1970年昭和45年)
起点 佐賀県佐賀市
SAGAアリーナ前交差点(北緯33度16分27.51秒 東経130度17分37.56秒 / 北緯33.2743083度 東経130.2937667度 / 33.2743083; 130.2937667 (SAGAアリーナ前交差点)
終点 佐賀県唐津市
浜玉町浜交差点(北緯33度27分10.14秒 東経130度2分30.81秒 / 北緯33.4528167度 東経130.0418917度 / 33.4528167; 130.0418917 (浜玉町浜交差点)
接続する
主な道路
記法
国道34号標識 国道34号
国道263号標識 国道263号
国道264号標識 国道264号
E34 長崎自動車道
E35 唐津道路
国道202号標識 国道202号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

国道323号(こくどう323ごう)は、佐賀県佐賀市から唐津市に至る一般国道である。

概要

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佐賀市北西部から唐津市東部の山間部の集落を通る国道である。

佐賀市の中心部を起点に、佐賀市大和町梅野(川上峡温泉付近)まで国道263号と重複し、嘉瀬川の左岸(東側)を北上する。国道263号は大和町梅野以北も嘉瀬川の左岸に延びるが、当路線は左折し単独区間となる。官人橋を渡ってすぐ右折し、川向こうの国道263号と並行しながら嘉瀬川の右岸を北上する。佐賀市富士町内野で嘉瀬川沿いに左にカーブして西に向きを変え国道263号と離れ、熊の川温泉や雄淵トンネルを経て、富士町古湯で右にカーブし北上する。旧富士町の中心部である古湯温泉への分岐を過ぎると、古湯温泉トンネルを通り、ダム工事による付け替え区間を含む富士しゃくなげ湖(嘉瀬川ダム)西側を北上、富士町大字中原で再び左にカーブする。

観音峠を越えて唐津市に入り、唐津市七山市民センター、七山温泉と玉島川沿いに山を下り、旧浜玉町市街地の浜玉町浜交差点が終点となる。

単独区間内は幅員がやや狭い区間がある。

路線データ

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一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

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路線状況

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重複区間

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  • 国道263号(佐賀市日の出1丁目・SAGAアリーナ前交差点(起点) - 佐賀市大和町大字梅野)
  • 国道202号(唐津市浜玉町渕上 - 唐津市浜玉町浜崎・浜玉町浜交差点(終点))

道路施設

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橋梁

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  • 官人橋(嘉瀬川、佐賀市)
  • 天河大橋(天河川、佐賀市)
  • 神水川大橋(佐賀市)
  • 浜玉高架橋(横田川、唐津市)

トンネル

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起点から

  • 雄淵トンネル:延長343 m1982年昭和57年)竣工、佐賀市
  • 古湯温泉トンネル:延長348 m、2012年平成24年)竣工、佐賀市

地理

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官人橋
熊の川温泉付近
雄淵トンネル西側の谷合い
古湯温泉入口の天河大橋。直進すると古湯温泉トンネルで、温泉街は右折。
神水川大橋の遠望。富士しゃくなげ湖のパークゴルフ場付近から。
2020年に指定解除され市道となった古湯温泉街の石畳通り(佐賀市富士町大字古湯)。国道時代に石畳舗装となった。

通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 市町村名 交差する場所
国道34号
国道203号
国道263号 重複区間起点
国道264号
佐賀市 日の出1丁目 SAGAアリーナ前交差点 / 起点
佐賀県道31号佐賀川久保鳥栖線 高木瀬東2丁目 下高木交差点
佐賀県道48号佐賀外環状線 大和町大字尼寺 尼寺橋北交差点[注釈 5]
E34 長崎自動車道 大和町大字久池井(くちい) 3 佐賀大和IC
国道263号 重複区間終点 大和町大字梅野
佐賀県道275号松尾湯の原線 富士町大字上熊川 上熊川交差点
佐賀県道209号広滝大和富士線 重複区間起点 富士町大字小副川
佐賀県道209号広滝大和富士線 重複区間終点 富士町大字小副川
佐賀県道209号広滝大和富士線 重複区間起点 富士町大字小副川
佐賀県道209号広滝大和富士線 重複区間終点 富士町大字小副川
佐賀県道44号小城富士線 富士町大字古湯
佐賀県道37号厳木富士線 富士町大字古湯
佐賀県道209号広滝大和富士線 富士町大字古湯 古湯温泉南口交差点
佐賀県道278号池原古湯線 富士町大字古湯 古湯温泉西口交差点
佐賀県道299号三瀬栗並線 富士町大字栗並
佐賀北部広域農道 重複区間起点 富士町大字栗並
佐賀北部広域農道 重複区間終点 富士町大字中原
佐賀県道39号富士三瀬線 富士町大字中原 下無津呂交差点
福岡県道・佐賀県道12号前原富士線 富士町大字麻那古(まなご)
佐賀県道276号七山厳木線 唐津市 七山滝川 滝川交差点
佐賀県道・福岡県道143号藤川二丈線 七山白木
佐賀県道306号鳥巣浜崎停車場線 重複区間起点 浜玉町南山 玉島交差点
E35 唐津道路 浜玉町大江 浜玉IC
佐賀県道306号鳥巣浜崎停車場線 重複区間終点 浜玉町大江 大江交差点
国道202号 重複区間起点
E35 二丈浜玉道路
浜玉町渕上 [注釈 5]
国道202号 重複区間終点
佐賀県道347号虹の松原線
浜玉町浜崎 浜玉町浜交差点 / 終点

交差する鉄道

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  • 観音峠(佐賀市 - 唐津市)

脚注

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注釈

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年1月1日、唐津市東松浦郡相知町・東松浦郡北波多村・東松浦郡厳木町・東松浦郡鎮西町・東松浦郡浜玉町・東松浦郡肥前町・東松浦郡呼子町が合併して、新唐津市発足。
  3. ^ 2005年10月1日、佐賀市神埼郡三瀬村佐賀郡富士町・佐賀郡諸富町・佐賀郡大和町が合併して、新佐賀市発足。
  4. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
  5. ^ a b 側道を経由して接続

出典

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年3月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月18日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
  4. ^ 佐賀県政史』佐賀県、1979年3月、235頁。NCID BN11249334https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00358692/index.html 
  5. ^ 令和2年佐賀県告示第103号 (PDF)”, 佐賀県公報 (佐賀県) 号外, (2020年4月1日) 

関連項目

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