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三重県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
安濃津県から転送)
みえけん ウィキデータを編集
三重県
伊勢神宮・内宮の宇治橋
津城
英虞湾
鈴鹿サーキットメインゲート
四日市祭
三重県の旗 三重県章
三重県旗 三重県章
日本の旗 日本
地方 東海地方近畿地方
団体コード 24000-1
ISO 3166-2:JP JP-24
面積 5,774.48km2
(境界未定部分あり)
総人口 1,710,678[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 296人/km2
隣接都道府県 愛知県の旗 愛知県
岐阜県の旗 岐阜県
滋賀県の旗 滋賀県
京都府の旗 京都府
奈良県の旗 奈良県
和歌山県の旗 和歌山県
県の木 神宮杉
県の花 ハナショウブ
県の鳥 シロチドリ
他のシンボル 県の魚:伊勢海老
県の獣:カモシカ
県の歌:三重県民歌
県民の日:4月18日
三重県庁
知事 一見勝之
法人番号 5000020240001 ウィキデータを編集
所在地 514-8570
三重県津市広明町13番
北緯34度43分49秒 東経136度30分31秒 / 北緯34.73025度 東経136.50867度 / 34.73025; 136.50867座標: 北緯34度43分49秒 東経136度30分31秒 / 北緯34.73025度 東経136.50867度 / 34.73025; 136.50867
地図
県庁舎位置

三重県庁
外部リンク 公式ウェブサイト
三重県の位置

三重県行政区画図

― 市 / ― 町

ウィキポータル 日本の都道府県/三重県
ウィキプロジェクト

三重県(みえけん)は、日本近畿地方に位置する県庁所在地津市

江戸時代から、お伊勢参り(お蔭参り)の名で知られる伊勢神宮を擁する地域として発展した。令制国では、伊勢国志摩国伊賀国の全域と、紀伊国(当初は熊野国)の一部、計4国より構成される。包括する旧律令国の数は、7国を包括する兵庫県に次ぐ。北勢伊賀中勢南勢伊勢志摩東紀州の5地域に区分される。

概要

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伊勢神宮

人口は22番目、面積は25番目、人口密度は20番目である。の豊富な自然に恵まれ、農業漁業が盛んである。また、江戸時代御伊勢参り)から現在(F1日本グランプリや、8耐など)に至るまで、観光を産業として成り立たせている。

名目的には近畿地方に属するものの、名張市など県内最西端に位置する伊賀地域を除いて関西地方の中心都市である大阪市よりも、県の主要な地域において名古屋市との経済的・人的結びつきが強い傾向にあり、特に桑名市など北勢地域は名古屋都市圏中京圏)に含まれる[1][2]。また、県全体としても東海地方にも属し、愛知県岐阜県とともに愛知県を中心とした東海3県のうちの一つである[3][4]テレビ局広域放送においてもテレビ愛知を除く在名テレビ局は東海3県(中京広域局)を対象エリアとしている。また、鉄道においても、三重県の大半のJR路線はJR西日本(本社:大阪)ではなく、JR東海(本社:名古屋)の管轄である(なお、県内の鉄道においては関西私鉄近畿日本鉄道(近鉄)に対して、JRの存在感は小さい)。また、民間企業のみならず、省庁の出先機関地方支部局)においても、厚生労働省東海北陸厚生局国土交通省中部地方整備局など近畿ではなく東海地方や中部地方に含まれることも多い。近畿ブロック知事会中部圏知事会議の双方に参加している。

経済力については日本最大の工業地帯である中京工業地帯の一部である北勢地域を抱える事から上位の県であり平成期に東京都に次ぐ第2位の経済成長を達成して、1人当たりの GDP県民経済計算は3位から15位の間の高水準で推移している[5]可処分所得と基礎支出の差額ランキングの経済的豊かさで三重県は1位である。[6] 本県内で最大の人口を有する市町村は北勢地域の中心都市である四日市市の約31万人で、国から施行時特例市に指定されている。名古屋市から至近でありながら独自の四日市都市圏を形成するほどの経済力を有する。一方、県庁所在地である津市の人口は平成の大合併前は約16万人であり、2005年、2006年は県庁所在地としては人口が最小であった。平成の大合併後の人口は約28万人である。本県は東紀州を中心に過疎地域があるほか、津市や松阪市の一部も過疎地域に指定されている。三重県の総人口は約175万人であり、熊本県鹿児島県岡山県などと同規模であるが、本県はこれらの県と比較して人口が突出した都市(首位都市)は存在せず、中規模の複数の都市に人口が分散している。

シャープ亀山工場

愛知県と隣接している北勢地域は中京工業地帯であり、主要企業の工場が多い。特に四日市市は四日市港四日市コンビナートなどを擁する日本屈指の商工業都市である。また、石油化学コンビナート四日市コンビナートは、四大公害病の一つである四日市ぜんそくの原因となり問題になったが、現在は法整備や汚染防止技術向上などの対策が格段に進み、工業地帯周辺の大気状態は改善されている。亀山市にはカメヤマローソク(本社は大阪市に移転)や、三重県のハイテク企業誘致策により建設されたシャープ亀山工場がある。なお、三重県はローソクの生産量との生産量が全国一である。

伊勢神宮伊賀上野二見浦世界遺産熊野古道などの観光地やナガシマスパーランドなばなの里志摩スペイン村鈴鹿サーキットなどのテーマパークがある。特に近鉄が観光開発を行った伊勢・志摩地区は観光地としても名高い。本県は地理的に、近畿圏京阪神地区)と中京圏の中間に位置しているため、両地域からの観光客が多い。なお、伊勢・志摩地区にも路線を有する近畿日本鉄道(近鉄)は大阪・京都や名古屋から伊勢・志摩地区への観光客に向けの「しまかぜ」といった近鉄特急の運行や企画乗車券の販売するなど誘客に努めている。

方言三重弁が話されており、その中でも伊勢弁伊賀弁志摩弁紀州弁に分けることができる。三重弁は近畿方言に属しており、大部分の地域が京阪式アクセントである。三重県は特に北部において、愛知県(特に名古屋市)と経済面・物流面での関係が見られるが、方言は愛知県・岐阜県の東海3県との間に大きな違いがある。

三重県は、滋賀県福井県岐阜県とともに「日本まんなか共和国」を設立し、知事サミットや文化交流事業などを行っている。

地理・地域

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三重県は南北の長さは約170km、東西の幅は80kmと、細長い形をしている。伊勢平野をはじめとする平野部から、鈴鹿山脈などの山脈、青山高原などの高地、盆地、低地など様々な地形を有する。北側の愛知県や岐阜県、南側の和歌山県など、6府県と隣接する。伊勢湾から松阪市飯高町にかけて中央構造線が通っており[7]、飯高町月出では大規模な露頭が見つかっている。2002年に「月出の中央構造線」として国の天然記念物に指定された。2007年には長野県大鹿村とともに日本の地質百選「中央構造線(月出)」に選定された。

  • 東 - 伊勢平野が広がっており、東側には伊勢湾熊野灘が開けている。
  • 西 - 鈴鹿山脈・信楽山地・台高山脈および紀伊山地を隔てて、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県と接する。但し奈良県との県境は険しい山々に阻まれ直接往来ができない自治体が多い(松阪市→川上村、紀北町→上北山村、熊野市→十津川村など)。また、京都府との県境は僅か3km程度であり、県境部は関西本線や国道163号が通っているが、往来はあまり便利ではない。布引山地の西側には上野盆地が広がる。
  • 南 - 熊野川を境に、和歌山県と接している。
  • 北 - 養老山地木曽三川を境に、岐阜県や愛知県と接している。一部、濃尾平野にもかかっている。

全国八地方区分では近畿地方に分類される。静岡県、岐阜県、愛知県とともに東海地方とする区分もある。

国土整備行政上は福井県滋賀県と同様、近畿圏中部圏のいずれにも含まれている[8]。また伊賀市名張市の属する伊賀地域を近畿地方(大阪圏)、北勢地域を東海地方(名古屋圏)とする区分もある。

位置

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位置
三重県庁(津市) 東端(鳥羽市) 西端(熊野市) 南端(紀宝町) 北端(いなべ市)
経度 東経136度30分31秒 東経136度59分15秒 東経135度51分12秒 東経135度58分29秒 東経136度31分42秒
緯度 北緯34度43分49秒 北緯34度32分53秒 北緯33度51分33秒 北緯33度43分22秒 北緯35度15分28秒

隣接都道府県とその自治体

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括弧内はその自治体に隣接する三重県内の自治体。

地形

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主な川
主な山

その他:

主な島

この他にも、志摩半島南部から熊野市にかけての海岸は、リアス海岸になっているので、多数のがある。

半島
山脈・山地

気候

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気象庁の三重県の区分

三重県は南北に長く、長い海岸線を持ち山岳地帯や盆地など多彩な地形を持つため、各地域によって気候がさまざまである。東紀州(南部)は、潮岬からの台風の直撃を受けることが多く「台風銀座」と呼ばれている。伊勢湾沿岸から熊野灘沿岸が太平洋側気候(伊勢湾沿岸は東海型に、熊野灘沿岸は南海型に属する)で、伊賀は内陸性気候瀬戸内海式気候に含める場合もある。)である[9]

  • 鈴鹿山麓(北部 - 鈴鹿山脈の麓に位置するこの地域(四日市市桑名市など)は、は乾燥した晴天の日が多く、強い冬型の気圧配置になると日本海から流れてくる雪雲の影響で局地的な大雪に見舞われることがある。山間部を除けば、県内で最も雪の多い地域で、いなべ市では、1mの降雪記録もある。
  • 上野盆地(伊賀 - 山地を除くと1月の平均気温が約3°Cで、県内では最も寒さの厳しい地域。逆に夏の暑さは場所によっては40℃を超えたという記録がある。鈴鹿山麓地域(北部)と同様、強い冬型の気圧配置や南岸低気圧の通過時になると大雪に見舞われることがある。年降水量は1,300〜1,500mmで県内で最も雨の少ない地域である。年間を通じて霧が多く発生する。
  • 伊勢平野(中部伊勢志摩 - 基本的に温和な気候であるが、中南部はしばしば洪水に見舞われる。(宮川豪雨や津市で記録した時間雨量98mmなど)又、津市では夏になると最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の日が多くなる。
  • 熊野灘沿岸(紀勢東紀州 - 三重県で最南に位置するため、非常に温暖な地域になっている。又、県内は元より、全国的にも雨の多い地域として有名で、上記でも説明した通り、台風がよく通過する。南四国(高知平野を除く)や九州南東部と似ており、志摩半島海岸では年平均気温は約16℃、年降水量は2000〜2500mmとなっている。特に、尾鷲から大台ヶ原山までの一帯は多雨地帯であり、尾鷲市の年降水量の平均は4,000mm程度に達する(⇒尾鷲の雨を参照)。

気象区分

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三重県内各地の平年値(統計期間:1979年 - 2000年、出典:気象庁・気象統計情報
平年値
(月単位)
北部 伊賀 中部 伊勢志摩 紀勢東紀州
いなべ市
北勢
桑名 四日市 亀山 伊賀市
上野
名張 松阪市
粥見
伊勢市
小俣
鳥羽 志摩市
阿児
南伊勢 大台町
宮川
紀北町
紀伊長島
尾鷲 御浜
平均
気温
(°C)
最暖月 27.3
(8月)
26.2
(8月)
26.1
(8月)
25.8
(8月)
27.1
(8月)
25.4
(8月)
26.6
(8月)
26.7
(8月)
26.2
(8月)
26.0
(8月)
26.1
(8月)
最寒月 4.5
(1月)
4.0
(1月)
4.0
(1月)
3.0
(1月)
5.1
(1,2月)
3.8
(1月)
4.5
(1月)
3.4
(1,2月)
5.7
(1月)
6.0
(1月)
6.2
(1月)
降水量
(mm)
最多月 308.5
(9月)
240.0
(9月)
266.7
(6月)
289.0
(6月)
213.6
(6月)
201.0
(6月)
286.6
(9月)
387.5
(9月)
329.1
(9月)
406.5
(9月)
328.7
(9月)
395.4
(9月)
625.0
(9月)
462.3
(9月)
717.6
(9月)
575.0
(9月)
最少月 55.1
(12月)
34.5
(12月)
37.6
(12月)
37.9
(12月)
37.0
(12月)
36.8
(12月)
34.4
(12月)
35.8
(12月)
39.0
(12月)
47.9
(12月)
40.4
(12月)
45.0
(12月)
59.7
(12月)
52.6
(12月)
91.6
(12月)
77.3
(12月)
降水
日数
(日)
最多月 14.4
(7月)
13.3
(6月)
12.8
(6月)
13.5
(6月)
12.6
(6月)
12.7
(6月)
12.2
(6月)
14.2
(6月)
12.9
(6月)
12.9
(6月)
13.1
(6月)
13.9
(6月)
14.5
(6月)
14.4
(6月)
14.8
(6月)
14.9
(6月)
最少月 8.7
(11月)
6.3
(12月)
5.1
(12月)
6.9
(12月)
5.6
(12月)
7.0
(12月)
4.5
(12月)
5.9
(12月)
5.0
(12月)
5.5
(12月)
5.4
(12月)
5.1
(12月)
6.7
(12月)
4.8
(12月)
5.2
(12月)
6.0
(12月)

地域区分

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三重県の地域区分
伊賀 / 北勢 / 中勢 / 東紀州 / 南勢(伊勢志摩)

県庁は、三重県を北勢伊賀中勢南勢東紀州の5つの地域に区分している。

自治体は、以下の14715(29市町)がある[注釈 1]。「町」の読み方は全て「ちょう」である。2006年1月10日の紀宝町と鵜殿村の合併により、本県内から村がなくなった。

北勢

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伊勢国北部に当たる地域で、国道1号の沿線。鈴鹿川の流域で、緑茶の大産地として有名である。外国人住民の人口と製造業に従事する工業系男性人口が増加している。四日市市及び川越町地域と鈴鹿市で男性人口が多い状態となっている。

四日市以北
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江戸時代には東海道(現在の国道1号)の沿線であった。当時は東海道の架橋が禁止されており、かつ洪水も多かったため、木曽三川を越えた尾張国への往来は今程の多さではなかった。しかし、明治に架橋が進められて以降は、名古屋の影響も強く受けている。

鈴鹿亀山地域
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ホンダの鈴鹿市や、シャープ古河電気工業の亀山市での工業集積が著しい。名阪国道新名神高速道路の物流が大きい。古代には椿大神社や伊勢国府が置かれるなど、重要拠点であり続けた。鈴亀(れいき)地区などと呼ばれることもある。

伊賀

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伊賀国に当たる上野盆地の一帯で、名阪国道国道163号および国道165号の沿線。伊賀市と名張市のこと[注釈 2]

木津川流域で、布引山地加太峠よりも西側に位置する地域。そのため、京阪神との結びつきも強い。北部は、名阪国道が通り、大阪と名古屋のちょうど中間に位置し、双方へ車で1時間半で到達できることから、1980年代以降、同国道沿いに工場立地が集中している。南部は、近鉄大阪線が通り、沿線の名張市は1970年代から大阪のベッドタウンとして機能し、人口は増加の一途をたどっていたが、近年は都心回帰の影響で人口は減少傾向にある。そのため、2015年以降の国勢調査では、名張市の属する都市圏は大阪都市圏から伊賀都市圏に変わった。

中勢

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旧伊勢国中部に当たる地域で、国道23号の沿線。津市には県庁があり商工業が集積しているが、元来鉄道が津市中心部を迂回しており、さらにモータリゼーションの流れの中、大型ショッピングセンターの郊外への進出、同時に中心部からの撤退などで中心商店街は寂れた。しかし、「アスト津」と呼ばれる高さ94mの高層ビルが津駅前に完成して以来、再び活性化しつつある。津市からは、中部国際空港への高速船でのアクセスがある。

なお、松阪市と多気郡を南勢地域に入れる場合もある。

南勢

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旧伊勢国南部に当たる地域と旧志摩国の総称で、志摩を分けず「南勢志摩」と呼ぶ場合がある。観光ガイドでは「伊勢志摩」と呼ばれることが多く、大部分が伊勢志摩国立公園に指定されている。国道23号の沿線。

伊勢神宮二見浦といった大観光地を抱えており、真珠の養殖でも有名である。

東紀州

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紀伊国牟婁郡(当初の熊野国)、当初は度会県、後に三重県となった地域。東紀州熊野牟婁と呼ばれることも多い。国道42号の沿線。

日本では屋久島と並ぶ多雨地帯として知られ、熊野古道の伊勢路南部である。熊野市以南では新宮市など和歌山県紀南地域との結びつきも強い。

合併済みの市町村

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  • ここでは、平成の大合併で変更した市町村を記述している。
  • 2006年平成18年)1月10日宮川村鵜殿村がそれぞれ大台町紀宝町と合併したことに伴い、本県内から村がなくなっている。また、多気町、玉城町、明和町、勢和村の4町村が合併する計画があったが、結び付きの強かった多気町と勢和村が合併するに留まった。
市町村合併
新行政名 旧行政名 合併期日
いなべ市 員弁町北勢町大安町藤原町 2003年(平成15年)12月1日
志摩市 阿児町浜島町磯部町大王町志摩町 2004年(平成16年)10月1日
伊賀市 上野市阿山町伊賀町青山町大山田村島ヶ原村 2004年(平成16年)11月1日
桑名市 桑名市、多度町長島町 2004年(平成16年)12月6日
松阪市 松阪市、嬉野町三雲町飯南町飯高町 2005年(平成17年)1月1日
亀山市 亀山市、関町 2005年(平成17年)1月11日
四日市市 四日市市、楠町 2005年(平成17年)2月7日
大紀町 大宮町紀勢町大内山村 2005年(平成17年)2月14日
南伊勢町 南勢町南島町 2005年(平成17年)10月1日
紀北町 海山町紀伊長島町 2005年(平成17年)10月11日
伊勢市 伊勢市、小俣町二見町御薗村 2005年(平成17年)11月1日
熊野市 熊野市、紀和町 2005年(平成17年)11月1日
津市 津市、久居市芸濃町安濃町河芸町
香良洲町一志町白山町美里村美杉村
2006年(平成18年)1月1日
多気町 多気町、勢和村 2006年(平成18年)1月1日
大台町 大台町、宮川村 2006年(平成18年)1月10日
紀宝町 紀宝町、鵜殿村 2006年(平成18年)1月10日

歴史

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明治維新以前の伊勢国伊賀国志摩国の全域、それに紀伊国牟婁郡熊野国)の一部よりなる。

原始

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大陸と陸続きであったころ、鳥羽市の恐竜化石、伊賀市の大山田地方で発見されたゾウワニの足跡などが知られている。3万年前から1万年前ごろの後期旧石器時代の南勢地方、鈴鹿川北岸、鈴鹿市南部、英虞湾や伊雑浦(いぞううら)などの河岸段丘や台地の遺跡からナイフ形石器が出土している。遺跡は50カ所ほど知られているが、遺跡の内容は分かっていない。その中では出張(でばり)遺跡(多気郡大台町)で発掘調査が行われ、ナイフ形石器・削器尖頭器状石器・細石刃などが出土している。石材の多くは県内のチャートであるが、讃岐岩(サヌカイト)は二上山産のものである[10]

縄文時代草創期の土器押型文土器が県内100カ所近くの遺跡から出土している。また、早期以降の遺跡は、伊勢湾岸、志摩半島、熊野灘沿岸、伊賀盆地の内陸部にまで広がり、600を超える。押型文土器に伴う石器群は、有茎尖頭器・石鏃などがあり、この2つの石器には時期的差が見られる。この期の住居は竪穴建物で、直径4メートルほどの平面形は不整円形で、地表面から80センチほど掘り下げ、垂木(たるき)を立てかけて円錐状の屋根を葺いたものと推定される。他には長楕円形または隅丸の二等辺三角形の平面形で、最大長2.6m、最大幅65cmの「煙道付炉穴」と呼ばれる野外炉が併存している。このことは半定住生活していたことを裏付ける[10]

中期から後期前葉にかけて遺跡数が最も増加し、およそ200カ所の所在が確認されている。中期前半には関東系や瀬戸内系の土器に北陸系や東海系の土器も認められ、海岸沿いに人々の行き来が行われたことを示している。この期の住居は平面形が円形で、住居内には石囲みや土器敷の屋内炉も確認されている。後期には、近畿系の強い影響にありながら、東北・中部・北陸などの土器が見られ、広範に交流が行われていたことが推定できる。津市一志町にある天白遺跡に東西も南北も約50メートルの範囲に広がった、西日本には数少ない配石遺構がある。土器棺墓、60点を超える土偶・岩偶、石棒・石剣など祭祀遺物も多く確認され、葬送儀礼の行われた遺構であると考えられている。晩期に入っては、小規模遺跡が多く、沖積平野部に進出している。後半の土器には粘土紐を肩部や口辺部に貼り付ける東海系の突帯文土器が主流を占めるようになる。住居では、名張市にある下川遺跡から柄鏡形住居が確認されている。遺体を土器に埋葬する25基の土器棺墓郡が集落と離れた場所で見つかっている[10]

古代

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4世紀には本格的に大和王権の支配下に入り、成務朝には島津国造志摩郡に設置された他、時期不明ながら飯高県造が飯高郡に、壱師県造が一志郡に、佐奈県造が多気郡に、度逢県造が度会郡に、安野県造が安濃郡に、川俣県造が鈴鹿郡に設置された。

雄略朝には度会郡に丹波国造の支族であった磯部氏度会氏)が到来し、外宮豊受大神を祀った。

672年壬申の乱において、三重県域に属する伊勢と伊賀は重要な役割を果たした。

7世紀の終わりごろに班田収授法が実施されたが、三重県下でも条里制遺構志摩国英虞郡を除いて各郡で確認されている。中でも伊賀国では服部川右岸の扇状地伊勢国では安濃川櫛田川の下流域に、それぞれ広範囲にわたって連続した地割りが認められた。

伊賀では上野市(現伊賀市)西明寺字長者屋敷に国分寺跡があり、東西210m、南北約250mの方形に土塁が残っている。南から中門・金堂・講堂跡の土壇が並び、西南の隅に塔跡と見られる土壇もある。尼寺はその東200mにある長楽山廃寺が想定されている。伊勢の国分寺は鈴鹿市国分町の台地の南端にあったと見られる。寺域は築地で囲まれ、東西178m、南北184mであった。志摩では阿児町国府の台地上にある護国山国分寺が比定されている。

中世

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戦国時代〜安土桃山時代

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  1. 関氏亀山城
  2. 長野氏(長野城)
  3. 千種氏(千種城)
  4. 赤堀氏(赤堀城・羽津城・中野城)
  5. 楠氏(楠城)
  6. 稲生氏(稲生城)
  7. 矢田氏(走井城)
  8. 田丸氏
  9. 後藤氏(宇野部城・別所城・糖田城)
  10. 沼木氏(柿城)
  11. 大矢知氏(大矢知城)
  12. 片岡氏(上深谷城)
  13. 水谷氏(大鳥井城)
  14. 栗田氏(縄生城)
  15. 高井氏(小山城)
  16. 小串氏(猪飼城)
  17. 草薙氏(御衣野城)
  18. 横瀬氏(広永城)
  19. 江見氏
  20. 毛利氏(桑部城)
  21. 富永氏(長深城)
  22. 保々氏(保々城)
  23. 多湖氏(笠田城)
  24. 治田氏(治田城)
  25. 片山氏(上木城)
  26. 西野氏(野尻城)
  27. 野村氏(島田城)
  28. 浜田氏(浜田城)
  29. 小阪氏(梅戸城)
  30. 近藤氏(白瀬城・深谷部北狭間城)
  31. 安藤氏(深谷部柳が島城)
  32. 西松氏(柚井城)
  33. 森氏(中江城)
  34. 片岡氏(堺村城)
  35. 南部氏富田城
  36. 朝倉氏茂福城
  37. 松岡氏(上井城・城井戸城・金井城)
  38. 種村氏(大泉金井城)
  39. 田原氏(羽津城・赤堀城)
  40. 春日部氏(伊坂城・星川城・萱生城
  41. 伊藤氏桑名城・松ヶ島城)

近世(江戸時代)

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江戸時代に置かれた藩には伊勢国には、桑名藩長島藩、桑名藩国替え忍藩奥平松平家飛び地支配の大矢知陣屋伊勢亀山藩神戸藩菰野藩久居藩津藩、志摩国の鳥羽藩、津藩の支城の伊賀上野城、津藩の一族の名張陣屋紀州藩の支城の田丸城松阪城がある。

近代・現代

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度会府設置

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  • 1868年8月23日(慶応4年7月6日) - 度会府が設置される
  • 1869年7月25日 - 10月24日(明治2年6月17日 - 9月20日) - 版籍奉還により桑名藩・亀山藩・長島藩・神戸藩・菰野藩・津藩・久居藩・鳥羽藩の8藩が設置される
  • 1869年8月24日(明治2年7月17日) - 度会府が度会県に改称
  • 1871年8月29日(明治4年7月14日) - 廃藩置県により桑名県亀山県長島県神戸県菰野県津県久居県鳥羽県の8県が設置される
  • 1872年1月2日(明治4年11月22日) - 第1次府県統合により安濃津県(桑名県・亀山県・長島県・神戸県・菰野県・津県、安濃郡と県に由来)と度会県(久居県・鳥羽県・度会県)に統合される。安濃津県は県庁安濃郡津大門町(現在の津市大門)、度会県は県庁を度会郡山田岩淵町箕曲(現在の伊勢市岩渕二丁目、近鉄宇治山田駅前)に置いた。
  • 1872年3月17日(明治5年4月24日) - 安濃津県は、倒幕の論功行賞に不満を持つ旧津藩士らの住む県南端の安濃津から県中央の三重郡四日市の四日市陣屋(現在の四日市市立中部西小学校)に県庁を移設し、郡名を取って三重県へ改称する
  • 1873年(明治6年)12月10日 - 三重県庁舎が手狭となり、かつ、度会県との合併を見越して、県庁を安濃津へ戻す。県名はそのままであった。そのことについては1875年(明治8年)に「他郡ノ称ヲ以テ県名トナスハ則名ノ正シキモノニ非ス」と県名改称を申し立てる者が現れたが、他県にも類似の問題があり、そのままになった[14]

三重県発足

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三重県の名称の由来

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かつて県庁が置かれていた四日市市(当時は四日市町)が所属していた三重郡に由来する。 ヤマトタケルが東方遠征を終えて尾津前(尾津浜)(桑名市)から能褒野(亀山市)へ向かう途中の三重郡(四日市市)で、『古事記』に「『吾が足は三重の勾がりの如くして甚だ疲れたり』とのりたまいき。故、其地を號けて三重と謂ふ」とあることに由来するとされている。

人口

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170万人程度の総人口でありながら、人口30万人以上が1市(四日市市)、人口20万人以上が1市(津市)、10万人台が4市、5万人以上10万人未満が2市存在し、特定の都市圏に人口が集中していない。ただし所在するのはいずれも県北部・中部であり、紀伊山地が大半を占める南部には人口2万人以上の自治体が存在しない。増減率も北部・中部は増加ないしは微減に留まっているのに対し、南部は減少が激しい。

三重県市町村人口増減率分布図(2005年度と2010年度国勢調査から算出)
三重県(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 1,543,083人
1975年(昭和50年) 1,626,002人
1980年(昭和55年) 1,686,936人
1985年(昭和60年) 1,747,311人
1990年(平成2年) 1,792,514人
1995年(平成7年) 1,841,358人
2000年(平成12年) 1,857,339人
2005年(平成17年) 1,866,963人
2010年(平成22年) 1,854,724人
2015年(平成27年) 1,815,865人
2020年(令和2年) 1,770,254人
総務省統計局 国勢調査より

都市

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三重県内 市別人口ランキング
県内順位 都市 地域区分 人口 県内順位 都市 地域区分 人口
1 四日市市 北勢 310,283人 6 伊勢市 南勢 123,499人
2 津市 中勢 274,741人 7 伊賀市 伊賀 88,895人
3 鈴鹿市 北勢 197,871人 8 名張市 伊賀 77,022人
4 松阪市 中勢 157,200人 9 亀山市 北勢 49,425人
5 桑名市 北勢 141,045人 10 志摩市 南勢 47,676人
2021年 8~9月現在
三重県内市別人口密度ランキング(2016年(平成28年)現在)
  1. 四日市市(1,510人/km2
  2. 桑名市(1,030人/km2
  3. 鈴鹿市(1,010人/km2
  4. 伊勢市(610人/km2
  5. 名張市(604人/km2

三重県人口動態

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2024年現在約171万人となっている。現在の人口は1982年(昭和57年)とほぼ同じ水準である。三重県の人口は1960年時点では149万人程度であったが2005年の国勢調査187万人まで増加を続けていたが現在は減少が続いている。中京圏・関西圏のアクセスが良く桑名市や名張市ではベットタウンの役割を果たして発展していたが、近年の都心回帰により人口減少が年々大きくなっている。

表1. 国勢調査結果に基づく三重県の人口推移
実施年 人口(人) 増減人口(人) 人口増減率(%) 国内増減率(%) 増加率全国順位
1960年 1,485,054 - - - -
1965年 1,514,467 増加 29,413 増加 1.98 増加 5.20 16位
1970年 1,543,083 増加 28,616 増加 1.89 増加 5.54 20位
1975年 1,626,002 増加 82,919 増加 5.37 増加 7.92 22位
1980年 1,686,936 増加 60,934 増加 3.75 増加 4.57 21位
1985年 1,747,311 増加 60,375 増加 3.58 増加 3.40 14位
1990年 1,792,514 増加 45,203 増加 2.59 増加 2.12 12位
1995年 1,841,358 増加 48,844 増加 2.72 増加 1.58 10位
2000年 1,857,339 増加 15,981 増加 0.87 増加 1.08 15位
2005年 1,866,963 増加 9,624 増加 0.52 増加 0.66 12位
2010年 1,854,724 減少 12,239 減少 0.66 増加 0.23 18位
2015年 1,815,865 減少 38,859 減少 2.10 減少 0.75 23位
2020年 1,770,254 減少 45,611 減少 2.51 減少 0.75 21位

政治

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三重県議会議事堂(左)と三重県庁舎

県知事

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歴代知事については「三重県知事一覧」を参照のこと。

議会

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現議員任期:2023年(令和5年)4月30日から2027年(令和9年)4月29日

財政

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三重県の財政指標
年度 歳入額(単位:百万円)
一般会計特別会計合算
財政力指数 経常収支比率 実質公社債比率 将来負担比率 ラスパイレス指数 起債制限比率
平成27年 962,275 0.57544 97.9 14.4 184.7 100.9 未公表
平成26年 903,389 0.56076 95.8 14.7 189.3 101.8 未公表
平成25年 922,491 0.55413 96.1 14.6 194.8 98.3 未公表
平成24年 870,096 0.48486 93.7 18.4 209.8 95.0 未公表
平成23年 859,050 0.49305 93.6 19.7 218.5 94.5 未公表
平成22年 918,712 0.52140 93.6 19.6 227.8 92.8 未公表
平成21年 1,005,740 0.54865 98.9 19.1 251.8 95.7 未公表
平成20年 882,135 0.54638 99.1 17.6 249.8 99.4 未公表
平成19年 878,060 0.51345 98.4 16.1 未公表 99.3 13.5
平成18年 925,960 0.47663 91.9 14.4 未公表 99.3 12.1
平成17年 923,189 0.44358 88.6 13.0 未公表 99.4 11.1
平成16年 932,813 0.43425 86.1 未公表 未公表 99.5 9.8
  • 財政力指数のグループ分類及びグループ内順位は『財政力指数 都道府県の指数の変遷』を参照のこと。
  • (注)平成24年と25年については「国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律」(平成24年法律第2号)による措置が無いとした場合の値を採用した。
  • 歳入額については三重の公式ホームページより引用[21]
  • その他の指標については総務省公式ホームページより引用[22]

経済・産業

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農業

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畜産

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酪農

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水産業

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林業

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三重県には製材工場が218工場あり、岐阜県に次ぎ日本で2番目に多い(2016年、木材統計)[33]

  • - 主に東紀州地域
  • - 主に奥伊勢地域

工業

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工場を置く主要企業

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生活・交通

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警察

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電力

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本県のほとんどが中部電力パワーグリッドの供給区域であるが、熊野市の一部(須野町、甫母町、二木島里町、二木島町、遊木町、新鹿町、波田須町、磯崎町、大泊町を除く)と、南牟婁郡御浜町紀宝町関西電力送配電の供給区域である。

都市ガス

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桑名市、東員町、いなべ市、朝日町、川越町、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、松阪市、伊勢市の市街地は東邦ガスネットワーク、名張市と伊賀市青山地区と志摩スペイン村では大阪ガスグループの名張近鉄ガス、伊賀市(青山地区以外)では上野都市ガスが供給している。

インターネット

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ケーブルテレビによるブロードバンドネットワークを、日本国内では最も早く県全ての市町村に普及させた[36]

インターネット普及以前にも、1994年4月に開局した県営のパソコン通信「Mieネット」(三重県行政情報提供システム)があり、大手のニフティへも市内料金でゲートウエイのパソコン通信ができたが、2000年問題に伴い廃止された。

交通

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交通史

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律令時代五畿七道では、伊勢国志摩国伊賀国東海道として、紀伊国南海道として区分された。江戸時代には、日永追分四日市郊外)で東海道と伊勢街道が分岐した。

鉄道

1889年までに建設された東海道本線は、もともと中山道幹線として建設が進められていたものを途中で計画変更したことにより、名古屋・草津間は既に開通していた美濃路・中山道ルートをたどる事になり、本来の東海道が通る三重県内を経由しなかった。県内の交通としては、関西鉄道が東海道に沿う区間に今日の草津線関西本線などを敷設し、上述の東海道本線と激しい旅客獲得競争を繰り広げたこともあったが、国有化後は一地方幹線と扱われ、国土の動脈として扱われることはなかった。

その他、関西鉄道・参宮鉄道国有鉄道が敷設されなかった地域には、伊賀鉄道伊勢鉄道養老鉄道(何れも現在の同名会社とは別)・三岐鉄道などのような私鉄、それに様々な軽便鉄道が敷設された。それら路線の中には大正以降の道路交通・他鉄道との競合、それに第二次世界大戦中の交通統制の中で不要不急線とされたことにより廃止に至ったものも存在するが、三岐鉄道を除く路線は殆どが関西資本の大阪電気軌道・参宮急行電鉄グループによって買収された。同社は関西急行鉄道を経て1944年(昭和19年)以降には近畿日本鉄道(近鉄)となっている。

弾丸列車計画では鈴鹿山脈を貫く案も存在したが、戦後の東海道新幹線計画では名古屋以西は工期の都合で米原経由に変更されたため、新幹線は本県内を経由していない。超電導リニアによる中央新幹線が東海道沿いに計画され、亀山市付近に駅ができる予定である。

旧伊勢・志摩・伊賀国内へは明治から大正にかけて国鉄ないし私鉄路線が整備されたが、それに対し旧紀伊国エリアへの鉄道整備は遅れ、紀勢本線として全通を見たのは戦後の1959年である。同線は日本の「本線」という鉄道路線の中でも最後に完成した路線といえる。紀勢本線を通る本県内から東京への直通列車だった寝台特急「紀伊」は、1984年2月に廃止された。現在は名古屋駅で新幹線に接続する形で特急・快速列車が運行されている。

近鉄が特急運転の頻度が高いのに対し、JRは他県に比べてその頻度が低く、本数の多い特急として一時は全国に普及した「エル特急」も、JR特急の走らない沖縄県奈良県を除くと、三重県だけが今日まで一度も設定されたことがない。一方で、JR東海は近鉄線に対抗すべく快速「みえ」を運行するなど改善も進めている。

平成以降は、上述の近鉄に統合された路線のうち、閑散線については分社化・路線譲渡の動きもある。北勢線は三岐鉄道へ譲渡され、また伊賀鉄道養老鉄道四日市あすなろう鉄道が近鉄からの経営分離によって発足している。また国鉄路線についても、伊勢線に関しては第三セクター鉄道伊勢鉄道へ経営が移管されたが、JR名古屋駅からの特急・快速列車は伊勢鉄道経由でJR津駅以南に運行されている。

道路

国道1号は、江戸時代の東海道に沿ったルートとなっている。一時は旧東海道に対し、新東海道と呼ばれることもあり、現在でも地図上は国道1号が東海道という表記になっていることがある。

国道23号は、東海道の日永の追分より分岐する伊勢街道に沿ったルートとなっている。旧道路法に基づく路線認定では、国道1号「東京市より神宮に達する路線」とされていた。1952年の新道路法に基づく路線指定において国道23号に指定される。鈴鹿市の北玉垣町交差点より北は国道1号のバイパスとして整備されたもので名四バイパスと呼ばれていたが、1975年に国道23号へ編入され現在に至っている。

このほか東名阪自動車道と奈良県の西名阪自動車道を結ぶ自動車専用道路名阪国道国道25号)がある。

高速道路は東名阪自動車道伊勢自動車道伊勢湾岸自動車道紀勢自動車道があるほか、新名神高速道路亀山ジャンクション (JCT) から西側と、四日市JCTから新四日市JCTを経て東海環状自動車道東員ICが供用されている。2019年3月17日には新名神高速の新四日市JCTから亀山西JCTまで[37] と、東海環状道の東員ICから大安ICまで供用を開始、12月21日には亀山西JCTの 伊勢⇔名古屋 連絡路が開通しフルジャンクション化された[38]

今後の計画では2024年度に東海環状道の大安ICからいなべICまで[39]、2026年にはいなべICから岐阜県境を越え、養老ICまで供用開始し名神高速道路へ接続する予定である[40]

亀山市は新名神・東名阪・伊勢道・名阪国道の4路線が有り、三重県における道路交通の要衝となっている。

港湾

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旅客船

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伊勢湾フェリーによって鳥羽と伊良湖愛知県田原市)を結ぶカーフェリー航路が運航されているほか、津エアポートラインにより、2005年中部国際空港開業にともない、同空港と津を結ぶ高速船が運航されている。 伊勢市または鳥羽市と中部国際空港を結ぶ航路も計画・準備中だったが、現在はその目途が立っていない。

空港

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本県内に空港はない。近隣の空港は以下の通り。

鉄道

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木曽岬町、南伊勢町、度会町を除く全自治体に鉄道駅が存在する。近鉄JR東海JR西日本によって、県内各地と名古屋大阪京都などが結ばれている。なお、県内で最も利用者数が多い駅は近鉄四日市駅であり、JRよりも近鉄の方が列車の本数や駅の位置などで利便性が高く、利用者数も多い。

※駅名記載の無い路線は全線県内通過

東海旅客鉄道(JR東海)

西日本旅客鉄道(JR西日本)・柘植駅以西はアーバンネットワークの範囲内である。

養老鉄道

伊賀鉄道

伊勢鉄道

三岐鉄道

四日市あすなろう鉄道

道路

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東名阪自動車道上り(亀山JCT付近)の渋滞
県内を通過する新名神高速道路
(池山高架橋付近より名古屋方面を望む)

高速自動車国道中日本高速道路(NEXCO中日本)が、名阪国道国土交通省が管理している。

新名神高速道路2008年2月23日に供用を開始したことにより、東京と大阪間の広域的な流動は関ヶ原経由に対して時間短縮が図られた。一方、接続する東名阪自動車道四日市インターチェンジ (IC) 付近を先頭に渋滞するようになった。2019年3月17日、新名神高速の新四日市ジャンクション - 亀山西ジャンクション間が供用開始。東名阪を経由しないルートと『ダブルネットワーク』化したことで渋滞が大幅に減少することが見込まれている。

紀勢自動車道紀伊長島ICから尾鷲北ICは、高速道路会社によらない国と地方自治体の負担による新たな直轄事業である新直轄方式で、供用開始後も通行料金の徴収はなされない。

2010年(平成22年)2月2日に伊勢自動車道津IC - 伊勢ICおよび紀勢自動車道の全線が高速道路の無料化社会実験の対象区間に指定され、2010年(平成22年)6月28日から2011年(平成23年)6月19日まで実施された。

名阪国道では、雪が降るとチェーン規制を実施することがある。

高速自動車国道

供用中:

自動車専用道路

供用中:

事業中:

  • C3 東海環状自動車道(岐阜・三重県境 - 大安IC)
  • E42 熊野道路(熊野大泊IC - 熊野IC)
  • E42 紀宝熊野道路(熊野IC - 紀宝IC)

基本計画区間(調査中):

一般有料道路
無料開放された道路
一般国道
県道
冬季閉鎖区間
  • 国道306号 : いなべ市藤原町山口 - 鞍掛峠 - 滋賀県犬上郡多賀町 (6.9 km)
  • 国道477号 : 三重郡菰野町千草 - 武平峠 - 滋賀県甲賀市土山町大河原 (5.9 km)
  • 三重県道25号南濃北勢線 : いなべ市北勢町二之瀬 - 岐阜県海津市南濃町庭田 (3.5 km)

路線バス

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近鉄グループ三重交通グループが一部を除き県内全域をカバーする。

同グループが運行する高速バスによって、県内各地と横浜東京大宮、北勢地域・伊賀地域・東紀州地域と名古屋、伊賀・北勢地域と大阪京都、そして北勢地域と中部国際空港が結ばれている。その他にも、各自治体が運行するものもある。

医療・福祉

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災害拠点病院については、三重県災害拠点病院を参照。

保育所については、三重県保育所一覧を参照。

教育

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大学
通信制大学

私立

短期大学
高等専門学校
特別支援学校

国立

県立

私立

専修学校
高等学校
中学校
小学校
幼稚園
外国人学校
その他
農業大学校

メディア

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新聞

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地方紙
ブロック紙
全国紙

全国紙は原則的には、名古屋にある中部本社(新聞社によっては中部支社・名古屋本社など)の管轄であるが、地理的な事情により一部大阪本社管轄の地域もある。

スポーツ紙
  • 県内では中日スポーツ中日新聞社発行)が地元スポーツ新聞の役割を持っている。
  • 日刊スポーツについては、日刊スポーツ新聞西日本の管轄内であるが、伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町のみ大阪本部発行版、それ以外の地域は名古屋本社発行版がそれぞれ販売されている。
  • スポーツ報知報知新聞)については、読売新聞中部支社発行による中部版が県内の大部分で販売されているが、伊賀市・名張市は報知新聞社大阪本社発行による関西版が販売されている(番組表は関西版と同じ物を掲載)。
  • スポーツニッポン(スポニチ)とサンケイスポーツ(サンスポ)は全県で大阪本社版が販売されている。なおスポニチは伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町は関西版、それ以外の地域は公営競技面の一部と番組表を差し替えただけの東海版(名古屋で現地印刷)が販売されている。サンスポは全県で近畿圏と同じ物(北近畿紀南淡路島中国四国北陸3県などで販売される早版=11版)が販売されている為、公営競技や番組表などの差し替えは行っていない。
  • デイリースポーツは、伊賀市と名張市の一部コンビニエンスストアにて販売されている。
  • 東京スポーツ系列の夕刊紙は、県内の大部分が中京スポーツ、伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町は大阪スポーツがそれぞれ販売されている。

放送

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テレビ・ラジオの放送対象地域としては、県域放送のほか、広域放送としての在名圏(名古屋に本局)にも属している。このうち、名古屋市に本社のあるCBCラジオが本県の桑名市に親局(主幹送信所)を置いている[注釈 3] ほか、NHK、東海ラジオも親局は三重県寄りの地域に有り、伊勢平野では本局を受信するほか、伊賀・東紀州地域には中継局を置いている。

テレビ
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テレビは地上波の放送のほか、県内全市町でケーブルテレビによる視聴も可能である。在名局は県内各地(いなべ市伊勢市鳥羽市名張市伊賀市尾鷲市熊野市など)に中継局を置いている。

民間放送については、三重テレビのみ独立局である他は、全て放送ネットワークに属している。

備考
  • 伊勢湾沿いの地域では愛知県域放送テレビ愛知(TVA)(TXN系列)が受信可能であり、一部ケーブルテレビ局でも区域外再放送を行っている。
  • 伊賀市、名張市、熊野市、南牟婁郡の御浜町・紀宝町では、テレビ大阪を除く在阪局の各放送局が受信可能な地区があり、ケーブルテレビ局でも区域外再放送を行っている。伊賀市、名張市、熊野市、南牟婁郡の御浜町・紀宝町の新聞のテレビ欄は在阪局のチャンネルをメインに取り扱っている。
ケーブルテレビ

伊賀市・名張市・熊野市・南牟婁郡の御浜町・紀宝町ではNHK大阪放送局毎日放送朝日放送テレビ関西テレビ読売テレビNHK名古屋放送局東海テレビ中京テレビCBCテレビ名古屋テレビ(メ〜テレ)の大阪と名古屋の両方のテレビ局の放送が配信されている。

ラジオ
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名古屋のNHK名古屋放送局CBCラジオ(県内に親局がある→CBCラジオ長島送信所)・東海ラジオを直接聴取できる地域が大半だが、伊賀市尾鷲市熊野市にも中継局を置いている。

かつては、県域放送の近畿東海放送(開局当初はラジオ三重)があったが、ラジオ東海(旧 岐阜放送)と合併して東海ラジオ放送となった。この後は、本県において県域放送を行う中波放送 (AM) 局は、NHK・民放を含め存在しない(NHKは中継局も設置していない)。

超短波放送 (FM) 放送については、NHK・民放とも県域放送局が存在している。県域放送の親局送信所は、三重テレビも含め津市の長谷山に設置されている。

コミュニティ放送局が複数存在する。

岐阜県の県域AM局である岐阜放送ラジオ(ぎふチャン)・愛知県の県域FM局であるFM AICHIZIP-FMは、三重県内においてもradikoの無料サービスにて聴取が可能となっている。

1994年に開催された「世界祝祭博覧会」(まつり博・三重’94)に際しては、臨時に置局した「FMパイレーツ」があった。

AMラジオ
FMラジオ

文化・スポーツ

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方言

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食文化

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郷土料理

伝統工芸

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経済産業大臣指定伝統的工芸品
伝統工芸品

スポーツ

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県内に拠点を置くチーム

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公営競技

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パチンコ・パチスロ

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三重県の遊技機店条例においては全国で唯一、大晦日の終夜営業が認められている。これはコンビニ普及前、伊勢神宮初詣出参拝客にトイレや休憩施設を提供する名目で制定されたと言われている。また2000年7月までは三重県公安委員会が、パチンコ店へのパチスロの設置を認定していなかった。

観光

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江戸時代のお伊勢参りに始まり、現在も鈴鹿サーキットで行われるF1日本グランプリや8耐、風光明媚な志摩のリゾート地、松阪牛伊賀地方の忍者関連(外国人に人気が高い)、東紀州地方最南端の鵜殿村(現:紀宝町)など、観光資源に恵まれている。

ユネスコ登録遺産

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世界遺産
無形文化遺産

有形文化財建造物

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重要伝統的建造物群保存地区

公園

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県立自然公園
県営都市公園
  • 北勢中央公園:四日市市、いなべ市、菰野町
  • 鈴鹿青少年の森
  • 亀山サンシャインパーク
  • 県庁前公園:津市
  • 大仏山公園:伊勢市、玉城町、明和町
  • 五十鈴公園:伊勢市
  • 熊野灘臨海公園:紀北町
県営森林公園
  • 三重県民の森:菰野町
  • 上野森林公園:伊賀市

神社・仏閣

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景勝

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民謡

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テーマパーク・レジャーランド

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対外関係

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姉妹自治体・提携自治体

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友好国提携

三重県を舞台とした作品

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三重県出身の人物

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脚注

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注釈

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  1. ^ 平成の大合併前は、13市16郡47町9村の69市町村であったので、自治体数としては40減った。
  2. ^ 津市のうち美杉町太郎生地区も布引山地の西側にあること、水系的にも木津川水系の支流である名張川の流域に属することから、伊賀地域に含まれることも多い。
  3. ^ 以前は名古屋市緑区鳴海町に親局があったが、施設の老朽化と周辺の都市化進行により1978年11月23日に現在地へ移転した。

出典

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  1. ^ 中京圏の現状と将来像” (PDF). 国土交通省. 2023年1月6日閲覧。
  2. ^ 三重県は近畿地方なのですか。|株式会社帝国書院”. 株式会社帝国書院. 2023年1月5日閲覧。
  3. ^ 気象庁|予報用語 地域名”. www.jma.go.jp. 2023年1月5日閲覧。
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関連項目

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外部リンク

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次代
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