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宮津駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮津駅
駅舎と駅前(2017年4月)
みやづ
Miyazu
地図
所在地 京都府宮津市字鶴賀2065番地4
北緯35度32分4.14秒 東経135度11分59.29秒 / 北緯35.5344833度 東経135.1998028度 / 35.5344833; 135.1998028座標: 北緯35度32分4.14秒 東経135度11分59.29秒 / 北緯35.5344833度 東経135.1998028度 / 35.5344833; 135.1998028
駅番号  14 
所属事業者 WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
電報略号 ミヤ
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
672人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1924年大正13年)4月12日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 宮津線宮舞線宮豊線)*
キロ程 24.7 km(西舞鶴起点)
M13 栗田 (4.5 km)
(4.4 km) 天橋立 T15
所属路線 宮福線
キロ程 0.0 km(宮津起点)
F13 宮村 (1.5 km)
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1990年 西日本旅客鉄道から移管[1]
テンプレートを表示
宮福線駅舎(2007年8月)

宮津駅(みやづえき)は、京都府宮津市字鶴賀にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)のである。駅番号は14

利用可能な鉄道路線

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歴史

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駅構造

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各ホーム・線路は西舞鶴方から見て南西方向に伸びている。島式・相対式3面4線のホームを持つ地上駅である。丹鉄線内に15駅ある有人駅の一つであり、丹鉄直営駅でもある。北西側・南東側それぞれに駅舎があるが、本屋は北西側で、みどりの窓口があり、終日駅員が配置されている。かつてはキオスクも設置されていたが、2016年3月10日に閉店した。なお、飲料自動販売機は改札外とホーム上にある。

WILLER TRAINSの本社も北西側2階にある。南東側の駅舎(南口)は宮福鉄道開業時からのもので、自動券売機待合室のみである。北西側・南西側の駅舎は自由通路で行き来できる。

ホームは駅本屋側の単式ホームが3番のりば、真ん中の島式ホームの駅本屋側寄りが2番のりば、その反対側が1番のりば、南東側の駅舎側の単式ホームが4番のりばである。跨線橋は国鉄時代のものと新築のエレベーターの跨線橋が3〜2・1番のりばの間にある。2・1〜4番のりばの跨線橋は前述の自由通路と一体になっている(仕切りで分けられていて、自由通路からホームに入場することはできない。) 3〜2・1番のりばはエレベーターで行き来できるが、4番のりばへ行くには階段を使うか南東側の駅舎(南口)から入る必要がある。架線は1番のりば・4番のりばに設置されていて、電車を使用する列車もこのホームを使っている。なお、早朝と夜間は南東側の駅舎(南口)の改札が閉鎖される。

本屋駅舎の外壁は白磁タイル装で、海園都市である宮津市を象徴している。駅前広場は本屋駅舎に接し、バス停留所タクシーのりばがある。

男女別水洗トイレが改札内と改札外にある。

のりば

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本稿では番号順ではなく、駅本屋側から順に表記する。

のりば 路線 行先 備考
3 宮舞線 丹後由良西舞鶴方面  
2 宮豊線 天橋立網野久美浜豊岡方面  
1 宮福線からの直通・折り返し始発
宮舞線 丹後由良・西舞鶴方面 当駅始発
宮福線 大江福知山方面 特急含む
4 当駅始発のみ

※以上の路線名は旅客案内上の名称(「宮舞線」「宮豊線」は愛称)で記載した。

付記事項
  • かつては駅本屋側を1番のりばと扱っていたが、列車運転取り扱いの番線番号においては、1番のりば(宮津線の上り本線)が「3番線」、2番のりば(宮津線の下り本線)が「2番線」、3番のりば(副本線)が「1番線」、4番のりば(宮福線の本線)が「宮福線」となっていた。WILLER TRAINSへの移管以降に1 - 3番のりばについては列車運転取り扱いの番線番号に統一して番線番号を振り直したため、駅本屋側から3・2・1・4番の順となった。
  • 配線上、宮舞線・宮豊線と宮福線の相互の直通列車は、1番のりばのみを使用する(当駅で西舞鶴行きと福知山行きに分かれる列車も含む)。特急「はしだて」など天橋立方面から宮福線を経由(或いはその逆)する列車はスイッチバックを行う。また、1番のりばは宮舞線や宮豊線の当駅始発列車の発着にも使用される。宮福線の当駅始発列車は1番のりばと4番のりば双方を使用する。
  • 夜間留置の設定がある。

臨港線

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1938年昭和13年)に宮津港鶴賀第二ふ頭、鶴賀第一ふ頭までの専用側線が設置された。1981年(昭和56年)に廃止された[5]

利用状況

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宮津市は天橋立を抱える日本を代表する観光都市であるが、天橋立へは隣駅の天橋立駅があるため、観光客はそれほど多くない。しかし宮津市の玄関駅で、市役所などの官公庁も近いため、市民の利用やビジネス客の利用は多く、京都丹後鉄道の単独駅では最も利用者が多い[注釈 1]。当駅から西舞鶴方面へ向かう宮津線京都大阪方面へ向かう宮福線が分岐しているが、定期利用者数は宮津線が多い反面、宮福線は長距離利用者が多いのが特徴である。

1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度 宮津線 宮福線
1999年 1,041 388
2000年 1,066 321
2001年 1,063 329
2002年 545 438
2003年 522 361
2004年 532 340
2005年 551 315
2006年 532 304
2007年 557 325
2008年 458 356
2009年 490 353
2010年 521 321
2011年 440 320
2012年 559 184
2013年 592 219
2014年 548 252
2015年 533 262
2016年 559 233
2017年 540 227
2018年 501 225
2019年 462 210

駅周辺

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喫茶店や食堂が面する駅前ロータリー(2017年4月)

バス路線

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バス乗り場(2017年4月)

駅前ロータリーに「宮津駅」停留所があり、丹後海陸交通の路線が発着する[10]。なお、当停留所には高速バスも乗り入れる。

備考
  • 高速バスの峰山間人たいざ方面は降車専用。
  • 伊根線・蒲入線は複数の系統(5・7・8・9)で運行。
  • 上宮津線は平日夕方1便のみ運行。

隣の駅

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※特急「はしだて」「たんごリレー」の隣の停車駅は列車記事を参照。快速「大江山」「丹後あおまつ」ならびに西舞鶴行きの快速は隣の駅に停車する(路線記事も参照)。

WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
宮舞線・宮豊線(宮津線)
栗田駅 (M13) - 宮津駅 (14) - 天橋立駅 (T15)
宮福線
宮村駅 (F13) - 宮津駅 (14)

脚注

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注釈

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  1. ^ 2位は隣の天橋立駅、3位は峰山駅

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、27-28頁。 
  2. ^ a b c d 石野 1998, p. 322.
  3. ^ 石野 1998, p. 324.
  4. ^ 「旅のお供は“丹鉄珈琲” 宮津駅にカフェオープン 豊岡で焙煎、一杯ずつ真心込めて」『毎日新聞』2018年6月29日
  5. ^ 第9回 「宮津港」”. 宮津市. 2006年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月31日閲覧。
  6. ^ 料理旅館 | 天橋立 宮津温泉 茶六別館”. 茶六別館. 2023年12月8日閲覧。
  7. ^ 宮津城の面影(1)たもの木と海岸線”. 宮津市. 2022年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月8日閲覧。
  8. ^ 島崎公園”. 宮津市. 2023年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月8日閲覧。
  9. ^ 宮津燈籠流し花火大会”. 宮津商工会議所. 2023年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月8日閲覧。
  10. ^ 宮津駅 系統一覧”. 丹後海陸交通. 2023年12月8日閲覧。
  11. ^ 高速バス 京都線”. 丹後海陸交通. 2023年12月8日閲覧。
  12. ^ 高速バス 大阪線”. 丹後海陸交通. 2023年12月8日閲覧。

参考文献

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  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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