嬉野町 (三重県)
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うれしのちょう 嬉野町 | |||||
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廃止日 | 2005年1月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 松阪市・一志郡嬉野町・三雲町・飯南郡飯南町・飯高町 → 松阪市 | ||||
現在の自治体 | 松阪市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
郡 | 一志郡 | ||||
市町村コード | 24405-8 | ||||
面積 | 77.99 km2 | ||||
総人口 |
19,021人 (国勢調査、2005年) | ||||
隣接自治体 | 久居市、松阪市、一志郡三雲町、一志町、美杉村、飯南郡飯南町 | ||||
町の木 | シラカシ | ||||
町の花 | ヤマユリ | ||||
町の鳥 | キジ | ||||
嬉野町役場 | |||||
所在地 |
〒515-2322 三重県一志郡嬉野町大字須賀1443-5 | ||||
座標 | 北緯34度37分24秒 東経136度28分48秒 / 北緯34.62322度 東経136.47997度座標: 北緯34度37分24秒 東経136度28分48秒 / 北緯34.62322度 東経136.47997度 | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
[編集]三重県中部、雲出川(くもずがわ)の支流である中村川(なかむらがわ)の流域に沿い、東西に細長く、東部は開けた平野部で人口稠密であり、西部は山間地で過疎地域となっている。
自然
[編集]- 河川:雲出川、中村川、三渡川
- 山:高須峰(たかすのみね)798メートル(標高、以下同じ)、矢頭山(やずさん)723メートル、髯山(ひげやま)687.7メートル
隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]21世紀初頭から、町の交通の要衝である伊勢中川駅周辺が急速に再開発され、高層マンション、スーパーマーケット、その他多くの商店・施設が建設され、にわかに活況を呈し始めた。松阪市との合併後も再開発は進行中。喫茶店や飲食店などが増えている。
町名の由来
[編集]およそ2000年前に倭姫命が阿坂の賊徒を平定した折に「うれし」と喜んだという伝承に基づく。
沿革
[編集]- 1955年(昭和30年)3月15日:一志郡豊田村・豊地村・中川村・中郷村・中原村及び宇気郷村の一部(小原・上小川)が新設合併し、嬉野町が誕生。
- 1959年(昭和34年)9月26日:伊勢湾台風来襲、死者3名。
- 1982年(昭和57年)8月1日:台風10号で死者行方不明9名。
- 1984年(昭和59年)7月:日本最大の鴟尾を発掘。
- 1989年(平成元年)11月:佐賀県嬉野町と姉妹都市提携。
- 2005年(平成17年)1月1日:松阪市・一志郡三雲町・飯南郡飯南町・飯高町と新設合併し、改めて松阪市が発足。同日嬉野町廃止。
行政
[編集]- 町長
経済
[編集]農業が中心であるが、旧中川村の丘陵地帯に工業団地の造成が行なわれている。
姉妹都市・友好都市
[編集]教育
[編集]- 専修学校
- 中学校
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- 嬉野町立嬉野中学校
- 図書館
交通
[編集]鉄道
[編集]路線バス
[編集]- 三重交通:伊勢中川駅と町最西端の山間の集落である上小川(かみおがわ)を結ぶ。
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]名所・旧跡
[編集]- 辻垣内瓦窯跡:日本最大級の鴟尾(国の重要文化財)を出土。
- 薬師寺:本尊の木造薬師如来立像は国の重要文化財。
- 天白遺跡:縄文時代の遺跡。
- 西山古墳:全国でも珍しい前方後方墳。現在は三重県科学技術振興センター農業研究部がある。
- 平六代の墓:平清盛の孫の六代が隠れ住んだと言う伝承がある山間部の集落に建立されている。
- 戸井左近の墓:村のために命をかけて用水を守ったと言われる武士の碑。
- 冷谷不動の滝:20世紀初頭頃までは修験者が訪れて修行したとされる、町西部の深山にある滝。
- 髯山:頂上に展望台が設けられ、晴れた日には伊勢湾が見渡せる。
観光スポット
[編集]- 赤目一志峡県立自然公園
- 三重県科学技術振興センター畜産研究部:多くの乳牛・肉牛、その他の家畜が飼養されており、児童生徒の社会見学にも利用される。
- なめり湖:一志南部用水の水源である人造湖。滑(なめり)川をせき止めたもの。周辺は散策コースが設けられ、桜並木がある。
祭事・催事
[編集]- おおきん祭り:「おおきん」は、地元の言葉で「ありがとう」の意。感謝の気持ちを祭りの名称にしたもの。毎年7月下旬に実施。商工会などの露店が並び、演芸・コンサート・ゲーム大会なども行なわれる、町最大のイベントである。
- うきさと祭り:町の最奥部で典型的な山村である宇気郷地区は20世紀後半から過疎化が進んでいたため、活性化を図って始められた。地元産品の露店や各種イベントを行なう。
- でこさん:「でこさん」は人形のこと。男の子たちが侍姿になって、代官の人形を乗せたみこしを担いでねり歩く。江戸時代に、台風で農地が大被害を受けたのを見た代官が年貢を免除したのに感謝する意味で始まったとされる伝統行事。
- かんこ踊り:「かんこ」は打楽器の一種。これを打ち鳴らして歌い踊る伝統行事。
出身有名人
[編集]脚注
[編集]- ^ 松阪地方市町村合併協議会"松阪地方市町村合併協議会"(2013年9月18日閲覧。)
- ^ 「わが街企業ファイル 和田金 独特の方法で松阪牛を飼育」読売新聞2005年7月20日付朝刊、三重A、25ページ