福井山常志
表示
福井山 常志(ふくいやま つねし、1925年1月17日 -没年不明 )は、福井県福井市出身で出羽海部屋に所属した元大相撲力士。本名は渡邊 常志(わたなべ つねし)。179cm、83kg。最高位は西十両5枚目。得意技は左四つ、外掛け。
経歴
[編集]1941年1月場所に初土俵、1950年5月場所に十両昇進。1955年5月場所に廃業した。廃業後は福井県福井市で相撲料理店「福井山」を経営した。小兵で細身だが、腕力の強さと腰の粘り強さを活かした外掛けが持ち味だった[1]。
主な成績
[編集]- 通算成績:174勝198敗 勝率.468
- 十両成績:50勝70敗 勝率.417
- 現役在位:35場所
- 十両在位:8場所
場所別成績
[編集]春場所 | 三月場所 | 夏場所 | 秋場所 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
1941年 (昭和16年) |
(前相撲) | x | (番付外) | x | ||
1942年 (昭和17年) |
(番付外) | x | 西序ノ口14枚目 2–6 |
x | ||
1943年 (昭和18年) |
東序ノ口10枚目 4–4 |
x | 西序二段66枚目 3–5 |
x | ||
1944年 (昭和19年) |
西序二段59枚目 3–5 |
x | 東序二段49枚目 3–2 |
西序二段13枚目 4–1 |
||
1945年 (昭和20年) |
x | x | x | x | ||
1946年 (昭和21年) |
x | x | 国技館修理 のため中止 |
西三段目9枚目 4–3 |
||
1947年 (昭和22年) |
x | x | 東三段目2枚目 2–3 |
西三段目13枚目 2–4 |
||
1948年 (昭和23年) |
x | x | 東三段目20枚目 3–3 |
西三段目20枚目 5–1 |
||
1949年 (昭和24年) |
東幕下26枚目 8–4 |
x | 西幕下8枚目 7–8 |
東幕下9枚目 8–7 |
||
1950年 (昭和25年) |
西幕下7枚目 10–5 |
x | 東十両13枚目 7–8 |
西十両15枚目 10–5 |
||
1951年 (昭和26年) |
西十両5枚目 2–13 |
x | 東十両15枚目 4–11 |
西幕下3枚目 6–9 |
||
1952年 (昭和27年) |
東幕下9枚目 6–9 |
x | 西幕下13枚目 6–9 |
東幕下18枚目 9–6 |
||
1953年 (昭和28年) |
西幕下13枚目 6–9 |
西幕下16枚目 6–2 |
西幕下10枚目 1–7 |
東幕下20枚目 5–3 |
||
1954年 (昭和29年) |
東幕下12枚目 5–3 |
西幕下3枚目 5–3 |
西十両21枚目 8–7 |
東十両20枚目 7–8 |
||
1955年 (昭和30年) |
西十両20枚目 7–8 |
西十両22枚目 5–10 |
西幕下2枚目 引退 1–7–0 |
x | ||
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴
[編集]- 渡邊 常志(わたなべ つねし)1941年1月場所 - 1946年11月場所
- 福井山 常志(ふくいやま つねし)1947年6月場所 - 1955年5月場所
参考文献
[編集]- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709
出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 福井山 常志 - 相撲レファレンス