破壊されたロシアの軍事装備展
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破壊されたロシアの軍事装備展(はかいされたロシアのぐんじそうびてん、宇: Виставка знищеної російської військової техніки)は、ウクライナのキーウのミハイリフスカ広場でおこなわれた野外展示会[1]。2022年5月21日に開催したこの展示会では、2022年のロシアによるウクライナ侵攻の際に破壊・鹵獲されたロシア連邦軍の軍事装備品が展示された[2][3][4]。
ミハイリフスカ広場での展示
[編集]ウクライナ大統領の公式ウェブサイトによると、展示品には、パーンツィリ-S1自走対空砲システム、T-72B3戦車、 BMD-2歩兵戦闘車、BMD-4のタレット、電子戦車両、ティーグル歩兵機動車の残骸が含まれるという。この装備のほとんどは、キーウ攻勢中に使用された[5]。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、2022年6月17日にイギリス首相のボリス・ジョンソンがウクライナを訪問した際に、この展示会を案内した[6]。
ミハイリフスカ広場での展示は、ウクライナ国立軍事歴史博物館の展示品の一部になると報じられた[7]。
フレシチャーティク通りの展示
[編集]2022年8月20日、キーウ中心部のフレシチャーティク通りでより大規模の展示会が開催された[8]。ウクライナ国防相のオレクシー・レズニコウによると、フレシチャーティク通りでの展示会は、T-72/T-80/T-90戦車、自走砲システム、ロケット砲、装甲車両、パーンツィリ-S1自走対空砲システム、TOS-1A自走多連装ロケット砲、2S34自走榴弾砲を含むウクライナのさまざまな地域で破壊・鹵獲された約80台のロシアの軍事装備品で構成されているという[9]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “‘It’s hard to leave’: Moscow’s fresh wave of missile attacks rekindle Kyivans’ fear”. Financial Times. (2022年7月2日) 2022年7月2日閲覧。
- ^ “Ukraine puts destroyed Russian tanks on display in Kyiv” (英語). Reuters. (2022年5月23日) 2022年6月27日閲覧。
- ^ “Ukraine displays destroyed Russian weaponry in central Kyiv”. CNN. (2022年6月1日) 2022年6月27日閲覧。
- ^ “Exhibition of destroyed Russian military equipment opens in Kyiv” (英語). Euronews. (2022年5月28日) 2022年6月28日閲覧。
- ^ “Volodymyr Zelenskyy and Boris Johnson visited St. Michael's Golden-Domed Monastery and had a walk in Mykhailivs'ka Square”. Official website of the President of Ukraine (2022年6月17日). 2022年7月2日閲覧。
- ^ “Зеленский сводил Джонсона на экскурсию по Киеву: премьеру дали подарок” (ロシア語). Украинская правда. (2022年6月17日) 2022年6月28日閲覧。
- ^ “Kyiv kicks off preparations for exhibition of destroyed Russian military equipment”. news.yahoo.com. 6 September 2022閲覧。
- ^ Cole, Brendan (20 August 2022). “Ukraine military shares display of destroyed Russian equipment in Kyiv” (英語). Newsweek
- ^ “Minister Reznikov about Russia’s plan to seize Kyiv: Tons of scrap metal instead of parade” (英語). www.ukrinform.net. 2022年10月17日閲覧。