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辰馬利一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

辰馬 利一(たつうま りいち、旧姓・成瀬1872年1月24日(明治4年12月15日[1] - 没年不明)は、日本の酒造家、実業家資産家[2]、兵庫県多額納税[3]。恵美酒銀行頭取[3][4]。日本摂酒、西宮寒天各社長[3][4]西宮米穀商会代表社員[5]。族籍は兵庫県平民[1]

経歴

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兵庫県平民・成瀬源兵衛の長男[1]。辰馬喜十郎の養子となり、1896年家督を相続する[1]1893年慶應義塾正科を卒業する[6]。家業を継いで酒造業を営み、傍ら銀行会社の重役である[3]

人物

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辰馬利一について、『商工資産信用録 第29回』には「職業・酒造、調査年月・1927年3月、正身身代・H、信用程度・A」とある[7]

『商工資産信用録 第34回 近畿版』には「職業・酒造、調査年月・1932年2月、正身身代・G、信用程度・Aa」とある[8]

貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有する[9]。趣味はゴルフ[3]。宗教は真宗[3]。住所は兵庫県西宮市浜町[3]

家族・親族

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辰馬家
親戚

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『人事興信録 第3版』た171 - 172頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年12月2日閲覧。
  2. ^ 『資産家国の光 京都府下・大阪府下・兵庫県下 大正9年3月調査』28頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年11月9日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 『人事興信録 第12版 下』タ246頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年12月2日閲覧。
  4. ^ a b 『大正人名辞典』641頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年12月19日閲覧。
  5. ^ 『西宮現勢史』48頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年12月2日閲覧。
  6. ^ 『慶応義塾総覧 大正5年』第二十三章 卒業生166 - 167頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年12月2日閲覧。
  7. ^ 『商工資産信用録 第29回』兵庫県た之部43頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年5月29日閲覧。
  8. ^ 『商工資産信用録 第34回 近畿版』兵庫県た之部39頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年5月29日閲覧。
  9. ^ 『貴族院多額納税者名鑑』兵庫県85頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年12月4日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第3版』人事興信所、1903 - 1911年。
  • 藤井亀若『西宮現勢史』兵庫県自治協会、1916年。
  • 慶応義塾編『慶応義塾総覧 大正5年』慶応義塾、1916年。
  • 東洋新報社編『大正人名辞典』東洋新報社、1917年。
  • 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 商業興信所編『商工資産信用録 第29回』商業興信所、1928年。
  • 『商工資産信用録 第34回 近畿版』商業興信所、1933年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版 下』人事興信所、1940年。
  • 森川英正『日本財閥経営史 地方財閥』日本経済新聞社、1985年。