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*『[[女學生と兵隊]]』(1940年)([[夙川公園]])
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*『[[隠し砦の三悪人]]』(1958年)([[蓬峡]])
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*『[[細雪#映画化|細雪]]』(1959年版)([[夙川]]、夙川公園)
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*『[[あすの花嫁]]』(1962年)([[神戸女学院大学]])
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2021年12月14日 (火) 08:35時点における版

にしのみやし ウィキデータを編集
西宮市
西宮市旗
西宮市旗
西宮市章
西宮市章
西宮市旗
1970年11月3日制定
西宮市章
1926年4月15日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
市町村コード 28204-9
法人番号 8000020282049 ウィキデータを編集
面積 99.95km2
(境界未定部分あり)
総人口 482,690[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 4,829人/km2
隣接自治体 尼崎市伊丹市宝塚市神戸市芦屋市
市の木 クスノキ
市の花 サクラ
他のシンボル -
西宮市役所
市長 石井登志郎
所在地 662-8567
兵庫県西宮市六湛寺町10番3号
北緯34度44分15.5秒 東経135度20分30.3秒 / 北緯34.737639度 東経135.341750度 / 34.737639; 135.341750 (西宮市)座標: 北緯34度44分15.5秒 東経135度20分30.3秒 / 北緯34.737639度 東経135.341750度 / 34.737639; 135.341750 (西宮市)
地図
市庁舎位置

西宮市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

西宮市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

特記事項 世帯数:217,546世帯(2020年8月1日)[1]
外国人登録数:7,251人(2019年12月末日)[2]
観光客総数:1211万1千人(2017年度)[3]
ウィキプロジェクト

西宮市(にしのみやし)は、兵庫県の南東部にある人口約48万人のである。中核市保健所政令市の一つ。

概要

阪神間の中間に位置する都市。2005年4月1日の推計人口で尼崎市を抜き神戸市姫路市に次ぐ兵庫県第三位の都市となり、2006年6月12日には推計人口が47万人を超えたが高止まりし、2021年1月現在で48万人台で推移している。

プロ野球阪神タイガースの本拠地であり、春夏の高校野球全国大会が開催される阪神甲子園球場や、毎年1月9日から11日十日戎で「福男選び」の神事を行うことでも知られる西宮神社、また日本三大厄神の一つ門戸厄神東光寺が所在している。西宮神社門前町として長い歴史を持つ。

阪神間モダニズム文化圏の中央に位置し、隣接する芦屋市とともに、市内には阪急神戸線などの山手側を中心に高級住宅街とされる街区が多い。特に西宮七園や山麓エリアには著名人が多く居住している。日本の桜名所100選に選ばれた夙川河川緑地を擁する夙川エリアは閑静で上品な住宅地である。また関西学院大学神戸女学院大学などの大学短大が10校以上存在しており、文教住宅都市を宣言している。また西宮北口駅周辺には多数の塾がひしめき合う為、塾銀座と呼ばれている。

1995年阪神・淡路大震災では大きな被害が出たが、中南部の阪急西宮北口駅周辺など市内各地で復興事業・再開発事業が進み、震災前後で大きく景観が変わった。2008年には西宮北口駅前の阪急西宮スタジアム跡地に西日本最大級のショッピングセンター阪急西宮ガーデンズが完成した。立地条件の良さからガーデンズの存在の影響は大きく、住みたい街ランキングで西宮市を上位に押し上げたばかりでなく、売上高でも神戸市百貨店を脅かしている。

神戸市灘区東灘区から西宮市の阪神本線の沿線には酒蔵が点在し、灘五郷と呼ばれる日本を代表する酒所の一つとして知られる。

B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム「西宮ストークス」を擁し、西宮市立中央体育館は同チームのホームアリーナになっている。

地理

西宮市中心部周辺の空中写真。港湾内に埋立て造成中の西宮浜地区、撮影時(1985年)にはその東南にある甲子園浜地区や阪神高速湾岸線はまだ影も形もない。1985年撮影の24枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

 西宮市は兵庫県の南東部の阪神地域(神戸と大阪の中間地)に位置しており、南部の市街地からは大阪・神戸の両都心へ電車(阪急・JR・阪神)の利用により15分程度、北部の塩瀬地区からも電車(JR・※阪急)利用により30分程度に位置している。

※阪急宝塚駅(宝塚市)

 市内は北部が山地で南部が平野に分かれている。北部は瀬戸内海国立公園六甲山地区の一部を含んでおり、南部は大阪湾に面し、3箇所の埋立地(西宮浜・甲子園浜・鳴尾浜)がある。

  • 市域:東西約14.2 km、南北約19.2 km
  • 市の位置
    • 東端:東経135度23分00秒、北緯34度43分22秒
    • 西端:東経135度13分50秒、北緯34度49分32秒
    • 南端:東経135度21分50秒、北緯34度41分22秒
    • 北端:東経135度17分40秒、北緯34度51分42秒
  • 最高地:898.6m(鉢巻山山頂)、最低地:-0.6m

気候

 気候は北部と南部で異なり、南部は年間降水量1500mm、大阪湾に流れ込む暖流の影響でそれほど下がらずに年平均気温16度程度。市内全体では瀬戸内海式気候となっている。の積雪は、北部は冬型の気圧配置や南岸低気圧で年に数回、中部・南部は、南岸低気圧で数年に1回程度、北部の山間部では氷点下になることがある。猛暑日熱帯夜になる日もある。ちなみに、冬の雪は鹿児島や名古屋、東京などより断然少ない。

 なお、奥畑には降水量のみを観測するアメダスが存在し、2006年から観測が行われている[4]。アメダス観測で過去最も年降水量が多かったのは2018年の2047.0mm、最も少なかったのは2007年の1125mm[5]

河川

一級河川準用河川はなし。二級河川が6水系17河川ある。

  • 二級河川
    • 武庫川水系・武庫川:川幅が広く、市内流域の多くが他市との市境になっている。かつては、武庫川河口付近の東側に西宮市域(現在の尼崎市平左衛門町)、武庫川西岸に尼崎市域(現在の田近野町)が存在していた[6]
    • 夙川水系・夙川夙川公園を流れる自然豊かな川。平成15年度(2003年度)の水質改善率が全国2位である。
    • 新川水系
    • 東川水系
    • 洗戎川水系
    • 堀切川水系

隣接する自治体・行政区

 大阪市への通勤率は23.9%、神戸市への通勤率は11.2%である(いずれも平成22年国勢調査)。

歴史

古代、西宮市には南部の大部分に入海が出来ており、入海が完全に埋まったのは中世後期頃と考えられている。[要出典]現在、西宮神社から東に伸びる旧国道は、当時、入海とを区切っていた砂州の跡であり、一部の区間で、道路が周辺より少し高くなっていることが確認できる。[要出典]弥生時代には遺跡古墳時代には古墳が多く作られている。奈良時代以前に廣田神社平安時代淳和天皇勅願寺として空海により鷲林寺が創建(833年)されたほか、神呪寺などの社寺が開かれる。特に廣田神社は伊勢神宮荒祭宮祭神を祀る県下第一の社格を持つ大社として厚い崇敬を集め、中世以降「西宮下向」と称し国家の神事を司った神祇官の歴代長官や貴族・五山の僧侶たちが度々参詣していたことに示されるように、西宮とは広田神社の別称であった。西宮神社の鳥居前に開けた西宮は14世紀には市場が設けられて商業の中心となり、西国街道中国街道の交流地であることから宿場町としても栄えた。律令国では摂津国の範囲である。

越水城
瓦林城

室町時代には西宮の名産であるが知られ、都の人々に好まれていった。その後、酒作りは江戸時代に本格的に始まり、「宮水」の発見により、優れた酒を造れるようになった。工場制手工業が導入され、酒は西宮港から樽廻船を用いて江戸にも運ばれるようになった。近代になると、酒造会社が多く作られ、現在に至っている。

17世紀以降には新田開発がはじまり、水を引くための用水路を作るのに村の間で争いが起こる。また農業(菜種など)や漁業など)も発達していった。

その後近代になり、官営の大阪神戸間鉄道(現:JR西日本東海道本線JR神戸線)、阪鶴鉄道(現:福知山線・JR宝塚線)、阪神電気鉄道(現:阪神本線など)、阪神急行電鉄(現:阪急神戸本線ほか)、阪神国道電軌(後の阪神国道線、1975年廃止)が開通した。

大阪と神戸のほぼ中間にあるため、大正期から住宅開発が行われ、阪神間モダニズム(1905年 - 1940年)と呼ばれるライフスタイルが生まれる。現在その中でも、「甲東園」・「甲子園」・「甲陽園」・「苦楽園」・「香櫨園」・「甲風園」・「昭和園」は総称して『西宮七園』と呼ばれ、いずれも高級住宅街として知られている。

「西宮」という名称の起こりについては諸説あるが、戎神を最初におまつりしていたと伝えられる鳴尾や古代の先進地域である津門から見て「西の方の宮」という説や平安京京都)から見て貴族の崇敬篤き廣田神社を含む神社群を指して「西宮」と称していたが、戎神信仰の隆盛と共に戎社(西宮神社)を「西宮」と限定して呼ぶようになったという説などが有力。[要出典]

その後、明治中期の町村制施行により一時は廣田神社が武庫郡大社村、戎社が西宮町に属するようになったが、大正期における西宮の単独市制施行の後、大社村は昭和期に同市へ編入され、現在に至っている。

沿革

明治以降の歴史

行政区画の変遷

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、武庫郡西宮鞍掛町・西宮浜久保町・西宮社家町・西宮浜ノ町・西宮図子町・西宮釘貫町・西宮馬場町・西宮浜脇町・西宮浦ノ町・西宮久保町・西宮宮武町・西宮今在家町・西宮浜鞍掛町・西宮中ノ町・西宮石在町・西宮浜東ノ町一丁目・西宮浜東ノ町二丁目・西宮浜東ノ町三丁目・西宮東町・西宮与古道町・西宮浜石才町・西宮市庭町および芝村・中村・越水村・守具村・越木岩新田・津門村の各飛地の区域をもって西宮町が発足。
  • 1925年大正14年)4月1日 - 市制施行して西宮市が発足[7]。同時に市章を制定[11]
  • 1933年昭和8年)4月1日 - 武庫郡今津町芝村大社村を編入。
  • 1941年(昭和16年)2月11日 - 武庫郡甲東村を編入。
  • 1942年(昭和17年)5月5日 - 武庫郡瓦木村を編入。
  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 武庫郡鳴尾村有馬郡山口村塩瀬村を編入。
  • 1969年(昭和44年)4月1日 - 武庫川の対岸にあった平左衛門町を尼崎市へ編入。逆に尼崎市から西昆陽字田近野を編入し、田近野町とする[6]

行政

行政機構

行政区分・支所

西宮市には本庁をはじめとして6つの支所があり、業務を地域ごとに分担している。

  • 本庁地区:27.97km2
  • 鳴尾地区:9.54 km2
  • 瓦木地区: 5.44 km2
  • 甲東地区: 8.88 km2
  • 塩瀬地区:24.64 km2
  • 山口地区:23.79 km2

財政

西宮市は阪神・淡路大震災後やバブル経済の影響により同じく深刻な被害を受けた神戸市、尼崎市、芦屋市などとともに財政は悪化し、財政を建て直すために2度の行財政改善実施計画を行い財政削減を行っており、平成17年度(2005年度)より平成20年度(2008年度)までの4ヵ年にかけて第3次行財政改善実施計画を行った。

第3次行財政改善実施計画としては、市長・議員などの特別職の報酬や職員の給料の減額、職員数の減員などを行い、また特別職・職員のその他の手当ても見直しが行われた。それ以外にも外郭団体、支所・サービスセンターの見直しのほか、地域情報誌、保育サービス、敬老事業、民間委託などについても見直しが行われた。その結果として約280億円の効果を得た。[12]

  • 平成18年度西宮市予算
    • 一般会計:1582億0843万8千円 (前年比3.2%増)
    • 特別会計:1106億8192万4千円 (前年比4.7%増)
    • 企業会計:215億9051万円 (前年比1.2%減)
    • 合計:2904億8087万2千円 (前年比3.4%増)
  • 中核市問題
    西宮市は中核市への移行(人口50万人に達していない都市は面積100km2以上)を目指していた。しかし、市の境界問題があり、国土地理院による西宮市の公表面積は境界問題が起こる以前の1987年に発表した98.52 km2が最後であり、市は埋立地面積を加えて100.18 km2を主張するが、国土地理院公表値でしか運用できないため移行が滞っていた。しかし、第28次地方制度調査会で「面積要件については廃止することが適当」とされ、2006年6月7日に地方自治体法の改正・施行により正式に中核市都市候補となった。2007年11月16日の閣議で中核市への移行が決定し、2008年4月1日に中核市となった。
  • 情報化進展度
    日経BP社が、アンケート調査を基に市区町村の情報化進展度を比較する「e-都市ランキング 2005」で西宮市が全国2091市区町村でトップとなった(『日経パソコン』2005年7月25日号で発表)。使いやすいウェブサイトや独自の被災者システム、ITによる災害対策など多くの分野において情報化を進めている事が評価されている。また「e-都市ランキング 2006」(『日経パソコン』2006年7月20日号で発表)においても全国1613市区町村のなかでもトップとなり2年連続首位となった。
    情報セキュリティの認証基準である、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証、および英国規格のBS7799-2を2006年3月(国内の地方公共団体として6番目)に取得している。

歴代市長

氏名 就任日(当選日) 退任日
1 紅野太郎 1925年(大正14年)8月13日 1933年(昭和8年)8月12日
2 蔭山品次 1933年(昭和8年)12月21日 1938年(昭和13年)12月3日
3 松尾園治 1938年(昭和13年)12月4日 1942年(昭和17年)12月3日
4 中松亀太郎 1943年(昭和18年)1月11日 1946年(昭和21年)2月4日
5 辰馬夘一郎 1946年(昭和21年)3月2日 1959年(昭和34年)4月29日
6 田島淳太郎 1959年(昭和34年)4月30日 1963年(昭和38年)4月29日
7 辰馬龍雄 1963年(昭和38年)4月30日 1975年(昭和50年)4月29日
8 奥五一 1975年(昭和50年)4月30日 1980年(昭和55年)10月7日
9 八木米次 1980年(昭和55年)11月23日 1992年(平成4年)11月22日
10 馬場順三 1992年(平成4年)11月23日 2000年(平成12年)11月22日
11 山田知 2000年(平成12年)11月23日 2010年(平成22年)4月20日
12 河野昌弘 2010年(平成22年)5月16日 2014年(平成26年)5月15日
13 今村岳司 2014年(平成26年)5月16日 2018年(平成30年)2月20日
14 石井登志郎 2018年(平成30年)4月15日

県の機関

国の機関

裁判所

議会

市議会

  • 定数:41人
  • 任期:2019年6月11日 - 2023年4月30日[13]
  • 議長:大石伸雄(政新会)
  • 副議長:野口明美(日本共産党西宮市会議員団)
会派名 議席数 議員名(◎は幹事長)
政新会 9 ◎篠原正寛、植田篤治、大石伸雄、上谷幸美、川村与志人、坂上明、田中正剛、矢野正史、吉井竜二
公明党議員団 8 ◎山田増人、大川原成彦、大原智、町田博喜、松田茂、松山勝則、八代毅利、山口英治
会派・ぜんしん 6 ◎澁谷祐介、大迫純司郎、菅野雅一、草加智清、鷹野伸、八木米太朗
維新西宮市議団 5 ◎福井浄、江良健太郎、多田裕、谷本豊、脇田周和
市民クラブ改革 5 ◎河崎源、岩下彰、中尾孝夫、花岡豊、宮本一成
日本共産党西宮市会議員団 4 ◎佐藤道子、野口明美、樋口光冬、松尾正秀
無所属 4 一色風子、河本圭司、田中昭代、四津谷薫
41

(2019年6月19日現在[14]

兵庫県議会

2019年兵庫県議会議員選挙
  • 選挙区:西宮市選挙区
  • 定数:7人
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:389,529人
  • 投票率:37.50%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
竹尾智枝 55 公明党 20,845票
北川泰寿 49 自由民主党 18,300票
大前春代 35 無所属 16,723票
増山誠 40 日本維新の会 14,975票
礒見恵子 62 日本共産党 14,723票
栗山雅史 44 立憲民主党 14,168票
中野郁吾 36 日本維新の会 11,960票
畠中光成 46 無所属 11,620票
吉岡政和 44 無所属 10,585票
奥野尚美 53 無所属 6,748票
光田あまね 41 無所属 3,425票
2015年兵庫県議会議員選挙
  • 選挙区:西宮市選挙区
  • 定数:7人
  • 投票日:2015年4月12日
  • 当日有権者数:376,129人[15]
  • 投票率:35.91%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
野口裕 64 公明党 19,525票
中野郁吾 32 維新の党 18,959票
礒見恵子 58 日本共産党 15,404票
大前春代 31 無所属 14,987票
吉岡政和 40 自由民主党 14,484票
北川泰寿 45 自由民主党 13,515票
栗山雅史 40 無所属 11,504票
奥野尚美 49 民主党 9,646票
高橋倫恵 53 無所属チーム議会改革 8,463票
森池豊武 68 無所属チーム議会改革 6,627票
2015年兵庫県議会議員補欠選挙
  • 選挙区:西宮市選挙区
  • 定数:2人
  • 投票日:2015年1月25日
  • 当日有権者数:378,903人[16]
  • 投票率:21.30%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
吉岡政和 40 自由民主党 22,907票
中野郁吾 32 維新の党 19,146票
奥野尚美 49 民主党 15,436票
森池豊武 68 無所属 11,046票
酒井広徳 38 無所属 9,340票
2011年兵庫県議会議員選挙
  • 選挙区:西宮市選挙区
  • 定数:7人
  • 投票日:2011年4月10日
  • 当日有権者数:371,477人[17]
  • 投票率:38.05%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
野口裕 60 公明党 21,207票
大前春代 27 無所属 20,109票
礒見恵子 54 日本共産党 16,652票
北川泰寿 41 自由民主党 16,601票
栗山雅史 36 民主党 13,445票
掛水須美枝 65 民主党 11,491票
野々村竜太郎 44 西宮維新の会 11,291票
筒井信雄 45 自由民主党 10,882票
田中章博 74 自由民主党 9,503票
岩崎龍夫 47 民主党 7,832票
2009年兵庫県議会議員補欠選挙
  • 選挙区:西宮市選挙区
  • 定数:1人
  • 投票日:2009年7月5日
  • 当日有権者数:369,545人[18]
  • 投票率:32.45%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
大前春代 25 無所属 41,748票
礒見恵子 52 日本共産党 38,823票
野々村竜太郎 42 無所属 33,359票

衆議院

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
兵庫県第7区(西宮市(本庁及び甲東瓦木鳴尾支所管内)、芦屋市 山田賢司 自由民主党 4 選挙区
三木圭恵 日本維新の会 2 比例復活
兵庫県第2区(西宮市(山口塩瀬支所管内)、神戸市兵庫区長田区北区 赤羽一嘉 公明党 8 選挙区

都市宣言

  • 安全都市宣言(1962年1月10日宣言)⇒2000年4月1日「市民生活の安全の推進に関する条例」へ
  • 文教住宅都市宣言(1963年11月3日宣言)
  • 平和非核都市宣言(1983年12月10日宣言)
  • 環境学習都市宣言(2003年12月14日宣言)
    • 全国で初めての宣言。市民と行政が協力して自然を守り、良好な環境を次世代に引き継ぐことをうたっている[19]。にもかかわらず、全国で62ある中核市の中で唯一家庭ごみ回収のための市指定袋がないなど、ごみ問題への取り組みが遅れていることが問題視され、2022年4月にようやく市指定袋が導入されることとなった[19]

産業・経済

  • 産業別就業人口(2000年国勢調査
    • 第一次産業:650人 (0.3%)
      • 農業:0.3%
    • 第二次産業:47,919人 (23.1%)
      • 建設業:8.0%
      • 製造業:15.1%
    • 第三次産業:154,073人 (74.3%)
      • 電気・ガス・熱供給・水道業:0.9%
      • 卸売・小売業・飲食店:7.0%
      • 金融・保険業:25.3%
      • 不動産業:4.8%
      • サービス業:30.9%
      • 公務:3.0%

農業

農業では市内は大部分が市街地に位置しており、農業を取り巻く環境が厳しく、年々減少傾向にある。しかし周辺に大消費地があり、農作物の中では野菜(軟弱野菜が中心となる)の生産高が9割以上を占めている。

  • 農業産出額(2002年度)
    • 米:0.94億円
    • 野菜:10.51億円
    • 果実:0.18億円
    • その他:0.20億円
  • 農産物作付けのべ面積(2002年度)
    • 稲:82ha
    • ねぎ:47ha(県内1位)
    • ほうれんそう:30ha
    • しゅんぎく:22ha
    • 合計:271ha

なお、耕地面積は163haである。

工業

工業では飲食料品(特に伝統産業の清酒)を中心に軽工業・重工業まで発達している。阪神工業地帯の一角も担っている。なお、製造品出荷額等は県下8位(2001年)である。また、北方の山口町地区には、阪神流通センターが形成されている。

名産品

  • 清酒 灘五郷のうちの西宮郷、今津郷を発祥とし、複数の清酒メーカーが本社や工場を置いている。
清酒に使われる水は「宮水」といって、六甲山地より来る伏流水であり、清酒作りに特に適しているため浅井戸から汲み上げられ使用されている。ただし、市内で採れる井戸水全てが宮水なのではなく、宮水が採れるのは市内南部エリア(特に国道43号線以南)のごく一部のみである。かつて、国道43号線、阪神高速の建設計画が明らかになったとき、近隣の酒造メーカーから猛反発を受けた。そのため水脈に当たる部分のスパンを長くするという設計に変更されたが、これにより強度のある構造物を作る必要に迫られ、実際に阪神大震災においてもその区間は倒壊を免れている[20]
なお、宮水は環境省によって名水百選に選ばれている。
  • 名塩和紙(重要無形文化財・兵庫県伝統的工芸品)
  • 竹細工(兵庫県伝統的工芸品)
  • 和ろうそく(兵庫県伝統的工芸品)

市内の主な企業

本社がある企業(太字は上場企業)
事業所・工場がある企業

金融

かつて存在した企業

地域

人口

2010年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、3.75%増の482,790人であり、増減率は県下41市町村中2位、49行政区域中4位。

ただ、推計人口ベースでは2016年12月をピークに減少に転じている[21][22]

西宮市と全国の年齢別人口分布(2005年) 西宮市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 西宮市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
西宮市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 377,043人
1975年(昭和50年) 400,622人
1980年(昭和55年) 410,329人
1985年(昭和60年) 421,267人
1990年(平成2年) 426,909人
1995年(平成7年) 390,389人
2000年(平成12年) 438,105人
2005年(平成17年) 465,337人
2010年(平成22年) 482,640人
2015年(平成27年) 487,850人
2020年(令和2年) 485,587人
総務省統計局 国勢調査より


健康

  • 平均年齢:40.36歳

コミュニティメディア

  • コミュニティ放送
  • コミュニティ情報誌
    • 「宮っ子」:市民の地域情報誌として地元市民によって隔月(2005年末までは毎月)発行されている。全市版と市内25地域の地域版がある。1979年10月以来25年にわたり発行されており、発行部数は年間108万部(西宮市HPデータ)。
  • ポータルサイト
    • 地域情報サイト 西宮流 2006年8月 西宮市産業振興課(当時)による「西宮市地域ポータルサイト構築事業者募集」で、プロポーザル方式により採択された3社で運営。西宮市地域ポータルサイト運営委員会で協議しながら構築・運営を行っていた。 2011年に5年目を迎え全面リニューアル。URLも「.com」から「.jp」に変更になった。 運営委員会は解散され、現在は任意団体・西宮流(にしのみやスタイル)として自主運営をしている。
    • ミヤママスタイル 2007年から西宮市内のイベントやお店などの子育て関連情報をインターネット上で発信している。 運営は任意団体・西宮流(にしのみやスタイル)。
    • 西宮経済新聞 西宮圏の主にビジネス&カルチャーニュースを扱うインターネットの情報配信サービス。2013年10月開設。
    • 西宮つーしん 西宮市の開店・閉店情報、グルメや地元の話題などの多岐に渡る情報をインターネット上で発信しているサイト。運営は有限会社リライアンス。2018年12月開設。

主な病院

商業施設

阪急西宮ガーデンズ

教育

学校教育

  • 西宮市では毎年分譲・賃貸問わずマンション供給が大量に行われており、人口の増加とともに児童数も急増し、一部の小学校では教室不足となっていることが問題化している。このため、当面教室不足が解消できそうにない地区や教室不足が見込まれる地区においては「受入困難地区」などが指定されており、その指定地区内における住宅開発には厳しい規制がかけられている[23]
  • かつては高等学校の普通科に限り「総合選抜」と呼ばれる入試方式を採用していた。これは、生徒の居住地区により進学先高校が指定されているもので、公立小中学校の学区制度と同一である。そのため、総合選抜を実施していた当時は小学校から高等学校まで同級生という生徒が少なくなかった。また、高校進学で不合格になることは滅多になかったため、西宮市内での公立高校間のレベルの差はほとんどないはずだが、地域の所得差からくる教育熱の違いや、各中学校において学年での成績上位10%は学校選択が可能であったことで、他校区からも志望の集まった学校と、そうでなかった学校があったのが実情である。のち総合選抜は廃止され、2009年より現在の複数志願選抜が採用されている。
  • 大学、短大が多く、単位互換制度を設け、アクタ西宮に「西宮市大学交流センター」を設置、合同講義を行っている。
  • 朝来市に、1989年に建設された教育施設「西宮市立山東自然の家」があり、ここで市内の各小学校ごとに5年生を対象とした「自然学校」で使用している(当施設は学校利用が優先だが、一般の利用も可能)。なお、それ以前は、旧氷上郡市島町(現丹波市)にあった旧市島町立竹山中学校の土地と木造校舎など施設をそのまま買い取り、1971年6月より1988年6月まで転地学習施設「西宮市立市島学園」として使用していた[* 1]
小学校
  • 市立小学校40校、私立小学校2校:小学校一覧
  • 市立小学校
中学校
  • 市立中学校19校、私立中学校7校:中学校一覧
  • 市立中学校

神戸市内に通学することとなる公立小中学校区:校区一覧

義務教育学校
高等学校
高等専修学校
大学・短期大学
特別支援学校
過去
  • 尼崎市立尼崎養護学校 - 開校後の境界変更で尼崎市から当市に編入された田近野町[6] に所在していた。2019年1月に尼崎市内へ移転し[24]、「尼崎市立あまよう特別支援学校」に改称した[25]

市内に阪神特別支援学校が所在するが通学区域が尼崎市を主に市内はななくさ学園入所者限定であるため、西宮市在住で特別支援学校に行く場合は市南部は兵庫県立芦屋特別支援学校芦屋市)、市北部の旧塩瀬村域は兵庫県立こやの里特別支援学校伊丹市)、市北部の旧山口村域は兵庫県立上野ケ原特別支援学校三田市)に通学しなければならない。

社会教育

劇団
  • Youth Theatre Japan (YTJ)(モンテッソーリの考え方を取り入れた劇団)
  • 日本ミュージカル研究会・劇団JMA
  • 劇団 四次元STAGE
  • どんぐりコールミュージカルスクール
大谷記念美術館
辰馬考古資料館
博物館・美術館
図書館
  • 中央図書館(教育文化センター内)
  • 北口図書館
  • 鳴尾図書館
  • 北部図書館
  • 越木岩・段上・上ヶ原・高須・甲東園・若竹・山口分室
公民館

市内に下記の24ヵ所あり。

  • 中央・鳴尾・鳴尾東・南甲子園・上甲子園・高須・今津・西宮浜・大社・甲東・春風・夙川・浜脇・用海・学文・若竹・瓦木・段上・神原・越木岩・高木・上ヶ原・塩瀬・山口
主なホール
  • 兵庫県立芸術文化センター
  • 西宮市民会館・アミティホール
  • 勤労会館
  • プレラホール
  • フレンテホール
  • 甲東ホール
  • 西宮東高校ホール(なるお文化ホール)
  • 山口ホール
主なスポーツ施設

町名

西宮市では、一部の地域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

西宮市役所管内(95町丁)
町名 町名読み 住居表示実施年月日 住居表示実施直前町名 備考
青葉台一丁目 あおばだい
青葉台二丁目
相生町 あいおいちょう
青木町 あおきちょう
上鳴尾町 あげなるおちょう
朝凪町 あさなぎちょう
芦原町 あしはらちょう
愛宕山 あたごやま
荒戎町 あらえびすちょう
荒木町 あらきちょう
池田町 いけだちょう
池開町 いけびらきちょう
石在町 いしざいちょう
石刎町 いしばねちょう
泉町 いずみちょう
一ケ谷町 いちがやちょう
市庭町 いちにわちょう
一里山町 いちりやまちょう
今在家町 いまざいけちょう
今津曙町 いまづあけぼのちょう
今津上野町 いまづうえのちょう
今津大東町 いまづおおひがしちょう
今津久寿川町 いまづくすがわちょう
今津社前町 いまづしゃぜんちょう

姉妹都市・提携都市

国内

海外

交通

市南部を中心に、多くの鉄道・バス・道路網・港湾が整備されており、近郊には空港も設置されている。

鉄道

下記の3社7路線[* 2] の鉄道網が市内に敷設されている。阪急の西宮北口駅と阪神の西宮駅が中心駅として機能している。特に、阪急電鉄は西宮北口駅を中心に十字に路線網が展開しており、阪神間の交通拠点となっている。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
武田尾駅の住所は宝塚市だが、宝塚市と西宮市との境界にある。
阪急電鉄(阪急)
西宮北口駅で分断されており、実質別々の路線となっている。
阪神電気鉄道(阪神)

また山陽新幹線が市内を通過するが、駅はない。

バス路線

高速バス・空港連絡バス

大阪国際空港関西国際空港発着の空港連絡バスは市街地へ、その他の高速バスは市北部にある高速道路上のバスストップに停車する。西宮北インターへは西宮市南北バス「さくらやまなみバス」で、南部地域からもアクセスが可能となった。

西宮市内で高速バスを利用できる停留所と路線一覧

  • ▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
  • ▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い
  • ◆…双方向乗降可能
  • - …通過
  • = …経路外
種別 路線 始発 阪急
西宮北口駅
阪神
甲子園駅
阪神
西宮駅
JR
西宮駅
西宮北
インター
行先 運行会社
空港連絡 大阪空港 - 阪急西宮北口 大阪国際空港 = = = 阪急西宮北口駅 大阪空港交通阪神バス
空港連絡 関西空港 - 阪急西宮北口 関西国際空港 = = 阪急西宮北口駅 関西空港交通・阪神バス
大阪空港交通
昼行高速 大阪 - 新見・三次線 阪急梅田・新大阪駅 = = = = 中国新見・三次 阪急バス備北バス
中国バス
夜行高速 オレンジライナーえひめ号 阪急梅田 = = = = 松山市駅・八幡浜 阪急バス・伊予鉄バス
夜行高速 よさこい号 阪急梅田 = = = = 高知駅・高知営業所 阪急バス・とさでん交通
昼行高速 大阪 - 天橋立・宮津線 阪急梅田 = = = = 天橋立駅宮津駅 阪急バス・丹後海陸交通
昼行高速 大阪 - 舞鶴線 阪急梅田 = = = = 東舞鶴駅舞鶴営業所 阪急バス・京都交通
昼行高速
夜行高速
くにびき号 阪急梅田 = = = = 松江駅出雲市駅 阪急バス・一畑バス
中国ジェイアールバス
昼行高速 山陰特急バス 新大阪駅 = = = = 倉吉 日本交通大阪本社
日交シティバス
日本交通鳥取本社
昼行高速 山陰特急バス なんば = = = = 鳥取・倉吉・米子
昼行特急 特急バス 阪急梅田 = = = = 城崎温泉 全但バス
昼行特急 特急バス 阪急梅田 = = = = 湯村温泉・浜坂 全但バス・阪急観光バス
昼行急行 中国ハイウェイバス社線 大阪駅 = = = = 社(車庫前) 神姫バス西日本JRバス
昼行急行 中国ハイウェイバス西脇線 大阪駅・新大阪駅
USJ
= = = = 西脇営業所
昼行急行 中国ハイウェイバス津山線 USJ・大阪駅 = = = = 津山駅
昼行急行 中国ハイウェイバス北条線 大阪駅・新大阪駅 = = = = アスティアかさい

一般路線

なお、阪急バスと阪神バスの共同運行で阪急西宮北口 - 阪神西宮間のバスが運行されている。これは、阪急阪神ホールディングス誕生によるもので、それまでは両駅を直接結ぶバスはなかった。
過去には尼崎市交通局(2016年に阪神バスへ移譲)が尼崎市内から甲子園競輪場(廃止)まで乗り入れていた。

道路

港湾

空港

隣接する伊丹市には大阪国際空港がある。西宮市内からは上記のバス・鉄道などで連絡している。西宮市は空港地元自治体の連合の大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)の一員である。

観光

名所

旧跡・宗教施設

神社

寺院

その他

祭事・催事

出身の有名人・芸能人

政治・経済

学術

文化

芸能・音楽

宝塚歌劇団

スポーツ

マスコミ関係

西宮市在住の有名人

ゆかりのある有名人

備考

西宮市章

篭目紋・六芒星風の形をした「宮」を意味する片仮名の“ヤ”を3つ組み合わせ、中心の篆書体の「西」を囲み「西宮」を表している。1926年(大正15年)4月15日制定。西宮町制時の1910年(明治43年)5月16日に制定され、市制施行後に継承。普通の六芒星との違いが分かりにくいが、左上凹部、右凹部、左下凹部で、線がずれている。

市歌

1946年(昭和21年)12月23日に制定された。作詞・北村正元、作曲・山田耕筰

西宮市では市歌だけでなく「西宮市民歌」「文京住宅都市西宮の歌」「平和の歌 愛してますかふるさとを」など多数の市民愛唱歌を選定している。

市旗

白地太陽と幸せを表す六甲の自然を表すの両色から成るひらがなの「に」で「にしのみや」を表現。1970年(昭和45年)11月3日制定。

郵便番号

市外局番

西宮市内は3つの市外局番、2つのMA(単位料金区域)に分かれている[28]。また、西宮MAには0797と0798の2つの市外局番が存在する。なお、市内全域の市外局番の統一は旧有馬郡山口村域が利便性の高い神戸MAから離脱することとなるため、一部住民が反対し困難な状況である。[要出典]

  • 078(神戸MA、山口地区) - 神戸市(北区道場町生野の一部を除く)、明石市加古川市の一部、加古郡播磨町の一部へは市外局番なしで通話可能。
  • 0797(西宮MA、塩瀬地区) - 宝塚市(仁川地区を除く)、芦屋市、神戸市北区道場町生野の一部へは市外局番なしで通話可能。
  • 0798(西宮MA、上記を除く地区) - 宝塚市(仁川地区)へは市外局番なしで通話可能。

なお0797と0798の市外局番相互間の通話はMAが同じであるため市内料金となる。

塩瀬地区・山口地区

塩瀬地区・山口地区と西宮市の他地域とは、六甲山地に完全にさえぎられており、飛地ではないものの、西宮北道路兵庫県道82号大沢西宮線を介して本庁地区とつながっているに過ぎない。そのため、塩瀬地区・山口地区とも、本庁地区との生活的、経済的な交流はあまりない。[要出典]塩瀬地区は宝塚市との、山口地区は神戸市北区との交流が盛んである。なお、塩瀬地区の名塩と東山台の最寄り駅はJR福知山線西宮名塩駅、塩瀬地区の生瀬は阪急宝塚線今津線・JR福知山線の宝塚駅などである。山口地区は、神戸電鉄三田線岡場駅田尾寺駅である。また、塩瀬地区に西宮名塩ニュータウンといった住宅団地、山口地区には阪神流通センターといった、工業団地も形成されている。

  • 市内南北の移動にはバスや鉄道を数回乗り継ぐ必要があった。2007年に市内南北を乗り継ぎ無しで移動できる南北バスの試験運行事業が始まり、2009年4月1日よりルートを変更した上で、「さくらやまなみバス」として運行開始された。
    • 試験運行期間 2007年9月1日 - 11月30日
    • 運行区間
      • 名来系統 西宮北口 - JR西宮 - JRさくら夙川 - 阪急夙川 - 金仙寺 - 鎌倉峡 - 天上橋 - 名来
      • 新有馬系統 西宮北口 - JR西宮 - JRさくら夙川 - 阪急夙川 - 金仙寺 - 流通センター南 - 中野 - 新有馬

市内震災被害

阪神・淡路大震災での市内の被害は以下の通り。

  • 死者:1,134人
  • 負傷者:6,386人
  • 家屋被害:全壊34,181世帯、半壊27,116世帯
  • 避難所:194箇所(最大時:平成7年1月20日)
  • 避難者:44,351人(最大時:平成7年1月19日)
  • 火災発生:41件

西宮市が舞台またはモデルとなった作品

小説

西宮市には歴史的に古いものも多く、明治 - 昭和初期における阪神間モダニズムの影響を受けている関係で、多くの文学作品に登場している。

映画・ドラマ

映画
ドラマ

漫画・アニメ

楽曲

その他

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 市島学園は施設の老朽化のため閉鎖され解体、跡地は旧市島町が買い取りその一部が雇用促進住宅(現「ビレッジハウスこかべ台」)となった(市島町誌 第二巻p.16-17)
  2. ^ 市内に駅の存在しない山陽新幹線を含めると9路線になる。
  3. ^ 同社の大阪府に所在する営業所の一般路線では唯一武庫川以西に乗り入れる(有馬急行線を除く)。

出典

  1. ^ 兵庫県推計人口令和2年8月1日現在”. 兵庫県 (2020年8月26日). 2020年9月26日閲覧。
  2. ^ 県内在留外国人数一覧(2019年)” (PDF). 兵庫県. 2020年9月26日閲覧。
  3. ^ 平成29年度兵庫県観光客動態調査報告書” (PDF). 兵庫県産業労働部観光振興課. 2020年9月26日閲覧。
  4. ^ 地域気象観測所一覧 気象庁、2018年1月20日閲覧
  5. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) 気象庁、2020年1月29日閲覧
  6. ^ a b c 尼崎市と西宮市の間で市域の一部を交換をしたことがあると聞いている。いつごろ、どういう理由で、どの土地を交換したのか? レファレンス協同データベース、2013年7月20日(2016年3月5日閲覧)。
  7. ^ a b 大森治幸(2015年4月22日). “西宮市:魅力一冊に凝縮 市が3000部発刊”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  8. ^ 西宮市公式サイト『市のあゆみ』
  9. ^ 阪神甲子園球場公式サイト『甲子園球場史』
  10. ^ 西宮市旗
  11. ^ 図典 日本の市町村章 p161
  12. ^ 第3次行財政改善の取組み”. 西宮市 (2018年8月10日). 2020年9月26日閲覧。
  13. ^ 西宮市議会市議会の概要
  14. ^ 西宮市議会会派別議員名簿
  15. ^ 平成27年執行兵庫県議会議員選挙の記録 5 投票” (PDF). 兵庫県庁. 2019年4月14日閲覧。
  16. ^ 平成27年1月25日執行 西宮市選挙区補欠選挙” (PDF). 兵庫県庁. 2019年4月14日閲覧。
  17. ^ 平成23年執行兵庫県議会議員選挙の記録 5 投票” (PDF). 兵庫県庁. 2019年4月14日閲覧。
  18. ^ 平成21年7月5日執行 西宮市選挙区補欠選挙” (PDF). 兵庫県庁. 2019年4月14日閲覧。
  19. ^ a b 中核市で最後、西宮市ようやく指定ごみ袋導入へ これまで真っ黒の袋で分別も未徹底” (Japanese). 神戸新聞NEXT. 2021年6月11日閲覧。
  20. ^ 『阪神文化へのいざない ~学んで体感・阪神間~ 味覚と文芸』大手前大学2010年公開講座講義録、83頁。
  21. ^ 平成28年西宮市推計人口 - 西宮市ホームページ、2019年5月7日閲覧。
  22. ^ 平成30年西宮市推計人口 - 西宮市ホームページ、2019年5月7日閲覧。
  23. ^ 「教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱」について - 西宮市ホームページ、2019年5月7日閲覧。
  24. ^ 梅香小学校の敷地活用の方向性について”. 尼崎市 (2018年2月23日). 2018年5月8日閲覧。
  25. ^ 沿革史”. 尼崎市立あまよう特別支援学校. 2019年3月20日閲覧。
  26. ^ “芦田愛菜、出演者のアドリブに苦戦「ドキドキ」”. ORICON STYLE. (2014年6月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2038086/full/ 2021年1月11日閲覧。 
  27. ^ 西宮市観光大使に西田ひかるさんが就任しました!”. 西宮市 (2011年8月10日). 2019年5月7日閲覧。
  28. ^ 近畿2府4県の市外・市内局番”. 総務省近畿総合通信局 (2011年12月1日). 2012年1月18日閲覧。
  29. ^ 業者側が市職員に漏洩依頼か 西宮市官製談合:イザ!”. SANKEI DIGITAL イザ!. 産経新聞 (2019年1月30日). 2019年1月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

行政
観光
その他