大相撲昭和2年5月場所
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大相撲昭和2年5月場所 | |
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会場の両国国技館 | |
基本情報 | |
会場 | 両国国技館 |
開催期間 | 1927年5月12日~5月22日(11日間) |
各段優勝・三賞 | |
幕内最高優勝 | 常ノ花寛市(10勝1敗) |
十両優勝 | {{{十両優勝}}}({{{十両優勝成績}}}) |
幕下優勝 | {{{幕下優勝}}}({{{幕下優勝成績}}}) |
三段目優勝 | {{{三段目優勝}}}({{{三段目優勝成績}}}) |
序二段優勝 | {{{序二段優勝}}}({{{序二段優勝成績}}}) |
序ノ口優勝 | {{{序ノ口優勝}}}({{{序ノ口優勝成績}}}) |
殊勲賞 | {{{殊勲賞}}} |
敢闘賞 | {{{敢闘賞}}} |
技能賞 | {{{技能賞}}} |
< 先場所 翌場所 > |
大相撲昭和2年5月場所(おおずもうしょうわにねんごがつばしょ)は、1927年(昭和2年)5月12日からの5月22日までの11日間、東京都墨田区の両国国技館(初代国技館)で開催された大相撲本場所である。
概要
[編集]前年末に東京相撲が大阪相撲を吸収合併して大相撲に一本化されて以降、東京両国国技館と西日本で交互に本場所を開催(各年2場所)していたが、当時は旧東京方・大阪方の間で不和があったため、成績の集計と番付編成も東西別々に行われていた。そのため、本場所の番付編成は、直前の3月場所(大阪開催)ではなく、その前の1月場所(東京開催)をもとに行われた。
番付・星取表
[編集]- 幕内
東 86点 | 番付 | 西 106点(優勝) | ||||
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備考 | 成績 | 力士名 | 力士名 | 成績 | 備考 | |
1勝2敗8休 | 西ノ海嘉治郎 | 横綱 | 常ノ花寛市 | 10勝1敗 | 幕内最高優勝 | |
3勝3敗5休 | 宮城山福松 | 張出横綱 | ||||
3勝8敗 | 能代潟錦作 | 大関 | 常陸岩英太郎 | 7勝4敗 | 新大関(第162代) | |
張出大関 | 大ノ里萬助 | 6勝5敗 | ||||
全休 | 太刀光電右衛門 | 関脇 | 若葉山鐘 | 6勝5敗 | ||
優勝次点 | 9勝2敗 | 小野川喜一郎 | 張出関脇 | |||
8勝3敗 | 清瀬川敬之助 | 小結 | 出羽ヶ嶽文治郎 | 6勝3敗2休 | ||
5勝6敗 | 錦洋与三郎 | 前頭1 | 玉錦三右衛門 | 6勝4敗1休 | ||
2勝9敗 | 朝響信親 | 前頭2 | 外ヶ浜弥太郎 | 3勝8敗 | ||
3勝5敗3休 | 大蛇山雄作 | 前頭3 | 常陸嶽理市 | 5勝6敗 | ||
5勝6敗 | 吉野山要治郎 | 前頭4 | 山錦善治郎 | 7勝4敗 | ||
2勝6敗3休 | 星甲実義 | 前頭5 | 綾錦由之丞 | 2勝8敗1休 | ||
全休 | 三杉磯善七 | 前頭6 | 真鶴秀五郎 | 8勝3敗 | ||
3勝8敗 | 一ノ浜善之助 | 前頭7 | 清水川米作 | 全休 | ||
5勝6敗 | 錦城山勇吉 | 前頭8 | 若常陸恒吉 | 4勝7敗 | ||
4勝7敗 | 泉洋藤太郎 | 前頭9 | 新海幸蔵 | 7勝4敗 | ||
6勝5敗 | 池田川助松 | 前頭10 | 楢錦政吉 | 0勝5敗6休 | ||
6勝5敗 | 阿久津川高一郎 | 前頭11 | 柏山大五郎 | 0勝1敗10休 | ||
0勝4敗7休 | 東関善三郎 | 前頭12 | 桂川力蔵 | 4勝7敗 | ||
新入幕 | 6勝5敗 | 寳川政治 | 前頭13 | 白岩亮治 | 6勝5敗 | |
新入幕 | 7勝4敗 | 劔岳吉五郎 | 前頭14 | 朝光亀太郎 | 6勝5敗 | |
8勝2敗1休 | 荒熊谷五郎 | 前頭15 | 琴ヶ浦善治郎 | 4勝6敗1休 | ||
張出前頭 | 雷ノ峰伊助 | 9勝2敗 | 優勝次点 優勝旗手 |
表彰
[編集]タイトル | 四股名 | 地位 | 回数 | 成績 | 部屋 | 出身 | 備考 | |
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幕内最高優勝 | 常ノ花寛市 | 西横綱 | 2場所連続5度目 | 10勝1敗 | 出羽海部屋 | 岡山県岡山市 |
備考
[編集]- 優勝争いは、横綱常ノ花と幕尻格の雷ノ峰が終盤まで1敗で並走していたが、千秋楽に雷ノ峰が敗北。常ノ花は1敗を守って、自身初の連覇を達成した。