1925年の相撲
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1925年の相撲(1925ねんのすもう)は、1925年の相撲関係のできごとについて述べる。
できごと
[編集]この年の台覧相撲の際の下賜金で天皇杯を作成し、幕内最高優勝力士に授与されることとなった。これを機に、東京・大阪の両相撲協会の合同の計画が進展し、7月に両協会間で合併の調印が行われ、日本大相撲連盟が成立した[1]。12月28日、財団法人化の認可が下りた[2]。
台覧相撲
[編集]本場所など
[編集]- 1月場所(大阪相撲)[3]
- 興行場所:新世界国技館
- 1月2日より10日間興行
- 1月場所(東京相撲)[4]
- 5月場所(東京相撲)[5]
- 6月場所(大阪相撲)[6]
- 興行場所:新世界国技館
- 6月7日より10日間興行
- 第1回東西連盟大相撲(前半)[6]
- 興行場所:京都八坂新道
- 11月14日より10日間興行
その他相撲披露
[編集]誕生
[編集]- 1月17日 - 福井山常志(最高位:十両5枚目、所属:出羽海部屋)
- 2月9日 - 常ノ山勝正(最高位:前頭2枚目、所属:出羽海部屋、+ 1987年【昭和62年】)[8]
- 2月13日 - 2代式守伊三郎(元・三役格行司、所属:時津風部屋、+ 1987年【昭和62年】)
- 2月20日 - 栃錦清隆(第44代横綱、所属:春日野部屋、第5代日本相撲協会理事長、+ 1990年【平成2年】)[9]
- 3月31日 - 信夫山治貞(最高位:関脇、所属:小野川部屋→陣幕部屋→小野川部屋、+ 1977年【昭和52年】)[10]
- 4月13日 - 時津山仁一(最高位:関脇、所属:立浪部屋、+ 1968年【昭和43年】)[11]
- 4月18日 - 國登國生(最高位:小結、所属:高砂部屋、+ 1995年【平成7年】)[12]
- 7月15日 - 出羽錦忠雄(最高位:関脇、所属:出羽海部屋、+ 2005年【平成17年】)[9]
- 7月20日 - 美楯山海一郎(最高位:十両2枚目、所属:立浪部屋→双葉山道場→時津風部屋)
- 8月1日 - 大昇充宏(最高位:前頭筆頭、所属:春日山部屋→立浪部屋→春日山部屋、+ 2009年【平成21年】)[13]
- 8月13日 - 清水川明於(最高位:小結、所属:追手風部屋、+ 1979年【昭和54年】)[14]
- 8月28日 - 神錦國康(最高位:前頭5枚目、所属:高嶋部屋、+ 2005年【平成17年】)[15]
- 9月28日 - 豊光重信(最高位:十両18枚目、所属:立浪部屋→双葉山道場→時津風部屋、+ 1962年【昭和37年】)
- 9月29日 - 豊山鬼吉(最高位:前頭17枚目、所属:錦島部屋→伊勢ノ海部屋、+ 2011年【平成23年】)[16]
- 10月21日 - 大ノ浦一廣(最高位:前頭16枚目、所属:二所ノ関部屋→芝田山部屋→花籠部屋、+ 1987年【昭和62年】)[17]
- 12月3日 - 27代木村庄之助(元・立行司、所属:立浪部屋、+ 2023年【令和5年】)[18]
- 12月4日 - 10代式守与太夫(元・三役格行司、所属:春日山部屋→立浪部屋、+ 1983年【昭和58年】)
死去
[編集]- 4月3日 - 五所車菊太郎(最高位:前頭8枚目、所属:宮城野部屋→勝ノ浦部屋、* 1870年【明治3年】)
- 6月11日 - 18代木村庄之助(立行司(現役没)、* 1860年【万延元年】)[19]
- 11月9日 - 平ノ石辰治郎(最高位:前頭4枚目、所属:玉垣部屋→尾車部屋→峰崎部屋、年寄:玉垣、* 1880年【明治13年】)[20]
- 12月8日 - 鉞り鉄五郎(最高位:前頭13枚目、所属:浦風部屋→高砂部屋、* 1867年【慶応3年】)
- 12月26日 - 14代式守伊之助(立行司(現役没)、* 1870年【明治3年】)[21]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 酒井, p. 373.
- ^ 酒井, p. 374.
- ^ a b 酒井, p. 368.
- ^ 酒井, pp. 365–368.
- ^ 酒井, pp. 369–371.
- ^ a b 酒井, pp. 371–372.
- ^ 酒井, pp. 372–373.
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 122頁
- ^ a b 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 115頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 127頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 123頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 119頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 128頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 117頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 121頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 134頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 142頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 360頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 358頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 24頁
- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 359頁
参考文献
[編集]- 酒井忠正『日本相撲史 中巻』ベースボール・マガジン社、1964年6月1日。