コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

1986年の相撲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1986年 > 1986年のスポーツ > 1986年の相撲

1986年の相撲(1986ねんのすもう)は、1986年の相撲関係のできごとについて述べる。

大相撲

[編集]

できごと

[編集]
  • 1月,1月場所初日に横綱隆の里保志に敗れ翌二日目に引退を発表。初日、昭和天皇観戦。協会役員改選で春日野理事長を7選。二子山が理事長代行に就任。
  • 3月、大阪府立体育会館が建て替えのため、この年だけ大阪市中央体育館で開催。
  • 4月、大山親方(元大関松登)死去、61歳。東関部屋が墨田区東駒形で土俵開き。昭和天皇在位60年記念式典が両国国技館で行われた。
  • 5月、5月場所初日、来日中のイギリスのチャールズ皇太子ダイアナ妃夫妻が相撲観戦。8日目、昭和天皇観戦。
  • 6月、元前頭5枚目琴千歳が引退、世話人に転向。荒汐親方(元十両5枚目豊ノ花)死去、63歳。
  • 7月、7月場所12日目、連続出場1630回の史上1位の記録を残して、元関脇青葉城引退、年寄不知火襲名。場所後、北尾の横綱推挙決定。双羽黒に改名。1横綱時代を解消した。しかし、優勝経験なしの横綱昇進には反対論もあった。保志の大関昇進も決まり、北勝海に改名。
  • 8月、中村部屋が江戸川区中央で土俵開き。
  • 9月、9月場所8日目、昭和天皇観戦。元関脇開隆山死去、47歳。元前頭2枚目三杉磯引退、年寄峰崎襲名。
  • 10月、パリ公演。7日に出発し16日に帰国。元前頭筆頭天ノ山引退、年寄立田山襲名。元前頭2枚目寶國(斉須)引退、世話人に転向。

本場所

[編集]
  • 一月場所(両国国技館・12日~26日)
    幕内最高優勝 : 千代の富士貢(13勝2敗,15回目)
     殊勲賞-旭富士、敢闘賞-琴ヶ梅、技能賞-保志
    十両優勝 : 水戸泉政人(11勝4敗)
  • 三月場所(大阪市中央体育館・9日~23日)
    幕内最高優勝 : 保志延芳(13勝2敗,初)
     殊勲賞-保志、敢闘賞-小錦、水戸泉、技能賞-保志、小錦
    十両優勝 : 益荒雄広生(11勝4敗)
  • 五月場所(両国国技館・11日~25日)
    幕内最高優勝 : 千代の富士貢(13勝2敗,16回目)
     殊勲賞-旭富士、敢闘賞-保志
    十両優勝 : 竹葉山真邦(11勝4敗)
  • 七月場所(愛知県体育館・6日~20日)
    幕内最高優勝 : 千代の富士貢(14勝1敗,17回目)
     殊勲賞-保志、敢闘賞-水戸泉、技能賞-琴ヶ梅
    十両優勝 : 三杉里公似(11勝4敗)
  • 九月場所(両国国技館・14日~28日)
    幕内最高優勝 : 千代の富士貢(14勝1敗,18回目)
     殊勲賞-小錦、敢闘賞-寺尾、技能賞-逆鉾
    十両優勝 : 騏ノ嵐和敏(12勝3敗)
  • 十一月場所(福岡国際センター・9日~23日)
    幕内最高優勝 : 千代の富士貢(13勝2敗,19回目)
     殊勲賞-小錦、敢闘賞-益荒雄、技能賞-霧島
    十両優勝 : 栃乃和歌清隆(10勝5敗)
  • 年間最優秀力士賞(年間最多勝):千代の富士貢(68勝10敗12休)

誕生

[編集]

死去

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 「相撲」編集部編『平成二十四年度 大相撲力士名鑑』(ベースボール・マガジン社) 34頁
  2. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 268頁
  3. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 281頁
  4. ^ 元関脇・碧山が引退 年寄・岩友を襲名…日本相撲協会発表」『スポーツ報知』2024年9月24日。2024年9月24日閲覧。
  5. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 262頁
  6. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 294頁
  7. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 289頁
  8. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 287頁
  9. ^ 20年初場所優勝の37歳徳勝龍が引退、年寄「千田川」襲名 日本相撲協会が発表」『日刊スポーツ』2023年9月12日。2023年9月12日閲覧。
  10. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 284頁
  11. ^ a b 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 283頁
  12. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 280頁
  13. ^ 元関脇妙義龍が引退、年寄「振分」を襲名 09年夏場所で初土俵 技能賞6回、金星6個」『日刊スポーツ』2024年9月24日。2024年9月24日閲覧。
  14. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 277頁
  15. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 117頁
  16. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 130頁
  17. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 101頁
  18. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 155頁
  19. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 153頁
  20. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 110頁
  21. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 76頁

参考文献

[編集]
  • 『相撲』誌各号
  • 『大相撲戦後70年史』(ベースボールマガジン社、2015年)p90