阪口吉蔵
表示
阪口 吉蔵(さかぐち きちぞう、前名・吉太郎[1][2]、1873年(明治6年)11月15日[3] - 没年不明)は、日本の酒造家、銀行家、兵庫県多額納税者[1][4][5]。西宮銀行取締役[1][2][6][7]。族籍は兵庫県平民[7]。
人物
[編集]兵庫県人・先代阪口吉蔵の長男[2][7]。阪口市蔵の兄[1]。1900年、家督を相続し、前名・吉太郎を改めた[1][2]。「丹波屋」と称し、酒造業を営み、傍ら銀行の重役であった[1][2]。
貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[3]。趣味は陶器[1]。宗教は浄土宗[1]。住所は兵庫県西宮市浜脇町[1][2][6]。
家族・親族
[編集]- 阪口家
- 父・吉蔵[1][7][8]
- 母・さよ(1848年 - ?、兵庫、松本重介の長女)[1][7]
- 弟・市蔵[9](1881年 - ?、貸地業[10]、地主、家主[10]) - 宗教は真宗、住所は西宮市浜町で[1][9][10]、家族は妻、息子、娘[10]。
- 妹
- 妻・榮(1890年 - ?、大阪、野田儀一郎の妹)[1][7]
- 男・俊次(1906年 - ?)[7]
- 三男[4][7]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『人事興信録 第11版 上』サ124-125頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月28日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第10版 上』サ100頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月28日閲覧。
- ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』89頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月28日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 第8版』サ103頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年8月29日閲覧。
- ^ 『日本紳士録 第29版』附録 全国多額納税者 兵庫県14頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年8月29日閲覧。
- ^ a b 『日本全国諸会社役員録 第43回』上編805頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『人事興信録 第7版』さ93頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月28日閲覧。
- ^ 『大日本紳士鑑』兵庫県武庫郡327頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月28日閲覧。
- ^ a b 『日本紳士録 第40版』兵庫サの部65頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月28日閲覧。
- ^ a b c d 『人事興信録 第12版 上』サ98頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月27日閲覧。
- ^ 渡辺慶三『人事興信録 第12版下』1940
参考文献
[編集]- 妹尾久造編『大日本紳士鑑』経済会、1895年。
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 交詢社編『日本紳士録 第29版』交詢社、1925年。
- 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第43回』商業興信所、1935年。
- 交詢社編『日本紳士録 第40版』交詢社、1936年。
- 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937-1939年。
- 人事興信所編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1940年。