阿久悠
阿久 悠 | |
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出生名 | 深田 公之 |
別名 | 多夢 星人 |
生誕 | 1937年2月7日 |
出身地 |
日本 兵庫県津名郡鮎原村(現在の洲本市五色町鮎原) |
死没 |
2007年8月1日(70歳没) 日本 東京都港区西新橋(東京慈恵会医科大学附属病院)[1] |
学歴 | 明治大学文学部卒業 |
ジャンル | 歌謡曲 |
職業 | 作詞家・放送作家・小説家 |
活動期間 | 1964年 - 2007年 |
阿久 悠(あく ゆう、1937年〈昭和12年〉2月7日 - 2007年〈平成19年〉8月1日[2])は、日本の放送作家、詩人、作詞家、小説家。
本名は深田 公之(ふかだ ひろゆき)[3]。
来歴・人物
[編集]ペンネームの由来は、広告会社勤務時代に放送作家として活躍を始めたが、兼業禁止の会社にばれないよう“悪友”をもじった筆名として使い始めた事から。深く考えずにつけたため、いずれは別の筆名にするつもりだったが、仕事が途切れなかったので、独立後も使い続けた[4]。また、多夢星人(たむせいじん)の変名も使用した(阿久の小説『グッドバイ―BN童子の青春』の登場人物であるロック歌手の名に由来する[5])。長男は作曲家の深田太郎で、阿久作詞・深田作曲の楽曲も存在する。
幼少期は兵庫県警の警察官であった父親の仕事の都合で、いずれも津名郡内であるが、数年おきに転居を繰り返す。都志町立都志小学校卒業[7]、都志町立都志中学校、一宮町立江山中学校、五色町立五色丘中学校卒業[8]し、兵庫県立洲本高等学校卒業(同級生に京都大学教授の木曾好能、料理研究家の為後喜光などがおり[9]、在学中に野球部が選抜高等学校野球大会で優勝する。)、明治大学文学部卒業。両親は父の定年退職と同時に故郷の宮崎に戻ったという[6]。
1959年(昭和34年)に広告代理店・宣弘社(現在の電通アドギア)へ入社する[10]。元々は映画の脚本が書きたくて、丁度『月光仮面』で売り出し中だった宣弘社が、企画部で脚本家を募集していたのを知り「銀座にある会社に行きたい」という条件にもマッチしていたので、入社を希望し入社試験を受けて合格。同じ大学出身の先輩であり脚本家の伊上勝が課長を務めていた企画部の下に配属になったが、入社早々に「コンテ描ける?」と言われて、振られた仕事はCMの絵コンテ描きだったという。絵は好きだったが、仕事で描いた事などまったくなかった状態で必然的にテレビCMの仕事ばかりをこなす羽目になり、「俺は何のためにここに入ったんだ?」と思いながら仕事をしていたが、そのCM作りの仕事が後に作詞家として活躍するための土台となり、本人の予期せぬ方向で才能が開花した。当初阿久本人は『月光仮面』の後番組である『豹の眼』や『怪傑ハリマオ』の脚本を書かせてもらえるものだと思っていたという。
また、隣のデスクには生涯の友となる、劇画『同棲時代』や『修羅雪姫』で名を馳せた「昭和の絵師」の異名を持つ上村一夫がおり、上村と二人で社内でギターをつま弾きながら、歌を作り休憩時間などを活用して社内で披露していた事もあった。これらの経験が後に作詞家として大成する礎となった。コピーライター・CM制作を手がけながら、1964年(昭和39年)から放送作家としても活動。1966年(昭和41年)に宣弘社を退職し[10]、放送作家、作詞家としての活動を本格化させる。音楽番組の台本を書いているとき、歌われる歌の歌詞を写しながら、作詞の勉強をした。また番組の企画書を書かせたら日本一とも言われたほどである。作詞家としての処女作はザ・スパイダースのグループ・サウンズデビュー曲「フリフリ」のB面である「モンキーダンス」(1965年(昭和40年)5月10日発売)[11]。初のシングルA面曲は山崎唯の「トッポ・ジージョのワン・ツーかぞえうた」(1966年(昭和41年)11月発売)[12]。本格デビューはザ・モップスの「朝まで待てない」(1967年(昭和42年)11月5日発売)[13]。このタイトルの由来は、曲の締め切りが朝に迫っていたからだという[14]。「朝まで待てない」はオリコン最高38位を記録し、1968年(昭和43年)に正式スタートしたオリコンチャートに初めてランクインした阿久の作詞作品となった[13]。また、この頃より死去までオフィス・トゥー・ワンに所属する。
その後、作詞家として数々のヒット曲を送り出す。生涯、作詞した曲は5,000曲以上。ジャンルは歌謡曲、演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングと幅広い。さらには日本テレビのオーディション番組 『スター誕生!』に番組企画・審査員として関わる。『スター誕生!』の特徴的な企画は各芸能プロダクションの担当者が目に付いた出場者に札を挙げるというものであったが、このスタイルは「密室でタレントを選考する過程を全てガラス張りにして芸能界を裸にしよう」と阿久が提案したものである。1977年(昭和52年)、子供の歌を作りたいと「ぱくぱくポケット」というシリーズを手がけ、『おはよう!こどもショー』のコーナーでも歌われていた。
上記の作詞経験から「感動する話は長い、短いではない。3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである」との言葉を遺す[要出典]。
1980年代に入りニューミュージックの歌手が台頭し、彼等のつづった叙情よりも感性や実体験の詞が受けるようになり、さらに、後進の作詞家である松本隆や秋元康らが台頭すると、阿久の売り上げは苦戦を強いられるようになる[注釈 1]。以降は小説執筆や演歌の作詞などに比重を移した。この頃になると60年代、70年代に作詞した曲に対して「懐かしい名曲」としてテレビ番組の出演オファーがあったが断っていた。
直木賞候補となり映画化もされた『瀬戸内少年野球団』など小説も手がけ、1982年(昭和57年)には『殺人狂時代ユリエ』で第2回横溝正史ミステリ大賞を受賞。1997年に刊行された短編小説集『恋文』、長編小説『ラヂオ』はその後ラジオドラマ化され、特に『ラヂオ』(NHK-FM)は第38回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞を受賞する。1997年(平成9年)、30年間にわたる作詞活動に対して、日本文芸振興会主催による第45回菊池寛賞を受賞。さらに1999年(平成11年)春、紫綬褒章を受章。2000年(平成12年)10月、掌編小説集『詩小説』で第7回島清恋愛文学賞を受賞。
2001年(平成13年)に腎臓癌を患い、同年9月12日に癌の摘出手術を受けた。それ以後は癌治療を受けつつ、病身を押して活動を続けていたが、2007年(平成19年)8月1日午前5時29分、尿管癌のため東京都港区西新橋の東京慈恵会医科大学附属病院で死去、70歳没[1]。戒名は「天翔院詞聖悠久居士」。同年3月に行われた石川さゆりの「デビュー35周年 感謝の宴」に出席したのが最後の公の場となった。
日本政府は、阿久の多年に亘る歌謡界への功績を高く評価し、死去した2007年8月1日に遡って旭日小綬章を授与することを9月7日の閣議で決定した。また、同年の第49回日本レコード大賞では特別功労賞、第45回ゴールデン・アロー賞では芸能功労賞が贈られた。
2009年、明治大学連合父兄会阿久悠作詞賞制定。2010年、明治大学アカデミーコモン地階に阿久悠記念館が開設された[17]。また、没後、生前に発表されなかった作詞を基にした楽曲が多数造られているほか、さらに10年経過してからも、2017年の第59回日本レコード大賞では特別賞を受賞している。
主な記録
[編集]音楽賞
[編集]日本レコード大賞
[編集]日本レコード大賞での大賞受賞曲は作詞家として最多の5曲(1976年から1978年まで3年連続受賞)。
日本レコード大賞・作詩賞
[編集]日本レコード大賞の作詩賞受賞は7回で最多記録。
- 1973年「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス。「じんじんさせて」山本リンダ
- 1975年「乳母車」菅原洋一
- 1985年「夏ざかりほの字組」Toshi & Naoko(田原俊彦・研ナオコ)
- 1986年「熱き心に」小林旭
- 1990年「花(ブーケ)束」八代亜紀
- 1994年「花のように鳥のように」桂銀淑
- 1996年「螢の提灯」坂本冬美
日本レコード大賞・その他
[編集]- 2007年 特別功労賞
- 2017年 特別賞
日本作詩大賞
[編集]日本作詩大賞は8回受賞。日本レコード大賞作詩賞と同じく、最多記録となっている。
- 1974年「さらば友よ」森進一
- 1976年「北の宿から」都はるみ
- 1977年「勝手にしやがれ」沢田研二
- 1981年「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行
- 1982年「契り」五木ひろし
- 1984年「北の螢」森進一
- 1988年「港の五番町」五木ひろし
- 2002年「傘ん中」五木ひろし
オリコン
[編集]シングル売上枚数
[編集]6834.0万枚(2015年12月8日付デイリーランキング迄)[18] - 作詞家歴代2位
※歴代作詞家 総売上枚数TOP5[18]
シングル売上TOP10
[編集]- 1位 - 「UFO」ピンク・レディー
- 2位 - 「サウスポー」ピンク・レディー
- 3位 - 「北の宿から」都はるみ
- 4位 - 「ウォンテッド (指名手配)」ピンク・レディー
- 5位 - 「モンスター」ピンク・レディー
- 6位 - 「青春時代」森田公一とトップギャラン
- 7位 - 「渚のシンドバッド」ピンク・レディー
- 8位 - 「また逢う日まで」尾崎紀世彦
- 9位 - 「時の過ぎゆくままに」沢田研二
- 10位 - 「勝手にしやがれ」沢田研二
チャート1位獲得作品数
[編集]22作
チャート1位独占
[編集]1977年6月20日付のオリコンシングルチャートで、阿久悠作詞の「勝手にしやがれ」(歌・沢田研二)が首位を獲得する。それ以降、12月5日付首位の「ウォンテッド (指名手配)」(歌・ピンク・レディー)まで、25週連続で阿久悠作品が首位を獲得。ほぼ半年にわたり首位を取り続けるという前人未到の記録を打ち立てた。
またこの年は他に、「北の宿から」(歌・都はるみ)、「青春時代」(歌・森田公一とトップギャラン)なども首位を獲得。阿久悠作品は年間39週(約9か月)首位を獲得した。
チャート独占
[編集]1977年12月5日付けのオリコンシングルチャートでは、阿久悠作詞の楽曲が100位までに16曲チャートインした。
- 1位 - 「ウォンテッド (指名手配)」ピンク・レディー
- 4位 - 「憎みきれないろくでなし」沢田研二
- 9位 - 「思秋期」岩崎宏美
- 12位 - 「気絶するほど悩ましい」Char
- 16位 - 「暖流」石川さゆり
- 19位 - 「津軽海峡・冬景色」石川さゆり
- 23位 - 「東京物語」森進一
- 26位 - 「勝手にしやがれ」沢田研二
- 33位 - 「ワインカラーのときめき」新井満
- 39位 - 「渚のシンドバッド」ピンク・レディー
- 42位 - 「宇宙戦艦ヤマト」ささきいさお
- 45位 - 「ボタンを外せ」西城秀樹
- 48位 - 「能登半島」石川さゆり
- 69位 - 「薔薇とピストル」ギャル
- 70位 - 「過ぎてしまえば」森田公一とトップギャラン
- 95位 - 「ほたる坂」清水由貴子
エピソード
[編集]- 演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングと幅広い作詞のジャンル、日本テレビのオーディション番組 『スター誕生!』などの番組企画など芸風が多彩なのは、広告代理店勤務時にコピーライターをしていたことを活かした商品の特長や特性別に書きわけてコピーを作ることと、歌手や番組もひとつの商品として捉えて作詞を作り出す方法を採用している為で、それが幅広いジャンルにさまざまな作品を作り出した[3]。また、たとえば『津軽海峡・冬景色』『UFO』『ピンポンパン体操』『恋のダイヤル6700』など、これだけ異質な楽曲でミリオンセラーを連発した作詞家は後にも先にもおらず、ねっとりと暗く激しい情念から明るく弾けきったナンセンスまで自在に描き分けた。
- 詞が先に描かれ、曲がそれにあわせて作られる「詞先」が多数派だった時代において、どちらかといえばその逆の「曲先」を得意にし、両方を全く違和感なくこなせる作家でもあった。初の大ヒット作である「白い蝶のサンバ」も曲先であり、僅か2日での曲の差し替えを引き受けた「サウスポー」も曲先である。阿久は「歌詞は4分間の映画のシナリオ」と語っている。
- 作詞家・なかにし礼も年齢が近いこともあり、阿久が強く意識する存在であった。年齢は阿久のほうが年上だったが、デビューはなかにしの方が早かった。放送作家時代、歌謡番組の台本に、なかにし礼作詞の歌詞を書き写す時は、明らかに他の作詞家の場合と違って、一行一行どころか、一語一語を舐めるように読み、さらに、行間にひそんでいるであろうもののけすら探ろうとした、と自著「愛すべき名歌たち: 私的歌謡曲史」において記されている。
- 好きな映画は『ニュー・シネマ・パラダイス』であり、自身の『瀬戸内少年野球団』との共通点についても言及している。
- 長年、産経新聞『正論』メンバーとしても活動しており、生活面に『阿久悠 書く言う』というコラムを、亡くなる約2か月ほど前の2007年6月9日まで執筆・掲載し、没後に「清らかな厭世 - 言葉を失くした日本人へ」と改題され出版された。
- 日記を日課としていたが、必ず一ページを埋め尽くすことを自らに課し、テレビのニュースや新聞の内容、浮かんだ詩を書き留めていた(阿久はこの日記を「アンチロマンの極み」と評していた)。その中で書き上げられた100編を収録した『書き下ろし歌謡曲』(岩波新書、1997年)に日記の一部が引用されている。日記は晩年の闘病生活から亡くなる直前まで、26年7カ月に渡り書き続けられた。現在では阿久悠記念館に保管されている。2016年、残された日記を元に『不機嫌な作詞家-阿久悠日記を読む』(三田完、文藝春秋)が発表された。
宣弘社
[編集]宣弘社に入社した理由は、『月光仮面』が好評であったことがチャンスに繋がるのではないかと考えたことによるが、自身はテレビを持っていなかったため番組自体は見ておらず、広告代理店という業種もよくわかっていなかったという[19]。
脚本家の伊上勝は宣弘社時代の上司であり、住んでいたアパートを追い出されて住む所がなくて困っていたところを伊上に相談したところ、「じゃあ、決まるまで家に来ていいよ」と言われて、1年ほど伊上宅に下宿していたこともあった[20]。伊上は明治大学の先輩でもあったが、そのことは宣弘社に入社してから知った[19]。元々脚本家志望だった阿久は、給料をもらいながらシナリオを書いて、テレビに名前がクレジットされる第一線で活躍する伊上の姿を「理想の姿」と評していた。下宿していた頃に伊上に麻雀を教えたのは阿久であり、それが原因で伊上は大の麻雀好きになってしまったという。
漫画家・イラストレーターの上村一夫は宣弘社時代の同僚であり、同時代から交友が深かった[19]。阿久は宣弘社時代にCMの絵コンテなどを手がけていたが、上村のうまい絵を見てからは恥ずかしくなり絵が描けなくなったと述べている[19]。
歌手との関係
[編集]歌手・美空ひばりとは同い年であるが、阿久の少年時代、すでに美空は天才少女として一世を風靡している存在だったことから、12歳にして強く意識する存在で、畏敬の念を抱いていた。阿久が自ら定めた「作詞家憲法」の第1条で「美空ひばりによって完成したと思える流行歌の本道と、違う道はないものであろうか。」と書くほど、美空の楽曲と異なる方向性を考えていた。この作詞家憲法は明治大学駿河台キャンパスの阿久悠記念館で展示されている。なお、その後は心境に変化が見られ、美空の最晩年には「恋夜曲」「人」「花蕾」など数作品を提供している。
没後の2007年(平成19年)のNHK紅白歌合戦では、最終盤出場の4人、和田アキ子が「あの鐘を鳴らすのはあなた」(森田公一作曲)、森進一 が「北の螢」(三木たかし作曲)、石川さゆりが「津軽海峡・冬景色」(三木たかし作曲)、五木ひろしが「契り」(五木ひろし本人が作曲)の阿久悠作詞作品を歌い、「阿久悠追悼コーナー」として、故人を偲んだ。
2010年3月22日、出身地である兵庫県洲本市五色町の複合公園『ウェルネスパーク五色』(高田屋嘉兵衛公園)に、阿久が作詞した「あの鐘を鳴らすのはあなた」をモチーフとした顕彰モニュメント『愛と希望の鐘』が設置され、同曲の歌手 和田アキ子・作曲家 森田公一らが出席して除幕式が行われた。
阿久悠と野球
[編集]『瀬戸内少年野球団』でも推測できる通り、熱狂的な野球ファンであり、プロ野球では阪神タイガースのファンで阪神を題材にした小説『球臣蔵』を執筆しているほどである。しかし、西武ライオンズと福岡ダイエーホークスの球団歌は手がけながら、生前に地元・兵庫県の球団である阪神の応援歌は発表していなかった[注釈 2]が、没後の2010年6月になって、1992年に作詞した「野球狂〜拝啓タイガース様」という歌の存在が明らかにされた。また、「くたばれジャイアンツ」という曲を作詞し、フィンガー5に提供している。ヒット曲では「ピンポンパン体操」「サウスポー」と王貞治に縁がある作品を手がけている。
また、1979年から2006年まで、夏の高校野球期間中、スポーツニッポン新聞に『甲子園の詩』と題して、夏の高校野球出場高校及びその選手等を題材にした抒情詩を掲載していた。最後の作品は第88回全国高等学校野球選手権大会決勝(早稲田実業 対 駒大苫小牧)戦が題材であった[22]。
宣弘社の渡辺邦彦は、同社時代に一緒に野球をしていたと証言している[3]。
平成に入ってに採用された、現在の選抜高校野球の大会歌「今ありて」(谷村新司作曲)も作詞した[23]。
作詞した主な提供楽曲
[編集]歌謡曲(歌手別)
[編集]あ行
[編集]- 相本久美子
- 初夏景色
- 麻丘めぐみ
- 夏八景
- 浅丘ルリ子
- 別れましょう
- 朝加真由美(あさかまゆみ)
- 虹色の夢
- 朝田のぼる
- 白いスカーフ
- 渡り鳥のように
- その日が来たら
- あさみちゆき
- 梓みちよ
- 二日酔い
- トマトジュースで追いかえすのかい(大塚博堂と同曲)
- 新しい学校のリーダーズ
- 狼の詩
- 雨夜の接吻
- あべ静江
- 安倍里葎子(安倍律子)
- 情熱の季節
- 新井満
- ワインカラーのときめき
- 淡路まさみ
- 初恋の頃
- 伊織
- ぼくがいる
- いいひとに逢えたね
- ホシが歩いた道を
- 石川さゆり
- いしだあゆみ
- 愛の氷河
- 渚にて
- 石野真子
- 石原裕次郎
- いつも二人で
- 旧友
- 黎明
- 北斗七星
- 和泉雅子
- 恋のめまい
- 私はジュリエット
- 五木ひろし
- 五木ひろし&木の実ナナ
- 居酒屋
- 五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。
- 愛のメリークリスマス
- 伊藤咲子
- 伊東ゆかり
- 彼
- 深夜放送
- 井上順
- 昨日・今日・明日
- 涙
- 幸福泥棒
- 笑顔でジャーニー
- 井上忠夫
- イルカファミリーコーラス
- イルカ音頭(海洋博のうた)
- イルカのソナタ(海洋博のうた)
- 岩崎宏美
- ヴィレッジ・シンガーズ
- ノーチェ・デ・渋谷
- 内田あかり
- 三色幻燈
- 内山田洋とクール・ファイブ(前川清)
- この愛に生きて
- 恋唄
- うわさ
- XQS(坂本九)
- 植木等
- こんな女に俺がした
- 大石吾朗(大石悟郎)
- 花のある坂道
- 大竹しのぶ
- みかん
- 大信田礼子
- 女はそれをがまんできない
- 大塚博堂
- センチメンタルな私小説
- 春は横顔
- トマトジュースで追いかえすのかい
- 自由に生きてほしい(大塚たけし時代)
- 大橋純子
- 大橋純子&もんたよしのり
- 夏女ソニア
- 岡崎友紀
- 北上川
- 愛々時代
- 岡本舞子
- 愛って林檎ですか
- ファンレター
- 沖田浩之
- 熱風王子
- 尾崎紀世彦
- オックス
- 僕をあげます
- 花の時間
- 小野綾子
- Jericho
か行
[編集]- 影山ヒロノブ
- スターダスト ボーイズ
- 夢光年
- 柏原芳恵
- 梶芽衣子
- やどかり
- 片平なぎさ
- オリーブの華麗な青春
- 加藤和彦
- 明日晴れるか
- 加藤登紀子
- 風来坊
- ザ・カーナビーツ
- お願いだから
- 真夜中の恋人たち
- 叶和貴子&五木ひろし
- ふりふり
- カプチーノ
- 九時からのリリィ
- かまやつひろし
- 青春挽歌
- 上條恒彦
- 蒼空(あおぞら)
- 加山雄三
- その日海からラプソディ
- 加山雄三&ザ・ワイルドワンズ
- さらばオーシャン
- 唐木淳
- やせがまん
- 狩人
- 風が吹けば
- 日本海
- ガロ
- 吟遊詩人
- 河島英五
- 時代おくれ
- ろまんちすと
- 川中美幸
- 豊後水道
- 女泣き砂日本海
- 昔のように港町
- ちょうちんの花
- 恋歌ふたたび
- 麗人麗歌
- 岸浩太郎
- 抱きしめたい
- 北島三郎
- 渡り鳥いつ帰る
- 北原ミレイ
- ざんげの値打ちもない
- 棄てるものがあるうちはいい
- 何も死ぬことはないだろうに
- 木之内みどり
- あした悪魔になあれ
- おやすみなさい
- 木の実ナナ
- おまえさん
- 君夕子
- 御身
- ギャル
- ザ・キャラクターズ
- 港町シャンソン
- 北村優子
- 若草のデート
- キャンディーズ
- 杏真理子
- さだめのように川は流れる
- 地下鉄のスー
- 風とともに消えた
- 夜が明ける
- みなしごのように
- 熱愛
- さよならばかり
- わるい娘
- 草刈正雄
- ぼくの一番長い日
- クック・ニック&チャッキー
- 可愛いひとよ
- クリスタルキング
- 黒木憲
- おもいやり
- 黒木真由美
- 神さまお願い
- 好奇心
- 感情線
- 十五の素顔
- 可愛い反抗
- 恋はゆらゆら
- 黒崎輝&真田広之&高木淳也
- 青春まるかじり
- 桂銀淑
- 研ナオコ
- 京都の女の子
- 女心のタンゴ
- うわさの男
- 口紅をふきとれ
- 陽は昇り陽は沈み
- 小出広美
- タブー
- チェンジLove
- 香田晋
- 雨じゃんじゃん
- 渡り鳥…北から南から…
- 酒場の金魚
- 風はふるさとへ
- 東京では珍しい四月の雪
- 艶歌師
- 心のきず
- 郷ひろみ
- 林檎殺人事件(樹木希林とのデュエット)
- いつも心に太陽を
- 素敵にシンデレラ・コンプレックス
- ほっといてくれ
- ゴスペラーズ
- 小西博之+清水由貴子
- 小林亜星&いけだももこ
- リンゴがひとつ
- 小林旭
- 小林幸子
- 一夜かぎり
- 小林美樹
- 人魚の夏
- 小柳ルミ子
- 近藤真彦
- えとらんぜ
- 近藤正臣
- 明日は今日より暖かい
さ行
[編集]- 西郷輝彦
- 真夏のあらし
- 情熱
- 魅惑
- 掠奪
- 愛したいなら今
- 西城秀樹
- 堺正章
- 坂上二郎
- 森さん
- 坂本九
- 銀座の夜
- 坂本冬美
- 恋は火の舞 剣の舞
- 螢の提灯
- 桜田淳子
- 佐藤恵美
- ギャッピー
- 里見浩太朗
- 友よ女よ
- 真田広之
- 熱愛ストーリー
- 沢田研二
- シーナ&ザ・ロケッツ
- アルバム「Rock on Baby」収録全曲
- サンプラザ中野
- 鹿内孝
- しのづかまゆみ(篠塚満由美)
- パパはもうれつ
- しばたはつみ
- 夜はドラマチック
- 化石の荒野
- シブがき隊
- 島崎和歌子
- J・Jがいた夏
- 清水綾子
- 卒業前〜10日で100の出来事〜
- 清水健太郎
- さらば
- いいじゃないか
- 清水由貴子
- お元気ですか
- 明日草
- ほたる坂
- 天使ぼろぼろ
- 多感日記
- 銀座の雨の物語(小西博之とのデュエット)
- ザ・ジャガーズ
- いつか誰か
- フェニックス〈不死鳥〉
- シルクロード
- 蒼い砂漠
- 丘の家
- はるかな旅路
- シルビア・リー
- 霧のエトランゼ
- 慎吾ママ
- 慎吾ママの学園天国
- シンシア(南沙織)
- 水前寺清子
- 昭和放浪記
- かあさん
- ずうとるび
- 大した娘だよキミは
- ふとしたはずみで
- すがはらやすのり
- D・51(でごいち)
- 杉良太郎
- 心くばり
- 杉田かおる
- ズー・ニー・ヴー
- 白いサンゴ礁
- 九月の出来事
- もう一度愛をこめて
- ひとりの悲しみ
- ザ・スパイダース
- モンキー・ダンス
- ミスター・モンキー
- リトル・ロビー
- ロビー・ロビー
- コケコッコー
- 悪魔のようなおまえ(堺正章名義)
- 月曜日はからっぽ(堺正章名義)
た行
[編集]- ザ・タイガース
- 十年ロマンス
- 色つきの女でいてくれよ
- 高田みづえ
- 髙橋真梨子
- 田川寿美
- 花になれ-うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな-
- 田中星児
- 僕の故郷へおいで
- 谷村新司
- 田原俊彦
- 騎士道
- Hardにやさしく
- ベルエポックによろしく
- あッ
- 炎のレター
- 美しき獲物を追って
- KISSは野蛮なほうがいい
- ASHURA (阿修羅)
- 目で殺す
- ロックンロール無宿
- レコードの針がとびそう
- マドンナ殺人事件
- KID
- Toshi&Naoko
- 田村芽実
- ちあきなおみ
- ザ・チェリーズ
- 翔べ翔べ
- 男性諸君
- チェリッシュ
- 若草の髪かざり
- 花のかなしみ
- 月は東に
- 男と女のメルヘン
- 行ったり来たり
- Char
- 気絶するほど悩ましい
- 闘牛士
- 逆光線
- 茶木みやこ
- あざみの如く棘あれば
- 鶴岡雅義と東京ロマンチカ
- 鳥取・砂丘・風の人
- 北の都の物語
- 鶴田浩二
- 望郷の町で
- 生きる
- チョー・ヨンピル
- 流されて
- テレサ・テン
- 東京夜景
- ザ・テンプターズ
- 夕陽に帆をあげて
- 伝書鳩
- 徳丸純子
- 聖・ファーストラブ
- PICA-PICA
- 都倉俊一
- メッセージ
- トニーズ
- 淋しいなんて
な行
[編集]- 永井裕子
- 菜の花情歌
- かもめ屋主人
- 内藤やす子
- こころ乱して運命かえて
- 仲雅美
- 北に消えゆく二人
- 中島めぐみ
- ラメ色のデカメロン
- レディ! ご機嫌な毎日を
- あなたにBETTERぼれ
- 長渕剛
- 青春は手品師(ドラマ王貞治物語のテーマ曲)
- 中村雅俊
- 長山洋子
- 悦楽の園 ※阿久自身の遺作
- 渚ようこ
- ふるえて眠る子守唄
- 夏川りみ(星美里として)
- 夢色めまい
- たずね人
- 夏木マリ
- 絹の靴下
- お手やわらかに
- 奈美悦子
- 恋泥棒
- 恋のめざめ
- 新沼謙治
- 錦野旦(にしきのあきら)
- 愛をありがとう
- 心に火をつけて
- 西田敏行
- いい夢見ろよ
- もしもピアノが弾けたなら
- 幸福のめじるし
- 西田敏行&桃井かおり
- ルネッサンス
- 西村協
- シー・ユー・アゲイン
- 帰郷
- 野口五郎
- 根津甚八
- 旅人の唄
- 野村将希(野村真樹)
- 雪の炎
- ノンストップ
- ワイルドセブン
- つむじかぜ
は行
[編集]- 倍賞千恵子
- 水中花
- ハイ・ファイ・セット
- 個人的メッセージ
- 萩本欽一
- 拝啓おかあさん
- 欽ちゃんの渡り鳥だよ
- 萩原健一
- 橋幸夫
- 何処へ
- 股旅グラフィティ さらば渡り鳥
- 股旅'78
- 林寛子
- 私がブルーにそまるとき
- 林部智史
- この街
- いずこ~ふたたび歌を空に翔ばそう~
- 早見優
- アンサーソングは哀愁
- 原大輔
- 流されて
- 原田貴和子
- 彼のオートバイ彼女の島
- ザ・バロネッツ
- 恋人たちの森
- 白夜のカリーナ
- ビートたけし
- BOY
- 日吉ミミ
- 世迷い言
- 平松愛理
- 美し都 〜がんばろや We Love KOBE〜
- ピンク・レディー
- フィンガー5
- 個人授業
- 恋のダイヤル6700(シックスセブンオーオー)
- 学園天国
- 恋のアメリカン・フットボール
- 恋の大予言/上級生
- 華麗なうわさ
- バンプ天国
- フォー・クローバース
- フォーリーブス
- 踊り子
- 約束
- ハートブレイク急行
- 乾杯グラス
- 藤圭子
- 京都から博多まで
- 街の子
- 別れの旅
- 国際線に乗る女
- それがどうしてこうなった
- 藤正樹
- 忍ぶ雨
- 恋やつれ
- 布施明
- 鐘は鳴る
- 愛よその日まで
- ザ・ベアーズ
- 悲しい夜明け
- ペギー葉山
- 神様がくれた愛のみち
- ペドロ&カプリシャス
- BOYS AND MEN
- 堀内孝雄
- 青春でそうろう
- 本郷直樹
- 燃える恋人
- 恋のときめき
- 本田美奈子
- BB(ベベ)ちゃん雲にのる (作曲は息子の深田太郎)
- さあね (作曲は息子の深田太郎)
- 本田理沙
- Lesson2
- いちごがポロリ
- 本気!
- さそって入口ふるえて出口
ま行
[編集]- 牧村三枝子
- いち抜けた
- 若狭の宿
- 松尾ジーナ
- 気ままなジーナ
- 松坂慶子
- 赤い靴はいてた淫らな子
- 松崎しげる
- 8,760回のアイ・ラブ・ユー
- 君は何をおしえてくれた
- 地平を駈ける獅子を見た
- 松田優作
- ダーリンすべてを忘れようじゃないか
- 黛ジュン
- 優愁
- とても不幸な朝が来た
- 冬化粧
- 美川憲一
- 銀座・おんな・雨
- 美樹克彦
- 太陽のかけら
- 水越恵子
- “TOO YOUNG”ワンスモア
- 美空ひばり
- 三田明
- ふれあい
- 南高節とかぐや姫(南こうせつとかぐや姫)
- 南陽子
- 赤い花まつり
- 水森英夫
- たった二年と二ヶ月で
- 水沢夕子
- 無口な女の話
- 最終電車に乗る女
- 三橋美智也
- 都はるみ
- 北の宿から
- 雨やどり
- ムカシ
- 宮前ユキ
- Give Up
- 三善英史
- 彼と…
- 愛のいさかい
- 村下孝蔵&中林由香
- ザ・モップス(モップス)
- 朝まで待てない(阿久悠のA面デビュー作品)
- ベラよ急げ
- 朝日よさらば
- 消えない想い
- お前のすべてを
- 熱くなれない
- 晴れ 時々 にわか雨
- 森進一
- 森昌子
- 森光子
- 湯の町放浪記
- 森田健作
- さらば涙と言おう
- 友達よ泣くんじゃない
- 青春に悔いはないか
- 森田公一とトップギャラン
- 青春時代
- 下宿屋
- 過ぎてしまえば
- 森山加代子
- 白い蝶のサンバ(阿久悠の最初のオリコン1位獲得曲)
- 森山良子
- なぜ口笛を吹かなくなったか
- ももいろクローバーZ
や・わ行
[編集]- 八代亜紀
- 矢野良子
- ちょっと好奇心
- はらはらサマータイム
- 山口いづみ
- 緑の太陽
- 山口弘美
- 夢盗人
- 弱点
- 山口百恵
- 初恋時代
- 山本彩
- 愛せよ
- 山本譲二
- 湘南哀歌
- 男詩
- 夜叉のように
- 山本リンダ
- 湯原昌幸
- 北の盛り場
- 愛があれば
- 由美かおる
- しなの川〜雪のさだめ
- 夢工場
- 夢騎士
- 横本メイ
- すてきな貴方
- 一杯のワインから
- 吉田拓郎&加藤和彦
- リンガーズ
- 恋はふりむかない
- リンリン・ランラン
- ノックは暗号
- 渡辺典子
- 火の鳥
- 和田アキ子
- 星空の孤独
- その時わたしに何が起ったの?
- 笑って許して
- 貴方をひとりじめ
- 卒業させてよ
- 天使になれない
- 夜明けの夢
- あの鐘を鳴らすのはあなた
- 夏の夜のサンバ
- あなたにありがとう
- もう一度ふたりで歌いたい
- 抱擁
- 和田浩治
- 小さなあやまち
- おもいやり(黒木憲と競作)
童謡・特撮・アニメ
[編集]- アニメドキュメント ミュンヘンへの道「ミュンヘンへの道」「燃える青春」
- アリスSOS「S・O・S」
- 宇宙戦艦ヤマト「宇宙戦艦ヤマト」「真赤なスカーフ」(「宇宙戦艦ヤマト」エンディング)「ヤマトより愛をこめて」(「さらば宇宙戦艦ヤマト」エンディング)「銀河伝説」(「ヤマトよ永遠に」)
- 宇宙船サジタリウス「スターダスト ボーイズ」「夢光年」
- ウルトラマンタロウ「ウルトラマンタロウ」「ウルトラ六兄弟」
- ウルトラマンレオ「ウルトラマンレオ」「戦え! ウルトラマンレオ」「MACのマーチ」「星空のバラード」
- ザ☆ウルトラマン「ザ☆ウルトラマン」「愛の勇者たち」
- ジャックと豆の木(劇場アニメ昭和49年)「奇跡の歌」「完全にしあわせ」
- スーパーロボット レッドバロン「レッドバロン」「飛べ!!宇宙のレッドバロン」「兄さんのロボット」
- スーパーロボット マッハバロン「マッハバロン」「眠れマッハバロン」
- 太陽の子エステバン「冒険者たち」「いつかどこかであなたに会った」
- デビルマン「デビルマンのうた」「今日もどこかでデビルマン」
- ぱくぱくポケットシリーズ「バースディの唄」「イッチとエッチ」
- はれときどきぶた「BOO〜おなかが空くほど笑ってみたい〜」「あッ豚だ! 〜一日ゆかいにいきるうた〜」
- ピンク・レディー物語 栄光の天使たち「星から来た二人」「フレンズ」
- ファイヤーマン「ファイヤーマン」
- 星の王子さま・プチ・プランス「星の王子さま・プチ・プランス」「星のサンバ」
- ママとあそぼう!!ピンポンパン「ピンポンパン体操」「パジャママンのうた」
- ミクロイドS「ミクロイドS」「ヤンマだ アゲハだ マメゾウだ」
- 名探偵コナン「ぼくがいる」「いい人に逢えたね'06」
- ヤンチャリカ
- レジェンズ 甦る竜王伝説「どうにもとまらない〜ノンストップ〜」
スポーツ関係
[編集]- 地平を駈ける獅子を見た(西武ライオンズ球団歌)
- ダイヤモンドの鷹(福岡ダイエーホークス球団歌)
- 今ありて(選抜高等学校野球大会大会歌)
- ああ甲子園、君よ八月に熱くなれ(朝日放送・全国高校野球選手権大会中継テーマソング、熱闘甲子園テーマソング・挿入歌)
- ふり向くな君は美しい(日本テレビ・全国高等学校サッカー選手権大会中継テーマソング)
TVテーマ
[編集]- NTV紅白歌のベストテン・テーマ(日本テレビ系音楽番組「NTV紅白歌のベストテン」テーマソング)
- テレビ朝日の歌(日本教育テレビ 〈NET〉 から全国朝日放送 〈テレビ朝日〉 に社名を変更する際に制作)
- 愛のメッセージ(フジテレビ)
CMソング
[編集]- ハッピーじゃないか(「日清カップヌードル 」初代CMソング 作曲:小林亜星)
- ちょっとうれしいカローラ(トヨタ自動車「カローラ」(2代目前期型・E20型系)CMソング 作曲:小林亜星)
- ふれあう世界(トヨタ自動車「コロナ」(4代目中期型/後期型・T80型/T90型系)CMソング 作曲:小林亜星)
学校関係
[編集]- 大阪学院大学「応援歌 “友よ”」(作曲:宮川泰)
- 田村学園学園歌「この輝ける日々よ」(作曲:三木たかし)
- 兵庫県太子町立太子東中学校校歌「飛翔」
- 私立須磨学園中学校・高等学校 学園歌
- 兵庫県立洲本高等学校第二応援歌「未知に真赤な帆をはって」
- 静岡県熱海市立初島小中学校校歌「地球の丸さを知る子供たち」(作曲:三木たかし)
- 札幌日本大学高等学校校歌 (作曲:森田公一)
合唱曲
[編集]- 「未知という名の船に乗り」(昭和56年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲。作曲は小林亜星)
- 「時代-飛び立つ鳥は-」(昭和63年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲。作曲は佐藤眞)
イベント関係
[編集]- 珊瑚礁に何を見た(沖縄国際海洋博覧会テーマソング、作曲:小林亜星、歌唱:上條恒彦)
- HOSHIMARUアッ!(国際科学技術博覧会テーマソング)
その他
[編集]作品集 (ベストアルバム)
[編集]- 移りゆく時代、唇に詩 (阿久悠大全集)本人の自選ベスト CD14枚組 1996年
- 人間万葉歌〜阿久悠作詞集 CD5枚組
- 続・人間万葉歌
- 新人間万葉歌
- 阿久悠を歌った100人 シリーズ CD全5枚 本人が監修 2007年
- こどもへの阿久悠 〜かつてこどもだったあなたへ、そしてそのこどもたちへ〜 CD2枚組 2013年 日本コロムビア
トリビュートアルバム
[編集]- VELFARRE J-POP NIGHT presents DANCE with YOU (1997年、avex traxより発売)
- 歌鬼 (Ga-Ki) 〜阿久悠トリビュート〜 (2008年7月30日、NAYUTAWAVE RECORDS/ユニバーサル ミュージックより発売)
- COVER YOU (2008年11月25日、zetima/アップフロントワークスより発売、五木ひろし監修によるモーニング娘。のアルバム)
- 歌鬼2 〜阿久悠 vs.フォーク〜 (2009年2月4日、NAYUTAWAVE RECORDS/ユニバーサル ミュージックより発売)
- Bad Friends(2009年12月16日、ポニーキャニオンより発売)
- 地球の男にあきたところよ ~阿久悠リスペクト・アルバム <CD+別冊BOOK 184ページ> (2017年11月15日、VICTOR ENTERTAINMENTより発売 ~没後10年・作詞家50年・生誕80年メモリアル〜)
著書
[編集]- 『作詞入門 阿久式ヒット・ソングの技法』サンポウブックス 1972 のち岩波現代文庫
- 『36歳・青年時にはざんげの値打ちもある』講談社 1973
- 『ヒット 阿久悠の実戦的作詞講座』スポーツニッポン新聞社出版局 1975-77
- 『阿久悠の魚眼思考』自由ブックス社 1978
- 『ゴリラの首の懸賞金』スポニチ出版 1978(小説)のち角川文庫
- 『阿久悠の仕事の知恵 まず魚眼思考で展望を開け』自由国民社 1979
- 『瀬戸内少年野球団』文藝春秋 1979年 のち文庫、岩波現代文庫
- 『流行歌にみる大衆の心理』現代研究会 現代セミナー 1979
- 『未完青書 生きることがファンタジー』集英社 明星デュエット・ブックス 1979
- 『家族の神話』講談社 1981 のち文庫
- 『紅顔期』文芸春秋 1981 「続瀬戸内少年野球団」文庫
- 『未完青書 愛をみつけるために』集英社文庫 コバルトシリーズ 1981
- 『家族の晩餐』講談社 1982 のち文庫
- 『殺人狂時代ユリエ』カドカワノベルズ 1982 のち文庫
- 『時にはざんげの値打ちもある』角川文庫 1982
- 『阿久悠自選詞集』グラフ社 1983
- 『阿久悠とすばらしき仲間たち』福武書店 1983
- 『鳥獣戯歌』角川書店 1983
- 『甲子園の詩』part 1-3 福武書店 1984-86
- 『甲子園の詩 敗れざる君たちへ 完全版』幻戯書房 2013
- 『最後の楽園 長編小説』光文社 1984 「最後の楽園 瀬戸内少年野球団・青春編」文庫
- 『なに?お巡りさんが・・・ スラップスティック・スーパーマン』角川書店 1984
- 『イブの黙示録』角川文庫 1985
- 『くたばれテレビジョン』角川書店〈The television books〉、1985年5月31日。NDLJP:12276229。
- 『人生は第二志望で成功する 阿久悠の夢宙塾』徳間ブックス 1985
- 『ちりめんじゃこの詩』文春文庫 1986
- 『男の純情集団 長編小説』光文社 1987
- 『あッ識捻転』マガジンハウス 鳩よ!の本 1988
- 『喝采』文芸春秋 1988 のち文庫
- 『キングの火遊び ベビーシッター・ダンディ・ブルース』カドカワノベルズ 1988
- 『どうせこの世は猫またぎ Odd eye essay』長尾みのる絵 毎日新聞社 1988
- 『墨ぬり少年オペラ』文芸春秋 1989 のち文庫
- 『ぼくといとこの甘い生活』集英社 1989
- 『おかしなおかしな大誘拐』集英社文庫 1990
- 『飢餓旅行』講談社 1990 のち文庫
- 『グッドバイ BN童子の青春』集英社 1990
- 『阿久悠歌は時代を語りつづけた 写真詩集』土田ヒロミ撮影 日本放送出版協会 1992
- 『家族元年』文芸春秋 1992
- 『夏の終りに』講談社 1992
- 『無名時代』集英社 1992 のち集英社文庫
- 『夢を食った男たち』毎日新聞社 1993
- 『絹婚式』文化出版局 1994 のち河出文庫
- 『あこがれ』河出書房新社 1995 のち文庫
- 『恋歌ふたたび』講談社 1995
- 『銀幕座二階最前列』講談社 1996
- 『ちょっとお先に』河出書房新社 1996
- 『ベースボール・パラダイス』河出書房新社 1996
- 『夢を食った男たち -「スター誕生」と黄金の70年代』小池書院 1997年 のち文春文庫
- 『書き下ろし歌謡曲』岩波新書 1997年
- 『恋文』文化出版局、1997年 のち河出文庫
- 『球心蔵』河出書房新社 1997年 のち文庫
- 『第3の家族 テレビ、このやっかいな同居人』KSS出版 1998 のち朝日文庫
- 『愛すべき名歌たち 私的歌謡曲史』岩波新書 1999年
- 『詩小説』中央公論新社 2000年 のち文庫
- 『文楽(ぶんがく)〜歌謡曲春夏秋冬』河出書房新社 2000年、のち『歌謡曲春夏秋冬 音楽と文楽』文庫
- 『ラヂオ』日本放送出版協会 2000年
- 『転がる石』文藝春秋 2001
- 『もどりの春』中央公論新社 2001
- 『花謡曲 写真集』大出一博写真 毎日新聞社 2002
- 『ガラスの小びん』光村図書 2002年 - 教科書の為の書き下ろし。内容が本書「光村ライブラリー 第15巻」収録の一作品として再録され、一般にも確認できる。初出は光村の小学校国語の平成4年度版の6年下巻[24]。
- 『昭和おもちゃ箱』産経新聞ニュースサービス 2003 のち光文社知恵の森文庫
- 『ただ時の過ぎゆかぬように 僕のニュース詩』岩波書店 2003
- 『なぜか売れなかったが愛しい歌』河出書房新社 2003 「なぜか売れなかったぼくの愛しい歌」文庫
- 『日記力『日記』を書く生活のすすめ』講談社+α新書 2003
- 『生きっぱなしの記』日本経済新聞社 2004年 のち文庫
- 『犬猫太平記』河出書房新社 2004
- 『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』新潮社 2004年 のち文庫
- 『ヒットメーカー ロングインタビュー』読売ぶっくれっと 2005
- 『「企み」の仕事術』ロングセラーズ 2006 のち新書
- 『清らかな厭世-言葉を失くした日本人へ』新潮社 2007
- 『阿久悠命の詩 『月刊you』とその時代』講談社 2007
- 『華 君の唇に色あせぬ言葉を』大出一博写真 産経新聞出版 2008
- 『凛とした女の子におなりなさい 日本人らしいひと』暮しの手帖社 2008
- 『無冠の父』岩波書店 2011
- 『昭和と歌謡曲と日本人』 河出書房新社 2017。新書判
共著
[編集]- 『A面B面 作詞・レコード・日本人』和田誠共著 文藝春秋 1985、ちくま文庫 1999
- 『言葉の達人たち』編 扶桑社 1993
- 『この人生の並木路』浅井愼平・久世光彦共著 恒文社21 随想集「プロムナード」2002
評伝
[編集]- 『阿久悠のいた時代 戦後歌謡曲史』柏書房 2007。篠田正浩・齋藤慎爾責任編集
- 高沢秀次『ヒットメーカーの寿命 阿久悠に見る可能性と限界』東洋経済新報社 2009
- 重松清『星をつくった男 阿久悠と、その時代』講談社 2009、講談社文庫 2012
- 三田完『不機嫌な作詞家 阿久悠日記を読む』文藝春秋 2016
- 吉田悦志『阿久悠 詞と人生』明治大学出版会〈明治大学リバティブックス〉 2017
- 『総特集 阿久悠 没後十年』河出書房新社〈KAWADE夢ムック〉 2017
- 深田太郎『「歌だけが残る」と、あなたは言った わが父、阿久悠』河出書房新社、2019
映画
[編集]- 北の螢(1984年、スーパーバイザー)
出演
[編集]ラジオ
[編集]- 悠悠素敵話 (TBSラジオ、2006年10月3日 - 2007年3月27日)
- ミュージックメモリー(NHK-FM放送、2007年4月1日-2007年6月17日)
CM
[編集]演じた俳優
[編集]- 西村雅彦 - 2008年6月20日放送のフジテレビ系金曜プレステージ「和田アキ子芸能生活40周年記念企画・和田アキ子物語」
- 田辺誠一 - 2008年放送の日本テレビ系「日本テレビ開局55周年記念番組・ヒットメーカー 阿久悠物語」
- 吹越満 - 2013年放送のNHKプレミアムドラマ「歌謡曲の王様伝説 阿久悠を殺す」
- 亀梨和也(KAT-TUN) - 2017年放送の日本テレビ系「24時間テレビ40「愛は地球を救う」ドラマスペシャル 時代をつくった男 阿久悠物語」
- 宇野祥平 - 2023年放送のNHK 特集ドラマ「アイドル誕生 輝け昭和歌謡」
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “阿久悠さんが尿管がんで死去”. デイリースポーツ. (2007年8月1日). オリジナルの2008年2月24日時点におけるアーカイブ。 2019年12月23日閲覧。
- ^ “阿久悠さん尿管がんで死去、70歳”. nikkansports.com (2007年8月1日). 2020年7月31日閲覧。
- ^ a b c 宣弘社フォトニクル 2015, pp. 2–5, 「プロローグ」
- ^ NEWS 週刊ポストセブン. “阿久悠さんと筒美京平さん、ユニークなペンネームはこうして生まれた”. 2021年8月5日閲覧。
- ^ 阿久悠『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』190頁。
- ^ a b 木村隆『この母ありて』 青蛙房 2010年 14-15頁
- ^ 阿久悠追想集!
- ^ 阿久悠追想 -2
- ^ 阿久悠追想3!
- ^ a b 宣弘社フォトニクル 2015, pp. 5、7
- ^ 濱口英樹(監修)『作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年 完全保存版』リットーミュージック、2017年、178頁。ISBN 978-4-8456-3150-6。
- ^ 『作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年 完全保存版』14頁。
- ^ a b 『作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年 完全保存版』15頁。
- ^ 阿久悠 『夢を食った男たち―「スター誕生」と黄金の70年代』(小池書院、1997年7月)
- ^ 阿久悠さんのことー4.阿久さんと、その芸術、ほぼ日刊イトイ新聞、2017年10月19日
- ^ “会いたい・2017年夏/3 阿久悠さん 政治家の詭弁を嘆く”. 毎日新聞. 毎日新聞社. (2017年8月9日) 2017年8月26日閲覧。
- ^ 阿久悠記念館
- ^ a b 【オリコン】秋元康氏、作詞シングル総売上が1億枚突破「驚いています」
- ^ a b c d 宣弘社フォトニクル 2015, p. 7, 「インタビュー 阿久悠」
- ^ 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』 Vol.5《仮面ライダーX》、講談社、2004年11月10日、27頁。ISBN 4-06-367094-5。
- ^ 阿久悠「六甲おろし」『愛すべき名歌たち』岩波新書、1999年7月19日、247頁。ISBN 4-00-430625-6。
- ^ 2006甲子園の詩 阿久悠オフィシャルページ
- ^ “センバツ大会歌、球児の元へ 合唱担当校が自作DVD贈呈―高校野球”. 時事ドットコム (時事通信社会社). (2020年9月24日) 2020年12月14日閲覧。
- ^ 『ガラスの小びん | 教科書 time travel | 教科書クロニクル | 光村図書出版』 2020年4月28日に確認
- ^ 『ACC CM年間'81』(全日本CM協議会編集、誠文堂新光社、1981年 29頁)
参考文献
[編集]- DVD『宣弘社フォトニクル』 2015年9月18日発売 発売元-デジタルウルトラプロジェクト DUPJ-133
関連項目
[編集]- 長戸大幸 - ビーイング設立前及び歌手時代では、師弟関係だった。
- つんく♂(シャ乱Q) - 阿久を尊敬する人物。
- 山口隆(サンボマスター) - 同上。
- 酒井政利 - 阿久の全盛期のライバル。酒井の項目にあるとおり様々なアーテストを梃子に代理戦争を繰り広げた。
- 半田健人 - 生前最後のテレビ出演となったNHK総合テレビの番組『通〜歌謡曲〜』において、その歌謡曲の楽しみ方において阿久を唸らせた。
外部リンク
[編集]- 阿久悠オフィシャルホームページ「あんでぱんだん」
- 阿久悠プロフィール(株式会社オフィス・トゥー・ワン)※ウェブアーカイブの保存キャッシュ
- 阿久悠記念館 - 明治大学 阿久悠記念館公式サイト、2017年12月01日閲覧
- 阿久悠 - NHK人物録