第38独立海兵旅団 (ウクライナ海兵隊)
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第38独立海兵旅団 | |
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創設 | 2023年2月 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ海兵隊 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 海兵隊 |
兵種/任務 | 水陸両用作戦 |
人員 | 2,000人[1] |
通称号/略称 | A4765 |
標語 | 勝利は忠実な者を愛する |
上級単位 | 海兵隊司令部 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | エウヘニー・ボヴァ中佐 |
第38独立海兵旅団(だい38どくりつかいへいりょだん、ウクライナ語: 38-ма окрема бригада морської піхоти)は、ウクライナ海兵隊の旅団。海兵隊司令部隷下。
概要
[編集]ロシアのウクライナ侵攻
[編集]2023年2月、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、ウクライナ海軍第36独立海軍歩兵旅団隷下の第503独立海軍歩兵大隊を基幹に第38独立海軍歩兵旅団として創設された[2]。
東部・アウディーイウカ戦線
[編集]→「アウディーイウカの戦い (2022年)」も参照
2023年3月、第503独立海軍歩兵大隊が東部ドネツィク州ポクロウシク地区に配備され、アウディーイウカを防御した[3]。
2023年5月23日、ウクライナ海軍からの独立で創設されたウクライナ海兵隊に編入した[4]。
東部・南ドネツク戦線
[編集]→「2023年ウクライナの反転攻勢」も参照
2023年7月、東部ドネツィク州ヴォルノヴァーハ地区に配備され、ヴェリカ・ノヴォシルカ方面で攻勢を開始し、8月にウロジャイネを解放した[1][5]。
南部・ドニエプル川戦線
[編集]2023年10月、南部ヘルソン州ヘルソン地区に再配置され、ドニエプル川東岸に展開した[6]。
東部・ポクロウシク戦線
[編集]2024年10月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、友軍の救援でポクロウシク方面に展開した[7]。
編制
[編集]- 旅団司令部
- 第503独立海兵大隊(マリウポリ)
- 第1海兵大隊
- 第2海兵大隊
- 戦車大隊
- 旅団砲兵群
- 本部中隊
- 自走砲大隊
- ロケット砲大隊
- 対戦車砲大隊
- 防空大隊
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b ウクライナ軍、全海兵旅団を16kmの狭い範囲に集中投入 フォーブス
- ^ “New Marine Brigades are being formed (Updated)”. ミリタリー・ランド
- ^ “Морпіх ЗСУ, який боронить Авдіївку, про будні війни: “Досвідчених воїнів ми втратили в перші дні війни овердофіга””. LB.ua
- ^ “ウクライナ軍に海兵隊創設へ”. ミリタルヌイ
- ^ “解放した村にウクライナの旗 東部ドネツク州”. CNN
- ^ “ウクライナ軍、ドニプロ川対岸に「橋頭堡」設置 進軍の足掛かりに”. フォーブス・ジャパン
- ^ Найбільше уваги – складним напрямкам на Донеччині, потребам наших воїнів, бригад в оперативності постачання від партнерів – звернення Президента ウクライナ大統領府