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高校横綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高校横綱(こうこうよこづな)とは、全国高等学校総合体育大会相撲競技大会(全国中等学校相撲大会・全国高等学校相撲選手権大会)の個人戦の優勝者に贈られる称号である。以前は高校横綱からの大相撲入りは稀な例であったが、1990年代以降は大学に進学せず、高校卒業後(もしくは卒業見込時)に大相撲入りする例が増えてきている。

歴代の高校横綱

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  • 大相撲入りした選手は四股名を記した(括弧内は最高位…現役力士は省略)。
開催年 優勝者 所属 四股名
1919年(大正8年) 真野茂 愛知一中
1920年(大正9年) 竹田繁七 桃山中
1921年(大正10年) 前田正勝 高知一中
1922年(大正11年) 高石正顕 高知商
1923年(大正12年) 小林潔 立命館中
1924年(大正13年) 池川渉 第一神港商
1925年(大正14年) 松浦政次 天王寺商
1926年(大正15年) 大畠政次郎 高知師範
1927年(昭和2年) 久万三男 高知商
1928年(昭和3年) 永吉一猪 高知工
1929年(昭和4年) 中山光 愛知一中
1930年(昭和5年) 小崇正一 中学猶興館
1931年(昭和6年) 山本新一郎 兵庫工
1932年(昭和7年) 川沢宏 高知商
1933年(昭和8年) 川沢宏 高知商
1934年(昭和9年) 沢八郎 富田林中
1935年(昭和10年) 中屋斉 此花商
1936年(昭和11年) 赤塚豊 鹿児島商
1937年(昭和12年) 金龍沢 裡里農林
1938年(昭和13年) 吉松義彦 鹿児島商
1939年(昭和14年) 奥山一雄 桃山中
1940年(昭和15年) 今英蔵 札幌師範
1941年(昭和16年)東北大会 今英蔵 札幌師範
1941年(昭和16年)関東大会 中川甲太郎 日大一中
1941年(昭和16年)関西大会 五藤禎三郎 高知師範
1941年(昭和16年)九州大会 福島政徳 長崎師範
1946年(昭和21年) 有光一 高知海南中
1947年(昭和22年) 土居駿介 宇和島商工
1948年(昭和23年) 石田羊三 西京(京都)
1949年(昭和24年) 石田羊三 西京
1950年(昭和25年) 富士正 耐久
1951年(昭和26年) 照井久見 赤平
1952年(昭和27年) 中村孝明 桃山
1953年(昭和28年) 中尾三郎英語版 県和歌山商
1954年(昭和29年) 中尾三郎 県和歌山商
1955年(昭和30年) 谷本英喜 宇和島東
1956年(昭和31年) 早川紀夫 高知工
1957年(昭和32年) 遠藤末太郎 平舘
1958年(昭和33年) 平野孝行 板野
1959年(昭和34年) 佐藤猛 此花商
1960年(昭和35年) 橋本勝 清水
1961年(昭和36年) 平野照 板野
1962年(昭和37年) 亀岡忠 崇徳
1963年(昭和38年) 臼井仁志 明大中野 栃葉山暁輝(十両)
1964年(昭和39年) 臼井仁志 明大中野 栃葉山暁輝
1965年(昭和40年) 長濱廣光 新発田農 豊山広光(小結)
1966年(昭和41年) 棟方修新 五所川原農林
1967年(昭和42年) 荒瀬英生 高知 荒勢永英(関脇)
1968年(昭和43年) 福田耕治 報徳学園
1969年(昭和44年) 舛田茂 七尾商 舛田山靖仁(関脇)
1970年(昭和45年) 久石川周治 中京
1971年(昭和46年) 中熊誠一 八代第一
1972年(昭和47年) 中熊誠一 八代第一
1973年(昭和48年) 花田安 鹿屋農 琴花田安(幕下)
1974年(昭和49年) 藤沢和穂 高知 琴藤沢和穂(幕下)
1975年(昭和50年) 笙口直 宇佐農
1976年(昭和51年) 平館秀伸 三本木農
1977年(昭和52年) 岡田茂義 報徳学園
1978年(昭和53年) 井上喜博 明大中野
1979年(昭和54年) 東裕次郎 中京
1980年(昭和55年) 阿部健治 西目農
1981年(昭和56年) 久嶋啓太 新宮 久島海啓太(幕内)
1982年(昭和57年) 久嶋啓太 新宮 久島海啓太
1983年(昭和58年) 久嶋啓太 新宮 久島海啓太
1984年(昭和59年) 稲場昌一 金沢
1985年(昭和60年) 斎藤一雄 明大中野
1986年(昭和61年) 成田晴樹 弘前実
1987年(昭和62年) 成田晴樹 弘前実
1988年(昭和63年) 田代勝寿 金足農
1989年(平成元年) 尾曽武人 水戸農 武双山正士(大関)
1990年(平成2年) 加藤耕市 目黒
1991年(平成3年) 出島武春 金沢市工 出島武春(大関)
1992年(平成4年) 岡本篤 埼玉栄 栃栄篤史(幕内)
1993年(平成5年) 田宮啓司 鳥取城北 琴光喜啓司(大関)
1994年(平成6年) 志賀太祐 明大中野 栃東大裕(大関)
1995年(平成7年) 矢島健一 目黒
1996年(平成8年) 小笠原史男 三本木農
1997年(平成9年) 三好正人 長尾谷 朝陽丸勝人(幕下)
1998年(平成10年) 磯部洋之 沼津学園 磋牙司洋之(幕内)
1999年(平成11年) 椿本武志 報徳学園
2000年(平成12年) 吉田勝雄 文徳
2001年(平成13年) 市原孝行 埼玉栄 市原孝行(幕内)
2002年(平成14年) 森下祐哉 高知工 土佐豊祐哉(幕内)
2003年(平成15年) 松本太一 明徳義塾 出羽鳳太一(十両)
2004年(平成16年) 澤井豪太郎 埼玉栄 豪栄道豪太郎(大関)
2005年(平成17年) 山口雅弘 鳥取城北 大喜鵬将大(幕内)
2006年(平成18年) 李大源 報徳学園 栃乃若導大(幕内)
2007年(平成19年) 橋本誠也 報徳学園
2008年(平成20年) 吉田圭佑 愛工大名電
2009年(平成21年) 中出雄真 金沢市工
2010年(平成22年) 中村大輝 埼玉栄 北勝富士大輝
2011年(平成23年) 佐々木耕大 鳥取城北
2012年(平成24年) 村松裕介 海洋(新潟)
2013年(平成25年) 木﨑伸之助 鳥取城北 木﨑海伸之助(十両)
2014年(平成26年) 城山聖羅 金沢市工
2015年(平成27年) 城山聖羅 金沢市工
2016年(平成28年) 山口怜央 津島(愛媛)
2017年(平成29年) アマルトゥブシン・アマルサナー 鳥取城北 狼雅外喜義
2018年(平成30年) 齋藤大輔 埼玉栄 北の若大輔
2019年(令和元年) 大桑元揮 飛龍 颯富士元揮
2020年(令和2年)[注 1] 落合哲也 鳥取城北 伯桜鵬哲也
2021年(令和3年) 落合哲也 鳥取城北 伯桜鵬哲也
2022年(令和4年) 高山瞬佑 埼玉栄 豪ノ湖瞬佑
2023年(令和5年) 西出大毅 和歌山商
2024年(令和6年) 西出大毅(2) 和歌山商

脚注

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注釈

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  1. ^ インハイ中止に伴う代替大会元日相撲として立川で開催。

出典

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