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辰馬半蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

辰馬 半蔵[1](たつうま はんぞう[2]1860年1月22日安政6年12月30日[3] - 没年不明)は、日本の清酒醸造[2]実業家、兵庫県多額納税者[4][5]。武庫酒造、大阪林業各取締役[4]。攝陽酒造監査役[4]。族籍は兵庫県平民[6]

経歴

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兵庫県人・辰馬龍蔵の長男[4]1871年家督を相続[4]。酒造業を営む[4]。その銘酒に「勤王」がある[2]。また会社の重役であった[4]

人物

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辰馬半蔵について、『商工資産信用録 第29回』には「職業・雑、調査年月・1927年6月、正身身代・未詳、信用程度・B」とある[7]

貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有する[3]。住所は兵庫県西宮浜東町[2]、東一[4]、浜松原町[5]

家族・親族

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辰馬家
  • 父・龍蔵[4]
  • 妻・ゑい1865年 - ?、大阪、上田重蔵の二女)[4]
  • 長男・章蔵1887年 - ?)[4][8]
    • 同妻・慶子1902年 - ?、兵庫、辰馬半右衛門の二女)[4][8]
  • 長女・あい1886年 - ?、大阪、島津佐助の二男實三の妻)[4]
  • 二女・れい1893年 - ?、大阪、平野源七の二男杢次郎の妻)[4]
  • 三女・るい1899年 - ?)[4]
親戚

脚注

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  1. ^ 『大日本紳士鑑』兵庫県武庫郡327頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月24日閲覧。
  2. ^ a b c d 『日本現今人名辞典』た55頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年3月25日閲覧。
  3. ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』101頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年7月7日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『人事興信録 第8版』タ213頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年7月7日閲覧。
  5. ^ a b 『日本紳士録 第30版』附録 全国多額納税者 兵庫県15頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年7月7日閲覧。
  6. ^ 『人事興信録 第7版』た146頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年7月7日閲覧。
  7. ^ 『商工資産信用録 第29回』兵庫県た之部43頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年5月29日閲覧。
  8. ^ a b c 『人事興信録 第13版 下』タ220頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年7月7日閲覧。

参考文献

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  • 妹尾久造編『大日本紳士鑑』経済会、1895年。
  • 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1903年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第30版』交詢社、1926年。
  • 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 商業興信所編『商工資産信用録 第29回』商業興信所、1928年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。