NEMU RESORT
NEMU RESORT | |
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施設情報 | |
前身 | ヤマハリゾート合歓の郷 |
事業主体 | 三井不動産 |
管理運営 | 伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社 |
面積 | 300万m2 |
来園者数 | 280,119人(2009年)[1] |
開園 | 1967年 |
所在地 |
〒517-0403 三重県志摩市浜島町迫子2692番地3 |
位置 | 北緯34度17分50秒 東経136度47分35秒 / 北緯34.29722度 東経136.79306度座標: 北緯34度17分50秒 東経136度47分35秒 / 北緯34.29722度 東経136.79306度 |
公式サイト |
www |
NEMU RESORT(ネムリゾート)は三重県志摩市浜島町迫子にある、リゾートホテルとレクリエーション施設からなる総合リゾート施設である。
当初はヤマハリゾート合歓の郷(ねむのさと)としてヤマハリゾートによって開発・運営していたが、2007年に三井不動産に売却され、2015年10月に「NEMU HOTEL & RESORT」へ改称し、さらに2017年10月に「NEMU RESORT」へ再改称した。運営は三井不動産リゾート完全子会社の伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社(株式会社合歓の郷と株式会社鳥羽国際ホテルを統合)が行う。敷地面積は300万m2あり、浜島町にある大崎半島の大部分を占める。
沿革
[編集]浜島町迫子#大崎半島の開拓も参照。
当初は現在の大崎半島ではなく、志摩郡大王町の登茂山(ともやま)に建設する計画であったが、近畿日本鉄道(近鉄)が既に開発計画を持っていたため、現在地になった[2]。
- 1967年11月 - ヤマハリゾート合歓の郷として開園[3]。
- 1969年 - ミュージックキャンプがオープン。第1回ヤマハポピュラーソングコンテスト開催(当初の名称は「作曲コンクール」)。
- 1973年5月 - 計画されていたすべての施設が完成[3]。
- 1989年 - 合歓の郷ゴルフクラブがオープン。
- 2007年 - 三井不動産に譲渡される。
- 2010年7月3日 - 志摩レゲエ祭2010を開催[4]。
- 2011年 - ホテル合歓の和室4室を洋室に改装[5]。
- 2013年
- 5月12日 - 第1回伊勢志摩・里海トライアスロン大会を開催する[6]。
- 9月30日〜10月2日 - 国際会議「PNLGフォーラム」(PNLG=東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)地方自治体ネットワーク)を開催[7]。
- 2015年10月1日 - 大規模な改修を終え、「NEMU HOTEL & RESORT」に改称。また合わせて、外国のホテルチェーンと提携し、新たなリゾートホテルを建設することも発表した。[8][9]
- 2017年10月1日 - NEMU RESORTに改称[10]。
宿泊施設
[編集]2つの施設がある。
HOTEL NEMU
[編集]- HOTEL NEMU(旧称:ホテル合歓) - 客室60室、レストラン、温浴施設「KIYORA」、ショップ等
アマネム
[編集]- アマネム - アマンリゾーツグループの宿泊施設を三井不動産が誘致。2016年3月1日に開業した[11]。英虞湾の眺望が開けた立地に、十数棟の低層客室棟、スパ棟、レストランなどの施設を備える。
温浴施設(KIYORA)
[編集]「潮騒の湯」(内湯)、「真珠の湯」(内湯)、「合歓の木湯」(露天風呂)の3つの浴槽を備える。
- 源泉名:奥志摩温泉 合歓の郷 潮騒の湯
- 泉質:ナトリウム-塩化物泉(低張性中性温泉)
- 効能:神経痛、筋肉痛、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性婦人病など。
NEMU GOLF CLUB
[編集]NEMU GOLF CLUB | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 三重県志摩市浜島町迫子2692-3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1989年(平成元年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 伊藤光雄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所有者 | 伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | NEMU GOLF CLUB TOP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ヤード表示はバック |
NEMU GOLF CLUBは三重県志摩市のNEMU HOTEL & RESORT内にある、18ホール、パー72、7001ヤードの規模を持つゴルフ場である。(練習用は220ヤード。)総面積は1,100,000m2で、コースは川上源一の監修、伊藤光雄の設計である。500台収容の駐車場がある。旧名は合歓の郷ゴルフクラブ。
2011年(平成23年)9月5日に中日新聞社の後援により、「第1回伊勢志摩ゴルフカップ」が開催された[12]。また同年に6番ホールの売店・トイレを改修、カートの道路の付け替えを行った[5]。
マリーナ
[編集]クルージング、トローリング、フィッシング、シーカヤック等を楽しめる。マリーナは「しま・ねむ海の駅」として海の駅に登録されている[13]。
その他施設
[編集]ガーデンプール、テニスコート、パターゴルフ場、ヨガテラス、里山ラウンジ等の施設があり、さまざまな自然体験プログラムが用意されている。
過去に存在した施設
[編集]- ヴィラ・ダイニング ‐ ヴィラ宿泊客専用のレストラン。しあわせ岬にあった。ビュッフェ形式であった。建物は取り払われ跡地は芝生になっていたが、現在は管理エリア内。
- クラブ夢殿 - ヴィラ宿泊客専用のクラブ。ヴィラ・ダイニングに隣接していた。営業終了後、建物はキリスト教会風に改修されチャペル合歓となった。
- 洋風ヴィラ - カップル等、少人数向けのヴィラ。しあわせ岬の周辺にあった。跡地は芝生になっていたが、現在は管理エリア内。
- キャンパーズ・ホステル - 合宿の若者などを対象とした宿泊施設。ホテル合歓とエクシード合歓の郷を結ぶ園内路沿いに建物が残っている。
- 果樹園 - スポーツスタジアムと西の見晴台を結ぶ道路沿いにあった。現在は別荘地として分譲されて敷地外になっている。
- ミュージックキャンプ - アンサンブル棟、スタジオ、録音スタジオ、屋内ホール、野外ステージから構成される「ミュージックキャンプ」があり、1969年から1973年まではヤマハポピュラーソングコンテストの会場として利用された。グランドピアノとエレクトーンを備えていた。
- サウンドミュージアム - オルゴールの展示・演奏・製作体験がメインの施設。アンサンブル体験などもできた。2009年4月9日をもって閉館した。
- アクアパーク - プール。流水プールやスライダーなど、規模は伊勢志摩地区最大級。2013年9月1日をもって営業を終了した。
- モータースポーツ施設 - レーシングカート、ゴーカート、バギーがあったが、2013年9月30日をもって営業を終了した。
- チャペル合歓 - 主に結婚式場として使用されていたが、2013年9月30日をもって営業を終了した。現在は管理エリア内。
- ヴィラ合歓 -「合歓スイート」(特別室)「ジャパニーズスイート」(和洋風)、「ジュニアスイート」(洋風)の3種のヴィラが点在していたが、2013年10月1日をもって営業を終了した。跡地は現在は管理エリア内。
- ヴィラ合歓 - 別荘風の14棟28室からなる宿泊施設。定員4名の洋室(12室)と定員5名の和洋室(16室)があったが、2013年10月1日をもって営業を終了した。
- 合歓スイート - 洋室と和洋室がそれぞれ2室で合計4室限定の豪華なヴィラ。各室に専用の露天風呂(温泉)を備える。2013年10月1日をもって営業を終了した。
- エクシード合歓の郷 - 2つのベッドと4畳半の和室が100室ある宿泊施設。露天風呂付き大浴場があった(潮騒の湯)。2016年10月1日をもって営業を終了した。
- ゲームセンター - アーケード版のイーアルカンフーほかがあった。
その他
[編集]- 合歓の郷のレストラン「パピヨン」は昼食のバイキングで地域の人によく知られている。
- 結婚式場もある。
- 園内は広いため、施設間を連絡するシャトルバスが運行されている。
- 山上路夫の作詞、村井邦彦の作曲による楽曲『翼をください』は、1970年に合歓の郷で開かれた「合歓ポピュラーフェスティバル」で初披露された[14]。
- 合歓の郷スポーツスタジアムでは三重県サッカーリーグ所属・FC.ISE-SHIMAのホームゲームも行われている。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ 志摩市商工会"商工会ニュース"(2010年11月19日閲覧。)
- ^ 淡野(1986):16ページ
- ^ a b 淡野(1986):17ページ
- ^ 伊勢志摩経済新聞"「志摩レゲエ祭」に湘南乃風-志摩で音楽イベント、観光客増大目指す"2010年6月25日.(2011年4月4日閲覧。)
- ^ a b "ホテル合歓リニューアル ゴルフクラブも一部改修"伊勢志摩ホームニュース2011年11月5日付、1ページ
- ^ “「伊勢志摩・里海トライアスロン」に224人参加―合歓の郷敷地内で開催”. 伊勢志摩経済新聞 (2013年5月13日). 2016年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月14日閲覧。
- ^ 丸山崇志 "東ア沿岸環境管理策を探る 志摩で国際会議 日本初" 2013年10月1日付中日新聞朝刊、広域三重 三紀広域17ページ
- ^ “合歓の郷ホテル 10月に名称変更 三井不動産 /三重”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2015年7月28日)
- ^ “アマンと三井不動産、三重・志摩にリゾートホテル”. 日経電子版 (日本経済新聞社). (2015年7月27日)
- ^ “「NEMU HOTEL & RESORT」開業50周年記念企画(第1弾)決定”. 三井不動産・伊勢志摩リゾートマネジメント (2017年7月19日). 2018年10月22日閲覧。
- ^ 三重県・伊勢志摩国立公園内に佇むグループ初の温泉リゾート「アマネム」 tabit 2016年4月16日
- ^ 飯田竜司"県内外から愛好者ら 初の伊勢志摩ゴルフカップ"2011年9月6日付中日新聞朝刊、広域三重17ページ
- ^ 全国「海の駅」事務局"しま・ねむ海の駅|東日本|海の駅〜海を楽しみ 海を味わい 海に憩う"(2011年11月29日閲覧。)
- ^ 朝日新聞社"うたの旅人 名曲の予感はなかった 赤い鳥「翼をください」"2011年11月11日(2011年11月29日閲覧。)
参考文献
[編集]- NEMU RESORTウェブサイト
- 観光三重/NEMU RESORT
- NEMU GOLF CLUB
- 淡野昭彦(1986)"沿岸域におけるリゾート型観光地域の形成―三重県志摩郡浜島町迫子地区の事例―"人文地理(人文地理学会).38(1):7-25.
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- NEMU RESORT (nemuresort) - Facebook
- NEMU RESORT (@nemu_resort) - Instagram
- NEMU RESORT - YouTubeチャンネル
- 『合歓の郷』 - コトバンク